宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

菜の花、

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青空と菜の花の黄色のマッチングは、意外と難しいものです、早春の天気はめまぐるしく変化するから。

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ミツバチも「晴れているうちにできるだけ集めておきましょう、あすは雨だから」といっているのでしょう。

菜の花栽培は菜種油の需要とともに栽培が広がりました。

江戸を象徴する色合いだったのでしょう。

芭蕉さん

「菜畑に花見顔なる雀かな」

蕪村さん

「菜の花や遠山どりの尾上まで」

さて、一茶さんも菜の花を詠いました、

「なく蛙 溝の菜の花 咲きにけり」。

では、この句をエコガイドの視点で解釈してみましょう(^.^)

このカエルくん、繁殖の時期にオスが鳴きます。菜の花の咲く早春の里山で繁殖するのはアカガエルです。また、このアカガエルは里人のタンパク源でもありました。この句の主役は、カエルです。取って食おうと畦をさぐったのですが、みつけられなかったのです、この時期なく主は畦の洞の中にいるのですから見つけるのは容易ではありません、菜の花が残念でしたね、わたしでも食べなさいよと言って慰めてくれたのですが、一茶さんの体が求めていたのは「肉」。生ものの少ない冬を耐えて春をみる動物的な野生、芭蕉さんにも蕪村さんにもないものです、、、。

「菜の花やなくのは一茶の胃袋も」 世屋野蕪村

※江戸三代俳人の句は菜の花 – Biglobewww5c.biglobe.ne.jp/~n32e131/haru/nanohana.htmlからいただきました。

雪の消えた丹後の山にまた春の雪の花!

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(↑ 3/28 大宮町)

薪炭林の伐採あとに生育する陽樹。コブシが北方系なのに対して温暖な気候を好みます。ブナ林観察道では道端に生えています。

見てもらい触れてもらい、匂いをかいでもらいながらのガイドですが、かじってもらうということも大事にしています。その中の定番。すこし辛みのある香りを持っています。つばが出てきます、なんだか疲れもとれるようです、、、そんな感想を交流しておいて、「噛む柴」といったのが始まりで、いまは「タムシバ」とよんでいると導いていきます(^.^)。

世屋姫さんのツバキ。

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ツバキは合弁花です、赤い花の塊が枝の真下に落ち赤いカーペットになります。春の嵐②見舞われるこれからが見物ですよ。

日置の海岸近くのお家ではサクラが開花(ヤマザクラ系の種類?)

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サクラは離弁花です。花びらが一枚一枚風にのって灰を撒くように散ります。これはカーペットではなく、水に浮かぶハナイカダ。

季節の彩りの主役ですがその花の散り方は対照的です。

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ミツバチが蜜を集めていました。しかし、数がいまいち少ない感じ。温かくなりきらないせいなのか、はたまた、別の理由があるのか、、、、。

明日は雨だから、ジャガイモ植えの準備をしゃっても今日中にやっとかんなん!とかおるさん。

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そして予想通り雨。

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フキノトウの葉先にも雨の滴。

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26日は雷注意報が広範囲にでているという特異な気象の一日でした。

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(↑ 峰山町)

気圧の谷の移動にともない温暖前線や寒冷前線が複雑にできたためです。

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(↑ 大宮町)

こんな日のテーマは空!主役は雲です。

ヤマザクラも丹後の山野に咲き始めました!

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古代から中世にかけての和歌に取り上げられているのは皆ヤマザクラの仲間です。

さて、その桜を取り上げた和歌を選んで紹介してくださっているサクラ和歌専科のブログ拝見しました。

※ 民族学伝承ひろいあげ辞典 blogs.yahoo.co.jp/kawakatu_1205/41739846.html –
奈良、平安、鎌倉にかけての歌集から五十首を選出されています。ご苦労様です!その中から私的に二首いただきました。

◇この花のひとよ・一節のうちに ももくさ・百種の 言ぞ隠れる おほろかにすな
作者: 藤原広嗣  万葉集八巻

◇少女子が かざしの桜咲きにけり 袖振る山にかかる白雲
作者 藤原為氏、続後撰集

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ところで、天の橋立YHの前にサクラの古木。しだれ桜です。その下で真名井神社の参詣客や地域の皆さんにお花見をしてもらえるようにという趣向を準備中とか。その1つにこれらのサクラ和歌の短冊を下げるのもいいかも!

