宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

「何に使われるんですか?」

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持ってらっしゃるのは先端にせんてばさみのついたカキぼり棒。腰にたまあじか。
「これ!」

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見せてくださった木の芽。これは!

「そうそう、コシアブラ。今晩のつまみにしようと思って。」
指さしてくださった先には確かに切り取ったあと。

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みんな採らずに残してある。マナーを心得て春を楽しんでらっしゃることに感心しました。

「子どもの頃は剣の木だいうてあそびましたなあ!」

コシアブラは春の味。二次林の林縁に生育します。そうそう、この木は、葉っぱが3枚だったはず、、、(^.^)

草原に当たり前に生育していた里山の植物オキナグサ。

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世屋高原休憩所で芽を膨らませているのは、宮津世中学校世屋上分教場で学んだ方が出られた岩滝で育てられていた木子種のオキナグサです。

このあとこんなふうに咲きます!

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京都府では絶滅寸前という状況に追いやられていますけれど、おれたちの楽園をかえせ!といわれているようで、その声は無視できません、もう一度あっちにもこっちにもといった状況を復元したいですね、どうですか 創りましょうよ(^.^)

この一瞬を待っていたんです(^.^)

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バスと花。

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「よう上がってきたなあ、こんな日が来るとはおもわなんだ、お客さんにのってもらうようにして、!車にのるもんも今日はみんながバスに乗る日とかともかくそうやってでも再びのうならんようにがんばろうなぁ、、、なんたってビールが飲めるんだから、こんな重宝なことはないじゃないですか、、、」

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と世屋高原旅行村へのぼって行くのを撮りながら思いました。

♪光る海と風騒ぐ山が近くにあったとて
足早に通りすぎりゃ壁に飾った絵と同じ
追われる暮らしがいやだといった
君よ 僕らとこの「世屋バス」にのれ
※ 川北亮司さん『この汽車にのれ』より
さて、午前中に上がる便を一本作って欲しい、そうすればゆったりとそしてバリエーションも広がります(^.^)

丹海さん!ぜひゼヒzehi是非お願いします、市会議員選挙に立候補を予定の皆さん、宮津の将来がかかっていますぞ。がんばってください。

下◇◇の新人様へ
スイセンロード、、、、スイセン郷 スイセンの園 天仙 地仙 そして水仙、、、す・い・せ・ん、、こんなにここちいい響きをもった言葉って他にあります?

まあ、ちょっとつきあってください、、なにらりってんですかと人はいいますけれどインスピレーションの湧いてきたときはそんなもんです(^.^)

これは日置の吉田さんたちがつくられた水仙ロード。

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そして、これが下世屋前田農地の水仙郷、

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さらに、上世屋のスイセン。

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これは今だから告白しますが実はわたしが二年前にひっそりと埋めた球根!。

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さらに畑のスイセン。

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さて、、、これらの問題は、点で存在していること。これはおもしろくないです。これを線にすればスケールの大きな「命の里」になりませんか、

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日置世屋線の定時バス路線が復活した記念にわたしはつなげたいですね。

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スイセンの種類は多くて、例えば駒ヶ根高原には100種類の水仙が植わっていると言うスポットがあるというじゃあありませんか、世屋の里には101種は優に栽培できる用地が眠っていると思います、ススキや竹藪を除伐すればいいのですから。

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例えば、松尾とバイパスの分岐点、ここなどはさしあたり有望なスイセンスボットです。

今度、宮津市会議員選挙がありますけれど、こんなことを支持してくれる候補、いらっしゃらないでしょうか(^.^)

各種百玉計10000玉ほどどんと都合してくるまかせなさいとおっしゃるかたがいらっしゃったなら、わたしは住所を移してでも心から「スイセン」させてもらいますよ。

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下は,弥栄の黒部溝谷バイパス。

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悪いですが、ロケーションは日置~下世屋~畑~上世屋ラインのほうが断然いい、、、「世屋谷水仙ロード」「春の世屋谷スイセン郷」夢を見ながら膝を抱えてねむりましょうか、、、できますよ、念ずれば花開く、、人が歩けばそこに道ができるのですから!

