宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

2012/10/15
てるみさんが六十年は育て続けるソバ畑。

周りには、稲木、笹葺き民家、そして、仏さんへの供え花。


見事というほかないとは里山の役者を従えたこのソバ畑のこと!


そのてるみさん、さっきここで草刈りをしていたかと思うと、もう別の畑で大豆引き。

いそしいひとというのは、彼女のこと。はたけのことは、何を、いつ、どのように、なぜ、、みんな頭の中に入っている。親の言葉となすびの花は一つの仇もない、とは彼女の口癖。

母親に教えてもらったことをやっているだけ、と笑う。

 

2012/10/15
「寒くなった、工場閉鎖するからさ ぼちぼち蛇口しめるよ」
「オーケー 了解」


草木にとって葉は光合成によってエネルギー源になる糖を製造する工場。温帯の広葉樹は、来たるべき冬を落葉してしのぎ、春再び葉を出します。水の供給が停止され葉緑素が作られなくなると、その陰に隠れていた黄色いカロチノイドや紅いアントシアニンが目立つようになるというわけです。
最低気温が10度くらいで工場閉鎖の準備に入るものが多いそうです。


そのもみじレースの先陣をきるのは、ハゼ(上)や桂(下)。

また、ブナも黄葉を始めています。

(↑ 新観音前のブナ 10,12)

ちなみに、世屋高山ブナ林の黄葉の盛りは、11月初旬です。

 

2012/10/15
晩秋の光景、「秋起こし」。

秋起こしについて「久保田」さんいわく、「秋起こしをすることで、土の中に空気を入れ、土を柔らかくします。また、稲刈りで残されたワラや、その他の草などを早く腐らせます。これにより雑草を抑え、春に入れる肥料を少なくします。そのため春の耕うんがラクになるとともに、肥料に掛かるコストも抑えることができます」いいことずくめです。


一方、秋起こしとは違う手をかけて冬を越すということを説く農法もあります。冬期湛水、つまり、イネ刈り後、ワラの散らばる田んぼに水をはっておく農法。、米ヌカやボカシ肥、さらにミネラルなどを蒔いておくのが味噌、

微生物がそれをエサにして、繁殖するのです。すると田植えに必要なとろとろ層が断然厚みのあるものができ、雑草の種もその下に沈んで生えにくくなるというおまけもついてくる。なにより肥料効果も大きく収穫量も反収10俵の実績がとのこと。
こちらを紹介するのは、「現代農業」くん。

ちなみに、合力の会の田んぼには、この農法が取り入れられている田んぼがあります!


「サンショウモくん、どっちが住みやすい?」


うーん、微妙、わたしが住んでいていいの?機械を入れて大規模に省力してやろうとすれば田んぼは乾いていなければいけないでしょ!

※ サンショウモ シダ植物 サンショウモ科世屋の里の水田にわずかに残っています。

京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類(VU)
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種C

2012/10/14
秋の楽しみは、「夕暮」です。

(↑ 10/14 世屋高原)
日が傾き始めると、そわそわして夕日がさしてくる方向ばかりを見ています。
「山の端(は)いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三 つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などの連ねたるがいと小さく 見ゆるは、いとをかし。」

つまり、中宮様、秋のエコツーは夕焼けがようございますよ、と清少納言さん。

(↑  ↓ 10;13 弥栄町)

残念ながら、夕日は、平地のほうが彩りは華やか。

(↑ 10/16 大宮町)
日が高いうちに山に隠れる高原の夕焼けはこのような風情を醸し出すことはできません。

(↑ 若狭湾の夕景)

けれども、高い雲を峰が照らされる様子は高原でないと味わえません。

2012/10/14
「野菊の坂」の野紺菊にお客さん。

世屋のキアゲハは豊富にあるセリ科のシシウドを主な食草にして暮らしている。


まもなく冬。このお客さんの産む卵は、今年、成虫になることはない。

蛹で世屋の長く寒い冬を越す。でも、だいじょうぶ!

その耐寒力は、マイナス190度を超えるというから、想像もつかない。

 

「丹後半島分水嶺 世屋高原・ブナ林縦断 紅葉トレッキング」

宮津市と京丹後市をまたぐ広域ウオークです。海・里・山が一つになった丹後の里山を堪能ください

要項

■ 日時   2012年11月11日(日)
■ 集合  五十河・小町公園 8時30分
※ マイクロバスで出発地に移動します
【コース】                                                                                 ・
下世屋~松尾田んぼ~高山・内山ブナ林~内山ブナハウス  ・
発 9;00                                  着予定  15;00       ・
(~五十河・小町公園)  標高差 550m 距離 約10Km              ・

丹後半島高原部を下世屋から高山まで、宇川、竹野川、世屋川、三川の分水嶺を縦走、五十河小町公園へ下ります。下世屋から松尾田んぼの道はガラシャ夫人隠棲コースとされます。龍渓を渡る石作りアーチ橋、一本桜付近からの若狭湾パノラマ展望、岳山湧水田んぼ、天の橋立を遠望する北近畿随一のブナ林など見所いっぱい。

【利用料金】 一人2,600円 (保険込み、秋の世屋弁当・お茶付き、マイクロバス)
【募集人数】 20名 最少催行 6名  小雨催行
【参加受付】 11月4日まで
【申込先】  宮津市エコツー推進協事務局 ℡0772-45-1625
天の橋立ユースホステル   ℡0772-27-0121

主催;宮津市エコツーリズム推進協議会・世屋高山ガイド部会

 

2012/10/14
三郎さんの山の畑。

ダイコン、ネギ、白菜など冬越しの野菜に交じって赤い花の蕎麦が満開です。

ソバの花は白、と言うのが日本ソバのイメージ。

しかし、原産地ヒマラヤ地方ではピンクや赤色のそばが普通にあるということ、それを品種改良したものが「高嶺ルビー」として、栽培されているのが、このアカバナソバ。ミゾソバのようなピンクの花です。


三郎さん!
「世屋の棚田の放棄畑にどうだ!」ということ?

ちなみにこのアカバナそば、木子分かれ付近で見られます。

 

2012/10/13
熊胆(のうたん)とは胃薬として著名なクマの胆(い)のこと。
では、龍胆(りゅうたん)、リュウの胆(い)とは?


リンドウのことです。乾燥させた根は食欲不振  消化不良  胃酸過多・胸やけ等に薬効があると言う生薬。
その苦いことといったら、熊の胆嚢を干した熊胆を凌ぐほどなので「龍胆」。

(↓ 10.13 松尾)


里山の花リレーのラストランナー。

秋空の青さを吸収したような濃い青紫色の花は、野趣に富んでいます。

 

2012/10/13

秋、「あき」は「あかきみ」が語源だという説があります。

つまり「赤き実」。

その秋と言えば、空。秋晴れの空。

掃くような雲の高さは一万メートルを越します。

雲は南東に延びていきます。北西から風が吹いているのです。

ちなみに秋の空が青く澄んでいるのは、冷えた大気が入り定期的に雨を降らせ、波長の短い青い光りの通過をじゃまする蒸気の発生を押さえ、チリを洗い流してくれるため。


景観を妨げる人工物のない世屋高原は、秋の空と雲を見るエコスポットです。

 

ゲンノショウコ・アカバナ

世屋の里もすっかり秋景色です。

10月27日土曜日は、世屋の秋を楽しむ 薬草観察会 を計画しています。

皆さまのご参加をお待ちしています。<midorimushi>

参加申し込み・問い合わせ先 : 世屋・高山ガイド部会代表 安田(090-7346-4639)

   241027薬草観察会チラシ

« Older entries § Newer entries »