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人は言葉で美しさを認識するのです、それに、「個性化」を図ることも必要です。またせこい話ですが、今年しておけば来年も使えますよ。ボランティアで楽しみながら書いてくださる方もいらっしゃるのではありませんか。(^.^)

フキノトウを話題にしていたら、ぼくも見てほしいなと顔を出してきたのが土筆。

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スギナは本来乾燥気味の土を好むはずです。

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しかし、、、、ここはセリの生育地です。開拓意欲満々というのか帝国の侵略と言うのか、、こんなとこまで根を広げて来ています。おそるべし、、ですが、それはそれとして、緑のセリの中で緑っぽい土筆、絵にはなります。

ところで、つくしは「つくしんぼ」とも。

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ちなみに顔出したての「ふきのとう」も、フキぼんぼん。フキのぼんぼん、坊やといういみかと思います。つくしのぼんぼんという意味なんでしょうね。

ついでに、ツクシは、トクサ科、語源は「どこ継いだ」とあそんだことから「継ぐ子」で「ツクシ」と言うのに説得力を感じます。

 

おもしろいですねぇレシピ専門のブログは!フキノトウに見せてやりました。

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あんたは春しか食べられないんだって!
「じゃあ、あきのふきのとうになったらうれるかなぁ」
まさか(^.^)それはともかく、こんな食べられ方されたことある?
「ほうほう、、」

【ふきのとうパスタ 材料   1人分】
・ふきのとう 1個(大きいやつ)・ パスタ 食べる分
・にんにく 1かけをみじん切り ・鷹の爪 適量を輪切り
・アンチョビ 大さじ1.5ぐらい ・オリーブオイル 適量
・塩・コショウ 少々            ※ クックパッドさんより

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「じゃわたしをあんたんちにつれてかえってやってみてくれる!」

天の橋立YH春の日本の味・特別メニューってどうですか(^.^)

冬明けの観音堂渓流。

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水は、わたし一人のために、ジャンプの選手になったり、スケートのフィギュアーやスピードの選手になったり、

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あるいはスキーのスーパー大回転の選手になったりしてくれました。

ここは、水分の多い湿気の高い冷涼な環境を好む渓流植物の世界、

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まずはわたしからと、エンレイソウが春を告げています。

 

 

 

これはなんだ!!   フキノトウに耳がついてるぞ!

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フキノトウの花を包んでいるもの、萼なんでしょうか、花茎につく葉っぱなのでしょうか、それはともかく、そのさきが奇妙なのです。見ればいわゆるフキの葉のようなものができているのです。

フキはフキノトウの花の部分と葉柄や葉の部分とは同じ地下茎でつながってはいても別々に出ます。

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別々なはずなのにフキノトウの花を包む萼が葉柄化して葉をつけているのです。

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突然変異の1つといやあいえるんでしょうけれど、あらためて、こんなことってあるのでしょうか?

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さて、こういう変わったことがあると、何かの前兆とよくいいましたけれど、凶でないことを願います、、、、、、、(^.^)

日置の信号横でなにやら作業中!

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何を作ってられるんです?無人販売にしては奥行きがないようだけど!とたずねると、掲示板だとおっしゃいました。

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完成です。※さらに瓦がのります。

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この掲示板、日置地区にある物なのに「ふるさとけいじばん」の左に日置、右に世屋と。これが素敵です。日置と世屋はもともと別の村、小学校も別校区でしたけれど今は保育所も、小学校も1つの校区。世屋を源流にする畑川、世屋川の二本の川も日置から海に出ます。日置の元気老人の皆さんは、ジャガイモは世屋高原で作るのにかぎると放棄田を再活用してがんばっておられます。そしてそれらは橋立ワイナリーなどへも出荷。

世屋のエコツーリズムも2013年はブナ林から里をへて河口、海そしてまた山という視野で組み立ててきました。

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世屋と日置が 1つの文化圏、生活圏、観光圏としてまとまっていけばおもしろいことになっていきそうです。

エコツアー関連予定も掲示させてもらえればいいですけど、、ね。

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