宮津エコツアー · yasuda

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真剣上世屋御流景色活け

20240212_140820kの花

この作品のタイトルは、「此花咲くや姫御降臨①」

さて、此花咲くや姫は、ここかと思えば、またあちら。

「此花咲くや姫御降臨②」

20240212_145326極意③

「此花咲くや姫御降臨③」

DSCN0022後⑪

「此花咲くや姫御降臨④」

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さて、その二

景色活けの本家本元はここ

「いけばな嵯峨御流 華道家行動宣言

嵯峨御流では、全国各地のそれぞれの地域の宝である「守り伝えたい原風景・取り戻したい心象風景」を「景色いけ」といういけばな作品で表現することにより、自然景観の保全を訴えております。
今ここに、わたくしたち華道家は、自然との共生を提唱しながら、大自然の原風景や水と人々との生活によって生み出される素晴らしい景観を、全国の嵯峨御流門人及び、この趣旨に賛同してくださる多くの方々とともに、この美しい日本を未来に守り伝えていくことを宣言いたします。
深山の景
深山の景 いけばな
深山の景
「神々」の宿る神聖な地。-  その神秘な景観を表現。

嵯峨御流「景色いけ」の精神
嵯峨御流には「景色いけ」といわれるいけ方があります。生命の根源である水を系統的にとらえ、その流れに沿った姿を表現し自然の織りなす景観をいけ表すもので、「深山の景」、「森林の景」、「野辺の景」、「池水の景」、「沼沢の景」、「河川の景」、「海浜の景」の「七景」があります。すなわち深山に発生した水は森林を育て、野辺を潤し、池水や沼沢に蓄えられて新しい生命を誕生させ、河川を流れて大海に注ぐ。そして大海に注がれた水はまた雲となり、雨となって再び深山の源流に戻ります。
この「七景」を守ることは日本の美を守ることであり、水の流れによって支えられた循環する自然環境を守ることでもあります。持続的な生命観とその生命を育む環境を巧みに表現する「景色いけ」こそ、嵯峨御流が誇る固有の挿花法です。」

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この景色活けをうたわれる嵯峨御流庄司信州先生、

先生を、かって上世屋にお招きし、教えをいただいたことがあります。

上世屋は、「野辺の景」に当たります、上世屋の春の若花を活かした景色活け、ご指導いただけないでしょうか

と。

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「この「七景」を守ることは日本の美を守ることであり、水の流れによって支えられた循環する自然環境を守ることでもあります。」御流のこの思いを、世屋川流域エコミュージアムサービスも共有しております

、、勝手に名乗りました、、、「真剣上世屋御流景色活け」

誕生!

名前は、「海の京都丹後の 巨樹ものがたり」

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裏表紙

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お求めいただけるところ

① まるぜん書店さん

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②酒源さん 宮津市須津

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➂「昭和上世屋てんこ杜」 宮津市上世屋

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お読みいただける公共機関

①宮津図書館

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②京丹後市峰山図書館

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さて、この本て何者?

、、、、、、、、、、

各位
丹後の野・山・谷・川・里・町 を6年にわたって走り回った高校生の活動記録
「海の京都丹後の巨樹ものがたり 改訂版」
制作のお知らせと普及にあたってのお願い


丹後において、人間と自然の美しい緊張関係のシンボルは何か、そう考えたときに、巨樹もその一つかもしれない、そう思いついたことが、巨樹調査の始めでした。その巨樹調査に取り組んだのは、宮津天橋高校フィールド探究部。
未来創造力を育む教育を課題に取り組む学校の支援のもと、彼らは、古刹名所にとどまらず、丹後の野・山・谷・川・里・町を学びのフィールドに調査を重ね、2019年末1000本 2020年末には1800本、2021年に2700本確認しました。

まずはその段階で「海の京都丹後の巨樹ものがたり 初版」として制作・発行しました。これに対して、モニター感想を募ったところ、幅広く理解とアドバイスををいただきましたこと、感謝申し上げます。


