宮津エコツアー · yasuda

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世界遺産・高野山。

IMG_2561こうやさん

お参りには、ガイドさんを頼むと決めていました

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奥の院の杉木立と諸大名家の苔むした墓石群

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その一つ一つに栄枯の歴史や由来がある世界なのに、素人が歩いてもただの散策に終わってしまいます。

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これらの石は、こうやって上げたんですよ!

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何十人もの人足たちがかかって担ぎ上げる様子を描いた図絵を示しながら説明してくださるガイドさん。

こうや

車の置き場所のような細々としたところからた゛いじなことをみのがさないように配慮してのガイド。

「やはり、先達・ガイドはあらまほしきことなり、、、、」です(^.^)

さて、11月5日予定の分水嶺トレッキング、これから山はいっそう紅葉て゛うつくしく装います。

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参加者も定員いっぱいになろうとしているのはありがたいことです。中にはこ゛高齢のかたもいらっしゃいます、

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安全にたのしんでいただけること、こころがけて準備させていただこうとかんがえています。

 

アースデーとは 「地球のために行動する日」「地球に感謝し、美しい地球を守る意識を共有する日」。2015アースデイガーデンに私たちの地球、「世屋の里」をひっさげて参加させていただきました。

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今年のテーマは、食とエネルギーと地域の元気づくり!とくに力が入っていたのは、ゲストの連続トーク。

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25日のゲストは金丸弘美氏(食環境ジャーナリスト・食総合プロデューサー)に続いて 藻谷浩介氏「里山資本主義」著者

いずれも地方市町村か゛共通にかかえる壁に穴を開けてきたビッグゲスト。と゛んどんつぎつぎ紹介されるさまざまなエピソード、正直ぜんぶ消化できたとはいえません。

けれども、歩く人がおおくなればそこに道はできる、「わたしたちのアースは世屋」!美しく、住みやすくし、人の道ができるように知恵を出し汗をかこうとあらためて思えたことは成果でしたね。

 

天の橋立と背高泡立ち草!

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もともとは観賞用にと移入されたのです、和洋折衷の美というのか、あうといやぁあいます。

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けれども、ともかく凄い繁茂力、  自然をコントロールする里力、人力が緩んだところにはすかさず侵入してひろがります。

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その正体をしったのは、のちのこと、あとのまつり。

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大規模土木工事が行われていない在来種の保全状態のいい上世屋でも、宮の前棚田群付近のすすき原への殴り込みがみられます。

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ところで、アワダチソウの生かし方、生物系の除草剤をめざした高校生につぐ二つ目。アトピー性皮膚炎にきく酵素がふくまれている!どこにといえば、 「開花前の花穂の蜜」に、使用法は、乾燥させて風呂に入れる!こういう情報が出回っています。出元は身近な野菜や葉っぱなどを使った家庭療法や自然食を主とした健康運動を広めていらっしゃる東城百合子さんの「家庭でできる自然療法」(あなたと健康社)のようです。

黒々とした根株

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クズ・葛です。

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「本くず粉」をつくるために、葛根をとる堀子さんたちは、こういう巨株をさがされるのだそうです。

葛は國栖。産地名が和名になったぐらいで、里山最強クラスの有用植物。くず粉掘りはこの付近でもおこなわれていたとのこと。味土野出の

Kさんは、わし等の所ではじっさいにほっていた、小学生がするジャガイモからデンプンをとる実験よりも、たくさんとれたとはなしておられます。

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とはいうものの、景観上放置しておくわけにもいきません。

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斬ります!

 

 

阿蘇海を美しく染める夕日を見る人。

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(↑撮影日時 2015/10/19 17:18 )

日没位置か゛南による晩秋は、天の橋立観光の楽しみか゛一つ増えます。そのためのベンチ。

さて、夕日と言えば、突道湖。ここのおもしろいのは、毎日変化する日没位置が一年を通してわかるサービスがなされていること。 「袖師地蔵から嫁が島を見たときに、どの辺りが日没位置かをイメージで表示します、夕日の鑑賞、撮影には日没時刻の約30分前からが最適です。」

 

 

 

 

 

たとえば、10月20日を検索すれば260度付近に太陽が、12月8日には245度ふきんに太陽がしめされます。 これは優れものです。

ちなみにこの場所、松並木一宮汽船乗り場よりの外れです、

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これから、さらに左に寄ります、その日没位置の変化をしめすものをベンチのあし元になにかつくっておけば、親切かもとおもいました。

地産地消の創造的なメニューが魅力のスィーツ&ランチ

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11月1日開催、、

午後予定の方は食べる前に、午前予定の方は食べたあとに、世屋の里山ウォーク!海星公園ウォーク!さらに足を伸ばして伊根浦ウオーク!

