宮津エコツアー · yasuda

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やまいもでーす!むかごてーす!ご飯に混ぜて炊きマース、、、!

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ここからがエコツアーガイドの出番(^.^)

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「ツルの根本にイモを作るけれども、茎にもイモを作るんだ。種も作っている。風に頼んで遠くに蒔いてもらうように軽くしてある。だけど、軽くするというのは種が芽をだす栄養を持たせられない訳だから、芽を出せるかどうかおぼつかない。地下のイモと風に乗せる種の両方をミックスさせればいいじゃないかと思ったわけだ、、、。」とヤマノイモさんおっしゃっています。

三タイプの繁殖戦略を備えるという山きっての知恵者ヤマノイモ、そりゃあもうあやからないわけにはいきません。

今度の「ウオーク&イート」びおさんコースは、この山芋のムカゴを使っていただきます(^.^)

 

アズキと里の屋根

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ミゾソバと棚田

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イヌタデと馬場の谷

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里のお奨めアングルで、なぜ大地はこんなに美しいか、なぜ私たちはここにいるのかを問いかけながら美しく秋色に染まっています。

ちなみにイヌタデ。水分豊かな潤いのある気候、アジアモンスーン地帯を代表する花を一つといえば、この花ではないでしょうか。  日本では北海道から沖縄にいたるまで・樺太・朝鮮・中国・ヒマラヤなどアジア一帯のやや湿った豊かな土壌のある所ならどこにでも生育します。

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「水を出しもの しづまりぬ 赤のまま」            ※渚のアカマンマとkuro40周年 投稿者:しまじろう しまさんの恩師の作とのこと。

モンスーンによる雨、プレートに乗った大地は幾多の天変地異をもたらします。崩れた大地を繕うように、哀しみを癒やすように、、、そんなメッセージを携えて咲いているような花です。

また、万葉植物の一つ。

わが屋戸の 穂蓼(ほたで)古幹(ふるから) 摘み生(  おほ)し 実になるまでに 君をし待たむ」

実になるまでに 君をし待たむとは、いつまでもあなたを待っていますよの意味。誰から誰に、どんな状況で送られたうたなのでしょうか。

さらに、アカマンマ以外にオコワクサ、 アズキノマンマ、カカマキクサとよばれていたと『 本草和名』。

 

二十四節季の十七番目、寒露の候の次候は「菊花開く」。10月13日から18日の間です。

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耳をすませば、盛りの野菊が歌い出しますよ。

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♪野菊    作詞 石森延男

1、遠い山から 吹いて来る こ寒い風に ゆれながら   けだかく清く におう花 きれいな野菊 うすむらさきよ

2、秋の日ざしを あびて飛ぶ とんぼをかろく 休ませて   しずかに咲いた 野べの花 やさしい野菊 うすむらさきよ

3、霜がおりても まけないで 野原や山に 群れて咲き   秋のなごりを おしむ花 あかるい野菊 うすむらさきよ

※ 発表は昭和17年。

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(↑ 撮影 10月14日)

ちなみに、石森延男さん、人も自然も 美しくあれ!教員時代より自然にも人間にもヒューマンな視線を向けた童話・童謡を創作。戦後の学習指導要領や国語教科書作りに尽力された教育者、児童文学者。

 

 

 

ひつじ生えの田の畦を刈り終え一年の終了。

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畦の草は虫の巣になります。草を見ずして草を刈る、優れたお百姓さんを表す言葉です。

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そんな 「水田脇の畦道」で渋い黄色の花をつけているのはイヌガラシ。

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彼も里山の仲間ですが、生育地を特定します。水田の中には生えません、あくまでも「やや湿った草地」なのです。学名はRorippa indicaa。朝鮮・台湾・中国・インド・フィリピンにも生育、と言うことですから、稲のお供をして日本にやって来たのでしょうか。イヌという言葉がついていますが、アブラナ科ですので、若葉は食用可。

 

