宮津エコツアー · 7月 2013

7月 2013

「コマツナギ」。と言っても、在来種と大陸系外来のものと二種が生育しています。しかも、同じ名前で出回っているので紛らわしいです※。けれども大きさ、生育地などで違いは歴然。在来のコマツナギは、地面を這うような低木、

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海岸の砂地が好きなようです。

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(↑ 広い葉はウンラン)

それに対し、外来種は格段に大きいです。

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マメ科ですので、新設道路法面緑化植物として持ち込まれて広がっています。

さて、この語源。コマツナギは『うま・馬つなぎ」。しかし、馬は馬でも、木の形態からいうと「小馬繋ぎ」であろうという説に賛成したいです。

在来のコマツナギは、ことびき浜の林などで見られます。

※ 外来こまつなぎを「木立駒繋ぎ』と呼ぶようになっているそうです。

リンゴのような実の北の植物。近畿ではここだけに生育しています。

 

春の観察以来、実が見つからずあきらめていたところ、先日の定期研修で見つけていただきました。

DSCN5340ここにも。

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五十河たんぼのイネ開花。

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イネは風媒花。穂を草叢から突き出すのは、開花時に花粉を飛ばしやすくするため。

イネは、短日植物。季節変化にともなうの日の長さ(日長)の変化を高い精度で認識し、開花誘導ホルモンを発現するのだそうです。

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娘女らに 行相(ゆきあひ)の早稲を 刈る時に
なりにけらしも 萩の花咲く
詠み人知らず

稲の日本伝来は今から約2300年前。正式な学名はオリザ・サティバ(Oryza sativa)。宮沢賢治は童話「グスコーブドリの伝記」で「オリザ」を自然が人類にくれた活力の源、生命の輝きの象徴として描いています。本歌の「季節の変わり目」をあらわす「行相(ゆきあひ)」は娘さんたちに「行き逢う」とイメージが重なります。

でも、ハギの花が咲いたので、ぼちぼち咲こうか、と言うのではないのです(^.^)

受粉を終えたら、イネは殻の内部に乳液状のデンプンが溜め、固めていく乳熟期に入ります。

 

 

ヒメヒオウギズイセンとヒオウギズイセンは違う、区別した説明が必要ということです。

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「ヒメヒオウギスイセン」がお供えしてある!と。

事情はこういうこと、、、 南アフリカに二つの植物が咲いていました。一つは、ヒオウギズイセン。もう一つはヒメトウショウブ。どちらもアヤメ科なのでこれをヨーロッパ人がかけ合わせた、それが、ヒメヒオウギスイセン。だから、ヒメヒオウギスイセンは、栽培雑種。

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明治時代にヨーロッパから渡来したのは、ヒメヒオウギスイセン。だから「ヒメ」をつけて説明しないと足下を見られかねない(^.^)

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それにしてもたかだか百年そこそこで全国津々浦々まで野生化した繁殖力は尋常ではありません。そのため、佐賀県では栽培抑制にのりだしたとか。

それにしても、① さすがに出自は南アフリカ。

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太陽色は見事です。 この花を乾燥させ湯に浸すとサフランの香りがするそうです(^.^)

Mさん、やってみますか!

それにしても、② おひめ様の片方の親御さんの「ヒオウギズイセン」にお目にかかりたいものです。

○、丸を描いてモチ食え!禅問答のお題。

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この丸い鉢にはメダカがいます。

サンショウモとイチョウウキゴケに覆われたわずかな隙間にたまに姿を見せます。

心優しい人にだけ姿を見せるようです。

幸運を呼ぶメダカ鉢、見にいらっしゃいませんか!

