宮津エコツアー · 2月 2014

2月 2014

中学国語一年国語〔光村〕では、「おおきな事件や出来事が起こったときには、複数の新聞を比較して読んでみよう」と呼びかけます※p279 。しかし、年金暮らしには一社がせいぜい。市役所のフロアには各社おいてありますので、それを利用します。

さて、うちは「朝日」です。天の橋立は松優先公園だから、「広葉樹」には遠慮してもらってという記事の中に、「ブナなどの」という文言がある記事でした。へーぇと思ったので、書きました。※2/5参照  ブナとクロマツの共生、大事件です!

そこで思い出したのが、複数の新聞を!の奨め。ひょっとしてとめくって見たところ同じことが毎日新聞では次のように取り上げられていました。

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ふむふむ、、、木を切るなど現状変更にあたることは規制される中、クロマツの生育に影響が出ている木々については規制を外しましょうと言うことになった、それがニュース。それは朝日も毎日も同じ。ただ毎日は、遷移の過程を前提に書いていらっしゃるけれども、朝日は、広葉樹の浸食ととらえていらっしゃる。遷移と浸食では意味が大違い。その木々を朝日は、ブナなど広葉樹としたのに対して、毎日は、モチノキ、トベラと特定した表記。毎日のほうが温暖な海岸部に特徴的な植生として正しいように思いました。記者氏の自然観察力の差が出たのかも(^.^)

これからも、市役所のフロア、利用しようと思います。

 

中学校へは下駄を履いて通いました。歯や鼻緒は取り替えて台は長く使えました。二年生ぐらいまではそうでした。 登校時にはなかった雪が下校時には積もることもよくありました。そういうときは困りました。葉と歯と歯の間に雪が挟まるのです。ちょっと歩いては落としちょっといっては、その繰り返し。リョウホウ均等に挟まるわけではありませんでした。ねんざなんてこともあったのでしょうけれど、逆にそのことでバランス感覚が養われたのかもしれません。、、、それも裸足。そんな時代がありました。その下駄の材がこの木だと言うのを知ったのはずうっとあとのことでした

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朴、葉の大きさや花が話題になりますが、すっくと立ち上がる姿が男らしくて素敵です。

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ちなみにホウ。モクレン科。刀の鞘はこの材と決まっていました。

何でも錆びない成分をもっているということで。

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そうなんですか、、、科学的にはどう説明されるんでしょう。教えてください。

雪の日の下校風景、

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丹後は傘の国です!

世屋も雪。

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世屋の雪には傘がいりません。濡れないから。

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このうちには春を待つ命の灯が三つ。

さて新潟出身の坂口安吾さんの一文。

「雪国の暗い郷愁の裏側にはいつも明るい太陽がある。雪国に忘れられた太陽は、その忘れられた故によつて、実は雪国のものなのだ。雪国に土着する素朴な農夫達の話をきくと、彼等の最も待ち遠いのは春の訪れで、長い冬が終り、始めて青空が光りはじめた爽やかな日の歓喜は忘れることのできないといふ。まだ根の堅い白皚々はくがいがいの雪原へとびだし、青空に向つて叫びたいやうな激しい思ひに駆られながら、とびまはらずにゐられないと言ふのである。太陽の歓喜を最も激しく知るものは、実は雪国の人々であるかも知れない」

昭和12年に 「女性の光」に掲載された文です。

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金さん!あんたの刻まれた年だなぁ。

「ぼく、シロウマに見える?」

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ごめん、見えない!
ショボン、、、
ごめんごめん、、明日はシロウマになれるかも!
「わし、白龍にみえるかなぁ?」

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うぅーん 見えんこともない!
見えると言えぇ!
だってぇ、、、
「そうならぁ」
ふぁぁー息を吹きかけられたかと思うと、、誰かの頭が真っ白なのは白龍になりかけの龍の息を浴びたからです!
海の方からも、「わたしもどう、白龍にみえない?」

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松並木です、
見える見える、いつもそれなら、「ブナ」も生育可能!

枯れススキの叢に群れるスズメたち!

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とその瞬間、
「小鳥を捕らえるチャンスだと雪降りを待ちわびた子どもの頃。」
世屋野蕪村
冬,そして雪、生き物には厳しい時です。餌には普段警戒してよらなかったりするようなものにも近寄ったり、白地に赤、おびき寄せたり,雪は罠をかけるチャンスでもあったのです。獲物はツグミやトラツグミなど。 仲間の中には罠作りの名人もいて尊敬を集めていました。

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その体験はきっと多くあるはずと、その思い出を語っていらっしゃる方がないか検索をしていたら、出会ったブログ。
「 2006年5月 1日 (月)
兎追いし~、小鮒釣りしかの川: ナベショーのシニアーライフ
nabe-sho.cocolog-tnc.com/fujieda_/2006/05/post_ef12.html 」
これはすごい!
と思っていたら、
「豆狸の狩猟・採集的生活のススメ
シカ・イノシシ猟からスズメ・カモ猟 渓流釣りからアユ・ウナギ漁、潮干狩りから素潜り 山菜採りからキノコ狩りまあとりあえずは山や海や川からおいしい食べ物をどんどんいただいちゃおうと日々、右往左往している豆狸が、その成果や方法などを紹介します
hunting.seesaa.net/category/1118262-1.html 」
これはさらにすごい!
一見の価値あり。

