宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

2012/09/06

夏に輝いていたナデシコ、種の季節になっています。毎日新聞様が9/5付けで紹介してくださいましたように世屋ナデシコの種、お分けしています、
切手を貼り、ご住所を明記した封筒を同封の上、下記へお送りくださればお届けします。

・・・・・・・
「野の花で一番素敵な花はなに?」と中宮様から問われた清少納言さん、即座にお答えしました。「なでしこでございます」。
ナデシコは京都府の花にも選定されています。花壇の隅か植木鉢に蒔いてやってやれば七月中旬から八月いっぱい花をつけ続けます。花が開いたらお便りいただければ幸いです。丈夫な花です、挿し芽でも増えます。種をつければ、またおわけしてあげてください。

〒宮津市柳縄手 宮津市役所 産業振興室内
宮津市エコツーリズム推進協議会 世屋・高山ガイド部会
代表 安田潤   なでしこプロジェクト責任者 三宅英太郎

連絡 0772-45-1625  宮津市エコツー推進協議会事務局

また、網野町の鳴き砂文化館でも、保全普及に取り組まれています。お問い合わせください。

 

2012/09/05
花が咲くまでは、タデだと思っていました。ヤナギ葉なので、やなぎたで。いやーすいません、花をみたらタデではないです。ではなにか、チョウジタデ。花が、「ちょうじ」という薬木の花ににて、葉はタデににている、二つ合わせてチョウジタデ。

チョウジは、薬としては健胃、鎮嘔、鎮痛、興奮剤として腹痛、下痢、胃腸病の治療に使われるほか、歯科での消毒、防腐、止痛剤としてむし歯の治療に、刀剣の防錆(さび止め)にも用いられる有用植物。名付けの親は刀剣などを身につける階級の相当な知識人!。ウムを言わさない説得力があったのでしょう。花が丁の字の形などとどう見てもそうは見えない説明もされている向きもありますが、今はその「チョウジ」が身の回りにないので、そんなこともおこります。また、「タデ」としたのも、似ているから、程度でなく、「だ」と認識されていたのでしょう、それも時代。「タデ科ではございません。アカバナ科てす。」などと申し出るものもなかったのです。

ちなみに、別名たごぼう、これも特徴がゴボウの根ににているから。抜いてみたらわかりますが、説明がいります、ガイドとしては、秋には全体が紅色に紅葉しますので、「タモミジ(田紅葉)といいます」、ぐらいにしておいていただけるとすっきり理解してもらえていいと思いますが、、、、。

 

 

2012/09/04
数ある里山の中で、100選に選ばれたものどおしといやあ、兄弟か親戚のようなもの、

一度はご挨拶をと言うのが当然

ということで

世屋野里から宕陰の里へ フォト訪問記。

ススキとオミナエシのベストマッチ。

樒原に守られた棚田は見事。

重厚な古民家

中学校が掲げるスローが、体育祭に敲くのだろうか、太鼓の音の音源。

お客さんも村の人も利用する無人販売。

杉林の神明峠を越えればゆずの里水尾。

 

休耕田を利用したオミナエシ畑。

自然の移ろいを縦糸に、人の営みを横糸にして織りなす宕陰の里。

歩いてらっしゃいましたよ、鞄を提げて雪駄履きの寅さんが。

 

 

2012/09/04
ボタンヅルに続いて、白いレースのようなセンニンソウが咲き出しました。

(↑ センニンソウ 9/1)

どちらもキンポウゲ科センニンソウ属のつる性の多年草。
双子の姉妹のような植物です。花姿を見ると、あなた、Aちゃん?いえ、E子です!アラーごめんなさい!そういうことがしばしば。ちなみに四枚の花弁のように見えるのは、萼片。そして毒も持ちます。種にはセンニンひげのような毛を持ちます。


(↑ ボタンヅル 8/28)

