宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

同じ「日本の里100選」でも、大型バスが伊根へ!は当たり前、 でも、世屋の里を走るとニュースになります!

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運転手さんの確かな腕。狭い道を無事に抜けていかれました。

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けれども、同じ大きさの車と出会ったとしたら、離合は困難!

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やはり、世屋の里ツーリズムはまだまだマイクロどまりです(^.^)

 

漢方薬に最も多く配合される薬草のひとつが、葛。

つるは他のものに巻きついて10メートル以上にも伸び、地下では根が、長さは1.5メートル、径は20センチにも達するといいます。

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その根。「水洗いした生の根を小さく刻んでミキサーに入れて、水を加えて砕いたうわ澄み液」は、健康飲料になるとのことです。

Mさん、やってみましょうか(^.^)

また、葉は、乾燥させて粉末にしたものに油を混ぜれば、切り傷に効くということです。

秋の七草は、その当時の有用ベストセブンの植物なんですね。

「ま葛(くず)延ふ、夏野の繁く、かく恋ひば、まこと我が命、常ならめやも」    詠み人知らず

意味、、、夏の野に葛(くず)が這い繁っているように、わたしはあなたに恋しています、、。

夏の光りを浴びて、たんぼには稲が、畦には草が、おうちの庭には夏の花が元気よく育って、世屋の里は生き物のパラダイス!

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その生き物たちにふれたいといらっしたのは    「こども芸術教室kids Lob」京都・枚方教室の皆さん。

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まずは、腹ごしらえ。場所は藤棚下の特設レストラン!お弁当は自給自足さん。

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ウオーク出発が待ちきれない!虫の子を散らすようにグランドへ。

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夏の里山には、どんな生き物がどんなふうに暮らしているのかな、案内してくださるのは、丹後の昆虫博士、松尾秀行さん。

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コースは、休憩所→ノウダ→馬場→里→休憩所(^.^)

一本橋をわたって、

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ノウダのたんぼ。「ここから生き物パラダイスに入れてもらうよ」

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「生まれたばかりのアキアカネだよ、これから山の林で夏を過ごしてまたたんぼで卵を産むよ」

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馬場の棚田道。30人が、一列になると、、、、。

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さて子どもたちを歓迎してくれた生き物たち!

☆トンボの仲間  ○ オオシオカラトンボ  ○ オニヤンマ

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○ ハラビロトンボ   ○ モートンイトトンボ ※京都府準絶滅危惧種    ○ アキアカネ ※水田で羽化したあと高い山の林で夏を過ごします

☆チョウの仲間  ○ ナミアゲハ ※ミカン科に卵を産む  ○ キアゲハ ※セリ科に卵を産む    ○ モンシロチョウ ※外来種 畑のアブラナ科に卵を産む  ○ スジグロシロチョウ ※在来種   野のアブラナ科に卵を産む  ○ ウラギンシジミ ※藤の葉に産卵する  ○ジャノメチョウ    ○ ツバメシジミ  ○ ヤマトシジミ  ○ ベニシジミ

☆バッタの仲間  ○ コオロギ  ○ キリギリス ※ 噛むよ ○ イナゴ  ※無農薬で作るお米なので!

☆甲虫の仲間  ○タマムシ  、、、、、、等など コナワ(田に入れる水を温める水路)の生き物 * トノサマガエル * オタマジャクシ(モリアオガエル) * ドジョウ  * ミズスマシ * ミズカマキリ  * タイコウチ

夏の畑も見学させていただきました。 * サトイモ  * ササゲ  * ジャガイモ  * トマト  * キュウリ * ナスビ  * カボチャ  * スイカ  * キャベツ等々

最後に、休憩所にウオーク記念の植樹。

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植樹苗はモミジ。このあと交流する「京丹後長岡緑の少年団」の皆さんが育てていらっしゃる苗を分けていただいて植えていただきました。

またきてくださいね(^.^)

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世屋のナデシコ、群生していよいよ満開。

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それもそのはず、なでしこジャパン東洋カップ、中国に快勝して好発進(^.^)
さて、さるところでおであいした奥様の召しておられる浴衣の柄が、ナデシコ!

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こことばかりに世屋のナデシコ、売り込みましたところ、ぜひ見に行きたいとのことでした!

大宮町左坂隧道三坂側でナツフジが盛り。

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5月の藤に比べると、サイズがずいぶん小ぶりで、花の色もその道の方は「淡黄緑色の蝶形花とおっしゃいますが、柔らかいクリーム色、。

学名がMillettia japonica。日本の固有種ではありますが、全国展開しているのではなく、関東地方南部以西に分布とのことです。。

オミナエシも秋の七草。

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「秋の田の穂向き見がてり我が背子がふさ手折り来る女郎花かも」
これも大伴家持さん。
「宴に招かれた官人たちの一人が女郎花を土産に持ってきたのだろう。その女郎花を家持が歌に詠んで、歌会の口火を切った。」と解説子は説明します。

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「女郎花咲きたる野辺を行き廻り君を思ひ出徘徊(たもとほ)り来ぬ」

世屋の里を展望する岡の前が、ナデシコロードの雰囲気になってきましたよ。

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「我が宿のなでしこの花盛りなり手折りて一目見せむ子もがも 、、、庭の撫子(なでしこ)の花が今を盛りと咲いていますよ、、、」(^.^) と歌ったのは大伴家持さん。

ちなみに ナデシコテーマの歌は『万葉集』に27首、そのうち中12首が大伴家持の歌なんだそうです。

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「なでしこがその花にもが朝な朝な手に取り持ちて恋ひぬ日なけむ 」

