宮津エコツアー · 1月 2014

1月 2014

宮津美しさ探検隊発行「どこどこ」に掲載の「杉山は宝の山」上家透氏の寄稿をご紹介します。9回

大江山スキー場に接して今普甲道、千年を超える元普甲道、、不幸・不孝を避けた嫁入り道、タネ採りや材を運んだ弥太郎道、舞鶴市西方寺平から宮津市今福を結ぶダイラ道などの古道ともつながり、近年有志による古道整備が毎年行われて、往古の歴史・文化にも触れる事が出来るようになりました。

 

DSCN0773街道から砥石山

(スキー場少し上の入口の今普甲道(宮津街道))

 

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(弥太郎道、古心から10分ぐらい歩いたところのお不動産との分岐)

 

DSCN1219ナメラより橋立

(ダイラ道より橋立と栗田湾展望)

・・・・・・・続きます。

東京農大の「農山村支援センター」の出川先生からの連絡。「当センターでは、環境省・野生生物の利活用による地域づくり試行検討調査事例」事業に取り組んでおります。その一環で全国の先進的、特徴的な取り組み事例を報告書の中で掲載し、環境省関連ホームページで紹介することを予定しております。」ということで、「世屋の里のナデシコ保全プロジェクト」の取り組みもその一つに取り上げたいとのこと。

試行検討調査事例」事業と言うのがよくわかりませんが、環境を生かした地域作り!一も二もないじゃありませんか、「謹んでお受けいたしますどうぞよろしくお願いいたします(^.^)」

さて、そのナデシコを最も多く歌った俳人は、正岡子規さんでしょう

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羽州行脚のおりに

◇喘ぎ喘ぎ撫し子の上に倒れけり

陸奥の旅に古風の袴はきたる少女を見て

◇撫し子やものなつかしき昔ぶり

陸前国愛子村にて

◇児も居らず愛子の村の野撫子

◆蝶一つ撫子の花を去り得ざる

◆撫子の花にあはれや蛇の衣

かっては、草原や山地、河原等の環境で人は草刈や枝打ち等里山的な利用をしてきました。これで、日当たりの良い開けた環境が継続してきました。近年の人間の生活習慣の変化で、このような「人為的なかく乱」が行われなくなり、カワラナデシコに代表される人間と密接な関係のある普通種が、その自生地や個体数を減少させ多くが貴重植物になっています。

◆撫子や 吾に昔の 心あり

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「子規さんの撫子」は花屋や庭のナデシコじゃないはず、里山のナデシコのはず!そんなナデシコが見たい!と思われることがあったら世屋の里へどうぞいらしてください。

 

 

これが「氷」いうもんや!と言うような氷。

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これが「霜」いうもんやというような霜、、

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よう見ときよしや、、今度いつ見られるかわかれへん、もう二度とみられるかどうか、、

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、とたんぼと山のブナが語っているような朝。

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でもなぁ、昔は子どもを何人も乗せてもびくともせんような厚さだったが、いまは、タヌキの子どもが歩いても割れてしまう、、、ああこんな情けないことになるとは夢にも、、、、と氷が嘆いております。

エコツーリズム推進法が施行されてから、ほぼ5年。

観光・旅行形態に変化の兆しがみられるものの、エコツーはきびしい道のり。

 

観光面で今年、新たに 「宮津天橋立の文化的景観」 が、国の 『重要文化的景観』 (国宝扱い) に指定される。

各ガイド部会で研修を重ねる中、天橋立では、昨年3種の絶滅寸前種・絶滅危惧種の植物にも出会いました。

 

ヤマトウミヒルモ (シノニム(別名)ニッポンウミヒルモ)  京都府絶滅寸前種

DSCN5321 ヤマトウミヒルモ(環境省レッドリスト)DSCN5450ヤマトウミヒルモ

マツバラン  京都府絶滅寸前種

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ハマナデシコ  京都府絶滅危惧種

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久しぶりに晴れた夜明け。成相寺弁天展望台へ飛びました。

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半月が天空やや西よりに。舞鶴方向の稜線が白んでまもなく日の出。

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「橋立や 朝日は東 月は西」  世屋野蕪村

当たり前といえばあたりまえですが、それが写実というもの(^.^)

顔出す位置が左によっているため、、残念ながら橋立の松並木との組み合わせははずれ。

けれども、見所はもう一つ。

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五重塔と朝日のコラボ。

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「五重塔は数あれどもここに日輪を置く塔はそうはありますまい、、おっほん!」