さて、 「海の京都丹後の巨樹ものがたり 改訂版」は、「初版」モニター感想、後輩たちが、未踏査の地がある、そこには眠っている巨樹があるはずと、探究を継続した3187本の記録、卒業部員の感想、さらにそんなフィールド探究部の活動に対して授与された日本環境保護大賞(児童・学生部門)などを収録しております。 丹後は、自然だけでなく、歴史も文化も、野・山・谷・川・里・町一体であることが、あらためて明らかにされた気がしています。 京都府丹後広域振興局森つくり推進課様、 宮津天橋高校様、 アスペン泣いた赤鬼の森マルや農林園上世屋様 始め多くの皆様にご協力いただきました。心より、 感謝申し上げます


初版は、関係諸機関優先配布でした。改訂版は、一般の皆様に届くべく、制作部数500部、頒価税込み2000円で発行させていただきました。 下記の要領でお求めいただけます。

① 地元書店様にて購入の場合   価格 税込み 2000円
② 振り込み、着払い等にてご購入の場合
定価に加え、送料をご負担ください  ※400円程度
申し込み  丹後半島エコミュージアムサービス
〒626-0026 宮津市上世屋432  ℡ 090-7346-4639
振込口座 京都農業協働組合大宮支店
普通 0038040
名義 丹後半島エコミュージアムサービス 代表 安田潤 (ヤスダメグム) また、本誌は『丹後縦貫林道』再全通を機に編集した『海の京都展望ライン・丹後縦貫林道ものがたり』のテーマを継承しております。この機会に、合わせてご覧いただけましたらありがたいです。

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冬の文様

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冬を溶かす色

20240207_094718冬溶かす色

冬最後の熟柿、この実が食べられたら、春

DSCN0013春のスタート①柿これがなくなると春

春の味

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春の色

20240208_164104春が始まる

樹の中では、すでに始まっている春、その恵みをいただきに森へ!

20240207_104629春を呼ぶ仲間たち

煮詰めた樹液

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上世屋に萌す春の味の濃さは、格別ですよ、

何かしら聞こえるのです

DSCN0005_2柿神様

 

実を目当てに集まった鳥たちと柿の木が、世間話。

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輝美さんが、悲しいことだったねえ などと

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汐ぎり荘の跡のこと、どんな話になっとるとか、

人のことも見て、心配したり喜んだりしているのかァ と驚きながら、聴いておりました。

元気になってじいさん、またはしっとんなるで、、良かった良かった

DSCN0021上世屋の馬場

海の見える山の村、、、ここだけになってしもうたなあ

柿の姉さん、あんたが、ここでは一番古いだが、どお思っとんなる?

DSCN0055_1syowa 上世屋館を創れu

「うちか、、、、」

一呼吸おいて、柿のばあさん。

去年からいっきに、地の人が倒れたり山を下りなった、

和子さん、けんさん、達夫さん、薫さん、、みな昭和の匂いのする人らだわな、

うちも昭和だ、でも 山を下りられん、どうやって山をおりるでゃあな これからもここにおる。

ヒヨドリたちが口々に言いました、

おっとくれよ

うちら冬の食べ物がのうなるで

上世屋の村は、昭和の丹後そのものだ、 いうとんなるで、心ある見る目のある人らは

それを聴きながら柿のばあさんは、

そうかえ、そんにいうとくれとんなるだか、

また、一呼吸を置いて、ゆっくり言いました。

ならそこで、だ、頼んでみるだけど、和子さん、けんさん、達夫さん、薫さん、、昭和の人らだわな、この人らの世代までだ、昭和の匂いのは、

村に伝わる昭和の匂いを伝えるように、消さんように、、丹後の山の村々の生き残ったもんの仕事だろうと思うで、そういうところを創っときたい、どうおもいなるえ

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わかったー

ヒヨドリたちは、一斉に蒼い広い空に飛び立ちました、、、

その群れを見送りながら、柿のばあさんは

「終わりは始まり、、、いうんだよ ねえ

昭和の匂いは消させないわよ」

と、呟きました。

さて、柿のばあさんの心のなかの昭和の匂いとは、、、

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「蓄音機」が奏でてくれるかもしれません。

、、、、いちがぶらり、、、

 