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世屋高原休憩所の藤棚下にあります(^.^)

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鉢丸ごとの販売も、相談承ります。ご連絡ください。

フジ織りの匠のお世話になって藤織り体験、

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その作品です。

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そして、竹取の翁のご協力を得てタケ容器、

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さらに、食の魔法使いによるかぐや姫弁当、

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みな丹後生まれ、丹後を生かそう、丹後を磨こう、丹後をつなごう、そんな思いと精進で築かれた丹後の宝物。ウオーク&イート三回目は、そんな皆さんの「豪華」なラインナップのツアーでした!
では、ガイド部会はこのラインに加われるのか(^.^)、

加われるとしたら、ガイドがいればこそ出逢える、里山世屋ならではの自然へいざなえるかにかかっています。
今回案内したのは、松尾たんぼの湿った草むら。じつはここに里山の妖精が息づいているのです。

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赤ちゃんの指先きほどの大きさのスプーン型の葉の先に光る露、それは、虫をおびき寄せる恐ろしい罠。「食虫植物」・モウセンゴケです、

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里山の自然は目に見えない無数の小さな妖精たちによって作られているのだと言うことに思いをよせていただければ、このラインナップに加われる!と考えました。

いかがでしたでしょうか。

「私たち、6月に宮津市民になりました」とおっしゃるお客さんもありました(^.^)

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紙コップのお水は、、松尾岳山の水源でいただいた世屋川の始まり水です。

藤棚レストランの隣のセータのお婆ちゃんが、スイカを差し入れてくださいました。

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「挑戦するやつ、応援しないと面白くならないでしょ。上世屋!」と。

体が喜ぶ・心が喜ぶエコツアー、一つ扉が開いたような気がします(^.^)

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金さんは全国にいらっしゃいましたから、背負ってらっしゃるものも、セデ・セーハシゴ・セタンマ・セータ等いろいろに呼ばれています。

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台がついていて、それに物を載せる「背台(せだい)」がセデ、 あるいは梯子のような形をしているので、とか

馬のように重い荷物を載せて運ぶものだから、さらに板が背中に当たる部分には張ってあることから、といいます。※佐野市HPより

上世屋では「セータ」、背板(せいた)」。

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世屋の里では、日常的に使われている現役農具です。

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和子ねえさんの運んでらっしゃるのは、実の大きく膨らんだササゲです。

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ササゲがおわったら、ネギを植えます。

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里山の景観に桔梗を置きました。

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暑さが和らぎ涼しげになるのがおもしろいです。(^.^)

「桔梗の花 咲く時ぽんと 言ひそうな」という句があります。

加賀千代女の句。開花直前のつぼみが風船のようにふくらんでいるのをおもしろがっているのです。

「誠実な愛」『友情』「変わらぬ愛」等がききょうの花言葉。

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さて、その桔梗やヌマトラノオ、ナデシコにもがんばってもらって、、「里の見えるレストラン」「びお・らびっと上世屋店」!

ここが第三回ウオーク&イートのお食事会場、。

人は自然の一部、里山には、火になったり木になったり水になったり土になったりして暮らしを見守ってくださっている神様や仏様が住んでいらっしゃいます(^.^)
世屋の観音堂はそんな神さんや仏様のお住まい。

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渓谷に差し込む日光も神神韻渺々とした雰囲気を醸し出しています。

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念ずれば花開く! と言ってもそれは努力の累積、蓄積があってこそ。 1000日参り、お百度とはよくいったものです。また、千日も参ることは出来ることではない、一日ぐらいならなんとか、、これもよく出来た仕組みです。

世屋の観音堂の千日参りは8月9日。

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今年は、足下を照らす竹灯籠の和火を並べる準備が、檀家の皆さん、里の皆さんの手でされています。作り出される情景が楽しみです。

また、観音堂一帯は湿潤な環境を好む植物の宝庫、まもなくウバユリが咲きますよ。

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太古の昔 悪龍を善龍に改心させた智恵の文殊菩薩様。

日本海の荒海を超えて中国五台山から、九世の戸 文殊の地にお迎えしました。

 

文殊菩薩様 獅子に乗ったご本尊

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ご本尊に踊りの奉納DSCN5382採火式が行われる前の夕焼け

DSCN5393点火

DSCN5404悪龍を改心させる文殊菩薩の姿に扮した巫女の激しい踊り

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説法と導き

DSCN5425DSCN5428改心した龍たち

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