お寺の関係種のしわぶきが聞こえそうです(^.^)

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若大将加山雄三さんが若さの秘訣を「三かん王」と語っていらっしゃいました。そのかんとは「関心・感動・感謝」。

成相寺からの朝日展望、その三つの要素を充分満たします! とはいっても冬の晴れた朝、参道の急坂は凍結していますので要注意。

 

須津のさかげん・酒源さんは、酒専科のお店です。

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このご時世にあって本物志向で!その志、立派!丹後・与謝いちえんの居酒屋さんがみにこられるということで、いまお奨めはこれ。

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名前の通り、酒水に水銘水中の銘水、天の橋立は真名井の伏流水を使った作品なんだそうです。ご山体が花崗岩質のようですから、酒に向いた水なのでしょう。

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、2月8日、天の橋立ユースでの「里山会合イン宮津」を盛り上げてくれそうです。

宮津美しさ探検隊発行「どこどこ」に掲載の「杉山は宝の山」上家透氏の寄稿をご紹介します。8回

眺望は雄大で、上宮津谷集落、田圃、大手川、街道、市街地、宮津湾に浮かぶ天橋立、丹後半島、栗田湾、晴れた日には冠島・沓島をを望むことが出来ます。

 

DSCN8539上宮津谷展望

(上宮津谷展望所から)

 

DSCN9136宮津湾     (宮津湾と橋立)

DSCN7657栗田湾

(杉山作業道より栗田湾)

・・・・・・・続きます。

 

 

 

えらい!

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(↑ 峰山町橋木 撮影日時 2006/07/01 18:05:14 )

左の田と右の田。

田植え時期の違いもあるんでしょうけれど、右の田、除草剤を使わないと決めて作っていらっしゃるのだそうです。

草取りの子どもはすごい、

親も偉い!おまえも「くさんば」と戦えというのですから。

たんぼの「ちゅういち」くんには、この花。

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イワカガミ、素敵な恋人ができるよ(^.^)

よって棺桶写真 ベスト8!

祈る

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祈る

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祈る

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、、、、、

え!クミコさん、、、うたってくれるの!、、、、、

♪別れがくると知っていたけど、本当の気持ち言えなかった  色とりどりの折り鶴たちに こっそり話しかけていました

愛する人たちのやさしさ 見るものすべて愛しかった  もう少しだけでいいから 皆のそばにいさせて下さい

泣いて泣いて泣き疲れて 怖くて怖くて震えてた  祈り祈り祈り続けて 生きたいと思う毎日でした

折り鶴を一羽折るたび 辛さがこみ上げてきました  だけど千羽に届けば 暖かい家にまた戻れる

願いは必ずかなうと 信じて折り続けました

だけど涙が止まらない 近づく別れを肌で 感じていたから

泣いて泣いて泣き疲れて 折り鶴にいつも励まされて  祈り祈り祈り続けて 夢をつなげた毎日でした

別れがきたと感じます だから最後に伝えたい  本当に本当にありがとう 私はずっと幸せでした

泣いて泣いて泣き疲れて 折り鶴にいつも励まされて  祈り祈り祈り続けて 夢をつなげた毎日でした

めぐりめぐり行く季節をこえて 今でも今でも祈ってる

二度と二度と辛い思いは 誰にもしてほしくはない  誰にもしてほしくはない

♪ 「INORI~祈り~」♪

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ありがとう、、、

やっぱり、「願いは必ずかなう」のです、、「信じて折り続け」なければ、、、。

 

自分でもちょっと思い出せませんでした、どこに立ってどこを写したのか、、、。

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拡大してわかりましたけど。一見して即判定出来る方は、たぶん丹後検定一級の方でしょう!

ヒント①、♪ ながれてやまぬ竹野川、、大宮中学校の校歌にうたわれています。ので、逆にそちらから大宮中学校はどう見えているのか、、卒業生としては確かめておかなければと言うのが動機だったことを思い出しました。

ヒント②最近サケの遡上が話題になっています。さて、、、(^.^)

撮影日時は 2007/09/14 15:32:44 空気の澄んだ秋晴れ。

古代丹後王国はここにさかえたのだなぁとか、一揆ののろしはここにあがったんだなぁとか、高館に登った芭蕉の気分を味わいました。

で、自分的には棺桶写真 ベスト9です。

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