宮津エコツアー · 1月 2013

1月 2013

2013/01/15
《穀雨    4月20日  穀物を潤して春の雨が降ります》

・ 葭始めて生ず  ・ 霜止んで苗出ず・牡丹花咲く、、、。

梅があって。

サクラが咲いて、

菜の花咲いて、

春の三役 そろい踏み。

畑がうれしげだ、ジャガイモを植えてもらって。、

まず、苗代作り、そして田植えへ、米作りにはともかくたくさんの水がいるンです。

雪もようけふってもらわんと。

私も見て、と睡蓮。

私も見に来てと、松尾桜。

 

 

《清明    4月4日    若葉が萌え命が清らかに輝く季節が到来しました。》

・ 玄鳥至る   ・ 虹始めて見る、、、。

林の一番、キンキマメザクラ

ミゾを走る水。

フキが約束する確かな春

米は不思議な作物だ 同じところで毎年作ることができる。環境が安定しているから、一緒に住まうモノもたくさんいる。

2013/01/14

《春分    3月20日 太陽は真東からのぼり真西に沈みます。》

・ 雀始めて巣くう ・ 雷の声発す、、、ですって。

ヤマアカガエルの産卵。(↓ 3/24)

上世屋の「啓蟄戸を啓く」。ちょうどずれは1節気分。

君は、ひょっとしてラッパ水仙?

ベニシジミのぼく(幼虫)も動き出すかなとスイバの姉さん。

岡の前の畑の段々が見えてきた。

合力の家で「ここたん」。世屋焼きに活けた春。

(↑↓ 3/20)

おもしろーい!

光りと熱を田圃におくって、雪解かしてるみたい。

雪が解けるのが一番うれしい、畑が待っているとのれんになってもおためさんがいうのでね。

 

 

2013/01/14

《啓蟄    3月5日      「一雨ごとに春に近づき、土のなかの生き物が動き出します》

・ 桃初めて笑う   ・ 菜虫蝶と化す、、、はず。

まず、道が開きました。上世屋の啓蟄。

「すまんね、早く解けるから」と雪。

毎日毎日雪を掘っていたてるみさんの畑。

スプラウト!

2013/01/14
「見つける喜びに満ちているのが、春という季節ではないでしょうか。」(日本の七十二候を楽しむ・東方出版)と白井明大さん。

・二十四節気のアルバムをめくりましょう!まずは、春の始まり、立春から雨水の頃。
《立春    2月4日       初めて春の気配が現れてくる》

・ 東風凍を解く・ 黄鶯鳴く、、、はず。

たしかに、天の橋立・籠神社付近の民家の玄関先では春。

標高400mの世屋の里では、、、。

(↓2/3)

(↓ 2/4 下世屋 石作りアーチ橋)

(↓ 2/4 下世屋の竹藪)

(↓ 2/5 銚子の滝)

そして2週間後。雨水。

《雨水    2月19日      雪が雨に変わります》
・ 土脈潤い起こる・ 草木萌え動く、、、はず!

(↓ 2/19)

雪の下は、暗かろう、冷たかろうって、

なに、心配ご無用、快適安定環境。もうちょっとねかしといて!

 

 

2013/01/14
T 黄金の穂波。

この景色、景観は、「米がお金」の時代が作ったものです。

S どういうこと?

T たとえば、宮津藩7万8千石   石、というのは米の単位です。
一石は、10斗=2.5俵(=100升=1000合)約150キロ
これをお金にしました。だから、石高は  財政力を表します。
安房守伝記に、幕末のころは一石は25万円相当と、ネット資料。
7万8千石×25万円=195億!
お米はお金、実った稲は、金の波。

天まで田圃が開かれたゆえんです。

S なるほど、

T ちなみに、24年度宮津市予算規模は総額188億7,249万円。基礎資料が正しければ、江戸時代と現在と同じ規模!

S へえー。

T ところで、、現在の農協出荷価格、7000円/30kgとか。一石 3万5千円

S え?25万円が3万5千円!

T 一石 3万5千円としたら 宮津藩78000石の財政は27億3千万円の予算、計算まちがっていますか?

S あってる。お米作れない
S だから、農地は荒れるのかあ

T そう、このままだったら、もっとあれる。


S お米を作らなくなって、田圃が荒れたらどんなことが困るの
T 田圃は、ビオトープの役目や小さなダムの役目をしていたなんだ生き物が住めなくなる カエルもイモリも。

一緒に生えていた草たちも生えなくなる
ここには、幸いまだよく保たれている 参考にしながら、わたしたちはこれからどうしたらいいだろう、考えてくれないか!

S せんせい イモリってなに?わたし触りたい!

2013/01/14

懇親会を宮津で。さて、どうしていくか。

By Car ! No!!
By KTR ! OK (^.^)
車と比べて経費は?まあいいじゃないですか、
存続問題は自分たちの問題。「合力こうりょく こうりょく」

割高分は、思いっきりウオッチ。
ということで、夜のKTR!


2 かなりのおきゃくさん、

3 お華でおもてなし、お!御流

4 宮津の夢は夜開く

5 こんばんわー

6 人が町を作る 仕上げはここで、

7 噂のおおあさりでのみたかった!

8 販売機で買わないこだわり。

9 最終電車がでます。

10 はくりょくアピール

11 鉄路は北へ

12 ノスタルジックな旅情、ちょっとしたエコウオーク感を楽しめました。

充分お釣りでした。「またのるよ」

 

2013/01/13
1980年頃にフジ織りの作業にいそしむ上世屋のおばあさんたちが、「日本人の衣作りの原風景」というテーマで、『宮本常一とあるいた昭和の日本 21』(農文協)に復刻されています。

(↑ 撮影 川北亮司さん 1980年)

その中の一枚は、てるみさんのお母さんです。紀行文とともに、ぜひ読んでみてください。

その藤織り、その後藤織り保存会の皆さんの30年に及ぶ伝承の取り組みにより、国の有形伝承文化財に指定されるにいたったのはご承知のとおり。


藤男と、取材に訪れた藤女に漂う未来感。

この花から、抜け出てきたからでしょうか?

 

 

雪の杉山林道を歩くと葉を落とした樹木がいろんな冬芽で出迎えてくれます。

ツノハシバミ(カバノキ科)

これは雄花序・・・春早くには雄花序が垂れ下がり花粉を飛ばします。
雌花は雄花序の元の樹にくっついて雄花序より遅れて咲きます。

                                        
カナクギノキ(クスノキ科)丸いのが花芽尖っているのが葉芽

樹皮が釘の錆びた色に似ていることからついた。秋の黄葉が綺麗だ。

キブシ(キブシ科)

このかたちは夏ごろからもう準備している。

2013/01/13

長江の里。

(↑ 1/12 正面の半島は伊根・船屋の里)

ワカメ でてませんか

「まんだ小指にもなっとらんやろ」

陽気がええで、でとるか想って

「まだ本間のぬくさだにゃあでな ああいうもんも賢い、ちょっとぬくても、続くもんかどうかちゃんとみとる」

なるほど。ワカメをとんなるのと、スイセンが咲くのとおんなじころでしたな。

「三月になったらまたきてみなれ」

そうそう、去年も三月でした。

(↑ 2012.3.13)

崖のスイセンをみたら、蕾はまだカバーの中。

ですが、茎は立っていました。

海中のワカメも光りを感じて活動を始めているのでしょう。

長江のワカメのポン酢あえは、ほんとに美味しいのです(^.^)

 

 

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