松尾桜の開花状況の問い合わせがあります。

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応えたくなくなりました。※「松尾桜と撮影マナー」参照

やっぱり変ですよ おーいそこぉどけぇぃ は。、、、海岸の白いコンクリートの人工物やマダラにめくれた大地に向かって叫んでらっしたのなら誤解ですけど、、、
人の人生あっての桜なんです、そこを撮るのが写真家の仕事。

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松尾桜はそれがわからない写真家には決して美しいほんとの姿を見せていないと思いますよ。

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おーいそこぉどけぇぃといいますか、、、、

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世屋桜の花びらは田に舞って稲の肥やしになります。

赤紫のツツジ色に映える水鏡に車を止めました。

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「赤みを帯びた紫」つまり赤紫を心理的にいうと、赤は 暖かさ、強さをイメージさせ、また紫は穏やかさ、神秘性をイメージさせるといいます。そしてこの二つの色がコラボすると、雅やかな趣深さをイメージさせる色になるということです。

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シックで繊細でかわいくてしなやかであまくてロマンチックでデリケートでエレガント!

これは春の女神様そのものの衣装じゃないですか(^.^)

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私たちがツツジを愛でるのは山をなんとかはげ山にすまいと必死になって守ってくれているけなげさに加えて、その花の色に心を染められているからなんでしょうねぇ。

里山の春はオオイワカガミ!

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炭や薪を採る林の林床の適純な斜面を好みます。

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それを見届けるようにしてクヌギやコシアブラなどが芽吹きを始めます。

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ちなみにオオイワカガミはイワウメ科イワカガミ属。全国展開の植物ですが、日本海の多雪地には大葉のイワカガミが生育します。

モンシロチョウ!

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さてオスか メスか  人にはわかりづらくても蝶自身は紫外線を使って判別しているのだということを理科番組が取り上げていて、メスの翅が白く、オスの翅が黒く見えるのを見せてくれていました。

野原では紫外線を使うわけにはいきません。カキドオシの蜜を吸っているこれはどちらか?

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おそらくオス!全体に黄色っぽいのがオスということだそうです。
ちなみにモンシロチョウの食草はアブラナ科の植物。

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日本には大根といっしょにやって来たのだろうと、それは奈良時代のことといわれています。

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里山の形成とともに定着した種類です。

松尾の溝口桜。

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花を愛で海と空の広々とした空間にのびのびと心を解き放つことのできるステキな木です子どもさんの成長を祈って植えられたものなんだそうです。

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写真愛好家も多く呼び寄せています。増えると問題も出てくるのはここでも同じ。

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木の側で花を見ていたら、上の方からそこどけーという怒声が飛んできたといいます。

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それは植えられた方の本意じゃないでしょう、いろんな楽しみ方をさせてもらうみんなのもの、お花見をしたい人もいらっしゃる、木に抱きつきたい人もいる、人の命と自然の命の共振!そういうさまざまな楽しみ方をされているところを切り取る、それが写真じゃないですか。

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一本しかないのです、見事な花の開花を楽しめる幸せを共有するために必要なマナーがあるはずです。

日置たんぼでレンゲ。

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ハスの花に似ているので蓮華というようになったといいますが、そう言われればそうです。

♪「れんげ摘もか」

レンゲつもか 花つもか 今年のレンゲは よう咲いた
お耳をまわして スットントン も一つまわして スットントン

歌っているのは、ミツバチたち。

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花から花へたくさん飛び交って蜜を集めていました。

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そんな蜜源にあるいは緑肥にと重宝な蓮華。しかし、人の思惑通りにいかないのが自然。
レンゲ大好き、ぼくも寄せて!と集まるのが「アルファルファタコゾウムシ」。岐阜県ではいい蜜がとれないとあきらめさせるほどの被害がでているということです。

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