2012/11/06
気温が10度を割る日が続くなかで里山広葉樹林の紅葉に目が離せません。11月6日の紅葉ウオッチ。
尾根にとりつく階段の落ち葉はウリハダカエデ。今紅葉の盛り。
明るい黄色の葉は、コシアブラ。
ウワミゾザクラ
アオハダ?
ブナ!
11月11日の紅葉トレッキングが楽しみです。
世屋・高山ガイド部会の活動ブログ
2012/11/05
「京丹後長岡緑の少年団」の皆さんの協力を得て、世屋高原休憩所に植樹を行いました。
人と自然のつながりを学ぶこと、体感すること! それは、緑の少年団の活動テーマです。と同時に、世屋の里のエコツーリズムのテーマでもあります。
京丹後市峰山町長岡のモミジの「苗木」と世屋の里の「場所」、二つの縁結びの神様は、両方で活動していただいているミドリムシさん。二つが結びつけば「夢」が生まれます!と。
そんな夢を共有しようと保護者の皆さんも協力してくださり、植樹が実現できました。
朝9時から部会員と団員の子どもたち、保護者の皆さんで作業開始。以下、フォトレポート。
ここからは、人と自然が一つにつながって形成された日本の里の原風景を一望できます。

苗木は今八歳。四十歳のおばさんのように色づく頃に、私たちの環境は、どうなっているのでしょうか。
みんなが暮らす地球をみんなで守っていこうね!誓いの植樹の丘、
手作り品の並ぶ様々な出店物を楽しみながら、臨時販売員になって長岡小豆や農産物、世屋ナデシコの苗の販売などでも活躍。※毎日新聞 11/5付け報道。
お婆ちゃんたちにも積極アタック!
「ナデシコの苗いりませんか、せやのなでしこです一つ25円」、
「なでしこいやああの新聞にのっとったやつきゃあ」
「そうです、買っていただいた方には種もおつけします」
そして世屋の里ガイドウオークでお返し!
かわいい子には旅!苦労はこうてでもせよ!今日は、家族で地域ぐるみで見守られながらのささやかなささやかな旅、ささやかな苦労の1日でした。エコツーリズムの神様の姿がちょっと見えたような気がしました。
毎日新聞 11/7
毎日新聞 11/5
2012/11/05
薬草観察会(10/27)のお客様から寄せていただいた感想を紹介します。
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先日は薬草観察会で、お世話になりました、お礼に一言書かせていただきます。
まず、小笠原先生には,「マタタビ」の草名を教えるとき,疲れた旅人が実を食べ、「また」元気を出して「たび」になったと命名された等、わかりやすく憶えやすく話してくださり、質問しやすく、とてもうれしかったです。
次に昼食、小笠原先生にフルーツをお届けにいった際、「このお弁当に□□□、、、等10種薬草が入っている」と教えていただきお品書きにチェックしました。さらにお料理は柿の葉寿司など趣向をこらされ美味しくカラフルでとても素敵でした。國村ガイドさんのご好意でススキを干したお茶をいただけたのもよかったです。
また、さぶろうさんとおっしゃる村の方から道すがら、ヒラタケをいただけたりの+αもとてもよかったです。

帰って、この素敵な観察会を振り返ってみましたが、
① 育てることによって得る喜び(今日もらったナデシコ)
② 飾る、生けることによる楽しさ(リンドウ、フジバカマ)
③ 食することによる珍しさと楽しみ(よもぎ天・コシアブラ天)
④ 押し花して思い出にする楽しみ
⑤ 茶や入浴にする薬の効果
など、植物と触れる良さを自分なりにあらためて感じました。國村さんはお茶にしてアピールしていただきましたが、他の参加者の皆さんが暮らしにどのように薬用植物を取り入れておられるか聞かせてもらえたらよかったかなと思いました。
休憩所の二階の写真なども、珍しく見せていただきました。
ガイドさんたちは、道すがら薬草を見逃さないよう歩いておられ、進んで説明してくださり、先生+ガイドさんの説明でよりたくさん知ることができました。ガイドって大切なしごとだと思いました。諸準備大変だったとおもいますがお世話になりました。
11月には、Yさんたちのグループで世屋にいきます。
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貴重な感想を寄せていただいたのは、大宮町のI様です。エコツーリズムといっても、先ずは地元に方に知ってもらい、たのしんでもらえることがあって初めて遠くの方も誘えるのだと思いました。
私たちガイドも、里の薬草研修で小笠原先生から学んだことを昨日の長岡みどりの少年団の皆さんの案内にさっそく役立たせていただきましたよ。「これ、葉っぱをみてください、ちょっとおもしろいでしょ、ほれお寺で仏さんに、、これがアマチャヅル!」と。
2012/11/03
ガマズミ!
果実酒に、 酒を飲める人だけの楽しみ!
ジャムに、 この実はタネばかり、大量に必要!
そのガマズミ、幸運にも大量になっている枝を見つけました。
筋書きではジャム。
作り方は種があるので、それをとる必要があること以外ほぼ一般的なジャム作りと同じ。