「わたし忘れてない!」という声が足下から。

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おっとと、忘れていました。バッサカの下付近に毎年咲かせている小さな群落があるのです。

学名:Salvia glabrescens Makino、サルビアという言葉が見えます、シソ科のサルビア属。Makinoとは牧野先生(でしょう)。興味深いことに、同じアキギリでも、花の色が地域によって違うことです。濃い紫は本州の中部~近畿地方の山地に限定。兵庫県から南では黄花に変わるのです。このようにある所を境にして色変わりするのにはどんな意味があるのでしょうか。

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ちなみに、この花の形は吸蜜にもぐり込んだ昆虫の背に花粉を付ける仕組みになっています。

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ツリフネソウも同じです。

寒露の候、山にはナナカマドの赤い実、

「湿原に 神の焚く火か ななかまど   堀口星眠」

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海からはハタハタ漁の便り、夜はキリギリスの鳴き音。野は野菊の花の盛り。

畑では、タマネギ植え。

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少し早いようですが、ここの寒冷さは東北並み。植え付けは10月中下旬。

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ところで、タマネギにつきものの涙の原因成分を硫化アリルといいます。それこそ、体の新陳代謝を活発にしたり、血液をサラサラにする働きをするビタミンB1を吸収するのを助ける成分!タマネギは二エジプトではピラミッド建設労働者には給料代わりに支給されたと伝えられるほどの優れもの。家族の健康を守る畑の定番野菜です。

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ちなみにタマネギ、明治になって北海道開拓使によって移入されたものです。一気に普及させたのが、明治初期に関西地方に発生したコレラ騒動。「玉ねぎはコレラに効き目がある!」誰が言ったか定かではありません。

ある日の世屋高原休憩所。
「お茶飲みに来にゃぁか」と招き猫がゆうとります(^.^)

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カップは伊根工房さん、スイーツは岩滝の大槻製菓さんでお出ししますよと。

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世屋高原休憩所には、川が流れています、過去から現在へ、そして未来へと流れる川の音を聞きながら、コピンヌさんにたてていただくコーヒー、呑みにいらっしゃいませんか、と。

鮮やかな橙色の帯模様が美しいアカタテハ!

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野菊で吸蜜していたかと思うと、フジバカマで吸蜜。

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カメラを向けても不用意に動くとぱっと飛び立ちます。動くものへの反応の素早さ、これがあるから自然の中で生き抜けるんだなあと思います。

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飛翔スピードも早い。けれど少し待っていると戻ってくるところが実にかわいい(^.^)

食草は、カラムシ、クサマオなど。この中に幼虫がいます。

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まもなく雪が来ますが、アカタテハは成虫でも越冬します。

 

落葉間近のほおの葉!

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わが背子が捧げて持てる ほほ柏  あたかも似るか青き蓋(きぬがさ)     恵行

すめろぎのとおみよ御代はい敷き折り   酒(き)飲むといふそ このほほ柏     大伴家持

古代から傘に見立てたり、敷物にしたりと、ホオノキの特徴は、まずは葉っぱです。

抗菌性が強いので朴葉寿司、特に黄色ブドウ球菌に強いことがわかっています。また熱にも強いので朴葉味噌焼き!

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もう一つの見所。自然状態で生育する大きな樹の下、そこに生えている他の植物の少なさ。

落葉や根などから他の種子の発芽や、発芽したあとの生育を強く抑制する他感物質を分泌しているんだそうです。

材も、細工がしやすくヤニも少ないので用途多数。日本刀の鞘はこれでないとということですし、樹皮に含まれる精油には、胃腸の粘膜組織を引き締める作用があるということですから、ホオは有用樹中の有用樹。

クズにも上れないツルツルボウズ街灯!

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でも、ツルは上ろうと巻き付こうとするはず、東京オリンピックは7年後!その時には吸盤を発達させたクズが、世界をアッと驚かせるかも。

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挑戦することに意味がある!

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クズの挑戦に目が離せません(^.^)

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