宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

2012/06/30
初夏を迎えた世屋の棚田、写真のあたりの小字を「のうだ」と呼んでいます。

棚田と里と山がバランスよくとらえられるため、撮影に訪れたかたがよくカメラを向けておられるところです。里の民家の外れ、U字カーブ付近です。わずかなことですが、今年は雪と共に押し出された土砂が土手にせり出し足場になって、いいアングルが確保できるようになりました。カーブの鼻に立っている樹木は、ヤマナシ。難を転ずる南天のような意味で、災いナシ、鬼門の厄除けを期待して江戸時代にはよく植えられたと橋立ブログ。それが残っているのかもしれません。実が親指大になっています。

そのカーブに立っているカーブミラー、

安全を守ってくれるだけでなく、左右が逆、さらに、想定外の曲線を作り出して楽しめます。

2012/06/30

友村、実家の里の相次ぐ廃村閉村、次は我が里と覚悟を決めた上世屋の人は、悲憤痛恨の思いで、開村のきっかけになったシデと共に碑をたてました。大シデ顕彰碑です。
成相聖観音はそのそばにおわします。

世屋の里在住の仏師丸橋さんが、日本海ジオの記憶を秘めた花崗岩の中に仏相を観じられ、眠っておられた姿を掘り出されたもので、畢生・渾身の作品です。近くには、推定樹齢200年の大ブナ。


眼下の若狭の美観は今や。原発銀座。里も山も荒れ放題、これでいいのですか。地球の命は、宇宙が決めます、、人が決めていいのですか、観音様は優しく、静かに、しかし鋭く問いかけます。

2012/06/30
お茶碗いっぱいぐらいはと書きました(6/26ブログ参照)。根拠はありません。でも、これでは勉強になりませんね、お茶碗をいっぱいにするのに、米粒はいくつ必要なのか、一本の苗から何粒のお米が穫れるのか、がわかれば、お茶碗一杯なのか、半分なのか、二杯なのか、具体的に検討がつきます。
調べてみました。まず、3000粒ぐらいでお茶碗一杯になるそうです。

また、一本の苗はそのあと10本ぐらいに株分れをして、それぞれに60~80粒のお米ができます。だから、一本の苗から穫れる米粒の数は、平均して700粒ということになります。竹内君の植えたのは、八本です。ということですから、5600粒の収穫が見込めます。お茶碗一杯ぐらいは、訂正します。約二杯分!です。


暑くなります。稲は、この暑さが大好きです。竹内君も、暑いことが好きな子になってください。

 

2012/06/30
しっぽのとれた命が、たくさんの兄弟たちと一緒に林に入っていきました。

彼らは、小さいけれども、したたかです。
敵や獲物の目を欺くために、変身術も身につけています。これは、周りの環境、温度、湿度、明るさなどに応じてホルモンを分泌させ、皮膚の色素細胞を拡げたり縮めたりすることによるそうです。
また、ちっちゃいからとおもってなめんなよ、とは、もともとアマガエルの台詞らしい?!アマガエルは毒ガエルです。体の粘膜に毒があります。皮膚を細菌から守ったり、食いつかれたときはき出させるため、といわれています。絶対舐めちゃいけません。触った手で、目などに触れてはいけません!


怖いよ、触っちゃあ駄目だよ、と警戒するのも大事です。しかし、過剰に警戒する傾向はどうなんでしょうか。かわいいものはかわいいのです。アマガエルにしたら、触られたくはないはずですけれど、触ったら洗う!をしっかり教えたらいいのではないでしょうか。

2012/06/30
合歓の花前線は、ジャガイモほりあげ前線とも一致しているようです。

大きな畑、小さな畑、それぞれの方法で、収穫です。
さて、ネムといえば、「花」。存在意義は「花」の美しさにしかないのが、今。

けれど、かっては、花より団子、意味は、燃料としての「木」にあったのです。マメ科で陽樹で耐寒力、三拍子そろった合歓は、よく生えて、重宝もされたのです。材は割りやすく扱いやすいのです。田んぼの近くの合歓も、大きくなったら切る予定で残しておいたもの。しかし、燃料に切られなくなったため、合歓もやれやれと胸をなで下ろし、巨木になっています。そういう木がたくさんあります。
『象形や 雨に西施が 合歓の花!』(芭蕉)美しい花が楽しめるのも、日本の里山を壊した燃料革命のせめてもの置き土産。よその町では、わざわざ街路樹にしているほどのものが、世屋の里では、伸びやかに天然自然の姿で咲き輝きます。『世屋の里 雨にせいしがネムノ花』の景色もまもなく。蔓が巻き上がって、景観の妨げになっていた木は、蔓の切り落としを試みています。

