Tくん
グランド端の畑、イノシシがぼこぼこに掘っとるど、
Tくん
刈っといたぞ
Tくん
せっかく起こしてくれたんだ徹夜してイノシシが
ここ作れぶーぶーここ耕せぶーぶーもったいないどぶーぶー
、、、そう思わんか!
そういうことでななぁ
Tくん
畝、にしといたど!
Tくん
ヒマワリ。
Tくん
京都は暑くなるなぁ、これから。
お日様は誰にも惜しみなく分け隔てなく愛情を注いでくれる。
世屋・高山ガイド部会の活動ブログ
桔梗っていまごろ?だったっけ!

ぷー ポン ぷー ポン ぷー ポン
これから耳を澄ませると聞こえますよ。
さて桔梗のことを世屋では、「ガラシャ花」と呼ぶんですよ。

玉さんが失意と不安の中で幽閉の地・味土野へ向かうたときも、解放された喜びをもって山を降りていかれたときも、世屋の道を通られたのですが、野間とせやは兄弟村、世屋の里衆も何かとお慰めしたので、玉さんが、世屋の里衆には世話になった、この花を置いていく、私だと思っておくれ!といわれたのが、桔梗なんです。それだもんだで、世間では桔梗というのをガラシャ花とよんでずうっと大事に育ててきたんです、、、、、、(いちがぶらり)。
ぷー ポン ぷー ポン ぷー ポン

