台風16号の進路、
列島を縦断するという心配なコースが予想されています。が、22日にはかなり東に行っているとのことです。
野の鳥、山の鳥、行く鳥、来る鳥、鳥を意識しながらの里山ウオーク、予定通り実施します。
永久さんによると、37種の鳥が確認できたということです。9月も下旬の森は葉を落とす準備、餌がいなくなります。鳥がいないこんな時期に何ですんねん!とはいえ、それでもいいじゃないですか、いないものがいたらそれこそたいへん!春に楽しみをふくらませましょう。
いいじゃないですか!
この看板、わが会のメンバー菅谷さんのお仕事です、
、、、、、、
ご本人に連絡すると、
「二、三年前に設置したもんだで!」
え、あぁそぉ、、そんなにひさしぶりなんだぁここにくるのは!
というのは裏話。
、、、、、、、
さてここは「京丹後市弥栄町にある道の駅・丹後王国「食のみやこ」。
ここで、今日、明日と開催されている「海の京都 丹後グルメフェスティバル」
いまいちの天気にもかかわらず朝からかなりの人出でした。
このブーステントには山陰海岸ジオパークの写真コンテスト入選作。
問題はその隣に伊根、成相山、高山ブナ林、せや川石作りアーチ橋、大江山杉山杉などの写真が配してあること。
これは、「なにか」のメッセージ?
明日行かれることがあれば、寄ってみてください。
2か月以上ご無沙汰しています。ナンバンキセルやアケボノソウがもう咲いている頃と出かけましたが・・・その間にカメラの調子は悪くなり、携帯で写真を撮って来ました。
スキー場はススキにおおわれ秋のたたずまい。
ナンバンキセル
アケボノソウを訪ねて・・・例年宮津街道でもたくさんのアケボノソウが咲くのですが今年はKさん全然見られなかったそうです。
そこで府道沿いスキー場の下宮津側工事現場の横に
アケボノソウの群生とまでは行きませんが少し固まって咲いて居ました。
少しアップで・・・携帯でアップの画像が撮れません。ここは鹿の食害無く咲いていてホットしました。
早く杉山林道入りたいのですが・・・林道が雨で悪くなり車で入ることが出来ません。
秋を代表する花、せや高原休憩所のハギが美しいので花見してもらおうと出したベンチ
さっそくお客さん!
ところが、その頭の上を、ぶーぅーん ぶーぅーん ぶーぅーん。
スズメバチが休憩所の屋根のひさしに巣を復活させていたのです。
スズメバチの歓迎!なんて洒落になりません。
9月はスズメバチの活動期。
区長に連絡すると、かれも気づいていて、市役所に除去要請を行っているとのこと。しかし、防護服の準備ができないのでちょっとまってくれとのこと。では注意呼びかけ、使用禁止、立ち入り制限しておいてくれとアドバイスがあったか、「ない」!いやはや、公開している場所で、明日から三連休で不特定の方が自由に利用されるところ、刺されでもしたら即ニュース。観光で市振興をというわりには、なにそのスピード感のなさは!、、、とおもいたくはないことを思いましたよ。
巣を中心にした彼らの警戒範囲は10mに及ぶ、また、黒・赤・青といった濃い色に対し特に攻撃性を強める、さらに整髪料・香水に含まれる成分、人の汗にも反応し攻撃してくるといいます。
、、、、、ということなので、でも、それは自分たちでしておかなければならないこと。
なので、
このせや高原休憩所、おおいに利用はしてほしいのですけれど、除去完了までは要注意、
不便をおかけしますけれど、利用計画なども変更されることをおすすめします、
クマの危害で死亡する人は年間10人未満。スズメバチに刺されて死亡する人は、年間平均で34名。
交尾の時期を迎え攻撃的になったスズメバチの恐ろしさはクマの比ではないのです。
そんな危険を認識していて、しかし、なんの対策もせずに事故がおきたなんて、さいあくですから。
さて、こんなに恐ろしいスズメバチですが、流動食しか食べられず子どもに養ってもらっているといいます。
「昆虫を餌とするのは、幼虫だけです。スズメバチをはじめとする細腰亜目の蜂は、成虫になると細くなった腰のために、固形物を食べることができなくなります。