意訳すると「あなたはなでしこの花。毎朝、手に取って愛でているのですよ」

奥様の大伴坂上大嬢(おおとものさかのうえのおおいらつめ)さんに捧げられた歌と伝えます。

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ついでに、他のナデシコ歌は以下の通りです。

0464: 秋さらば見つつ偲へと妹が植ゑしやどのなでしこ咲きにけるかも

1448: 我がやどに蒔きしなでしこいつしかも花に咲きなむなそへつつ見む

1510: なでしこは咲きて散りぬと人は言へど我が標めし野の花にあらめやも

1538: 萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花

1549: 射目立てて跡見の岡辺のなでしこの花ふさ手折り我れは持ちて行く奈良人のため

1610: 高円の秋野の上のなでしこの花うら若み人のかざししなでしこの花

1616: 朝ごとに我が見る宿のなでしこの花にも君はありこせぬかも

1970: 見わたせば向ひの野辺のなでしこの散らまく惜しも雨な降りそね

1972: 野辺見ればなでしこの花咲きにけり我が待つ秋は近づくらしも

1992: 隠りのみ恋ふれば苦しなでしこの花に咲き出よ朝な朝な見む

4008: あをによし奈良を来離れ天離る鄙にはあれど我が背子を…….(長歌)

4010: うら恋し我が背の君はなでしこが花にもがもな朝な朝な見む

4070: 一本のなでしこ植ゑしその心誰れに見せむと思ひ始めけむ

4113: 大君の遠の朝廷と任きたまふ官のまにまみ雪降る…….(長歌)

4114: なでしこが花見るごとに娘子らが笑まひのにほひ思ほゆるかも

4231: なでしこは秋咲くものを君が家の雪の巌に咲けりけるかも

4232: 雪の嶋巌に植ゑたるなでしこは千代に咲かぬか君がかざしに

4442: 我が背子が宿のなでしこ日並べて雨は降れども色も変らず

4443: ひさかたの雨は降りしくなでしこがいや初花に恋しき我が背

4446: 我が宿に咲けるなでしこ賄はせむゆめ花散るないやをちに咲け

4447: 賄しつつ君が生ほせるなでしこが花のみ問はむ君ならなくに

4449: なでしこが花取り持ちてうつらうつら見まくの欲しき君にもあるかも

4450: 我が背子が宿のなでしこ散らめやもいや初花に咲きは増すとも

4451: うるはしみ我が思ふ君はなでしこが花になそへて見れど飽かぬかも

世屋高原休憩所でも、盛りです。

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次のなでしこジャパンの闘いは東洋カップ、がんばれ、ナデシコ!

第三回ウオーク&イートでは、フジ棚下が緑の風の吹き抜けるオープンレストランになる予定です(^.^)

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ここにスイレン鉢をおいて、イチョウウキゴケ、サンショウモを浮かべて、見ていただこうと考えました。 イチョウウキゴケはイチョウの葉に似ているのが命名の元。。 ■京都府 絶滅危惧種 ■環境省 準絶滅危惧種 サンショウモはサンショウの葉に似ているので。    ■京都府 絶滅寸前種 ■環境省 絶滅危惧II類  いずれも、「世屋の棚田の宝物」。

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ふと、『小さな花の歌』の一節、、、、♪ああぼくの生まれた村は小さな村だけどメダカ・沼エビ・ミズスマシが幸せに生きていたんだ♪(※ガイドウオークパンフに歌詞掲載)おもいました、メダカがいればいいなあ、実は、上世屋には湿地湿原はあっても メダカは確認されていません。水田が減少し、残っている棚田も乾かしたりするためメダカの生息環境が壊れたのだろうと考えています。 よけいに、「メダカ」。ミドリムシさんに相談すると、京丹後市上常吉の知り合いが飼っている!、、、 したがってこのスイレン鉢にはそういうことでお輿入れいただいた絶滅危惧II類(VU)のメダカが加わることにより生態系がつながり、ミニながら中身の濃い「ビオトープ」になりました。

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ちなみに、メダカは「メダカ北日本集団(Oryzias sakaizumii )」と「メダカ南日本集団(Oryzias latipes)」の2つに分けられて、丹後・但馬地方が分布境界にあたるのだそうです。南日本型はさらに水域ごとにさいぶんされるということですから、奥の深い生き物です。

5月、草むらで赤紫の花をつけていたナワシロイチゴ(苗代苺)が、世屋高原休憩所の石垣でいま実をたわわにつけています。

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木が立ち上がらず、他の徒長する草には負けてしまいます。

丹念に草刈りが必要な典型的な「里山なぎさ」植物、今では石垣、道端が貴重な生育場所になりました。

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{ジャムに最適(^.^)」と言っております!

世屋川は下世屋から奥が数百メートルにわたって美しいV字谷をなしています。その中心部が龍が壺。世屋川の生態系を二分する魚止めの滝になっています。

渓谷美の観察が出来るように!ふるさと会議「世屋」さんの手で周辺整備がされていますが、その草刈り、部会からも参加させていただきました。

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総勢七人、さすがに草には向かいなれていらっしゃる皆さん、

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荒がりするもの、刈ったものをかたづけるもの、丁寧刈りするもの、

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除草はどんどんはかどり、谷の底の神秘な谷底まで到達することが出来ました。

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崖や川底が世屋の里の大地の歴史を語ってくれます。但し、崖の落石、滑りやすい川底など危険です。

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観察は谷向かいの広場からしてください(^.^)

 

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