宮津エコツアー · odani

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釣りが趣味という知人の夫婦。

暑さ、寒さや時間帯は余り苦にならない。時には寒い深夜でも糸を垂れている。大物が釣れたりすると、一日に何度でも出かけたくなる。

今回の釣果は、宮津湾岸壁でのアジやギチ(ヒイラギ)ではない。釣り場に大きな樽イカ(ソデイカ)が接近してきたからたまらない。準備していた手筈通り協同で仕留めた。本日の釣果17時頃 まず一杯(全長90cm)、20時頃 二杯(95cmと70cm)。

樽イカは表面が鮮やかな赤色、京都府ではタルイカまたはアカイカと呼ばれている。日本海へは水温の高くなる7~8月頃に胴長10~20cmの大きさで入ってきて、水温が低下する晩秋には南の海に帰っていくそうだ。中には冬の季節風に乗って浜に打上げられたり、今回のように捕獲されるものもいる。

釣果の三杯

捕獲用具 全長4m天橋立の店舗先にあった料理済の小型タルイカ

また獲れました 11/16 体長60cm、2.0kg

推定樹齢650年 雪舟や蕪村など多くの文人墨客も見てきたであろう船越の松。

天橋立の歴史と共に今日まで風雪に耐え、幾多の史実を刻み込んできた雄姿は、ほかを圧巻するものがある。倒木を防ぎ雄姿を残し続けるため、既に実施されていたワイヤー支柱補強から、更なる鋼材補強がなされた。根本には更なるいたわりの養生

雪舟筆国宝「天橋立図」1501~1506年の間に描かれたといわれている

天橋立図には、「大松」と表示されている松がある。年代的にはこの時点で樹齢150年であるが、専門家の話ではその可能性は少ないのではないかとのこと。大松以外の松として描かれているのかもかもしれない「船越の松」周辺

明治時代の天橋立船越付近  ㈱クリタ所蔵特別限定アルバムより転載

宮津の「ええもん」が大集合すると、こんなにええもんがあったのだ。

海の幸、山の幸、加工品等々。会場の市民体育館内外とも大入りの盛況。その場で食べたくなるものの多かったこと。

エコツーメンバーも頑張りました。キノコ汁、上宮津焼き、天橋立貝細工等。また、世屋からは粟餅、キビもち、竹の子いもなど。30分ほどで売り切れ商品も出る盛況でした。

会場入り口 オープンと同時に人の列

外のにぎわい

客席も満席のキノコ汁上宮津焼き・天橋立貝細工 買った湯呑で今晩は少し多めの晩酌としようか!

世屋加工グループの「おはぎ」はすぐに売り切れ

館内会場のにぎわい

 

ゴミはきっちりエコ仕訳

急なお知らせ! 宮津の「ええもん」が大集合。

エコツーメンバーも出店します。是非、見に来てください。

 

日 時  11月18日(日) 10:00 ~ 14:00

場 所  宮津市民体育館(ミップル横)

駐車場  「パーキングはままち」 会場で無料駐車券配布

 

杉山(697m)は宮津市街の背後 南側に連なる大江山連邦の一つ。

地質は4億年以上前のかんらん岩、蛇紋岩。樹齢数百年といわれる古代スギもある天然杉の群生地。そこに大江山スキー場起点の杉山林道4.4キロが整備されており、比較的軽装で出来るトレッキングコース。

林道の紅葉

天然杉 樹冠は生長が止まり傘状になっている

林道途中の天然杉標識

左手のこんもりしたものは天然杉 右手下側は植林杉

好天であれば絶妙の配色屏風岩 「かんらん岩・蛇紋岩」標識杉山林道終点のパノラマ展望案内板

宮津市街と天橋立方面を望む

天橋立展望の名所はいくつもある。昇竜館・飛龍観・一文字観・パノラマ展望観・雪舟観等々。

大江山スキー場起点の「杉山林道」からの眺望も、これらに決して劣らず素晴らしい。起点の普甲峠は江戸時代参勤交代の殿様が通られた要衝。上宮津ガイド部会で歴史街道やかんらん岩・蛇紋岩地の杉山天然杉や多彩な植生など、四季を通じてガイドしておられるところ。その杉山林道4.4キロを歩き、城下町宮津と天橋立を展望した。

杉山林道終点近くからの展望

紅葉は最盛期林道途中からの展望

終点が山門前までであった成相寺参詣バス路線は、平成17年に成相寺本堂下まで300m延伸された。

バス停標識の上に傘松公園のイメージキャラクター「かさぼう」ならぬ松毬が乗っている。延伸に伴い建物は閉鎖されているが、歴史をたどると昔は宿直者まで勤務していた成相寺駅であった。最終便で降車した一人旅で訳ありそうな客などの行方が気がかりで、安眠できなかったという駅でもある。延伸は参詣者の利便を図るとともに高齢化社会という時代の流れでもあったのであろう。

締まっている駅舎と山門バスはここから300m 坂道を登って本堂下まで行く

股のぞきの傘松公園からの成相寺参詣バス道は、昭和4年から登山バスが運行している道である。

道幅が拡幅されても自然を破壊するような開発はされていない。毎日運行しているこの登山バスの運転手さんにとってはわが庭のようなもの。

お客様への観光案内をする傍ら、季節の移り変わりから植生の育ち具合までを観察している。時には入山者による希少植物の盗掘監視や注意まで行っているという貴重な山守でもある。今年になってから、心無い人に二種類の植物が持ち去られたとその保護を思い嘆いていた。

運転手さんが乗客に案内してくれた平成の五重塔

乗客によく質問されるという すいかずら科の「ガマズミ」ツタウルシアキノキリンソウバス道路際の紅黄葉よく晴れた日は加賀の白山も見えます

天橋立股のぞき発祥の地 傘松公園へケーブルカーが開通したのは昭和2年。

それまでは真言宗の古刹 籠神社の神宮寺であった大谷寺本堂横から山道を経て傘松公園に辿り着いた。

参道入口の道標には成相寺まで1.6キロ。現在の登山バス道(傘松~成相寺間1・8キロ)から考えると過少表示気味ではあるが、それは別として、傘松公園までの階段650段を登った。

旧参道の入口 大谷寺本堂と雪舟筆国宝「天橋立図」の看板

旧参道入口道標

植生豊かな参道今まで残っていたアケビの実中身は鳥たち先住者のもの

天橋立展望の最高所 西国三十三か所観音霊場第28番札所

実施日  11月17日(土)  集 合  元伊勢籠神社大鳥居前 12:30集合

時 間  12:30 ~ 15:30

コース  往路 元伊勢籠神社―大谷寺―成相寺旧参道(階段650段)―傘松公園―登山バ

ス道路―成相寺参拝―成相山パノラマ展望台 約3キロをウオーク

復路 成相山パノラマ展望台―成相寺バス停までウオーク 約1・3キロ

バス停からは、バス・ケーブルカーもしくはリフト利用

料 金  1,500円(交通費670円は別)

申込先  0772-27-0121 天橋立ユースホステル  申込期限 11月15日

 

展望所 11月8日

11月8日 傘松公園の紅葉

登山バス道から見た紅葉と若狭湾

バス道から見た展望台方面

 

 

 

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