このため成虫は、幼虫のためにさまざまな種類の虫を捕まえては巣へ運んでいき、かわりに幼虫の分泌液を食事にします。このほか、木の樹液や花の蜜も、スズメバチの成虫にとっては大切な餌となります。」
こんな事情を知れば、かわいい生き物だなぁともおもえるから、おかしいものです。
「彼岸花、がここにあればいいねぇ!と思ったものだから、ここに彼岸花!」世屋野蕪村
球根で増える彼岸花の繁殖は、まったく人頼み。球を埋めないと咲かないのです。
この花たち、昨年秋、府中から球を届けて頂いたものです。
花の丈50cmで咲いてもらうにはそこに草を繁茂させておいてはいけません。さらに、花の終わった後に出てくる葉に、お日様を当て、栄養をつくって球根に貯めなければなりません。
限りなく人の世話が必要なのです。目標は、この棚田跡を赤く染めること。
挑発とわかっていても、イノシシが相手にしない景観植物となると限られてきますから、見とれよ!念ずれば花開く、じゃ!と。
、、、彼岸花プロジェクト、あなたものりませんか。
「
ハギの美しい候になりました。
雪解けの福寿草に始まって晩秋のリンドウで終わる山野草や庭先のもてなし花の花のリレーもいよいよクライマックスだ、と黄昏れ気分で、世屋の里が「生物多様性保全上重要里地里山500」に選出された、その記念に何かをとかんがえたのですが、かみせやを漢字で「上世屋」とする表記を、「花美世屋」と改める、ということを思いつきました。そこで、さっそく、事務所宛てに今後お便りをいただく際には「宮津市花美世屋」とお書きくださいと、友人にメールを送ったら、ただあきれられました。
しかし、かみ・「上」を「花美」にする、このアイデアは、まんざら根拠がないわけではないのです。
丹後 舞鶴 野間 日置、波見 伊根 そして世屋、、、みな地名です、そして、みな漢字二字。
これには訳があります。
奈良時代初期和銅6年(713年)に出された「好字令」という勅令には、「畿内七道諸国郡郷着好字」(国・郡・郷の名称をよい漢字で表記せよ)と。当時の先進国は唐。制度や文化は唐にならえ!ということです
さらにだめ押しは、平安時代中期に編纂された『延喜式』、これには「凡諸国部内郡里等名 並用二字 必取嘉名」(諸国の郡や村の名は必ず2字の良い字にせよ)と。
そういうことですから、「上世屋」。下と上、をつける意味はまあわかりますけれど、三字地名、これはどうもいただけません。かみ上を二字にして世屋二と二を足して4字にしたらいいかも、しかも「好字」で、と
考えてみた結果が、「花美」。
私は、こだわりますよ、歩く人がおおくなれば、そこに道ができる、、
さて、このハギ。
一度のびて花をつけた枝を切り戻してやると、再び緑の芽を吹き、それに花をつけるのです。まさしく「生え木」。
万葉集では140余首。もっとも多く読まれる花と言うことですが、誇るのは芽を吹く霊力だけでなく、豊穣のシンボルフラワー
であるからという解釈があります。
「をとめらに行き逢ひの早稲わせを刈る時になりにけらしも萩の花咲く」(『万葉集』巻十 詠花 作者不明)
萩の花、よくみてください、何かに似ていませんか、、、、!
きくいも!
こんなん俺たちのなかまじゃねぇとサツマイモがいえば、「そうだそうだ、こんなものくえねぇ」とイノシシにも突き放されるこのきくいも。
草丈、二、三mになろうかという大きさからしてさぞかしでんぷんもいっぱいふくんだ大きな芋であろうとおもいますが、さにあらず。
デンプンは含んでいないし、大きさもショウガくらいというものですから、いわゆる芋類からもイノシシからも相手にされないということなのです。
河川敷のような肥料けのあるしめった土が好きでそういうところにせいいくするのですが、繁殖力がつよくて、他を駆逐するかのうせいがあるもので、外来生物法で要注意外来生物に選定されていもいます。
こういえば、立場のないキクイモですが、、含んでいる成分がイヌリンというもので、これは天然のインシュリンと言われるもの。
インシュリンといえば血糖値を下げる薬でサプリメントの原料として注目されているのだそうです。
うまくつきあえればいいがなぁと思う植物です。