宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

ヤブカンゾウは哀しからずや さけども咲けども実はならず! というのは人間の感傷で、しっかりと根で広がります。

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それにしても、群生してはいますが、点在して生育もしています、これは、どう考えたらいいのでしょうか?

さて、このヤブカンゾウ、真夏に咲くからにはそこは有害な紫外線にあふれた世界であることは百も承知、花を守る段取りをしないで花咲くことはありえません(^.^)

それがトロピカル色、

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カロチノイドがその役目をしているということです。

このヤブカンゾウ、対馬シェフに持ち込んだところ、、シャーベットにと考えてもらっています、藤、こせんじょ、に続く第三弾です、。おいしさに憂いを忘れる一瞬を楽しめるヤブカンゾウソルベ、請うご期待!

これは、オカトラノオです、

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そうだ!とオオウラギンスジヒョウモン(おそらく)

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一方、こちらは、ヌマトラノオ。

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花期はオカトラノオに少し遅れて、湿地に咲きます。
としたら、これはなんでしょう?

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花、草丈、葉の形など、オカトラノオとヌマトラノオを足して二で割ったような特徴をもっています。
「イヌヌマトラノオ」!

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としたらレッドデータ検索システムには存在していますが、京都府の場合、自然環境目録合弁花に登録されておりません(^.^)

黒塗りの合力の家と門のアジサイの水色にひかれました。

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「家ごとに アジサイ(集真藍)咲けり 世屋の里」  世屋野蕪村

蒸し暑さが増す時期に、花の涼しさが喜ばれたのでしょうか、あるいは、火災と隣り合わせの里山暮らし、水色の花が火魔封じに通じたのでしょうか。、

ところで、このアジサイ、乾いた幹が火起こし具の先端に使われたと言う意味では有用植物ではあるのですが、実は青梅と同じ青酸系の成分を含んで武装。しているんだそうです。すずしげなのでと料理の添え物になど絶対にやめてくださいとのことでした。

蒲入と書いて、「かまにゅう」と読みます。世屋の里が丹後半島の森の里なら、蒲入は、最先端にある漁師の村です。

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バスはその蒲入へいきます、

若狭湾の海沿いを走り伊根の町に行き、そこから峠を二つ越えたところに蒲入の村はあります。

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この村の漁師さんには「海にはふねをおそうおそろしいおばけ、ウミンバがすんでいる」と伝えられているそうです。「大きな まっくろい からだは 山のようで 口は 耳まで さけていて つめたい いきを は」き、「目は ギラギラと ひかっていて、八本の うでは カニの つめに にている」ということです。(※ コメント欄を参照ください(^.^))その言い伝えを柱にして漁師の家族のふれあいを描く『うちゅうでいちばん』というお話が出来ています、 書かれたのは児童文学者の作者川北亮司さん。そのウミンバを絵にされたのは藤本四郎さん。

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岩崎書店(おはなしトントン)シリーズの一冊として発行されています。

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対象は小学校低学年ですが、ほのぼの元気の湧く話しですよ(^.^)

※川北さんは、藤織りのお婆ちゃんに取材した「かわいいおにばばたち」というお話もあります。

※ お話の中のウサギのお葬式は、本庄小蒲入分校で実際にあったことだそうです。

その時のスナップ。川北さんのブログから拝借しました。

 

世屋の山野にたっぷり降り注ぐ七月の光、

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草木はフル稼働して栄養を作ります。、

ちょっといただきますよ、

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その代わり花粉届けますから、、、

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命は光りと水の申し子です!

当たり前だけれど人間も自然の一部、であることを自覚したときに、自然は窓を開いてくれます。

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里山暮らし、今がチャンス!

