宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

日置・金剛心院山門のススキ。

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神聖で清浄で、邪気を払い繁殖の霊力をもった植物をあげよ!と求められたら、このススキです。ススキの葉で指や腕を切った体験を、私たちの世代は皆持っているはずです。忍び寄る邪気を切り払ってくれるのです。また、草刈りの汗をあざ笑うかのように刈ったあとから緑の葉を立てる生命力!成長点を葉の根元に持つが故になせる技ですけれども、古代の人は知るよしもないこと、、、。

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曇り空のもとむなしく穂をたてている風情でしたが、つかの間のすんだ秋の空にその霊力の一端を見せてくれた感じです。

 

ヤマトシジミなんでしょうね、

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府中のIさんの畑でほころび始めたフジバカマに来ていました。

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本命のアサギマダラの飛来は、10月になってからということです。
また、ヤマトシジミはカタバミが食草。非常に似通って種としてシルビアシジミというのもいるということです。

 

2014の新米が出回ります!

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早稲なんだそうです、作柄をたずねました。

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日照不足は影響している、完熟していない実が多い、このまま置いておいても熟していくことはない、刈らざるをえないということでした。

こちらは光りをほしがっている世屋の稲。

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けれども、空には今日も岩のような黒雲。

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天照大神が岩戸にお隠れになったとたとえたのはこんなだったのではないかとおもうような今にも底が抜けそうな黒雲が今日も覆っています。

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シュウメイギクが天照大神のお出ましをいのってくれる巫女さんのように見えました。

ワイナリー前で。

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猿でもいるンですか?

スマートフォンの角度を追うと、、

ハハーン 納得!

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この味、気がつきませんでしたよ、毎日通っていても。

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「いいね(^.^)」

看板を見て歩くのも、旅の楽しみなんですね。

 

峰山荒山のナス生産組合の無人販売。

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6コ100円。値頃と思えたので私も買いました。
ピーマンと赤ピーマンは自前、ニシガキ黒コショウカシワ¥180でビールのつまみを作りました。

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油をよくすって最高。

盆には、このナスビに麻ガラの足をさした馬でご先祖をおくったわねなど話が弾みました。
楽しかったのでそこでお礼を、、、親父ギャグで、

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このふくよかなセザンヌのようなそそられる曲線!
「荒山美ぃナス!最高」

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いや、ほんとに、 「おたんこなす」とか「ぼけなす」なんていわれるナスですが、それはたたき売りの時にとっておいて、荒山美ぃナス!

これでうったら三個100円で売れますよ!

酔いが醒めましたか(^.^)。

8月の日照時間は平年の48%ということ。

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日が照らず温度が上がらないことは、植物にとっては光合成をするな、ということ。当然大きな影響を及ぼします。
稲の刈り時は、出穂から最高温度での積算が900~1,000度に達したときが目安、といわれます。平年通りの勘では実の熟した美味しい米の収穫はできないと農家さんの顔は曇ります。

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ところで、日照不足は野山のものの肥育にも影響が及んでいるのでしょうか、世屋では、檻にかかる頭数が今年20頭以上、柵を破ってイノシシが稲を荒らす例が増えています。上の田圃は、踏みしだかれたため刈り取らざるをえなかったということです。イノシシも脂肪を蓄えなければ厳しい冬をしのげないことを知っています。そういう状況なので、田を巡る柵のガードを今まで以上にしっかりチェックしなければと,見回っておられました。

センニンソウ

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ボタンヅル

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開花時期や萼を花弁のように見せている花の形、色も同じ。おまけに有毒物質を含むことも! 人間なら、「やっばり兄弟だなぁ、よう似とんなる!」ということになるんでしょう、、同じキンポウゲ科センニンソウ属。開花のはやいのをお兄ちゃんとはすればボタンヅル。花の大きいのをお兄ちゃんとすればセンニンソウ。葉の形からの想像ですが、ボタンヅルは神経質、センニンソウはのんびり屋かもしれない、、根拠?ぎざぎざの有無! 仙人草って、白い色の花の塊から仙人の白い衣装を連想した!

