宮津エコツアー · 12月 2013

12月 2013

五十河の里に咲いていました。

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フユザクラ。あたりには紅葉やミカンも黄色く色づいています。狂い咲き?ではなく、今頃に咲く種類。

早春に咲くマメザクラとヤマザクラをかけ合わせて作り出されたものだということです。

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冬に桜を見たい!なかなかの贅沢、冬に桜の花材いかがですか!なかなかの商魂!

小春日を過ぎてもこの日和。

DSCN6197廻旋橋

DSCN6196塩池

DSCN0457ハマナスの実

DSCN0447白砂

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はちきれそうに丸丸と膨らんで立派に育って収穫を待つばかり。

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少し残念なのは、、、。

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不特定多数のお客さんを想定した団地方式の大量生産をする場合、農薬、除草剤は不可欠。

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(上 ある広大農園)

けれど、「安全」だと信じてわたしは買います!日本の農水省が「安全だ」と保証しているのですから。

さて、体が喜ぶ、心が喜ぶ、という共通項で「エコガイドウオーク」と「食」を結んだのが世屋・高山ガイド部会の[ウオーク&イート」!しかし、これではまだいい足りていない気がしています。と言うのが、人が喜べばいいのか?環境への関心の向上や自然全体が喜ぶという意味があるのに、それが表現できていない、「安全」と信じているのにどこか消えない一抹の不安が表現できていない。

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そんなことを手塚治虫さんに相談したら、ちょっとアドバイスしてくださいました、「虫」だよ!「虫も喜ぶ」を付け加えたらどうだ!この子に食べさせたいと無農薬にこだわる、そんなこだわりを誰が証明してくれるのかといえば一番確実なのは「虫」さんだよ。

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(上二枚 世屋のKさんキャベツ)

「イート」では虫を寄せ付けないのではなく、虫さんも喜ぶ、そういう食材を使っていただいています。 来年からは「体が喜ぶ!心が喜ぶ!虫も喜ぶ!ウオーク&イート」というお題にしましょう(^.^)。

府中は中野、路沿いの民家の庭で満開!

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野生の物は関東地方南部から静岡県御前崎までの太平洋岸にのみ生育しているとされています。けれども、花のない時期、栽培の簡単な山野草として原生種が園芸用に出回っているということ。このおうちもそうなのでしょう。
ちなみに、京都府でも、ハマギクが網野町の海岸に野生状態で生育しています。なぜか生育しているのです。軽い種ですから無数に飛ばした一つが風や鳥によって国内移動をした可能性はあります。また「外来種」のように栽培からの野生化とも考えられます。島根県の砂浜にも群生のあることが発見されているのだそうです。「異常分布]ではあるけれども地域限定で野生化しているのは貴重と京都府では要注目種に指定しています。

どう見たら琵琶湖に見えるのかあらためて拝見に上がった八景園。

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この方向からだと正面の岩の配置された小山は比良連峰なのでしょうか。とすると、左が南湖で、、

と想像している内に日が差して、昨日は見えなかった錦鯉が姿を現してくれました。

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たまたまおいでたご住職になぜ琵琶湖を模した池なのか、について、お伺いしたところ、おっしゃったこと「石垣を摘んだ石積み職人さんたちが滋賀は坂本の穴太衆だったことと関係しているだろう!」アタリ(^.^)※バスを待つ間に~日置・妙円寺八景園~参照。

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お寺の方丈裏の庭には池、と決まっていたものです。しかし、妙円寺のように水が張られてしかも鯉が泳ぐ状態が保たれている庭は貴重になりました。建物を傷めることと無住のお寺が増えたことにより池の水がぬかれているのが多いのです。

また、境内の強靱な書体で経文が刻まれた巨大な石塔!この石も、この付近から出た石が使われているのだそうです。

必要か必要でないか、よく考えろ、いらない、間に合っている、辛抱できる、すぐ飽きる、三度確かめて、必要だと思えなければ買うな!と庶民はきつく衝動買いを戒めたものです。

なのに、、、求めてしまいました(´・ω・`)

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「和生活・はおり」さんでであったサンキャッチャー(レインボーメーカー)、※虹の部屋~「和生活・はおり」さん~参照 !