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自然の一部になりませんか、あなたも(^.^)

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ネジバナ、

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あらかじめお断りしておきますが、茎が二本あってそれが捩れいるのではないのです。茎はあくまで一本、その茎につく花が花柄ごと茎に巻き付いているのです。その巻き方が、じつは一定ではないのです、たいがいどっちに巻くときまっています、巻き方は種類を同定する大切なポイントなのに、、、。   不思議です。こっちから巻けという指示を出す遺伝子を持ち合わせていないようなのです。つまり、どっちからでもいいからともかくねじれろと言うことです。

では、ネジバナはなぜそんなサインをだすのか、というと、花の数と茎の太さとの関係での説明に説得力があるように感じました。細い茎の割りに多くの花数を可能にしているのがねじれです。花が茎の片方に寄っていたらこれだけの花をつけることは不可能なはず。

ネジバナさん、どうなんでしょうか!

昨年の秋、京都市に飛んでいった「せやなでしこ」の種、花を咲かせたと連絡がありました。白花が咲いたそうです(^.^)

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「我がやどに、蒔きしなでしこ、いつしかも、花に咲きなむ、なそへつつ見む」 大伴家持

( 庭に蒔いた撫子が咲いたらあなただと思って見ようと思っています。)

 

時々図書館に行きます。ネットを操作していても得られない高揚感を得られる図書館は、貴重な空間です。

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さて、3:3:4。ものを書く人Aさんの場合の情報源の割合なんだそうです。

具体的には、3割 直接人から: 3割 書物、新聞; 4割 インターネット。

この割合、納得です、多様な情報が手に入る情報社会のありがたみは感じますが、6割は、人と話すこと、本、新聞にあたること、による、、、。

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なくなった吉田元福島原発所長さんの愛読書は論語と徒然草だったそうです。

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この暑いのに読書どころか!という向きの方には、本物の緑の涼風が森から流れてくる世屋高原休憩所の藤棚の下を提案させていただきますよ。

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藤棚の藤の葉に舞うのは、ウラギンシジミです。

 

ハギの向こうに世屋の里、秋の撮影ポイントです

こンなところが上世屋に?

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あるんですよ、景観は作るんです。3年目のマルバハギが衝立(ついたて)になってくれました(^.^)

万葉集でも最大の収録数を誇るのがハギ、その理由を

「万葉時代の近畿地方の山地にはスギやヒノキの自然林で覆われていたことは、万葉集で、「桧原(ひはら)」、「桧山(ひやま)」、「布留山の杉群(すぎむら)」などの言葉が詠われていることから十分に想像できよう。平城京に至るまでの度重なる遷都で、これらの有用樹は都の造成のために大規模に伐採され、今日では自然林はほとんど残されていない。伐採跡地にはスギ、ヒノキ林は復元することはなく、代償植生として二次林であるマツ林やナラ林が成立する。したがって、当時の人々にとってハギ、マツ、ススキはもっとも身近な植物だったのであり、それを歌に詠み込んだのである。したがって万葉集中の各植物の出現頻度は当時の人々の生活空間における存在頻度と比例していることが理解されるだろう。万葉植物のほとんどが日本原産でありしかも身近な植物であることは、万葉人が珍しさや見栄えのよさで選別したのではなく、身近な生活空間にある草木とごく自然体で接していたことが伺えるのである。」と(www2.odn.ne.jp/~had26900/topics…/manyo-hana.htm)氏は説明します。

世屋高原休憩所万葉植物園構想の中心植物になりそうです。

「 草枕旅行く人も行き触ればにほひぬべくも咲ける萩かも」  笠金村 巻8-1532

  (「にほふ」 に=丹 ほ=秀 色が冴えて赤く美しく咲いている。視覚を表す表現。

沼虎の尾(ヌマトラノオ)は湿地帯に生えます。花穂は直立します。花の間は少し空いています。

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岡虎の尾(オカトラノオ)は乾燥した草原に生えます。丈は高いです、花穂はくにゃっと曲がり密集して花をつけます。
うむ、これは?

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花穂が直立、そして小型、しかし花は多い!
オカトラノオとヌマトラノオが自然にかけ合わさって出来た雑種にイヌヌマトラノオと言うのがあるそうです、おそらくそれ(^.^)
サクラソウ科オカトラノオ属の湿地に生える多年草。ただし、「本州の東北地方から中部地方にかけて分布」とされているそうですから、訂正していただく必要がありそうです。オオウラギンスジヒョウモンなどが好んで集まります。

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