宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

ヤマフジ!

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初夏の女神様のおなりーといったところでしょうか。藤は籠神社の霊花です。春祭りでは鉢巻きにさして太刀振りを奉納します。

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世屋のヤマフジは東限生育の「自生ヤマフジ」として注目されている樹です。

ほっとけません!

ビフォー

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アフター①

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アフター②

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かわっとらんなぁ(^.^)もう少しがんばらないと、ね。

ビフォー ③

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上世屋大堰堤の落水が見られるようになりました。上世屋の地滑りを食い止めているのが、この堰堤です。一方天の橋立への砂の供給が止まり、魚の骨になったのはこれら堰堤工事の影響があります。どうお考えになりますか。

29日予定のバス巡りのお客さんの時には満開を花の近くで見ていただけるようにしておきますよ(^.^)

春の女神ってわたしにとってはこんな姿でおられます。シャガ!

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シハイスミレ

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穀雨の候ですから、「晩春の女神」さまといったところでしょう、、おしゃべりの聞こえる方にカメラを向けました(^.^)

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さて、富士酢飯尾醸造さん経営の棚田でも田植えの準備。

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田植え体験のお客さんで今年も賑わうそうです。

春の女神さまってどんな姿形をされているんです?

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畏友・京の里センターの森豊彦さんがおっしゃるには、春の女神ってこんな姿をされているとギフチョウ展を開いて紹介してくださいました。

※13日。網野町仲禅寺 公民館

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カタクリ、ショウジョウバカマ、スミレ類などの花の蜜を吸って生きるギフチョウも里山の指標生物です。非常に個性的だといいます。まず蜜を吸いに寄る花の色、カタクリ、ショウジョウバカマ、スミレに共通するのは,赤紫。タンポポや菜の花など黄色い花には寄らないのだそうです。そして、また、その幼虫の食草へのこだわり。ウマノスズクサ科カンアオイ属に限ること。

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さらに段だら模様に地域変異があるというのですから、マニアックな収集家を惹きつけています。
さて、丹後にギフ・岐阜蝶はいるか、森さんによるといるンだそうです、カンアオイがあるから、確かに生育しています、これがカンアオイ!

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(↑↓ 京丹後市大宮町)

花は、この葉の中、地中に埋もれるようにして咲いています。

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では、この花の受粉は何が行うのか、実は◇◇ではないだろうかという推察のレベルで決定的な情報がないのだそうです、これを解明したらひょっとしたら学位が取れるかもといわれるほど。

また、カンアオイは薬草として紹介してあります。ので、これを食べるギフチョウそのものも、毒チョウではなく、クモ、ダニ、アリ、さらに鳥やカマキリなどの天敵を持ちます。

おやぁ かわいらしいものを!(^.^)

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宮津は消防署近くの「もぐもぐmogmog」さんのお店です。

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市役所への提出物をすませたあとに寄らせていただきました。四時半を過ぎていたのに開けてくださいました。

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狭いのですが、狭いことはいいことだ!
小さいのですが、小さいことはいいことだ!とあらためて思うお店です。
なぜいいか、ずばり「近い」、ともかくそれがいい、マスターとママさんのお二人とが近い、その二人とお客さんが近い、お客さんとお客さんが近い、、この近さって今必要なことじゃないですか。

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窓には野原。

絵が次はお弁当持って世屋にいこうねといってくれているようでした。

ちなみに、私のあだ名が「もぐ」もしくは「もぐさん」さんだったので、たいへん親近感を感じております(^.^)

今日4月20日は「穀雨」。「雨が降って百穀うるおす・ 百穀春雨にうるおう」ということです。

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「穀雨以後において農作業が多忙をきわめる時期になる。そのため、時を逸することなく、入念に耕作し、天気の変化に留意し、大急ぎで植えたり栽培したりし、農期を誤らないことで秋の収穫にとって極めて重要である。」とwww.systemlink.com/card/se24/haru/kokuu/ – さん

上世屋のノウダたんぼにも春の水が巡ります。

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さて、その1。うるおす、うるおうには「潤」の字を当てます。 私の名も「潤」。この名の読みには苦労しています!ではどう読むか、調べると名前辞典では
音読み;ジュン
訓読み;うるおい  うるおう  うるおす  うるむ
他の読み;うる  うるう  うるお  さかえ  ひろ  ひろし  まさる  ます  みつ,,,等と出てきます。しかし、ここにはないのです(^.^)
だから、違います、どう読むのですかの繰り返し。「めぐむ」と読みます、といわなければならないのです。しかし、芽がふくらむことを芽ぐむというでしょと説明を付け加えるうちに、親はいい名をつけてくれたなぁとは思うようになりました。
さて、その②。穀雨の頃の山野草。

イチリンソウ

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アケビ

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アマナ

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ブナも芽吹きます。

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山野のすべての生き物植物が動き出します。おそろしやおそろしや草刈りに追われます