考えてみれば、いらない、間に合っている、辛抱できる、、ものじゃないですか(^.^)

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なのに、、、、、虹ハンターの虫が騒ぐのを押さえきれず、、何かに出会える気がして!。

ダイヤモンドは持てませんけれど、まあその輝きもこのサンキャッチャーの輝きも、元はお日様の光りに変わりはないわけで、、、

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魅惑的な光りを発して、癒やしの一時をつくってくれています。

 

丹海バス世屋線につながる日置バス停前。城跡かとおもわせるひときわ目をひく石垣、

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高さ5mなんですって。妙円寺の石垣です。1585年に開創された日蓮宗のお寺で、宗内の所化(学生)のための学問寺であった。丹後地域での中核寺です。宗派の権勢を示さねばなりません。

この石積み、滋賀県大津は坂本付近に「穴太」と書いて「あのう」と呼ばれる村があり、そこに優秀な技術を持つ石積み集団がいました。その技術全体を「あのう積み」といわれて、各地の寺院、城郭の石垣造営に招かれました。この石積みも彼らの流れを汲む石積み集団を呼んでなされたということです。     穴太積みは基本的には自然石を積み上げる野面積み、「その極意は“石の声を聞く”のだそうです。つまり、“石の一つひとつが収まるべき所に収まる”ということで石の一つひとつの形状を考慮しながら積んでいくのが穴太積みだ」※と伝えます。 ※www.oumi-castle.net/anou/anoutumi.html

さて、この妙円寺塔頭うらの池を伴う庭園も彼らの仕事なのかもしれません。

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余った石で庭も造ってくれ! 「よござんす、して、お題をちょうだいしとうございますが。」 よきにはからえ、 そんな場面を想像します、大きな石垣工事は長期に及びます。長い飯場暮らしで彼らの思いは残した家族、ふるさと近江。 「近江の海琵琶湖を模した池にしとうおもいますが」。 任す! 「かしこまりました。」

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そうしてできた池に名付けられたのが「八景園」近江八景にちなんだ名前です。モミジが池に映えます。

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世屋へのバス待ちの間に拝見されてはいかがですか。

里山再生のシンボルとしてのミッションを与えられて植栽されたフジ棚のフジ。エコの切り口から里山ツーリズムを組み立ている部会としても、重要な[ツーリズム資源]です。

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しかし、手入れがなかなか、、、。

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手をこまねいている内に枝はやたらはねあがり、台木から芽を出し台木も傷み始める、、、この整備に地域活性を図るために部会が受けている助成、これが使えないかと相談したところ、オーケー。

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伊根の上辻造園さんに依頼して11月30日、整備作業を行いました。
◇枠の外に出ている物は切って、棚の上にはねているのは方向を決めて押さえること。

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◇台木から吹いている枝も基本は落とす。切る時は根本から、そのあとには薬品、なければ消し炭をすり込んでおく。

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◇台木の株元に草は生やすな、虫が湧いたり不要な芽が出る原因になる

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◇施肥は株の周囲に4カ所穴を掘って遅効性の肥料をやるとよい、、

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そんなアドバイスを受けながら10本の整備を行いました。

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Kさん、心づくしの豚汁でお昼。

その地の山野に普通に見られるとか園芸店にあるというおなじみ感がない物にであうことがあります。外来種です。この方もそう。

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初めてであったその当時の植物入門程度の図鑑には掲載されていませんでした。
畑の畝のような場所に特定して生育しているようです。さしあたり「転校生!」、と見当をつけて探ってみたらやっぱり。原色牧野植物大図鑑570-1708。転校生の名は「はきだめぎく」。
違和感を感じました。!
言葉は強い力を持っています。食品偽装がそれ。コーラだと差し出された番茶をのんだらだれもウエッとなるということをどなたかがおっしゃっていましたが、番茶といわれてたら何でもないのに、それと同じで「はきだめ」はきついっすよ、と。
思いながら一方、まてよ、名付け親は牧野先生なんだそうです。愛情と尊敬を欠いた不用意な命名をされるはずがない、としたら考えられることは二つ。一つはその当時の[はきだめ]の意味と受け取る感覚は今とは異なっていたのではないか、肥やしとして大小便は売買され、牛と同居し「みゃあごえ」を背負って畑へもっていった時代です。肥料にするための刈り置き場程度の意味ではなかったのか。もう一つは、「はきだめに鶴」のように、かわいらしい妖精のような花なので、「はきだめのキク」でなく「はきだめにキク」だったのではないか。
他の呼び方もあるのだそうです。この草は、新しい大地にどんどん進出していく旺盛な繁殖力を持っています。そこでイギリスでは[勇ましい戦士]と呼ばれていると稲垣さん。しかし、雨霰の弾幕に突撃を強要される兵隊のいのち、それを勇敢というなら哀しいです、、[勇ましい]というところは同感、「勇ましい妖精たち」ということでどうでしょうか。

今のところ、上世屋の畑では見られないと思います。がであったときは、 「はきだめにキク」「勇ましい妖精たち」とお話ししようと思います。

長岡緑の少年団の皆さんが植えてくださったモミジ、40本。

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二冬めを迎えます!

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支えの紐の緩んだり切れたりしたのを結びなおしたり、巻いた蔓を切り離したり。

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空き家ツアーをきっかけに下世屋に移転されて、初めての世屋の冬を迎えるMさん。

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飛び入りで手伝ってくださいました。

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