宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

暴れ水。

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こんな水に襲われたら、、想像したくありません、、、。

けれども、がっちりと濁流を治めて流す堤防。

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23日の竹野川、森本付近です。

さて、この治水事業について森本の広野さんが、こんな文章を書いておられます。

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今回のような豪雨でも耐えられる堤防工事ができたのは伊勢湾台風でおおきな被害をうけたこと、人は喜んだ事業なんだけれど生き物たちには大変迷惑をかけてしまったこと、その自然が回復しているのを喜んでいる、という自然をみまもる暖かい目がすてきな文章です。

ところで、伊勢湾台風「突然襲ってきた」と広野さん。死者行方不明5000人と被害も桁外れ。

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(↑ 23日ひるおび MBs)

今度の21号台風は規模もコースもその伊勢湾台風に似ていたというのです。

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超大型というだけあっておおきな土砂災害が身近にも起きています。

せや観音堂は悲惨なことになってしまいました。

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それでも、科学技術の進歩と正確な予報と精緻な報道によって、いきなり襲われるということはなくなったのはありがたいことです。

そんななか、怖いのは、「油断」。

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川端に置いていた俳句野良道お賽銭入れのカエルも、テーブルごと川に吹き落とされて800円入れたまま行方不明。、、、(海岸で緑のカエルがうちあがっているのを見かけたら連絡ください!)

22号の発生と襲来が予告されています。心して備えたいものです。

 

 

 

ことしもありがとう、来年もたのむでぇと秋起こし。

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こちらは。イノシシ起こし!

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食べろ食べろ栄養をつけないと冬が越せないぞ!

いののししというのは、人の暮らしの側にいる「野良獣」です。うっかり草刈りもできません、餌場を作ってやっているようなものです。

来年もいい花咲かせてね、というメッセージなのかなぁと思うようにしようとは思います。雑草を根ごと起こして、土に酸素を送って健康にしてくれているのですから。が、それにしてもこの荒らしようは異常です。今年は大雪かも知れませんよ。冬の厳しさを予見する本能が食べさせていると思わざるをえません。

あんたもはよ山をおりなれ!

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うごけんようになるで。

 

「ヘビ」にみえんきゃあ!

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うむ、そういわれれば、、!

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ヘビは、な、水枯れや洪水や山崩れがおきんようにまもってくれとんなる田圃の神さんでな、

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(なんか言ったか?)

モグラや鼠を食べてくれるし、おかげさんで今年も無事にええ米を納めることができました、来年も守っておくんなれよ

そういう習慣なんだ。

「なるほどう!し゜ゃあこの形は?」

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ヘビはとぐろを巻こうぎゃぁ。

「なぁあるほどう、、、」

田に撒く籾殻、その形に意味があったのですぅ。

そういえば、「かみ」の「か」はヘビの古語、「み」は体を表す接尾語、つまり「神」はヘビ語源だと説く学者も。

そういうことなら、「かみせや」は「ヘビせや」と考える事ができます。

ヘビ君、ほんまのところはどうだ?

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「ま、それもええかも!」

徳利蜂・とっくりばちなのになぜか「スズバチ」

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作る巣の形が徳利よりむしろ土鈴に似ているというところかららしい。

福光村昆虫記さんのぶろぐの紹介によるとこんな形。

(↑ 福光村昆虫記(ハチ)から)

一方、こちらがいわゆる徳利蜂の巣。

たしかに、違います。また、徳利の中も図解して下さっています。

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仮死状態、死んでいたら腐って餌になりません、死んでいない、つまり生きてはいるけれども動けない状態にして幼虫の餌にする虫を入れておく知恵、

ファーブルさんが麻酔薬を特定の虫特定の場所に刺しているということを観察によって解き明かしてくれたことです。

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ところで、昆虫記で例に挙げられていたのはゾウムシの成虫でしたが、イモムシのような幼虫でも同じような処理をこのとっくり蜂たちも行うのでしょうか。

 

 

鮮やかな橙黄色のキノコ

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見張り所跡の枯れ木に生えていました。

岐阜大学教育学部理科教育講座理科教材データベースで検索したのですが、ツノマタタケ
分類:キクラゲ目>アカキクラゲ科>ツノマタタケ属

学名:Guepinia spathularia
漢字では角股茸と標記するんだそうです。
特徴は、ゴムやゼリーのようなぷよぷよ感。
キクラゲ目、はシロキクラゲ目、アカキクラゲ綱、ロウタケ目等とともに膠質菌 (Jelly fungi)の仲間としてまとめられているんだそうです。膠質の膠は「にかわ」。気になるのは可食か不可食か!キクラゲなら食べられるぞ、いやいや何とも毒々しい!と情報は錯綜しています。「乾燥すると膠質菌は固くしわしわになり、水に 入れると元の形に戻る。 多くの膠質菌は生で食べることができ、毒のある膠質菌は 珍しい。」※膠質菌 – Wikipediaという方もいらっしゃいます。自己責任というところでしょうか。

