里山丹後のシャッターチャンスは5月!
まずは、日本の里100の上世屋の里。
「目に染みる 若葉青葉と 花の歌」
コロナ禍のリトリートは、あなただけの里山テラスで。
5月の楽しみはフジのショータイム。
その足で丹後縦貫林道成相線。
フジの花にもっとも近い金さん像!
フジはほんとに美しい、香りもすばらしい、海外のお客さんには、日本の花としてサクラを凌ぐ人気の花なんだそうです、なので、どこにも藤棚。
さて、フジが日本一の花なら、フジは日本一の山、このフジ、漢字は藤と富士と使い分けても、音はおなじ「フジ」。
これについて、「富士山」名前の由来 – 富士山NET|ふじさんネットさんが、「富士」の側から、
「なぜ「ふじさん」と呼び、「富士山」と書くようになったのか、謎のベールに包まれている。謎解きの本だけでも数多く出版されていて、定説はない。まず、なぜ「ふじ」と発音するのか。アイヌ語で火の山を指す「ふんち」「ぷし」、朝鮮語で火を意味する「ぷっと」「ぷる」、マレー語の素晴らしいを指す「ぷし」、古代日本語で斜面や垂れ下がりを指す「ふじ」、おわんを伏せる「ふせ」など、様々な説が出されている。」と、
〈www.fujisan-net.jp/post_detail/2001051〉
状況から藤と富士の共通点をさぐってらっしゃるわけです。希望的に言えば、マレー語語源説を採りたいところです、しかし、美しいということを基準にするのは現代的感覚に引きつけすぎる気もします。人は弱かった、自然の前に跪いていた、、そういう人間からみれば、火や煙を噴く、芽を吹く、富士と藤に共通するのは半端ではないそのパワー、それが命名の動機になったとかんがえれば「ふく」、アイヌ語朝鮮語のほうに語源があるという気がします。
レンゲツツジ
Rhododendron molle (Blume) G. Don subsp. japonicum (A. Gray) K. Kron, Rhododendron japonicum (A. Gray) Suringar
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種
選定理由
府内では稀産で、かつてあった大木は園芸目的でほとんど持ち去られた。
形態
湿地に自生する落葉低木。枝先に直径5~6cmの樺色の花を付ける。花は5~6月に枝先に集まって咲く。
分布
北海道、本州、四国、九州。
◎府内の分布記録区域 全域。
生存に対する脅威
園芸採集、湿地の遷移や開発。
必要な保全対策
園芸採集の禁止、湿地開発にあたっての事前調査。
改訂の理由
府内に野生の大株はもう見当たらず、湿地は遷移が進んで小さな株は光があたりにくくなってきている。

特記事項
葉や花、根にも毒成分があるのでシカや牛馬が食べない。冷涼地に多いが、府内では山城地域の平地の湿地にも少数見られる。
執筆者 光田重幸
大宮町奥大野 やくっさんのタブの樹です。
星野麥丘人さんは こんな句を詠んでらっしゃいます
■ たぶの木の 影は踏まずよ 神迎
巨樹には、手を合わす、、、願いを込めて、感謝の気持ちを込めて
それが農耕民族日本人の心に染みついた習慣になっています。
五穀豊穣の恵みは人知を越えたもの
風、水に恵まれてこそのものだから、
その巨樹への向かい方、西洋では、ちょっと違うようです、ヘルマン・ヘッセさんのおっしゃるには
「 樹はいつも私にとって、もっとも痛切な説教者だった。彼らが民衆や家族のような生活をして森や林をなしている時、私は樹を尊敬する。そして彼らが単独に立っている時、私はなおいっそう彼らを敬う。
そういう彼らは孤独な人間をおもわせる。どうかした弱さから人知れず世をのがれた隠遁者をではなく、ベートーヴェンやニイッチェのような、偉大な、孤立した人々をおもわせる。彼らの稍に現世の風はざわめくが、その根は無窮なものの中に憩っている。彼らはその中でおのれを失わないばかりか、おのが生命のあらん限りをつくしてただ一つのことをなしとげようと努力する。彼ら固有のもの、すなわち彼らの衷にやどっている法則を実現し、彼ら本来の姿を完成し、おのれの何者であるかを示そうと努力する。」
〈『樹木』尾崎喜八訳〉
「彼らの稍に現世の風はざわめくが、その根は無窮なものの中に憩っている、、、」
確かにこういう見方、こういう樹への向かい方もいいなぁとおもいます。
「彼ら固有のもの、すなわち彼らの衷にやどっている法則を実現し、彼ら本来の姿を完成し、おのれの何者であるかを示そうと努力する。」
わたしはわたし!