それは玉さんの吐息、息を吹き込んだのは、ガラシャさんなのです、、、!
、、、、、なあにこれくらいのこと、「火事に 悩んでいた村人の相談を受けた小野小町が、「五十日」という地名を「五十河」に変えれ ば火事が治まると教えたのが、五十河という地名の由来 …」のに比べればたいしたことではないですよ。
「おっちゃん!」
花屋の店先の花がいうんです、
「ひろびろとしたところで伸び伸びと咲きたーぁい」
よっしゃあ、いいところがある、
おじさんについてきな
というわけで、、、かみせやののうだ田圃!
「いい、いぃeい!」
「ここきにいった」
山ナシの木のまわりも、ちょっと淋しいんだ
華やかにしてみてくれんかなぁ
、、、、主役と脇役が絡み合って舞台は回っていくのです!
どうだい、ここは?
「花美世屋」で「花市」やろうっておばちゃんに頼んでおくよ」
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
ともがみなわれよりえらくみゆる日よ花を買いきて妻と親しむ(啄木)
今度こそ本当だそうです!
補修やリフレッシュで通行止めがつづいていた縦貫林道、
その工事が完了し、開通、しかも全線、つまり大内峠一文字観公園から丹後町上野まで開通するそれが、7月31日ということなのです。
昭和49年のこと日置中上世屋分校二年のa ちゃんは《ふる里守る希望の道 》として丹後縦貫林道への期待を次のようにかいています。
『わたしの住んでいる村は、戸数30戸もない山奥の小さな村です。私たちの村へ来る道は、狭くてグニャグニャで、交通も不便です。
一日2往復していたバスも、人数がちゃんと乗らなくなったために、いまでは一往復になってしまいました。長い間この村で暮らしていた人の中にも、ここの暮らしはもういやだといって町へ降りていくひとが、ここ三、四年増えてきました。そうして町に出て行っても働けないお年寄りが村の人数の大部分を占めるようになってしまったのです。 略
、、、それなら、どうすれば私のふる里がこのままずうっとふる里として残っていくのでしょうか?そのたった一つの希望が今作られている丹後縦貫林道です。現在(※昭和49年)京都府は、丹後の大宮から大内峠を越えて、私達の村の山を通り抜け、もっともっと遠くの山を抜ける丹後半島の山を縦断する林道を作り始めています。府が15億円ものお金をかけてこの道を完成させようとするのは、一、林道による林業効果 一、過疎対策 一、観光開発 の目的があるのだそうです。
私は、この中で観光開発に一番期待しています。どうしてかというと、上世屋は自然の美しさに恵まれているからです。今は工事中で道は悪いのですが、それを我慢して上に登れば、、昼間は山と山の間にくっきりと若狭湾のリアス式海岸と海が見えます。
真っ青な海を眺めながら話をしたり、歌を歌ったりするのはとても楽しいことだと思います。夕方になると、雲と海と山が赤く染まって、見飽きることはありません。山も四季いろいろの変化があります。春は木が芽吹き、夏は青々と力強く茂り、秋は目の前にパレットを置いたようにきれいです。冬は白い化粧の木々。このように私達の村は縦貫林道ができあがれば、観光地として人々の目を楽しませることができると思います。
だから私は、一日も早く縦貫林道ができあがってこの村の人たちが町の人とつながりを持つことができ、私達のふる里がいつまでもふる里として残っていくよう願っています。』
これは、今も同じ事。
山陰海岸ジオパークの海岸の力強さ、世界でもっとも美しい湾クラブ加盟の海の優しさ、日本三景天橋立の優美さの楽しめる海岸美一周道路と海を見下ろしながら分水嶺域の自然豊かな水源の森里山型国定公園の心臓部を走る林道の両輪合間っての機能発揮によって海の京都・丹後半島の秘める様々な未知の力が引き出されることがが期待されます。
はるばるきたぜ、鳥取に♪
主たる目的は山陰海岸ジオパーク探索。
山は西ヶ岡棚田!
やってるなぁ!、、、、言葉、あと出ず。
歴史は万葉の大伴家持さん、
そして原始布。
藤布の説明には、、!
鳥取で「上世屋」に逢うとは思いませんでした。
ちなみに万葉人が今も息づいているんですよ、この上世屋には!
ここも見逃せない、
カツラやでカツラ!
ちょっと一息と言う施設も充実。
特にラッキーだったのは、エイブラハムリンカーンさん、この方に砂の美術館で会えたこと!
というのが、上世屋の金さん始め全国の二宮金次郎さん、この方とリンカーンさんとは関係が大変深いのです。
「二宮尊徳の教えは戦後教育の中で否定された部分が否めないが、はっきりしていることは進駐軍の考えでなかったことである。司令部の新聞課長インボーデン少佐は加藤仁平先生から尊徳の話を聞き、日本が生んだ最大の民主主義者であると讃(たた)えて、マッカーサー元帥にジェファーソンやリンカーンに匹敵する偉人であると報告している。
と下野讓さん(ヒューマン・スマート株式会社代表取締役社長、心学明誠舎理事/おしゃれに生きる 二宮尊徳に学ぶ 2012年2月24日)。
戦後発行の一円札!
お札にもなっているぐらい高く評価されていたのです。、
下野さんのおっしゃることに耳を傾けてみましょう、、、!
□ 分度とは自分の身に合った生き方をいい、梅岩の倹約に通じる。入るを計って出を制すというが、日本国家の財政はバランスが大きく崩れたままになっている。支出削減を早急に行うべきで後世に大きな借金を残してはならない。
□ 修証義(道元の教えを纏(まと)めたもの)に「向かいて愛語を聞くは心を楽しませ、向かわずして愛語を聞くは肝に銘じ、魂に銘ず」と記されている。尊徳は愛語録と名づけ善行記録を村人の前で発表させ、人々のやる気を起こさせている。褒めてやらずば人は動かじである。
□推譲とは他人のために使うということである。昔は飢饉や火事が多く、人々は他人との関わりの中で生きていた。推譲することを、風呂の湯にたとえて相手に与えても戻ってくるし自分に取っても戻ってゆくと述べて利他を薦めている。
□尊徳は経済と道徳の関係にも言及していて道徳なき経済はたわけであると言っている。現在の社会はグローバル資本主義の影響で金儲け主義に走っていて、まさにたわけの生活であると思うが、われわれは本来の日本人に戻っておしゃれな人生を送りたいものと思う。
、、、、、、
入るを計って出を制す!向かいて愛語を聞くは心を楽しませ!他人のために使う!本来の日本人に戻って!これって、「里山エコツーリズム」の考え方の基本じゃないですか!
、、、、山陰海岸ジオパークが上世屋にはぎゅっと詰まっていることを実感したいい旅でした。
掘りくずされた道ばた。