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さて、森作りプロジェクト必須の「モニタリングスポット」設定を、森作り推進室の畑中氏の指導でおこないました。

5m四方の中に、今後伸ばしていく樹としてうわみずざくら五本、栗五本、みずなら三本を確認しました。これらの今後の変化を観察していきます。

戦争遺跡見張り所の跡の森にもまもなく冬。やれやれです。

 

 

連れもっていこら!

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北からの旅人が渡ってくれば、丹後路には秋の祭り太鼓。

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その笛太鼓を合図にするかのように、咲くツワブキ。

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いよいよ丹後の空はうらにし模様、

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秋は年の瀬へ向かってつるべおとしです。

 

棚田跡の岡を登ってくるのは秋桜の妖精たち!

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私たちの町学習で、山の里かみせやを訪れてくださった宮小の三年生の子どもさんたちです。

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私たちの今の町の姿や暮らしはどう変化してきたのか、を考えてもらうことが目的です。

ガイドの会は里歩きを担当しました。

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この大きなバナナの葉みたいなのはなにですか?畑にさいている白い花はなんですか?

これ、くらんぼんはわらったよ、のやまなしだよ、「公文でいまならってるー!」

けしきがきれいー!

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ウオークに先だっては、楽しく学習してもらえるようにとサポーターのかたが、草刈りをしてくれました。

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小雨の中でしたけれど、かわいいお客さんたちのガイド、楽しかったです。

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私たちの今の暮らしは、何を守り、どう変化していかなければいけないのかにつながっていけばいいなぁと思います。

 

今成相から元成相まで、

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自然、海の展望、丹後の歴史、里山文化がてんこ盛り!

丹後縦貫林道が、「海の京都展望ライン」としてリニューアル全線再開通を記念しての企画です。

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どうぞご利用ください!

小さなキウイ!

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味もキウイ!

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「こくわ」などといえる人はもう稀になっています。 一般的には「サルナシ」。花はよく見るものの実がついている株はあまり見ることがありません。雌雄異株で、雌株が少ないためかもしれません。

ジャパニーズキウイの名を拝していますが、原産地の中国名は中華獼猴桃。そのため「しなさるナシ」、マタタビ科マタタビ属なのでおにまたたびとも。

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(↑ ネット借用祖谷のかずら橋 : 【徳島観光な…https://matome.naver.jp/odai/2142821172381768101/2…様 )

ところで、へーぇと思ったのが、サルナシの蔓、有名な祖谷のかずら橋の材料なんだとウィクペディァ。 サルなしのツルは「直径約5cm、長さは50mにも伸び、非常に丈夫で腐りにくい」のだそうです。藤蔓かと思ってました。

鱗雲、

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(↑5日小町温泉から)

その日の夜7時nHkの天気予報。

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雨を予想していました。

「鱗雲は、低気圧の前面によく現れる雲であり、移動性低気圧が近づいている事を意味している、半日から1日ぐらいで温暖前線が近づき降雨域に入る。」ということです。

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その図解!※引用 ウェザーニューズweathernews.jp/s/topics/201709/210085

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西山から鱗雲がわくように出た翌日は雨風、 この予想の確率はほぼ100%!

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(↑6日 上世屋 午後三時ころ)

さて、その土地の天気や気候には固有の地形や海山土のバランスが反映します。それを観察した詩的な表現、それを天気俚諺や観天望気というのだそうです。

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(↑ 5日 上世屋)

「ソバの豊作は大雪」もその一つ。

これには、こんな解説がついています。「植物のソバは、夏に寒冷な地域で育ちます。 ですから、日本ではイネが育ちにくい寒冷な地域で育てられ、主食として栽培されてきました。 夏に育つ作物なので、この諺は予言のようですが、実際には当たっているようで当たっていないような諺だそうです。 どちらかと言うと、ソバが豊作になるとソバの白い花が雪が積もったようにたくさん咲くことから大雪を連想させるのではないかと思われます。」
(『暮らしの中の気象』econeco.sakura.ne.jp/kotowazaより)

今冬は、大雪なのでしょうか。

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