宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

時々図書館に行きます。ネットを操作していても得られない高揚感を得られる図書館は、貴重な空間です。

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さて、3:3:4。ものを書く人Aさんの場合の情報源の割合なんだそうです。

具体的には、3割 直接人から: 3割 書物、新聞; 4割 インターネット。

この割合、納得です、多様な情報が手に入る情報社会のありがたみは感じますが、6割は、人と話すこと、本、新聞にあたること、による、、、。

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なくなった吉田元福島原発所長さんの愛読書は論語と徒然草だったそうです。

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この暑いのに読書どころか!という向きの方には、本物の緑の涼風が森から流れてくる世屋高原休憩所の藤棚の下を提案させていただきますよ。

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藤棚の藤の葉に舞うのは、ウラギンシジミです。

 

ハギの向こうに世屋の里、秋の撮影ポイントです

こンなところが上世屋に?

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あるんですよ、景観は作るんです。3年目のマルバハギが衝立(ついたて)になってくれました(^.^)

万葉集でも最大の収録数を誇るのがハギ、その理由を

「万葉時代の近畿地方の山地にはスギやヒノキの自然林で覆われていたことは、万葉集で、「桧原(ひはら)」、「桧山(ひやま)」、「布留山の杉群(すぎむら)」などの言葉が詠われていることから十分に想像できよう。平城京に至るまでの度重なる遷都で、これらの有用樹は都の造成のために大規模に伐採され、今日では自然林はほとんど残されていない。伐採跡地にはスギ、ヒノキ林は復元することはなく、代償植生として二次林であるマツ林やナラ林が成立する。したがって、当時の人々にとってハギ、マツ、ススキはもっとも身近な植物だったのであり、それを歌に詠み込んだのである。したがって万葉集中の各植物の出現頻度は当時の人々の生活空間における存在頻度と比例していることが理解されるだろう。万葉植物のほとんどが日本原産でありしかも身近な植物であることは、万葉人が珍しさや見栄えのよさで選別したのではなく、身近な生活空間にある草木とごく自然体で接していたことが伺えるのである。」と(www2.odn.ne.jp/~had26900/topics…/manyo-hana.htm)氏は説明します。

世屋高原休憩所万葉植物園構想の中心植物になりそうです。

「 草枕旅行く人も行き触ればにほひぬべくも咲ける萩かも」  笠金村 巻8-1532

  (「にほふ」 に=丹 ほ=秀 色が冴えて赤く美しく咲いている。視覚を表す表現。

沼虎の尾(ヌマトラノオ)は湿地帯に生えます。花穂は直立します。花の間は少し空いています。

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岡虎の尾(オカトラノオ)は乾燥した草原に生えます。丈は高いです、花穂はくにゃっと曲がり密集して花をつけます。
うむ、これは?

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花穂が直立、そして小型、しかし花は多い!
オカトラノオとヌマトラノオが自然にかけ合わさって出来た雑種にイヌヌマトラノオと言うのがあるそうです、おそらくそれ(^.^)
サクラソウ科オカトラノオ属の湿地に生える多年草。ただし、「本州の東北地方から中部地方にかけて分布」とされているそうですから、訂正していただく必要がありそうです。オオウラギンスジヒョウモンなどが好んで集まります。

サンショウモ。

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この藻の化石が、四国は石鎚山山麓の地層から発見されたことによって、2000m近い山が元は沼沢地であったことがわかったということです。

その頃から、サンショウの葉のような形は変えていないので、生きた化石と言われます。

 

この花穂には見覚えがあります!

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モウセンゴケです。

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地面にはりつく赤く色づいた粘毛、これが一面に生育していればたしかに敷いた毛氈。

葉身の長い毛の先端の丸い水滴が虫をくっつける粘液。

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甘い香りをさせておびき寄せるのだそうです。

 

アサギマダラの食草として有名なイケマが上世屋で咲いています。

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休憩所植栽のフジバカマの樹液を吸っていたアサギマダラ、もしかしたら、このイケマに産卵しているかもしれません。卵調査をしてみる必要があります。卵が見つかれば、カミセヤ産のアサギマダラが秋には南下していくことになります。

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ちなみにイケマは、神の足というアイヌ語源といいます。イ=それ、ケマ=足 「それ」とはカムイ(神)。イケマ=神の足。優れた薬効を持つ根に由来するそうです。

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但し、アサギマダラの食草ですから、「有毒植物」、食べてはいけません。

「 我が宿の、萩花(はぎはな)咲けり、見に来ませ、いま二日だみ、あらば散りなむ」

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( 萩の花、見においでください。早くいらっしゃらないと二日もしたら散ってしまいますわよ(^.^)

作者: 巫部麻蘇娘子(かむなぎべのまそをとめ)

秋にくさかんむりで「萩」。 これはメードインジャパン漢字。

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秋の代表花としての地位、それは万葉集の中で、ハギを詠んだ歌は142首を数え、集中最大数を誇っていることにも表れています。

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ちなみに、花札でも7月の花は萩。

 

 

 

梅雨が明けたと咲く花。

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ヤブカンゾウの黄赤色は太陽の色ですね。

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ところで世屋の里には「ノカンゾウ」はない、ウソでした(^.^)

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畑の里の道端です。

違いは花弁の数だけ、色は同じ、花も酢の物、酢味噌、そのまま天ぷらにしたら、土産(美味)しい、漢方でも、金針菜(きんしんさい)、区別はないようです。

 

 

「コスモス育ててらっしゃるのですか。」と、
まもなく始められる府道際の除草作業に先立つ調査の二人連れ。

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ナデシコ(`ヘ´)

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「え!」
“ナデシコジャパン”の純正ナデシコってこれ!澤選手のゴール決めたのは、ここのナデシコの声援なんですよ!
「へーえ、そうだったんですか!」
だから、サッカー選手、ここのナデシコ、よく見においでますよ!
「ほんとですか?」

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(^.^)ははははは!

高齢化の進む里山のナデシコは、草に覆われてピンチなんで、保全してるんです!

目印立てておきます、残してやってください。
「わかりました!」

拡幅工事現場の谷側にオニグルミが生育しています。

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このオニグルミ、長く下がる雄花の穂や赤い雌花の柱頭はよく目立ちます。

工事中、進入許可待ちをしているついでに、「これクルミだよ」と立ち話をしていましたが、

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こんなに膨らみました。

縄文遺跡からは、クルミの割れた殻がたくさん出土するそうです。

この実を割って中身を食べたのです。

では縄文人はどうやって割ったのでしょう。

調べてみましたら、、、、

フライパンで炒る、すると割れ目が開くので、そこにドライバをねじ込ませてひねる、という方法があるとのことです。やってみる価値ありそうです(^.^)

 

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