宮津エコツアー · 4月 2013

4月 2013

2013/04/26

ナシは、魔除けの縁起樹とされています。災厄無しに通ず!上世屋にはそのヤマナシが、里を囲むように4本生育し、今盛り!

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そのうち二本は、府道の道端にあります。  かなりの高木です。多くの実をつけます。食べるのですか、と尋ねても、古老は美味くない食べた記憶は無いと。しかし、場所的に意図的に保存がはかられている様子がうかがえます。

いつからなぜ、ふと思い付いたのはこの出来事、、、、。

、、、、70軒以上の家が軒を接していたと言います。その里から火が出ました。残ったのは民家一軒と学校のみ。上世屋大火!昭和19年9月2日の事です。火元となった家の方は、ナワを腰に巻いて謝罪にまわられたということです。  神仏も見放したかと思う惨事。里の人は、復興に人事を尽くす傍ら、思うことは、火魔の侵略をなぜ許したのか、です。 そして、その結論の一つは、「風水では、東南・西南の方角から、「衰」の気がやってくる、その方角に怠りがあったのではないか。 火魔はこの方角から入ってきた!」ではなかったのでしょうか。

ヤマナシの咲くのは、村の中心部から見ると東南・西南のようです。

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ナシは水気の多い実です。 火魔の侵入を防ぐ守りの樹として、祈りの木として、風水の考えに従って世屋の人はこのヤマナシを植えたのだ、、、、。

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確信に近い思いで、毎年の花を撮っています(^.^)

2013/04/26

「差し向かう 心は清き 水鏡」 土方豊玉。

豊玉は俳号、本名は歳三。幕藩体制の末端の若者たちが闘いあったのが幕末の動乱、その片方の雄土方歳三さんは俳句を趣味とされたと言うことです。わたしの心は水鏡のように微動だにしておりませんよ、と解釈したらいいのでしょうか!

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ところが、彼の句の実力、あまり上手くはないと評するのが、司馬遼太郎さん。たしかに、俳句と言うには生すぎますよ。第一に季語がありません。というのは、水鏡という言葉は一般的には、季語として位置づけられていません。風さえなければ、いつでもどこでも起こる現象ですから。それを田植え前から田植え直後にかけてのみ見られる現象として、季語と理解していたのなら、歳三さんも、根はお百姓なのでしょう。

けれども、そのたんぼの水に映る景色への感動、共有できます。文句なく美しいです。

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ところで、このように、たんぼの水に光景が映るということは、そこからの光りだけが届くと言うことです。

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そのためには、一定の角度、一定の距離が必要なのです。

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一番美しく見えるポイントを求めて、その角度、距離を測りながら動くのも、楽しいことです。

朝は府中側から元気な遠足の児童たち、お昼前はこのユニホームの生徒たち。DSCN4290

ゴールデン・ウイークに間にあった初開花。秋まで花と実でお客様を楽しませてくれます。

小天橋で本日(4/26) 初開花。

DSCN4279初開花明日開くつぼみ。花の寿命は一日。DSCN4280

久しぶりに杉山へ、オオカメノキは花が咲き、ミツバツツジも綺麗に咲いていた。やまの上のほうではヒュウガミズキがまだ咲いている。

DSCN8757オオカメノキ オオカメノキ(スイカズラ科)が咲き出しました。

 

DSCN8759ミツバツツジ

今、ミツバツツジが綺麗に咲いています。

 

DSCN8764スミレサイシン

スミレサイシンが・・・葉が出るより前に花が咲くという。 杉山はこのスミレサイシンが多い.

 

DSCN8774風穴上

今日は風穴上まで行ってきました。 風穴上から栗田半島

 

DSCN8775ホウノキ

ホオノキ(モクレン科)の大きな芽  芽鱗が落ちそうになっている。

 

DSCN8778出会いから橋立

出会いから橋立

DSCN8753山桜

立派な山桜・・・・・4~5年前は少し元気が無かったが今は写真のように元気です。茶屋ヶ成までにあります。

久しぶりの杉山木々の芽吹きが始まろうとして気持ちの良い1日でした。

 

2013/04/26

くよくよしてないでさあー やろうよ(^.^)

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菜の花を見ているとそんな気分になります!

黄色は、サンバ色なんだそうです!

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気持ちがだるーい ぴりぴりスルー  そんなときは菜の花。

 

2013/04/25

■カエル鳴く 世屋の棚田に 田毎月

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■世屋の月 田ごとに映り 昇りゆく

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■満月を 映す棚田に 鳴くカエル

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■棚田月 カエル鳴き初む 世屋の里

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■世屋の里 田ごとに月の 巡りゆく

■カエル鳴く 田ごとに月見る 世屋の里

■満ち月や 里の棚田を 巡航す

世屋の蕪村

2013/04/24

全く試験管ブラシです。

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漢字では上溝櫻。読みはウワミズザクラ!まごつかせるものです。

むかし、裏に溝を彫った鹿の肩甲骨あるいは亀甲を焼いて、割れ目の出来方で吉凶占いをしたといいますが、その時に使う薪は当然特別なものでなければなりません。その薪に選定されたのが、この木だといいいます。

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選定理由は、この花の形の異様さなのではないかと思いませんか。そういうことですから正しい表記は「占(裏)溝桜」とされます。

2013/04/24

府中の里一帯に太鼓や笛の音が響き渡っていました。

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篭神社の春祭りです。

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このお祭りは藤祭とも言われ、神主さんの冠には藤の花が飾られます。

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花の美しさはもちろん、よく延び茂りる蔓は延命・子孫繁栄・商売繁盛、万物繁盛に通じ、また「フジ」の字は不二・無事に通じる事で御神木とあがめていると言うことです。

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太刀をを奉納する子どもたちのりりしい鉢巻き姿、

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お守りと一緒に緑のもの。

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それは藤の新芽なのです。藤の霊力が子どもさんの一年の無事と活躍を守ってくれます。

藤織りの里、上世屋にまもなく現れる藤衣をまとって田の仕事をする人が、異常にタフなのは、藤の霊力によるものなのかも(^.^)

 

新緑の杉山林道と宮津湾展望・巨樹を訪ねて。

概要 新緑とピンクや白い花が天然杉の林に美しいコントラストを描きます。天然杉の巨樹をめぐり、宮津湾と天橋立を展望できるところまで歩きます。
実施日 5月22日(水)午前9時30分~午後3時30分
所要時間 約6時間程度
集合場所 午前9時30分集合 大江山スキー場駐車場
受入人数 20名(定員) 最少催行2人
参加料金 3000円(ガイド料、地元の食材を使った杉山弁当、傷害保険、パンフレット等)
備考 登山靴、雨具、水筒、山歩きできる服装
お申込先 宮津市役所産業振興室 宮津市エコツーリズム推進協議会事務局 電話0772-45-1625

 

■集合場所

 



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