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(↑ 三枚いずれも2/5)
しかし、わたしのイメージの罠、ちなみにその罠は竹のバネを利用した仕掛けでしたが、それへの直接の言及具体的な図解資料は見つかりませんでした。
そういうことで雪降りの日の鳥獲り仕掛けの名や作り方などの記録を探しています。どなたかそういう情報をお持ちの方ご一報いただけませんか。

「白砂青松 景観ピンチ 天橋立」

本日付の朝日新聞のデジタル版の見出しである。

記事には、白砂青松の松並木が「ブナなどの広葉樹によって浸食されている。」 と冒頭に書かれている。

しかし、天橋立の松並木にブナが自生しているなどということは、見たことも聞いたこともありません。多分、ブナ科の広葉樹のことを間違えられたのであろうが、大手のマスコミの記事であることが、誤報であろうとなかろうとどれだけ大きな影響を与えるかということを考えると、反論しないわけにはいかないと思い掲載しました。

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今朝の朝日新聞。※2/5

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へえぇ!「松並木がブナなどの広葉樹に浸食されている」。ブナが橋立の砂嘴に生育していると読めますが、ほほう、そうなら、世屋部会でのブナのガイド内容を訂正しなくてはなりません。丹後半島は不思議なところで、標高500mほどのところからブナ域になっているんですけれど、温暖化対応したブナも最近は現れて、海抜0mでも生育可能な種類がうまれています、と。いや、念をおすようですが、それってほんとなんですか!

これがブナなんですけど。

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ほんとなら、ブナとクロマツの共生、「世界的な珍現象」じゃないですか、それこそ、世界遺産もの。ブナが橋立の砂嘴に生えている、ほんとなんでしょうか、ご存じの方ご一報ください。カメラもって飛んでいきます。それと、高山のブナにも言い聞かせなくちゃいけません、橋立には種を飛ばすな、じゃまにされるでと。

現在、丹後地方に出されているのは大雪風雪波浪なだれ着雪に関して注意報。久しぶりの寒波です。ゆきだぁーと喜ぶのはイヌとY田だけとあざけられながら、雪に呼ばれたらいかんわけにはいかんでしょ。節分寒波を迎えた丹後雪景色。

1 KTR大宮町鯨踏切 撮影日時 2014/02/04 17:13:13 下校の中学生たちか渡っていきました。

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2 同上 手前の雪樹は三つ叉。撮影日時 2014/02/04 17:15:34

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3 日置にて 世屋街道木子までの除雪を終えた除雪車。重厚なジーゼルエンジンの音の頼もしさ。

撮影日時 2014/02/04 17:52:58

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4  瀬や姫神社下 道路の除雪をしたもらっていたので、安心して帰宅できます。

撮影日時 2014/02/04 18:03:20。

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5 せや姫上  地滑り斜面を二台が左へ,右へ、さらに左へと灯りの方向を変えて連れもって登っていきます。

撮影日時 2014/02/04 18:04:05

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6  村外れの六地蔵さん。「米だし地蔵さん」野モデルです。

 

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7  世屋高原休憩所石段 さらさらした雪です。撮影日時 2014/02/04 18:15:27

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8 世屋高原休憩所  積雪20cmくらいでしょうか。撮影日時 2014/02/04 18:24:06

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9 同上二階フロアから。 温かく優しい和紙のシェードから光り。

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10  橋立ワイナリー ブドウ剪定蔓のウマが、シロウマになりそう。

撮影日時 2014/02/04 19:02:14

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やしゃぶしが呼んでくれました。

「ちょっとこんか」

、雪がふっとるわなぁ渋ると

「雪がふっとる時にべんきょうせなんだらいつするくだくだいうとらんとすぐ来い。」

そこまでいわれたらいかんなんですわな、それでいきました。指定されたところに。

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それらしくなった花穂に雪が載っていました。雪を載せているところを写真に撮れと言うことかと、、、カメラを向けると

、「あっほ、そつちだにゃあ、、こっちこっち!」

あほといわれてムカッとと思った瞬間、

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えぇー!これがあんたがヤシャブシと呼ばれているわけですかぁ!!。

やしゃぶしが、オッほんと咳を一つしました。

つまり、こういうことです。

ヤシャブシどういう漢字を当てるかというとヤシャは夜叉できまり、次のブシは武士、節?夜叉武士ならちょっとすごみがあるお侍、夜叉節なら、♪あらやっとなぁあれよい♪。ちがうんです「五倍子」、タンニンを多く含むことで著名な五倍子なんです。 熟した果穂が夜叉にも似ていて、お歯黒の原料にされたフシ(五倍子)ほどタンニンを多く含むので、あわせて「ヤシャブシ」。そのタンニンが霙雪の中にしみ出していたのです。

そういうことだったんですよ。

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やしゃぶしがもう一つ咳をしました。

弥栄町の国営農地、頃は12月。年末。寒波で畑が雪に。

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無農薬有機栽培を試みて、信頼が広がりつつある頃でした。この人のこの畑でつくっていらっしゃるものが食べたい、加えて年末正月、この野菜を食べてもらいたい、注文する側と作る側の熱い絆を感じたものです。

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