宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

イソヒヨドリはツグミ科、「ヒヨドリ」はヒヨドリ科、鳴き方も飛び方も違います。 でも「ヒヨドリ」の名をもらっています。灰黒の色のせいでしょうか。

さて、そのヒヨドリ、の名をもらったのは植物にもあります。ヒヨドリバナ。

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大半が「山から下りてきて鳴く頃に咲く」からと説明されています。しかし、どうも消化不良の説明です。山から下りると言えば山へ上がるがあるわけで、そうした移動の習性があるなら、その訳もしりたいじゃないですか。また、ヒヨドリが「ひーよ鳥」であることは異論をはさむ余地はありませんが、ヒヨドリが「山から下りてきて鳴く頃に咲く」花っていっぱいあるじゃないですか。それなのに、ヒヨドリの名をいただく、どうもグレー、すっきりしません。

どなたが、この花とヒヨドリとの縁を結ばれたのでしょうか。かってはヒヨドリも飼い鳥として楽しまれたようです。雛の頃から育てるとよくなつき、手にも載せられたそうです。感ですが、縁結びをしたのは、ヒヨドリをそんなふうに間近に観察出来る人!だったらどうでしょう。

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ヒヨドリの胸から頭部の毛などは灰紫です。ヒヨドリ花もそんな色です。

その色が縁で、ヒヨドリの名をいただいたと考えてもいいのではないでしょうか(^.^)

 

竹の匠が試みます、「かぐや姫」弁当箱へ!

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竹林資源の再活用!これを煮沸し、柿搾酢が塗られます。

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食の匠にかぐや姫が盛られたら、さらにそれを包まなければならないので、、、、、(^.^)

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さて、この稲木だつを支えてきたつっかい棒。これは栗材。

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まだまだ丈夫なのに使われていないのが多数。

草の中から再活用してほしいと言っています、資源化へのアイデアください!

お!「ホタル」!

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昼間っから光ってる森のホタル(^.^)
ホタルじゃなかった、ガ!ホタルガ。
誰もが納得です。
食草はヒサカキなど。この貴婦人のような蛾にお目にかかれるのは6-7月と9月頃。
夏の森は、夏の日差しを浴びていても、中は冷やっとしています、

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(↑ 画面中央にアサギマダラ)

木が生きて蒸散活動をしているからです。
そんな森で暑さをしのいでいるアサギマダラやアキアカネなどにも出会えます。

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(↑ おおかめのきの実)

すごい芸!ムンクも参った(^.^)

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夏こそ森に入るべし!

参議院選挙がありました。

世屋高原休憩所が上世屋、松尾、木子三地区の投票所になって皆さん投票に訪れていらっしゃいました。

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せやのさとには、牛がいます、世屋の里では米を作っています、木を切っています、これから、小豆を蒔きます。

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小規模、零細、過疎、高齢。さらに、眼下の美しい若狭湾は原発銀座。日本の里100選、その維持伝承の立場からはTPPはじめ、福祉、エネルギー、教育、青年就労など、その行方に深い関心を持たざるを得ません、

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ぶれないで発言を続ける人たちががんばっていることは嬉しいことです。

草丈3~40cmのナデシコにしたら、それ以上に伸びる草の中では溺れてしまうのです。

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ですから彼女たちの生育場所は二つ。

一つは他の草の生えない海浜のような場所。

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もう一つは、人が他の草の生育をコントロールする里山のような場所。世屋のナデシコは後者。

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ナデシコみるなら世屋!

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群生する花が、道端約30mにわたって満開!

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この規模は丹後随一、みものです(^.^)!

「 隠りのみ 恋ふれば苦し なでしこの 花に咲き出よ 朝な朝な見む」万葉 詠み人しらず

 

川北さん ♪ボクは毎日山の中で木を切りやっぱりおがくずだらけ♪のやっさんです、

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おぼえてますか!孫に読んでやります(^.^)ということです。
さて、本が伊根に行きたいというのでいってきましたよ!

「宙一」たちは海がプール。

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この本がまず行きたいといったのは、ここです。

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この人形とツーショットしてくれというのです!

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次に、連れて行ってくれというのはここ。

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ここは?

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(^.^)(^.^)

このお話のアイデアの里、蒲入。

「宙一」の親父さん!

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「宙一」たち!