しかし、一卵性ではないので、つきあってなれると容易に区別はできます。特に葉っぱ。センニンソウは羽状複葉で卵形、ボタンヅルは三出複葉でボタンに似た鋸歯の多い葉。

2012/09/03

ソバの芽が出ました。そして、これも芽を出しました。

ちなみにこの芽、かって、世屋高原の日当たりのよい草地に普通に自生していたものです。しかし、草地の開発、遷移の進行、山草家の採取などによって姿を消し、
現在、
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類(VU)
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種A
に指定され櫳に至っている希少種です。
さて、この芽、次の中のどれでしょうか。
(サンショウモ・カワラナデシコ・おきなぐさ・クサレダマ)ちなみに、この種、高原に生き残って、この春開花していた株から採取下、取り蒔きしたものです。

2012/09/03

8月21日に蒔いたソバの9月3日の様子です。芽が畝全体に出そろいました。

ソバは、タデ科の植物です。刺身にのツマにも用いられて、タデ食う虫も好き好きのタデの仲間です。

この幼い茎や葉はサラダの材料などとしても食用になりますよ。
※ ソバ 発芽 28日付けブログ 参照

 

2012/09/03

「近畿地方は、

(↑ 15,20 宮津湾上空)

上空の寒気と湿った空気の影響で雲が広がり、雷を伴って非常に激しい雨が降っている所があります。


(↑16;59 上世屋)

今夜の京都府は、上空の寒気と湿った空気の影響で、大気の非常に不安定な状態が続くため雨が降り、雷を伴って非常に激しく降る所がある見込みです。」

(↑ 17,08)

というのが9/3の京都府の天気概況。
つまり、発達する積乱雲の観察ができるかもしれない典型的な気象条件。


(↑ 17,24 日置)

それにしても今日は出来過ぎでした。

9月3日16時41分宮津地方には大雨洪水警報が発令されていました。

2012/09/03
ああああああー


こんなにぐちゃぐちゃにしちゃってーなにやってんですか、
か、き、し、ぶ!

はーん!

ひょっとしてあんたらの先祖はみんなサワガニ?

ほらこれでもたべとれって猿に青い柿ぶつけられて殺されたカニ、あれサワガニでしょ、あの事件って9月2日じゃなかったっけ今日は沢ガニ記念日!痛みを風化させない、

俺たちのご先祖はこんなにぐちゃぐちゃにつぶされたんだ、

みんなで渋柿をたたきつぶしてワル猿への復讐の刃を研ぐ、、、新聞記者もやってきた、

沢ガニ一族密かに集結、、、、これはニュースだ!
事件はここで起きた、

世屋の里は桂川にかかる丘の前橋の袂の柿の老木。その柿の木、猿の仕業とはいえ、自分のならせた柿が使われた、すまんことをことをしてしもうたと悲しんで、せめてものお詫びに、渋の効能をおしえてくれた、
「つぶして水をはって水は岳のきれいな湧きたての水でないとあかんで、3日ほど寝かして絞った液を一月熟成させなさい、それをもって海の漁師の所へ持って行きなさい。たこうこうてくれるで。」それが世屋の里の柿渋作りのいわれ、いちがぶらり、、、、Mさん、、、、、「かきしぶ」噺にしたらどうですか。

そういえば、道の脇には、咲いていましたね。

ヤマジノホトトギス。

上世屋は大火記念日、昭和19年二戸のみ残して炎に舐め尽くされた大災害の日。

婦人たちが、消火栓訓練をされていました。

 

2012/09/03

最近のブログ、やたらに雲が多いですね!


「・・・・・・・・・・」
砂漠の遊牧民・サイーダおばさん、かく語りき!。
「私は生まれてから一度も退屈なんてしたことないよ。

雲の形は毎日変わるし、砂や草の匂いも季節によって変わる。ラクダが生まれたら、毎日、少しずつ成長する。これからもずっと砂漠で暮らしていく、、、。」(『たくさんのふしぎ 290 砂漠のサイーダさん 常見藤代 』福音館書店)

漂泊の俳人・種田山頭火師 かく詠いき!
「もりもりもりあがる雲へあゆむ」


二人の見たのは、汚れない天然雲なのでしょう。
世屋の里は天空の里、そんな雲のビューポイントなんですよ。

 

2012/09/03
秋の空は、ツユクサ色ね。

そうなんだよ、

秋の空は、ツユクサの花で染めたんだから!

そうなのー!  秋の空は、ツユクサの色で染めたのー!

 

、、、、、よし、決めた! 今度は丹後へいこう、 デートは天空の里!

 

 

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