個人の尊厳、権利の保障された社会とは、まだまだいえませんから、、。
奥大野で100歳になる古老の方は、自分の子どもの頃、すでにこの大きさだったとおっしゃられているとのこと。
地元の方は、「たまのき」と呼ばれます。たまとは、魂のたま、あるいは霊のたま、なのかもしれません。。
この花の名は なんとか申す
泊の里から津母に猫落としの難所を越えるときの話です
「は、、さて 名も無き雑木かと、、」
なに、 樹に雑も真もないとな
「申し訳ござりませぬ」
そちがあやまることではない しかし、 自然のものを人の都合で役に立たないからから、雑 と一括りにするのはいかがなものか、、、
「は、おおせのとおり、、、」
しかるべき名をつけよ、
「は」
今すぐつけよ
「は、しかし いますぐともうしましても、、、」
そうか、ならば予がなづけてとらそう
「ありがたきこと、して、、その名は!」
わかさむすめ
「若狭娘 これはめでたい、桜色の花色といい、越前の山を見晴るかす場所柄と言いまことにぴったり、、ではこれからそのように、、、、」
うむ!
、、、、、、、、、、、、、、
後日談
実はこのご家来衆 知っていたというのです、「たにうつぎ」
しかし、殿様には、癖がある
やたら名前をしりたがり、名前を付けたがられる。
そして、名前はない、どうぞおつけくださいと持っていくと機嫌がたいへんよろしい、、、これも、家来の処世術というもの、
なるほど、、、しかし、自分の五感で感じ取って名を付けようという殿様も、大事なメッセージをはっしておられるように思います。
丹後某所の満月前夜の月。
この月、明日には、ピンクムーンになるそうです。
「2021年4月27日には満月を迎えます。4月の満月は、「ピンクムーン」と呼ばれ、春になって開花する花の色から名付けられたと言われています。満月が見え始める時間帯や方角など観賞ポイントをチェックして、おうちから春の満月を見上げてみましょう」
と、とあるぶろぐに。
さて、このピンクムーンと言わしめた花はなにか?
これは、遅咲きサクラ、つまりカスミサクラ、、、
なんだろうかと想像しています。
丹後縦貫林道を走ってみてください、いま満開ですよ。
明日も天気は晴朗、夕方7時には山の端から満月が顔を出し、このカスミサクラピンクの月光が水面に揺れる!それを想像するとワクワクゾクゾク、、、
〈どこじゃぁ、、そこは、、!〉
警戒せよ!と金さん。
「どういうことですいな?」
怪しい不穏なことがおきておるぞ!
「なにをいうとんなるでゃあ、暈(かさ、halo、英語読み:ヘイロウ)とは、太陽や月に薄い雲がかかった際にその周囲に光の輪が現れる大気光学現象のことである。特に太陽の周りに現れたものは日暈(ひがさ、にちうん)、そうネットにかいとんなるわな」
それだけではなかろう!~日暈は別名白虹ともいうが、中国では古代、白虹が太陽を貫くことは、兵乱の兆しとされた。白虹は干戈を、日は天子を表すという。司馬遷 (紀元前145年 – 没年不詳) の『史記』鄒陽列伝に「白虹日を貫けり。太子畏ぢたり」とあり、燕の太子丹(たん)の臣、荊軻(けいか)が始皇帝暗殺を謀った際、白い虹が日輪を貫き、暗殺成功を確信させたが、それでも丹は計画の失敗を恐れたという故事が見られる~とあるじゃろ
ゆえに、白虹貫日、白虹が太陽を貫くことは、兵乱の兆しとされたんじゃ!。
※い【畏】
[常用漢字] [音]イ(ヰ)(呉)(漢) [訓]おそれる かしこし かしこまる
※干戈 かんか
《「干(たて)」と「戈(ほこ)」の意》 武器のこと。
海外では、尖閣諸島や香港、ビルマのこと、国内ではコロナ禍!いろいろあるので今回の「白虹」も単なる大気現象の一つとは違うメッセージと読んでしまいます。特にコロナ第4波、なんでこんなにひどくさせたのですか、「白虹日を貫けり。太子畏ぢたり」菅さんも吉村さんも小池さんも、そこのところが甘かったのではないですか、、、、、、
金さんの持つ本には、そんなことが書かれているようです。