この仕事はイノシシ。掘りあげられて無惨に散乱しているのはシシウド。
根っこ部分に何かがいるのかも知れませんが、どうもそうではなく根っこそのものを食すためにしたことのようです。
シシウドの根が一番美味しい時期なのでしょう。
そこで、シシウドについて、「多摩丘陵の植物と里山の研究室」のさんに多摩の緑爺さんに問い合わせしてみました。
「■文化的背景・利用
平安時代の「本草和名」や「倭名類聚抄」に現れる「和名 宇末世利(うまぜり)」はこのシシウドであるとされています。
江戸時代に貝原益軒によって編纂された「大和本草」には、「菜蔬類」として「ウド」の名があり、また「薬類」として「独活(ししうど」の名が現れています。
また、同じく江戸時代の「本草綱目啓蒙」の獨活(どくかつ)に「シシウド」の名が現れています。」
(ふむふむ!)
「ウド」の名の由来ははっきりとしていないようです。茎が中空なので「虚ろ」木から転訛したなどの説はありますが定説とはなっていません。
(うむうむ!)
「本州以西に分布し、日本固有種です。
多摩丘陵では、ごく限られた場所に少ない個体数しか確認できていません。」
(、、、そうなの!)
「名前の由来、、」
(それそれ!)
「壮大な様子を「猪(しし)」に擬(たと)えて、シシウドという命名です、、」
(え?)
、、、、、、
緑爺さん、それちょっと「ちがうど」。まあ口で言うてもわからんやろうで、百聞は一見にしかず、見にきてくださいな、

「名の由来は、独活(ウド)に似るが食用にならないというところからきている。」とみんなの花図鑑さん。
「猪が食べる、あるいは猪しか食べないというのが名前の由来」と四季の山野草さん。
シシが食す故に「ししうど」と申すなり!こちらのほうが実感です。
ちなみにせやの古老は「かど」と呼ぶんだ、便所にいれると、ええ肥料にしあがるんだとおっしゃいます。そんな使われ方をしなくなった現在、シシウドは伸び放題、それをイノシシが喜んで結果人の暮らしが脅かされるという循環になっているわけです。
2種類並んだ幹。
どちらも、「うつぎ」と呼ばれるものです。
左が「たにうつぎ」、右が「うのはな・うつぎ」、
「うのはな・うつぎ」には髄がありません。
おなじように左が「たにうつぎ」、右が「うのはな・うつぎ」。

「うのはな・うつぎ」の枝の出方は互生です。
この枝の出ているところに竹のように節があります。

卯木・空木・打木と標記するうつぎですが、「空木」と標記するのは「うのはな・うつぎ」のほうです。
一方、開花の早いのは谷うつぎ。5月の始めには咲き始めます。
卯月に咲くので卯の花とするのは、「たにうつぎ」の方がいいようです。
ちなみに「樹木になるのはシダ植物と種子植物です。木、特に樹幹は中心から順番に、髄、木部、形成層、樹皮から構成されています。髄は木が若い頃の芽の部分で、成長に伴ってここを核として樹木は外側に大きくなります。」
さて、髄のある「たにうつぎ」、この軟らかいスポンジ状の髄は容易に抜けるのですが、戦前、その髄が海軍の兵隊さんの救命胴衣の材料になるからと、小学生の夏休みの宿題にされたというのです。教えて下さったのは、丹後の元先生たち。

秘境せやの里巡りというテーマでウオークをプランニングし案内したおりのことです、

夏休み、たにうつぎ・ひいなを切り、髄を抜く子どもたちの姿を想像しながら、
戦後の技術立国を可能にした日本人の資質、自然の特徴を観察し、集中力、根気、手先の器用さ、こういうところで育ったのだなあと思ったたことです。