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いえいえ、これからわかりますよ、種になるまでしばらくみててください(^.^)

アサガオ、波見の道淵で。

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ところで、アサガオといえば ヒルガオ ユウガオ いずれも「ヒルガオ科」で一日花、朝は昼まで、昼はひのじゅう、夕は日の暮れからという意味で、咲く時間を表している、そこまではいいんですが、いずれにも「がお」がつくことそして漢字での表記「顔」であること、なぜ「がお」であり「顔」なんでしょうか?わけを知りたいのだけれど手がかりもなく、尋ねる方もなく、まあええやんか、、とおいておくこと、そんなことだらけで今まで生きてきたのですが、、、、、これもその1つ、

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ところがなぜ「がお」であり「顔」なのか!同じ疑問を持った方がいらっしゃるようで、そのかたはもポリネシア語で解いてみたらどうかと解明を試みられていらっしゃるのです。
アサガオ ヒルガオ ユウガオはポリネシア語を含んでいるとしての説明はこうです、参考までに。
・・・・・・
「朝顔は、アジア原産のヒルガオ科の蔓性の一年草で、日本で観賞用として改良され、江戸時代には多くの品種が育成されました。薬用としては平安時代から栽培されていました。夏の早朝大輪の美しい花を咲かせ、午前中にはしぼみます。昼顔は、アジア原産のヒルガオ科の夏緑の蔓性の多年草で、各地の路傍や野原に自生し、朝顔に似た花を昼間に開きます。若芽は食用、全草を薬用とします。
「あさがほ」の語源は、朝咲いて昼しぼむ花の意、カホは美しい顔の義で朝美しい花の意、アサアヲ(朝青)の転、アサカホル(朝薫)の転との説があります。
この「あさがほ」、「ひるがお」は、
「アタ・(ン)ガハウ」、ATA-NGAHAU(ata=early morning;ngahau=brisk,hearty)、「朝(のうちは)・元気な(花。朝顔)」(「(ン)ガハウ」のNG音がG音に、AU音がO音に変化して「ガホ」から「ガオ」となった)
「ヒ・ル(ン)ガ・(ン)ガハウ」、HI-RUNGA-NGAHAU(hi=raise,rise;runga=the top,up,upwards,up above;ngahau=brisk,hearty)、「(太陽が高く・上にある時刻の)昼(のうちは)・元気な(花。昼顔)」(「ル(ン)ガ」の語尾のNGA音が脱落して「ル」と、「(ン)ガハウ」のNG音がG音に、AU音がO音に変化して「ガホ」から「ガオ」となった)
の転訛と解します。「ゆうがお(夕顔)」については前出の534ひょうたん(瓢箪)の項を参照してください。
※ 雑楽篇(その二) – DTI  www.iris.dti.ne.jp/~muken/zaturaku02.htm  –
さまざまなルーツを持つ日本人のDNA、言葉も同じ。「がお」しは元気、勢いという意味がある、、、なるほど!と思いました。
ところで、これもヒルガオ科。

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縷紅草・ルコウソウ!これは「縷」に意味があって、「細々と連なる糸筋。 細く、 途切れずに続くさま。こまごまとしたさま。」紅い小さな筒状花がつながって咲いている、説得力抜群の命名。

 

畑の上、仙台からの若狭湾、夜明け。

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“ガテー、ガテー、パーラガテー、パーラサンガテー、ボーディスヴァーハー”

世屋の成相観音様は、世屋から見て南、世屋を立ち、ここへ何年もかけて少しずつ動いていかれたと上世屋の古老は語ります。目的が、より信仰心がわき、高まる地へということなら気持ちが理解できる景観です。