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ナデシコが蒲入の岩場にも美しくさいていました(^.^)

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川北さん、漁港めし、食べにいきましょうよ。

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同じ「日本の里100選」でも、大型バスが伊根へ!は当たり前、 でも、世屋の里を走るとニュースになります!

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運転手さんの確かな腕。狭い道を無事に抜けていかれました。

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けれども、同じ大きさの車と出会ったとしたら、離合は困難!

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やはり、世屋の里ツーリズムはまだまだマイクロどまりです(^.^)

 

漢方薬に最も多く配合される薬草のひとつが、葛。

つるは他のものに巻きついて10メートル以上にも伸び、地下では根が、長さは1.5メートル、径は20センチにも達するといいます。

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その根。「水洗いした生の根を小さく刻んでミキサーに入れて、水を加えて砕いたうわ澄み液」は、健康飲料になるとのことです。

Mさん、やってみましょうか(^.^)

また、葉は、乾燥させて粉末にしたものに油を混ぜれば、切り傷に効くということです。

秋の七草は、その当時の有用ベストセブンの植物なんですね。

「ま葛(くず)延ふ、夏野の繁く、かく恋ひば、まこと我が命、常ならめやも」    詠み人知らず

意味、、、夏の野に葛(くず)が這い繁っているように、わたしはあなたに恋しています、、。

夏の光りを浴びて、たんぼには稲が、畦には草が、おうちの庭には夏の花が元気よく育って、世屋の里は生き物のパラダイス!

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その生き物たちにふれたいといらっしたのは    「こども芸術教室kids Lob」京都・枚方教室の皆さん。

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まずは、腹ごしらえ。場所は藤棚下の特設レストラン!お弁当は自給自足さん。

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ウオーク出発が待ちきれない!虫の子を散らすようにグランドへ。

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夏の里山には、どんな生き物がどんなふうに暮らしているのかな、案内してくださるのは、丹後の昆虫博士、松尾秀行さん。

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コースは、休憩所→ノウダ→馬場→里→休憩所(^.^)

一本橋をわたって、

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ノウダのたんぼ。「ここから生き物パラダイスに入れてもらうよ」

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「生まれたばかりのアキアカネだよ、これから山の林で夏を過ごしてまたたんぼで卵を産むよ」

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馬場の棚田道。30人が、一列になると、、、、。

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さて子どもたちを歓迎してくれた生き物たち!

☆トンボの仲間  ○ オオシオカラトンボ  ○ オニヤンマ

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○ ハラビロトンボ   ○ モートンイトトンボ ※京都府準絶滅危惧種    ○ アキアカネ ※水田で羽化したあと高い山の林で夏を過ごします

☆チョウの仲間  ○ ナミアゲハ ※ミカン科に卵を産む  ○ キアゲハ ※セリ科に卵を産む    ○ モンシロチョウ ※外来種 畑のアブラナ科に卵を産む  ○ スジグロシロチョウ ※在来種   野のアブラナ科に卵を産む  ○ ウラギンシジミ ※藤の葉に産卵する  ○ジャノメチョウ    ○ ツバメシジミ  ○ ヤマトシジミ  ○ ベニシジミ

☆バッタの仲間  ○ コオロギ  ○ キリギリス ※ 噛むよ ○ イナゴ  ※無農薬で作るお米なので!

☆甲虫の仲間  ○タマムシ  、、、、、、等など コナワ(田に入れる水を温める水路)の生き物 * トノサマガエル * オタマジャクシ(モリアオガエル) * ドジョウ  * ミズスマシ * ミズカマキリ  * タイコウチ

夏の畑も見学させていただきました。 * サトイモ  * ササゲ  * ジャガイモ  * トマト  * キュウリ * ナスビ  * カボチャ  * スイカ  * キャベツ等々

最後に、休憩所にウオーク記念の植樹。

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植樹苗はモミジ。このあと交流する「京丹後長岡緑の少年団」の皆さんが育てていらっしゃる苗を分けていただいて植えていただきました。

またきてくださいね(^.^)

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世屋のナデシコ、群生していよいよ満開。

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それもそのはず、なでしこジャパン東洋カップ、中国に快勝して好発進(^.^)
さて、さるところでおであいした奥様の召しておられる浴衣の柄が、ナデシコ!

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こことばかりに世屋のナデシコ、売り込みましたところ、ぜひ見に行きたいとのことでした!

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