宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

あけびが咲きました。

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みつばあけびもさいています。

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アケビは5葉、みつばアケビは3葉、葉の数、花の形もずいぶんちがうのに実はほぼ同じです!

(↑ ネット画像借用)
その実の説明。「ジャガイモみたいな実が割れてその中にゼリーの塊のような物の中に種がいっぱい入っていて、、、ぷぷっー吹き出します」というのが、私たち。
それを学者様がおっしゃるとこうなります!
「成熟した果実の果皮は心皮の合着線で裂開し、甘い胎座とそこに埋もれた多数の黒い種子を裸出する。この胎座の部分は様々な鳥類や哺乳類に食べられて、種子散布に寄与する。」

2013/04/28
新緑色に染まった農業用ため池、「水は任せてください!」

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連休間に田植えをします 「ブナ山を 水面にi映す 五十河の田」

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「今日田植えしましたお日様どうぞよろしくお願いします」

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2013/04/27

中央から右下の白い樹はホオノキ。左端の杉は、世屋観音杉。  中央上の緑のドームが世屋の大ブナ、

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ブナは、やはり緑のダム、森のシンボル樹です。

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田植えをまつ里の田を巡る水は、この落葉広葉樹の林から湧き出します。

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シデやカエデヤマザクラなどが先行するブナを追いかけて葉を茂らせはじめています。

 

2013/04/27

総苞の形以外に、外来種セイヨウが昆虫に頼らずとも花粉なしで自己結実ができるのに、在来種カンサイは花粉を運んでくれる昆虫がいないとできないという違いがあります。増殖力に圧倒的な差を見せつけられるのはそのためです。さて、この二つ、交じって雑種を作る可能性があると言うのです。

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今年はタンポポがようめだちますなああとてるみさん。カンサイタンポポは、小ぶりなはず!鎌で草刈りをしてきたてるみさんの観察は鋭いです、

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ちょっと不安な事でもあります。

2013/04/27

ヤマフジが満開となっています。

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ただ少し残念なのは、写真を、藤棚状態にしか写せないこと。昨春はスラーの立ち上がった姿を観賞できたのですが、絡み樹のケヤキが折れているのです。

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原因は、今冬の雪。密に絡んだ蔓に積もる湿り雪の負担に耐えられなかったのでしょう> けれども、やはり、西国系のものあたりのノダ藤はつぼみまだ固しの状態なのに、美しい藤色の存在感は揺るぎません。

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さて、フジも花食可です。天ぷら、あえもの、酢の物など花の香りが楽しめます。このフジをお寿司に生かすことを創案されたのが、我が部会の國村さん。元伊勢「篭神社」はフジをご神木にするお宮です、周辺のレストラン等ではフジを食に生かすアイデア、取り入れられたら、お客さんへのイートパフォーマンスになるんだろう、どうなんでしょうなど、はなしています(^.^)

2013/04/26

ナシは、魔除けの縁起樹とされています。災厄無しに通ず!上世屋にはそのヤマナシが、里を囲むように4本生育し、今盛り!

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そのうち二本は、府道の道端にあります。  かなりの高木です。多くの実をつけます。食べるのですか、と尋ねても、古老は美味くない食べた記憶は無いと。しかし、場所的に意図的に保存がはかられている様子がうかがえます。

いつからなぜ、ふと思い付いたのはこの出来事、、、、。

、、、、70軒以上の家が軒を接していたと言います。その里から火が出ました。残ったのは民家一軒と学校のみ。上世屋大火!昭和19年9月2日の事です。火元となった家の方は、ナワを腰に巻いて謝罪にまわられたということです。  神仏も見放したかと思う惨事。里の人は、復興に人事を尽くす傍ら、思うことは、火魔の侵略をなぜ許したのか、です。 そして、その結論の一つは、「風水では、東南・西南の方角から、「衰」の気がやってくる、その方角に怠りがあったのではないか。 火魔はこの方角から入ってきた!」ではなかったのでしょうか。

ヤマナシの咲くのは、村の中心部から見ると東南・西南のようです。

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ナシは水気の多い実です。 火魔の侵入を防ぐ守りの樹として、祈りの木として、風水の考えに従って世屋の人はこのヤマナシを植えたのだ、、、、。

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確信に近い思いで、毎年の花を撮っています(^.^)

2013/04/26

「差し向かう 心は清き 水鏡」 土方豊玉。

豊玉は俳号、本名は歳三。幕藩体制の末端の若者たちが闘いあったのが幕末の動乱、その片方の雄土方歳三さんは俳句を趣味とされたと言うことです。わたしの心は水鏡のように微動だにしておりませんよ、と解釈したらいいのでしょうか!

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ところが、彼の句の実力、あまり上手くはないと評するのが、司馬遼太郎さん。たしかに、俳句と言うには生すぎますよ。第一に季語がありません。というのは、水鏡という言葉は一般的には、季語として位置づけられていません。風さえなければ、いつでもどこでも起こる現象ですから。それを田植え前から田植え直後にかけてのみ見られる現象として、季語と理解していたのなら、歳三さんも、根はお百姓なのでしょう。

けれども、そのたんぼの水に映る景色への感動、共有できます。文句なく美しいです。

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ところで、このように、たんぼの水に光景が映るということは、そこからの光りだけが届くと言うことです。

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そのためには、一定の角度、一定の距離が必要なのです。

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一番美しく見えるポイントを求めて、その角度、距離を測りながら動くのも、楽しいことです。

2013/04/26

くよくよしてないでさあー やろうよ(^.^)

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菜の花を見ているとそんな気分になります!

黄色は、サンバ色なんだそうです!

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気持ちがだるーい ぴりぴりスルー  そんなときは菜の花。

 

2013/04/25

■カエル鳴く 世屋の棚田に 田毎月

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■世屋の月 田ごとに映り 昇りゆく

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■満月を 映す棚田に 鳴くカエル

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■棚田月 カエル鳴き初む 世屋の里

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■世屋の里 田ごとに月の 巡りゆく

■カエル鳴く 田ごとに月見る 世屋の里

■満ち月や 里の棚田を 巡航す

世屋の蕪村

2013/04/24

全く試験管ブラシです。

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漢字では上溝櫻。読みはウワミズザクラ!まごつかせるものです。

むかし、裏に溝を彫った鹿の肩甲骨あるいは亀甲を焼いて、割れ目の出来方で吉凶占いをしたといいますが、その時に使う薪は当然特別なものでなければなりません。その薪に選定されたのが、この木だといいいます。

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選定理由は、この花の形の異様さなのではないかと思いませんか。そういうことですから正しい表記は「占(裏)溝桜」とされます。

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