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さて、母を仏の世界におくる四十九日の間、幾度となく唱えた般若心経。
・・・・・・・
菩提薩埵。依般若波羅蜜多故。心無罣礙。無罣礙故。無有恐怖。遠離一切顛倒夢想。究竟涅槃。
三世諸仏。依般若波羅蜜多故。得阿耨多羅三藐三菩提。
故知。般若波羅蜜多。是大神呪。是大明呪。是無上呪。是無等等呪。能除一切苦。
※玄奘訳 般若心経
菩薩たちは、「智慧の波羅蜜」に依拠しているがゆえに心にこだわりが無い
こだわりが無いゆえに、恐れも無く、転倒した認識によって世界を見ることから遠く離れている。
過去、現在、未来(三世)の仏たちも「智慧の波羅蜜」に依拠するがゆえに完全なる悟りを得るのだ。
それゆえ、この「智慧の波羅蜜」こそは偉大なる呪文であり、偉大なる明智の呪文であり、超えるものなき呪文であり、並ぶものなき呪文であり、すべての苦しみを除く。  ※和訳ja.wikisource.org/wiki/般若心経(現代語訳)

即説呪曰。羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶。般若心経

“ガテー、ガテー、パーラガテー、パーラサンガテー、ボーディスヴァーハー”
すなわち呪文に説いて言う:
(往ける者よ、往ける者よ、彼岸に往ける者よ、彼岸に正しく往ける者よ、 菩提よ、ささげ物を受け取り給え)

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ラップ和訳①

心の余裕を持てば誰でもブッダになれるんだぜ。この般若を覚えとけ。短い言葉だ。
意味なんて知らなくていい、細けぇことはいいんだよ。苦しみが小さくなったらそれで上等だろ。
嘘もデタラメも全て認めちまえば苦しみは無くなる、そういうモンなのさ。
今までの前置きは全部忘れても良いぜ。でも、これだけは覚えとけ。
気が向いたら呟いてみろ。心の中で唱えるだけでもいいんだぜ。
いいか、耳かっぽじってよく聞けよ?
『唱えよ、心は消え、魂は静まり、全ては此処にあり、全てを越えたものなり。』
『悟りはその時叶うだろう。全てはこの真言に成就する。』
心配すんな。大丈夫だ。
※ 般若心経の現代語訳。
matome.naver.jp/odai/2136257773758613101 –

関西弁和訳②

最後に般若波羅蜜多の真言を言うで。これは”彼岸にいけるものよ、さとりよ、幸いなれ”いう意味やけど、言葉で理解できるものとちゃう。口で転がして心で理解するもんや。
ぎゃてい、ぎゃてい、はらぎゃてい、はらそぎゃてい、ぼうじそわか。般若波羅蜜多心経。
※関西弁訳 般若心経 : 文芸雑技団ハルカトーク – ライブドアブログ – Livedoor
blog.livedoor.jp/halka_talk/archives/34630375.html – キャッシュ
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(上 撮影 2014/08/23 7:13:01)
次に唱えるのは自分のため、、、(^.^)
“ガテー、ガテー、パーラガテー、パーラサンガテー、ボーディスヴァーハー”

◆23日雲海の谷、

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(撮影日時 2014/08/23 7:05:34)

これはどこの谷か三択で!
①三重谷 ②加悦谷 ③五箇谷

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(撮影日時 2014/08/23 7:29:05 )

答えは、②。加悦、野田川、加悦旧三町をうめた朝霧でした。

大内峠からの橋立一文字観も雲の中。

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「ただいま本機は 天の橋立上空をつうかしております」といった風情。

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板列展望台からも見えず。

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この朝は冷え込んで各地で霧。権現山。

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丹後中央高台。

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湿った空気が太平洋から送り込まれて前夜の大気中の水蒸気が半端でなかったことを霧の深さは語っています。
予兆は前日の夕焼けの赤さ。

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赤い夕焼けの翌朝は朝霧も深い(^.^)

そして、水蒸気となって消えた消えた霧は夕方には再び雲に。

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(栗田半島上空 撮影日時 2014/08/23 16:18:35)

高度数千Mの雲の峰。

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