伊根・本庄の「カワウソ農園」産のポップコーン。

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♪ ぽんぽんぽーん

ぽんぽんぽkopokoponnponn

めちゃ楽しい!伊根の子だぬきの打つ腹鼓のようで、

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♪ぽんぽんぽーん

ぽんぽんぽkopokoponnponn

手のひら一盛りのコーンが、大フライパンに溢れるほどに

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めちゃ美味しくて、めちゃはまりますよ、

さらに、このかわうそポップコーン、油は日置のオリーブオイル、塩は琴引きの塩。

こことタッグを組めば、

その止まらなさヤメラレなさはかっぱえびせんの比じゃないものになる、はず、ですよ。

お問い合わせは、こちら。

かわうそ農場|有機野菜|伊根町 – グーペ

ウェブWelcome かわうそ農場の公式ホームページです。 かわうそ農場|伊根町|有機野菜 かわうそ農場/伊根町有機野菜

 

「お客さん、こんな日は、いらっしゃらないでしょ!」

DSCN0497こぬかあめの伊根の海

ノー、ノー!

DSCN0501お客内の ノーノー

おっ、、、、カモメが群がる周遊船、、、たいしたもんです!

DSCN0502伊根人気、たいしたもんだ

「海に降る冷たき雨 また良しと カモメ引き連れ観光船の客多し」

さて、カミセヤにもその雨、

DSCN0454幻の棚田ライン くっきり

幻の棚田曲線を現してくれましたよ。

この二つの里、海、山の違いはありますが、共通項を持っていること、ご存じですか

「寅さん」、、、彼をおいたらよく似合うというところ。

山には山の憂いあり、、、海には海の哀しみや、、、、

伊根も上世屋も「日本の里100」選出の里なのです。

 

「与謝野湖❓」

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「イエス,今は、野田川というけどね!」

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「sugo–i」

丹後、丹波、その丹は、元旦のたん、「旦」と書いたというよ。

「旦」の日は太陽、一は水平線、地平線。丹後は、太陽の国という意味だったのじゃないかなあ

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この夕日を浴びるのが、丹後の山。

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その峰の奥にあるのが、せやの里

「アスペン・泣いた赤鬼の森 マルヤ農林園上世屋」

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松尾田んぼ

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丹後の豪雪地帯とは言うものも、今冬は暖冬。

田んぼも林も明るくて、さすがに気配は春です、ね。

「春の来ねえ冬は、無え!」

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五十河・こまちこうえんで紅梅が咲いたかと思えば、

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日置の里では蝋梅、ロウバイが。

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さて、上世屋の「柿渋花柿」、周りには無数の足跡。

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「柿どん、柿どん、一つ落としてくださいな、、」

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雪原は美しくとも、青いものは雪の下。ひもじいなあ、みんなで揺すったら落ちるかななど切ない話が交わされている夜があったのかもしれません。

春を告げる東風が吹くまで、上世屋は、もうしばらく、北西の風と向き合わなければなりません

生きものも

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里も

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千代子桜も

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頑張ろう な と声を掛け合いながら、、、。

雪嵐のまた、またの日のカミセヤ。

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[ここにテールランプが欲しい!]

DSCN0241雪のまたの日

,,,,,念ずれば、花開くのです。

今回、上世屋の積雪は約50㎝、そこだけ見れば、山も平地も同じでしたね。

が、それだけでも充分!

天への階・きざはし

DSCN0215石段雪

「戸を開ければそこは、雪国」

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さすがに、京都に雪国あり

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味が、違います、、、、。

野分のまたの日、と清少納言。

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野分とは台風、またの日とは明くる朝の意味です。

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野分のまたの日こそいみじゅうあわれにおかしけれ。

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あわれにおかしとは、しみじみとした深い味わいという意味。

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日常を壊す恐ろしい嵐が過ぎた朝は、格別に味わいの深いものであるという意味です

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寒波のまたの日のあわれさ、おかしさ、それはそうかもしれませんね

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