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橋北三大ウオークがお奨め、

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天高く馬肥ゆる秋をお楽しみください。

切り花にいい!と連れてきたのに、侵略的外来種ワースト100なんてなにをいまさら(`ヘ´) というのが彼らの気持ちなんでしょう。

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それにしても、秋晴れの空に黄色、なかなかいいもんです、日本にない目新し感を感じてという動機は理解できます。

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花粉症の原因植物てはないかと疑われたころにおこなわれた除草も、虫媒花なのであり得ないとせつめいされることによって、下火に。その機に乗じいっきに生育地を拡大させた観があります。後々のことを考えて行動しないといけないという戒めも再認識しなければならない事例です。

さて、反省は反省、それは大事ですが、目の前の現実への対処も問題。

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そのなかで、セイタカアワダチソウで自然農薬を作ろう!  – 宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校(中高一貫六年制)の記録が面白いです。強力なアレロパシー作用(他感作用)に注目して、自然農薬が作れないかと実験をくりかえしたという記録です。

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結論、効果がある。セイタカアワダチソウの刻んだ根を土に混ぜ他の植物の発芽実験を試みたところ、混ぜなかった土の場合と比較して明らかな差異が認められたということ。五年生(高2)の生徒さんの研究だそうです。

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そうやって役立ててもらうとセイタカアワダチソウの肩身の狭さも救われるかも。

 

 

 

 

研究しつくされているされた蕪村さんの句が発見された、その数200以上!と朝日新聞。

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蕪村ファンとしても「おおう」。

その記事は、見つかった句の一つに「我焼きし野に驚くや草の花」。それを、藤田真一・関西大教授が「ちょっと前に自分が放った火が燃え広がり一面の草の花が焼けている」と紹介。
さて、その解釈には「え?」解釈に季節感がないのです。さらに、草の花が焼けていることに蕪村さんは驚いていると説明されている。しかも、その草の花を焼いたのは蕪村さんだと。
はたしてそうなんでしょうか?

「我焼きし野」とは野焼き、単純にそう解釈できないでしょうか。

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(↑2014年3月24日 当ブログ 土手焼き 参照)
西行さんも「すそ野やく烟ぞ春は吉野山花をへだつるかすみなりける」と詠います。
我、野を焼きしとは、早春、新しい草が出るように冬越しの枯れ草を焼き払ったということ、
「驚くや」とは、感動したなぁもぉ。なにに感動したかというと、黒々とした焼け跡から芽を出し早くも花をつけている花を見つけて!
春が来た、枯れ草を焼き払った野に春の草が芽をだし早々に花をつけた、さらにそこに、待ち焦がれた春もどんどんと深まっていく時の早さを見て驚いたと蕪村さんはおっしゃっているではないでしょうか。

野を焼くことについては、蕪村さんご自身の作があります。

野とともに焼る地蔵のしきみかな 蕪村

かかってこいよ!

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挑発するようにイノシシ城!

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なめられてだまってられますか、これを落とす! 2:14:26。

かなむぐら クズ、エビヅルを「けずって」開けた穴、

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たにうつぎの大黒柱。

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イノシシの親分、ここで毎夜酒盛りをしているのです。

いくぞぉ!

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10/16 2:19:04  ↓

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攻略終了 2:26:46!所要時間 約12分。

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立ちこめていた獣臭を流し去る風がカーテンを開けるように、広い景色を見せてくれます、

放棄田の運命への挑戦!など固いことはおいておいて、この仕事、理屈抜きのデトックス、ただし、体育会系の学生ボランティア向きです。

さて、この城の主。

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女城主なんでしょうか、

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一国一城の主となると野性味満々!

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本来は山でとトチやブナの実をあさりクズの根をほっていたのです。

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それが放棄田が広がった里に進出。

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里山に、まもなく冬、彼らにも冬。

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冬眠なんてのんきなことはしない質なんです、子も産みます、

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独り立ちさせないといけません

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「おらたちにとっていきることは食うこと、、、」

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、、、そんなことをおっしゃっているようです。、、、、
まあ、そうなんだけれど、

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人も、降りかかる火の粉ははらわにゃならんわけだし、、

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せっかくのいのちだから、むだにはできません、、

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自然と人間と、、あす、かりいれるというお婆ちゃんのたんぼにはいってたべちらかすようではもう許さんということです、どこかで折り合いをつけなければなりません。しかし、壁か卵か、どちらの立場に立つかというと、エコツーリストの立場はやはり卵、いのししは人の前では卵です、山へお帰り願う、そのために最善を尽くす道をもっともっと追求すべしとかんがえます。

 

「朝顔は 朝露負ひて 咲くといへど 夕影にこそ 咲きまさりけれ」(万葉集詠み人しらず)

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アサガオの薄い花弁が夕日に透けて美しいという歌です。さて、この歌が、朝顔=桔梗説、今のアサガオは秋の七草ではないとする根拠の一つにされているようです。しかし、撮影の時刻12時45分。夕刻とはいいませんが、午後、日の傾こうとする時間です。10月も半ばになり涼しくなると一日中咲いているものです。

いっぽうキキョウは、必ずしも「朝露負ひて咲く」と言うものでもなく、また、同じ花が数日咲いています。もう一つ、アサガオは奈良時代には日本には渡来していなかったという説もあります。これとても、文献に無いといたったことが根拠です、しかし、種は強力な下剤作用を持つ成分を含んでいるといいます。記録には無くても、渡来人が薬として携えてきていた可能性は否定出来ないじゃないですか。

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「秋の野に 咲きたる花を 指折りかき数ふれば七種の花
萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」
と選定なさったのは山上憶良さんですが、萩から始まり、アサガオで終わるこの順番、おくらさんほどの方、単なる音数合わせやアトランダムでは無いはず。なにか意味がある、自分の好きなものの順番にしたとか。咲く順番と考えれば、8月9月10月秋3ヶ月のうち、藤袴や朝貌は10月の花といってもいいではないですか。アサガオが美しいのは10月、キキョウは10月には終わっています。そういう意味では、朝貌はアサガオ、キキョウにあらず!といいたいいう気持ちがあります。

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