開催期間3日間の夜は、雨も降らず関係者のご苦労が報われた感じがしました。
天橋立ガイド部会が担当した本妙寺での貝殻展示と「宮津の植物」についての講演会には、それぞれ164名、27名、合計191名の入場者がありました。最終日は、本堂前が「ライブ」会場となり、展示場への入口がふさがれた恰好て入場者は皆無の状態でしたが、二日目の児童たちの貝に対する目の輝きが特に印象に残りました。
本妙寺境内会場の飾りつけ 「上宮津21夢会議」の皆さんのご担当
開催期間3日間の夜は、雨も降らず関係者のご苦労が報われた感じがしました。
天橋立ガイド部会が担当した本妙寺での貝殻展示と「宮津の植物」についての講演会には、それぞれ164名、27名、合計191名の入場者がありました。最終日は、本堂前が「ライブ」会場となり、展示場への入口がふさがれた恰好て入場者は皆無の状態でしたが、二日目の児童たちの貝に対する目の輝きが特に印象に残りました。
本妙寺境内会場の飾りつけ 「上宮津21夢会議」の皆さんのご担当
静岡県からのご夫婦。円満で穏やかなお二人、お客様もガイドも大変満足。
天橋立周辺は一日で観れるだろうと一泊の行程。その魅力の多さに二日目滋賀県での宿泊予約をキャンセルして、さらにもう一泊当地滞在。
パワースポットめぐりで天橋立駅から橋立神社、松並木の森林浴、元伊勢籠神社、真名井神社コース。終了後は、伊根の舟屋見学。夜は城下町宮津七万石「和火」へ。
お客様は神仏の聖地としての当地パワーと同時に、両側が海、地道が続く松並木の天橋立散策が特にお気に召したようです。何度もお二人をお持ちのカメラに撮りました。
2012/10/08
「宮」津市の向こうを張るわけではありませんが、隣接する私のふるさとも大「宮」町、その宮とは、丹後二の宮の大宮賣おみやめ神社を指します。
昭和26年の町村合併で、口大野村、奥大野村、三重村、周枳村、河辺村の5村をまとめる町名になりました。
一の宮は籠神社、その祭礼は春、巫女さんが冠に藤の花をさして神楽を舞います。それに対して、二ノ宮の祭礼は秋。里に神を招き降ろして取り入れを感謝します。二ノ宮の大宮賣神社にならって近隣のお宮さんも一斉に秋祭り。
以下、ふるさとの秋祭り・フォトレポート
(↑ すき 周枳 大宮賣神社 笹囃子 神楽 三番叟)
(↑ 口大野 大野神社 楽 太刀 御輿)
祭の明くる日、8日は二十四節季の一つ寒露、暦通りに丹後は「うらにし」模様。
(↑ 8/28 五十河の北の空に積乱雲)
(↑ 8/36 日置から宮津湾)
(↑ 9/00 上世屋から若狭湾)
これからは、晩秋の丹後をカニバスが走ります。
2012/10/07
飢饉の時には球根を掘りなさい、言い伝えられて、ヒガンバナとツルボは何度も命を救ってきた秋の花です。ヒガンバナは「ハミズハナミズ」(葉見ず花見ず)。球根で増える日本のヒガンバナは行儀のいい花です。
(↑ 9/28弥栄)
ここに咲いていなさいと言われたところで咲いています。
生育場所をより自由に選ぶ山野草と言えばこちら、ツルボ。
(↑ 10/6 上世屋)
花時に葉を出し、実もつけます。皮を向いた球根がツルッとしたボウズ頭のようだからと言うのもふっと笑えますが、ホは穂の説が気にいっています。つまり、稲穂、飯穂。ツルの首のように伸びた飯穂。つまりツルイイホ、さらに略した「つるほ」。救荒植物っぽいじゃないですか。
2012/10/06
稲刈りの終わった世屋の里で、キンモクセイの香りが、花の咲いていることを教えてくれました。
つぶつぶの小さなオレンジをびっしりと身にまとっています。
ふと思いました、カシも実つけます、紅葉したホツツジも種をつけています。桜もサクランボ、栗は栗の実、コナラはドングリ、花咲けば実がなるものです。
キンモクセイははどんな実をつけたっけ?
木の下が染まるほど散り積もる花冠は印象に強いけれど、実がコロコロしているのは記憶にないなあ!
ヒガンバナのように球根で?
まさか!
・・・・・・
ということで、調べてみると、中国から入ってきた外来種。雌雄異株。日本には雄株が移入された。実がつかない。たくさんあるのは挿し木で容易に増えるため。
・・・・・・・
雌株は門外不出というわけか、
いや、その事情はどうなんでしょ
見てみたいよね キンモクセイの雌花。
引き裂かれたみたいで、かわいそうね。
東シナ海が天の川ってこと?
せめてとどけ、この香り中国に!