心ゆくまで、世屋の合歓の花、楽しんでください。

 

2012/06/29
栗の花の色って、何色?クリーム色!はいはい。色が色だけに、満開でも主張しません。しかし、匂いは違います。

わたし、咲いてるわよ!と強く主張して、チョウやミツバチをひきつけています。夜も、たくさんの命を集めているのでしょう。


高い梢、ちょっと見上げて、目をこらしてみてください。

2012/06/29
下世屋の民家にいい形の老梅があります。葉もしげり、実もをつけています。しかし、幹は芯まで朽ちて斜めにかしいでつっかい棒で立っているという風情、残る樹皮の部分だけで木の体裁を保っています。


不思議な形だね、聞くともなく話題にしたところ、この木は、火事に遭ったのだそうです。昭和19年の冬のこと、隣家から出火、類焼してしまった。その熱気をうけ焦げたけれど芽を出した・雪が積もっていたため燃え切らずに生き残った部分から芽を出したのだと。
その頃から大きな木で、かれこれ120年ぐらいにはなるだろうということです。  里の歴史を見てきた古木です。

 

2012/06/28
7月8日の草花観察会のチラシ、手分けして掲出していただいたり、置いていただくようお願いにまわっています。歴史の館、観光協会、宮津図書館、ぶらりんぐセンター、ローソン、橋立YH等々です。
さて、あるパン屋さんでも、店内の情報コーナーに張り出してもらっています。チラシもレジにおいて「世屋らしい魅力的な企画だから!」とお客さんにも、お渡しいただいているとのことです。


「世屋らしい!」という言葉がうれしいじゃあありませんか。「世屋だからこそできる」、よそでもできることじゃない、ここしかない宝物、今しかない旬の宝物を提供することは、エコツーリズムの生命線です。その道を歩んでいるという実感を、その言葉から感じました。アニメ「ぐすこーぶどりの伝記」のポスターには、棚田が美しく描かれています。

その美しさは、今も世屋の里に息づいています。世屋の特徴、世屋しかない宝物を当日は提供できるように念入りに準備しなければ、とあらためて思いました。

2012/06/28
「ネムノキの花が開き始めましたが、梅雨前線はまだまだ眠っていません。週末の大雨に警戒してください。」と報じたのは、6/22のテレビ宮崎・天気予報。
6月28日朝、丹後町此城で、開花を見ました。

大宮バイパスなど丹後一帯では、まだ見られませんので、今年の初花。宮崎から一週間かけての北上、とおもいます。

北上を続けるこの合歓の花前線、
■2011年7月6日  富山市
梅雨前線が南下した影響で、5日の県内は晴れ間が広がった。 富山市宮町の県道では、街路樹の ネムノキが咲き始め、薄紅色の花と濃い緑の葉が青空に映えていた。
■2010年07月09日 銚子市
庭のネムノキに花が咲きはじめました。でも、色が薄く、数も少ない状態で撮影意欲が湧きません。
などという記事が検索できます。

世屋街道を辿って上世屋、世屋高原に到達するのも、その頃、7月初旬になるでしょう。

 

2012/06/27
すごいことをいう人がいるもんです!「昔話の中に登場する「聞き耳ずきん」という頭巾がある。これをかぶると鳥や獣の離すことがわかるようになるという代物だ。この本をお読みいただくあなたは、きっと雑草の世界を感じる「聞き耳頭巾」を手に入れることになるだろう。」稲垣栄洋さんがその人。

 

身近な雑草の愉快な生き方』(ちくま文庫)のプロローグの一節。だいたい、自信たっぷりな宣伝文句はたいしたことないのが多いのですが、なかなかどうしてすごい内容です。多いぬふぐ利、(オオイヌフグリ)の花の受粉戦略なんか爆笑。また、負けず劣らず、植物ファンを魅了しているのが、『チョウチョはなぜ菜の花にとまるのか』(草思社)。彼は、葉から葉へひらひら飛ぶモンシロチョウにインタビューを敢行、なんとその秘密をしゃべらせているのです。さらに、この本は、「今まさに逆境に立ち向かっている方々」」に読んででほしいと著者はコメント。、雑草こそ、「したたかでたくましく」「逆境に立ち向かいつづけ」ているのだから、この本は、人生の「力強い応援歌」となるはず。と。不肖私も、好むと好まざるを問わず、「今まさに逆境に立ち向かっている方々」の一人!期待を裏切らない一冊。、
実は、私のブログネタの多くはこの書から!!。だまってしったげーにいっとりゃあええのに(^.^)。世屋の夏を楽しむ草花観察会の前に読んでいただければ、「楽しさ」倍増と思ったものですから、舞台裏暴露。

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