空気清浄機、、、

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スイセンを見ていてふとそんな気がしたもので撮りました。カキが海の浄化をしてくれているように、スイセンも突きだしたラッパの口から大気を吸い込んで汚れを除去したクリーンな空気をはき出しいくれているのじゃないか、、、と。

きれいからといって何でもかんでも持ち込んで移植するのはよくないんですよ、

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(橋立ワイナリー前)

特にタンポポはやめてくださいといわなくちゃあいけないのです。在来タンポポとセイヨウタンポポは全く別物。なのにインベーダー。いつのまにか在来種を駆逐してしまうのです。

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が、庭に植えていたスイセンが土手に逃げ出して増殖したとしてもさしあたりスイセンがヒガンバナと戦争しているとかその他在来種を脅かすようなことが起きているとは聞きません。

パンフさまざま。

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ほほう、丸山君が、おう山形君が、おう、中丹では!これ、菅谷さんがつくったといってらっしゃったやつだな。伊根は、寅さんシリーズアジサイの恋で売り出し、なるほどぉ!これが噂の長寿弁当かぁ、一つ一つのメニューがおいしいのだけれど、ここは「土産オイしい」長寿食とかかなあかんやろなど、がんばってるなぁ!そうだったのかぁ、今度いってみよう、刺激情報満載です。見ていると、なんかやらなくっちゃと怪しい気分になるので、危ない危ない!

でも、なんか物足りないと感じている方には、こういうパンフを見ることお奨め。世屋高原休憩所にそろえていますのでご覧ください(^.^)

さて、休憩所では石段横のドウダンツツジが満開。

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フジ棚、今年はつぼみが数多く見られます。

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花も期待できそうです,5月連休の頃になるでしょう。

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きよっさんの畑からは、軽快な耕耘機の音!

、、、、、、さてと、草刈りから始めましょうか、

イノシシがクズの根を掘り返した跡

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食べられたヤブカンゾウの若芽、この食べ方は鹿。

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雪が少なかったせいか鹿が雪解け頃から上世屋で目撃されているのです。シカは助走なしに1.5mの柵を飛び越えることができるといいます。イノシシ対応の電柵以外の対策がいるとしたらたいへん悩ましいことです。

梅の次にサクラ、その梅に比べてソメイヨシノって種類は特に気楽な花なんですって、、

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ビデオしておいた「アインシュタインの目」にそって説明します。
梅は実を付けることを意識しているのにたいして、サクラはその意識がない、、それが現れているのが蜜腺の退化。ミツバチなど昆虫を招く気もないのです。そして同じ樹齢の一本の木の花の数。梅が2~3万に対してサクラ10万、五倍も違うのだそうです。確実に受粉をしようと思わないから、ともかくたくさんの花をつけて付けて着飾る、ははは、、ねぇ 人間みたいです。

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そして、サクラの花びらの形、一つ一つが丸くて反っています。ふわふわクルクルと風にのって滑空するのです。そんな花びらが一本10万個の花それぞれに5枚。計50万枚が一斉に風に身を委ねるのが花吹雪。上世屋のサクラは、今日で終わり。

サクラの次に高木で花咲くのは、ヤマナシ。

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イタヤカエデも。

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藤も咲きます。

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上世屋では、フジ棚のノダフジに先駆けて※日本の東限に生育するものとして基準木的存在とされる宮の上のヤマフジが咲き始めていますよ。

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足場を刈っておきました。

※ヤマフジ 京都府要注目種
兵庫県以西の西日本に分布域をもつとされ、京都府では1996年になって北部地域で記録された(村田・津軽, 1998b)。 形態 フジに比べて、つるの巻き方が逆で、花序が短く、小葉数が少なく両面に毛が多い。 分布 本州(近畿地方以西)、四国、九州。
◎府内の分布区域 北部地域(分布東限)。

畏友・網野のM氏、「旅行業の資格を取った、来年から営業したい、丹後を生かす旅行商品を作りたい、ついては今評判の「世屋の里」をあないせい」とのこと。

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一も二もなく5地区巡り。

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食事は適当なところがあるか、というのでおおあり、、食事処は木子にも日置にも個性満載健康第一お客さん第一のハイレベルなこだわりの店がある、どの店もオーケー。ソバをお願いしようとおっしゃるのでモニターの仕上げは丸丹そば屋さんで。

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ちなみに奥が辛味大根付きソバ。これは別名「デトックスそば」。辛いといえば噓ではありませんほんとに辛い、半端ではありませんのでなめてかかってはいけません、そして、辛いといって残してはいけません(^.^)たっぷりのそば湯で最後までいただくと汗がジワー、体の中からぽかぽか、それをデトックスというんです、手前がお昼の定食。内容は曜日ごとに変わるのが楽しみ。その日は宮津タコの刺身。どちらも1000円。

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さて丹後人の目によって丹後の歩み歴史、丹後に花開いた文化、丹後が守ってきた自然、そんなものが生かせる「バイざたんごぴーぷるフォウざたんごぴーぷるオブざたんごぴーぷる」そんなめいどいんたんごの旅行商品創造に期待を膨らませたモニターでした。

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