、、、、お後がよろしいようで。
2012/10/05
アサギマダラは、春から夏にかけて本州の涼しい高原地帯へ渡って繁殖し、気温の低下と共に南方へ移動を開始し、遠く九州や沖縄方面に戻っていく蝶です。
(↑ (産経新聞05年10/30) )
アサギネットには「山形・蔵王スキー場で8月26日にマークしたメス1匹が、今度は11月20日に、与那国島・久部良岳の山頂で見つかりました(06年11月27日 読売新聞)。 直線距離にして2246キロ・メートル」との大移動が紹介されています。
丹後半島も渡りのコースです。6月5日には龍渓で、アザミの蜜を。
7日には高島海岸に咲くスナビキソウに。
そして、10月3日には世屋高原で会いました。
ヒヨドリ花やサワヒヨドリが盛りです。
北上は海岸コース、南下は山間コースを辿るのでしょうか。
アサギマダラの渡りの謎については、http://home.r07.itscom.net/miyazaki/main.htmlさんは、
■か弱そうに見えるあの小さな体の何処に海を渡って1000kmもの長距離を飛び続ける力が秘められているのだろうか。
■秋に南下する時は、強い偏西風に逆らうことになる。逆風をどうして克服でき、しかも洋上の小島を探し出すのだろうか。
■海を渡っている間の食餌はどうしているのか、夜は何処で休んでいるのだろうか。
■新しく生まれた蝶は4か月程度の寿命です。つまり渡りをする蝶はいつも新しい世代です。それなのに蝶が南へ、あるいは北へ、渡りの時期が来きたことをどうして知るのか。そして、どうやってはるかな土地の方角を知るのだろうか。
■食草はその土地に1年中あるのに、何故その土地の環境に順応せず、危険の伴う旅を続けるのだろうか。
と、あげておられます。
アサギマダラには、これからも目が離せません。
世屋高原休憩所周辺にはフジバカマが育っていますよ、、
山形の蔵王から台湾へ行く個体かもしれません。奥の細道どころの旅ではありません
「アサギマダラさん、休憩していってくださいね!」
10月3日、半島分水嶺を歩きました。
ウオーク(11月11日予定)のプランの検証、点検です。
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世屋高原・ブナ林縦断丹後半島分水嶺紅葉ウオーク 概要
日時 11月11日
コース 下世屋~松尾田んぼ~岳登山口~岳~高山ブナ林~内山~五十河・小町公園
標高差 550m 距離 約10Km
集合 五十河・小町公園 分乗して出発点に
内容 世屋の里を縦に岳山まで直登、丹後半島高原部を高山まで縦走、五十河小町公園へ下ります。下世屋から松尾田んぼはガラシャ夫人隠棲コースとされます。若狭湾リアス式海岸のパノラマ展望、北近畿随一のブナ林は見所です。利用料金 一人1,000円 保険込み 募集人数 20名 最少催行 6名 小雨催行
受付 11月4日まで
弁当の斡旋 秋の世屋弁当1,100円 お茶付き 100円
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参加9名。
以下、そのフォトレポート
8時26分 京丹後市小町公園 「あの尾根へ出てきますよ」
9時5分 下世屋 公民館下 しっかり体をほぐします
9時12分 旧松尾街道へ
9時20分 下川橋
「止めないでくれ」
止めませんけどなにしてんですか あぶないですよー
「スミレゴケみてる」
9時46分 海展望ポイント①
10時5分 松尾東神社
10時29分 海展望ポイント② ススキと海の組み合わせは絶景。
10時35分 海展望ポイント③ 舞鶴湾、引き揚げ船が返ってきた海。
10時53分 松尾田んぼ ミニトマト 甘いですよ 食べていってください
11時9分 標高約430m 一本桜 松尾の里の平安を念じて、溝口さんが植えたもの。樹齢約50年。
へいいちろう桜とも。
11時35分 岳入山口
11時54分 岳山観察道 下見パーティーを引っ張るのは矢野さん。パーティーの最高齢!
可愛ー!タマゴタケ。優秀な食菌!
12時3分 岳山頂 637m ここで弁当
12時33分 お腹もふくれた 一休みできた あの尾根が高山ブナ林
13時4分 駒倉道分かれ
13時59分 ブナ林観察道にはいりました。
14時3分 草刈りが広くしてあり、歩きいい観察道
14時36分 高山山頂 702m から世屋高原を振り返る あそこから歩いてきた!
水は右に下れば世屋川から宮津湾、左に下れば野間、宇川水系。
14時37分 左に視線を移すと、網野町朝茂川の海。向こうからもこちらが見えているはず。
14時50分 山頂から内山ブナ林観察道に入る
14時52分 ブナの木の間からみえる天の橋立
14時57分 ほほー おもしろい形じゃなー!
15時10分 内山から駒倉越えの切り通しを下る
内山ブナハウス(15時24分)、天文館をへて歩いて歩いて五十河へ
16時36分 霧の宮神社の大杉
小町公園 到着 16時40分
さて、振り返ってみて。
A コースの危険箇所 特になし、岳山山頂からの下りに急坂。要注意。
B トイレは三カ所 1旅行村 2 駒倉駐車場 3 内山ブナハウス
C 携帯電話 通話可能場所にムラあり
D 感想 出発点と帰着点が離れているため利便性に欠けていたが、配車計画を立てることによって解消。丹後半島山塊を縦断し様々な環境を体感できるコースデあることが確認できた。問題は所要時間。発9;00~ 着16;40。着は15;00が望ましい。そのためには内山ブナ林解散にするための車の配置は可能かの検討が必要。
2012/10/04
抜けるような青空が気持ちいい朝。
(↑ 3日8時 小町公園)
しかし、風は北風、
(↑ ヤフー天気図)
そんな日の夕暮れ。夕日に染まる積乱雲の頂き。
(↑ 3日 6時 上世屋 岡の前)
そして、その翌朝、荒れる海。
(↑ 4日8時 丹後町 屏風岩)
いよいよ、今年のラストランナーの花たちにバトンがわたります。
(↑ イヌショウマ 食べることもできず薬にもならないとき、人は「イヌ」という言葉をつけます。あくまで人の都合です)
(↑ あきのきりんそう 食用にも薬用にも用いられました。セイタカアワダチソウもキク科アキノキリンソウ属になっているため、混同されやすい)
(↑ ツルニンジン キキョウ科の蔓性多年草。高麗人参と同じような効能のある薬用。爺のそばかすという意味でジイソブといわれますが、、、。 )