アサガオ、波見の道淵で。
ところで、アサガオといえば ヒルガオ ユウガオ いずれも「ヒルガオ科」で一日花、朝は昼まで、昼はひのじゅう、夕は日の暮れからという意味で、咲く時間を表している、そこまではいいんですが、いずれにも「がお」がつくことそして漢字での表記「顔」であること、なぜ「がお」であり「顔」なんでしょうか?わけを知りたいのだけれど手がかりもなく、尋ねる方もなく、まあええやんか、、とおいておくこと、そんなことだらけで今まで生きてきたのですが、、、、、これもその1つ、
ところがなぜ「がお」であり「顔」なのか!同じ疑問を持った方がいらっしゃるようで、そのかたはもポリネシア語で解いてみたらどうかと解明を試みられていらっしゃるのです。
アサガオ ヒルガオ ユウガオはポリネシア語を含んでいるとしての説明はこうです、参考までに。
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「朝顔は、アジア原産のヒルガオ科の蔓性の一年草で、日本で観賞用として改良され、江戸時代には多くの品種が育成されました。薬用としては平安時代から栽培されていました。夏の早朝大輪の美しい花を咲かせ、午前中にはしぼみます。昼顔は、アジア原産のヒルガオ科の夏緑の蔓性の多年草で、各地の路傍や野原に自生し、朝顔に似た花を昼間に開きます。若芽は食用、全草を薬用とします。
「あさがほ」の語源は、朝咲いて昼しぼむ花の意、カホは美しい顔の義で朝美しい花の意、アサアヲ(朝青)の転、アサカホル(朝薫)の転との説があります。
この「あさがほ」、「ひるがお」は、
「アタ・(ン)ガハウ」、ATA-NGAHAU(ata=early morning;ngahau=brisk,hearty)、「朝(のうちは)・元気な(花。朝顔)」(「(ン)ガハウ」のNG音がG音に、AU音がO音に変化して「ガホ」から「ガオ」となった)
「ヒ・ル(ン)ガ・(ン)ガハウ」、HI-RUNGA-NGAHAU(hi=raise,rise;runga=the top,up,upwards,up above;ngahau=brisk,hearty)、「(太陽が高く・上にある時刻の)昼(のうちは)・元気な(花。昼顔)」(「ル(ン)ガ」の語尾のNGA音が脱落して「ル」と、「(ン)ガハウ」のNG音がG音に、AU音がO音に変化して「ガホ」から「ガオ」となった)
の転訛と解します。「ゆうがお(夕顔)」については前出の534ひょうたん(瓢箪)の項を参照してください。
※ 雑楽篇(その二) – DTI www.iris.dti.ne.jp/~muken/zaturaku02.htm –
さまざまなルーツを持つ日本人のDNA、言葉も同じ。「がお」しは元気、勢いという意味がある、、、なるほど!と思いました。
ところで、これもヒルガオ科。
縷紅草・ルコウソウ!これは「縷」に意味があって、「細々と連なる糸筋。 細く、 途切れずに続くさま。こまごまとしたさま。」紅い小さな筒状花がつながって咲いている、説得力抜群の命名。