「桜咲く さくらの山の桜花 ちる桜あれば 咲く桜あり」
文政五(一八二二)年冬、三万人とも五万人ともいわれる丹後の農民たちの先頭に立ち、暮らしを守った丹後の義民、吉田新兵衛。
その思いを託された桜、しんべえさんのふる里常吉の峠で、今年も美しく多くの花を咲かせました。
桜地蔵様、、
歴史は語り継がなければ風化していきます。
オキナワや
ヒロシマや
プレリュートウや
ヤマトや
・・・・・のように、、、
桜咲く 言い継ぎかたり告げ あの日あのときのこと というごとく 世屋野蕪村
祭り直前の雲岩寺ツツジ。
明るいところが大好き、少々乾燥していても大丈夫!
湿気たところ暗いところが苦手、あっけらかんとした性格まる出しといった風情で咲いています。 ツツジは人と森との境目花!森に住まいされる山神さまへの取り次ぎ役の巫女さまとみたてればありがたい花暦でもあります。
天の岩戸に隠れた天照大神を楽しい芸で引っ張り出したあまのうずめのみこと【天鈿女命/天宇受売命】のイメージモデルは、このつつじだと私は思っています。
雲岩寺のツツジ、その株数、4000本とも5000本とも。12日か゛お祭り。地元の皆さんか゛、こまかいところまで準備されていました。
見所は、ほかにも。 一つは「たらよう」、
もう一つは「こぶし」
いずれも近郷には珍しい巨木です。
かんばんも素敵、、
「創造委員会」、、、何かがありそうな公園て゛す。
シュンランの酢の物、花の塩漬けを入れたシュンラン茶、、、いまどきうっとりするほどのぜいたく!
しかし、里山雑木林、クヌギやコナラなどの落葉がふかふか積もった薪炭林。こういう所には普通にあるのです。
逆に言うとそういう環境でないと生育できないのです。というのは、土の中にいる菌根菌と共生して、栄養をもらっているからなのです。葉っぱもあり、光合成もしますが、林の中の光りは弱いので不足するのだそうです。林で見つけたシュンランを持ち出しても長くは生育させられません。可憐なのでてもとて゛栽培したい、だれしもおもうところ。しかし菌根菌のいないところでは栄養が補給されないのです。それじゃあ、種から!これがまた容易なことではない、粒とはいっても埃のように微細なもので、菌根菌のお世話を頂きながら開花まで育つのに五、六年。ということですので、塩漬けた゛のおひたしだのはぜいたくのきわみ。
爺婆という方言があります、花弁に「男」と「女」がいるというのですが、そうなんですかぁ(^.^)
五十河・延利の小さな谷にビオトープ!
この奥には谷を作った湧き水があり絶え間なく美しい水を出しています。しかし、残念ながら放棄田、これを生き物のために活用しようという趣向です。
池をつくり、水を貯めれば、トンボや蛙などがよみがえります。

さて、コウノトリがこのあたりで採餌しています。ブナ林から出る水で米を作る広い水田がある五十河から三重にかけてはコウノトリが営巣し定着するのにいい条件を備えたところです。けれども彼らはすごい大食漢。居着いてもらうには生態系の底辺が相当に豊かになる必要があります。
そんなことをしてまで、、、どんな意味があるのかと疑うむきもあろうかと思います、、あるんです(^.^)
スーパーの醤油コーナーにならぶ数ある種類のなかから私が選んだのはこれ!

地域への愛、夢をかけた子供心、、、これが生産者と消費者との信頼の架け橋になるのだと思います。

小さなビオトープには地球を変えるという大きな意味があります。
これからもこのビオトープ、ウオッチしていきますよ(^.^)
花筏、散った花びらがつながりあって石を置いた碁盤のよう!
これをもって、切り出された木々か゛つながって流れ下っていく筏と見立てた、それでもって「花筏」。この説明は納得です。
(↑ 日置 妙円寺 山門前の用水 4/4)
一方、植物の「ハナイカダ」。これはどうか!まず葉の上の花や実を流れ下る筏を操る筏師に見立てたもの、という説明。どうも、合点がいかないと感じてました。もう一つ、イボに見立てたイボ花、こっちの説明の方がよほど説得力があるじゃないかと。そしたところ、ハナイカダというのはな、という話。
筏は川を下って海の果てにあるという魂の國にいく乗り物、それに魂を納めた入れ物、それは骨壺なんだそうですが、その壺を花で飾って、骨壺を載せて下るためのものですから、大きなものではありません、それを「はないかだ」と呼んでいたのだということです。花で飾ったちいさな骨壺を載せて下る筏に見立てて「はないかだ」、、、。奥の深いはなしです。
この春から、ハナイカダをみたときには手を合わせてから案内しようと思います。
しばらくご辛抱下さいませ、というように低く垂れ込めた雨雲がここ数日居座っています。うっとうしいと思いながら、ことわりをいわれたんじゃあむげなこともいいにくく、まあゆっくりしていってください、わたしはいっこうにかまいませんから!などとつい気持ちにもないことをいってしまいます。さて、こういう気象状態は毎年の定番なので、「菜種梅雨」だとか、「さいかう・さいかあめ催花雨」と名付け、まろやかに暮らしに取り込んで、おまけに歌にまで詠むのですから、つくづく日本っていいなぁと思います(^.^)
◆飛石の一日黒し菜種梅雨 後藤志づ (句誌あを)
◆菜種梅雨去年をくりし農日誌 小川花久 (句誌いろり)
花催しの雨というとおり、
畑では桃、
林ではツツジやヒメヤシャブシ、
里も山も賑わしくなってきました。
◆孤桜の蕾膨らむ催花雨 福山年昭