「実を5分程煮沸すれば種が濾し取りやすくなる。それをざるにあけて漉す」とよい、ということですので、それに従いました。あとは、濾し取った果汁に砂糖を加え、弱火でジックリと煮つめます。
ガマズミは疲労回復に良い「マタギが重宝した」等の伝承も云われています。世屋の薬膳の仲間にいいかもしれません。また、味はともかく山の味、美味です。ブルーベリージャムと比べても、遜色ありません。瓶詰めでガマヅミとブルーベリーが並べてあればわたしなら、がまづみのほうから手に取ります!
和名語源は、かみを染めるのでという説、元気になるのでこれは神様がおさずけくださった「神つ実」であるという説。後者の方にロマンを感じます、
ところで、大量にでた種を見ているとなんだかむずむずします、発芽力は煮沸したものでも残っているのか、ちょっとしらべていたら、こんな情報に出会いました。
「平成20 年度医療・健康福祉関連産業ビジネスモデル構築事業
ガマズミを活用した地域を元気にするビジネスモデル
公立大学法人青森県立保健大学・栄養学科 岩井 邦久」
ガマズミに関心がある方、
www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/shoko/…/2010-0115-1102.pd
を検索してみてください。
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2012/11/02
世屋高原休憩所グランド山側の土手、そこは「日本の里100選・世屋の里」の絶景ビューポイントです。
かっては苗代が作られていたというところです。
4日に長岡緑の少年団の皆さんの協力を得て計画している植樹はここの再開発を目的にしています。樹種はカエデです。
さて、Tさん、当日参加できないのでと今日(2日)、刈り払い、杭立て、穴掘りなど下準備に汗をかいていただきました。

うちが畑にしとった所だけど、ようせんでええようにしとくれたらうれしいとKさん。

エコツー世屋部会も世屋高原エコツーリズム推進の拠点施設として、この休憩所の管理団体に加えていただいています。
春の桜や藤とともに、里の彩りとして村の人やお客さんの眼をたのしませてくれればと思っています。
「コスモス畑にするのもいいかも」とTさん。
2012/11/02
観光まちづくり、「感光」地域興しは宮津、世屋の課題です。それは伊根町も同じです。
その伊根町で「観光まちづくり大学」が開設されたということです。その受講生の方たちが、世屋にみえました。
第一回講座のお題は、山と海、そのつながり! 伊根町はうみとやまの町。海と山は、ものとも、人とも、命とも深くつながっています。海だけが潤ってもいけません。山と海がつながって潤うことが町の課題です。
では、どうつながるのか、先ずは山で暮らす挑戦、山の自然を生かす試みを見てみようと、その候補に世屋が選ばれたわけです。

具体的には、合力の会と家を主宰される井之本さんの視界を現地で学ぶという企画でしたが、井之本さんの計らいで、世屋・高山ガイド部会にも声をかけていただいて、わたしと、ミドリムシさんとで参加させてもらいました。

印象的だったのは、船屋を見てもらうことが観光化の目的でなく、伊根の基本産業の漁業などの活性化につながることに意味があると考えているとおっしゃったことでした。同じことが世屋のエコツーリズムにもいえるからです。

また、山で、特に広葉樹林の腐葉土で生成される微量金属・フルボサン鉄が海を豊かにすることが明らかにされています。見えないところで、海と里は緊密に結びついています。
遠来のお客さんから見れば、世屋と伊根は指呼の間。
海と山の「日本の里」どうし、相互に、伊根いってみなさいよ、 上世屋いってみなさいよ、という関係の深まることの意義ははかりしれません。
交流に交ぜていただけたこと、感謝感謝です。そして、海に魚は泳いでいても、ブナのモミジはみられません!山の景色はきれいでも、美味しい以下は釣れません、相互の良さを知り抜いている海と山のガイドさん同士で、共同して企画を作ってみたいですね(^.^)、
