宮津エコツアー · 10月 2012

10月 2012

2012/10/28
世屋の秋を楽しむ・薬草観察会、お昼の世屋弁当は『薬膳』というお題。

薬膳とは!ウィキペディアが、概念は簡単に提供してくれます。「生薬の原料や材料として用いられる海松子、金針菜、枸杞、紅花、山査子、銀、大棗、蜂花粉、百合、竜眼肉等を用いた料理のみならず自然界にあるものすべてを食物と考え、日本語の造語である医食同源のもとに個々人ごとに異なる体質や臓器に適した食物をどのように摂ることが効果的かを予防医学の見地に立ち、
五穀:麦、黍、稗、稲、豆;穀類は主な食材として五臓を養う。
五果:スモモ、杏、大棗、桃、栗;果物は五臓の働きを助ける。
五畜:鶏、羊、牛、犬(馬)、豚;肉類は五臓を補う。
五菜:葵、藿、薤、葱、韭;野菜により五臓を充実させる。
など、
多くの食材を栄養、効果、色、香り、味、形などバランスがよく組合せた中国医学による帰経効果がある料理」と。
問題は、地域の旬を、地元農家さんを生かしながら選択し、世屋の色、世屋の香り、世屋の味、を演出すること。さて、観察をおえ、休憩所に戻って、受け取ったお弁当。

講師の小笠原先生、薬草も薬食も考え方は一緒、よくそろえてあると絶賛!

参加者の皆さんも、色づいた葉に包んだ柿の葉寿司、ヤマブドウ羊羹など一つ一つの工夫に感動!

思い思いの場所で

里の景色と共に「世屋の色、世屋の香り、世屋の味」を楽しんでいただきました。

(^.^)朝日新聞10.28の天声人語氏は、飽食の日本で米離れ、魚離れ、野菜離れ、果物離れが進んでいることを憂えていました。健康を問いながら作る薬膳、改めて注目していきたいものです。「世屋の薬膳弁当」のご相談は、宮津エコツー・世屋高山ガイド部会まで。

 

2012/10/28
お客さんによって説明を使い分けなければならないキノコです。


(↑ 27日 高山ブナ林 観察道 人生階段)
「おおさかのおばちゃん」や男性のお客さんを相手にするなら、「だめだよ、おとうさん、こんな所にいたら!」。ではじめられます。なにしろ、学名がPhallusなんです。
品がないことをいってはいけない向きには、「おや、こんな所まで歩いてきてるの、スッポン君!」
ちなみにこのキノコ、スッポンタケ科スッポンタケ属の食用キノコ。 スッポンの頭になる部分、傘の表面にはきつい匂いの粘液質のものが一面に現れ、ハエなどを誘引し、胞子を運ばせます。
首にあたる部分は油で揚げると魚のような味になるといいます。スッポンタケにレース状の飾りを付けたら、高級食材として有名なキヌガサタケになります。

(↑ 27日 秋を楽しむ薬草観察会 午後のオプション ブナ林ウオーク)

形といい繁殖戦略といい、匂いといい独特で、さらに食用になるというものですから、自然への興味関心を一気に高めてくれること間違いの無い貴重な山の仲間です。

2012/10/28
光る海

西に延びる長い影。


朝露。


朝の食事。

山へ行く人、

秋の里のいつもの朝

花に寄れ、幸せたち

 

2012/10/27

ル ル ルルル
ル ル ルルル


(↑ 27日6時7分21秒)

ル ル ルルル
ルルル ル


ラ ラ ラララ
ラ ラ ラララ


ラ ラ ラララ
ラララ ラ


パ パ パ パ パパ パ

(↑ 6時25分36秒)

パ パ パ パ パパ パ


ア アアア ア
ア アアア ア


(↑ 6時29分14秒 )

ル ル ルルル

ル ル ルルル

ル ル ルルル


(↑ 6時33分51秒

ルルル ル ル

ついでに、月夜のスキャット!

栗田半島黒崎 27日17時51分26秒。

 

上宮津から辛皮へと通じる千年の古道、元普甲道の寺屋敷から辛皮の府道までの部分が分
からないままになっていました。このほど上宮津地元の方の案内で昔の道が再現できました。
寺屋敷の民家から府道を500m~600m下ったところから府道の下へ入っていきます。

カーブミラーの手前から降りていきます。入り口にはテープをつけました。

笹を刈った後は昔歩きなれたと思われる立派な道が出てきました。

石畳も出てきました。

辛皮の府道まで降りて来ました。

アケボノソウ(リンドウ科)も咲いています。

辛皮側府道からの入り口(標識は前から建ててありました)山神神社への入り口反対側です。
ガイド部会・上宮津21夢会議の皆様5人と案内の方で総勢6人の作業でした。
この後、杉山林道の草刈作業へと皆さん行かれました。ご苦労様です。
これで辛皮~寺屋敷~上宮津間の元普甲道・昔の道が全部通りました。人が歩けば道に
なる・・・・で皆さんまた、歩いてくださいね。

2012/10/26

ハナアブがリンドウを訪れた。

(↑ 花の右上にハナアブ)

「生命は
自分自身だけでは、完結できないように
つくられているらしい」  と
『 生命は 』で 詩人の吉野弘さん。

花も  命だ、  おのれの欠如を他者からみたしてもらう必要がある。

(↑ 花を覗いているハナアブ)

「めしべとおしべがそろっているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
雌しべと雄しべを仲立ちする」と吉野さん。

「生命は
自分自身だけでは、完結できないように
つくられているらしい 」

それは、ときには、切ない命のやり取り。

(のはらうた 工藤直子)で

「もちろん おれは
のはらの たいしょうだぜ
そうとも おれは
くさむらの えいゆうだぜ」
・・・・と、かまきりりゅうじ。
そうだ、きみは真剣勝負を挑んだ武芸者。
けれど、カマキリの表情にも勝ち誇ったよろこびはない、おれは田舎のプレスリーににた力みがどこか悲しいのは、バッタの運命は明日の自分の運命と自覚しているからなのだろうか。

「生命は
その中に欠如を抱き
それを他者からみたしてもらうのだ」科学は、それを生態系という。

おれもそうなのかなあ、とヤマアカガエルくん。

「ま、それはそれでいいけど、さむくなってきた!もう体がうごかない、ぼちぼち寝るよ」

 

2012/10/26
阿蘇の海は不思議な海です。

(↑ 21日17時3分)

夕陽に染まる海は朝日にも染まります。

朝日に染まって一日が始まり、夕陽に染まって一日を終える海、

(↑ 26日7時11分)

阿蘇の海はつくづく不思議な海です。

 

秋は児童たちの遠足、大人は宮津湾周遊観光、ニッケル鉱石船は燃料炭の運搬。

それぞれの秋が足早にやってきました。

元気に手を振る子どもたち

大人もさわやかニッケル鉱石船本船の合間の燃料炭運搬

廻旋橋の近く天橋立運河沿いに、秋の野菊の代表のような存在の群落。

2012/10/25
夏枯れだった銚子の滝、秋になり、雨も降りました。

滝の落水も勢いを取り戻しています。

27日の薬草観察会の野生植物観察は、

この滝からスタートします。

 

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