カワラナデシコ
上世屋での今年の開花は5月10日。
さて、園芸種にもなかなかすぐれたものが生まれています、
さて、のりさん、ご苦労様、
ニューナデシコ゜ンジャパン
期待してます
世屋・高山ガイド部会の活動ブログ
ヤマボウシが、かわいい花を付け始めました。

さて、「ヤマボウシの名前の由来はこの4枚の白い花びらを、頭巾をかぶった法師に見立てて名付けられました。」というのが、一般的な説明。
では、法師は、実際どんな頭巾をかぶっているのか、
例1
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これらの頭巾の形や色、「ヤマボウシ」の花と似ているといえますか?

似ていることをあげるなら、
木全体が白一色になるところと、生死をかけて千日回峰行に挑む比叡山の法師の白装束。
だから、ヤマボウシは山帽子でなく山法師。、、、と思います。
![71Ua-1zYToL[1]](http://miyazu-et.com/wp-content/uploads/2016/05/71Ua-1zYToL1-338x500.jpg)
ちなみに千日回峰行 ひたすら歩くんです、七年で合計1000日間、歩く距離はほぼ地球1周の4万Km。波の歩き方ではないのです。
初めは出発は深夜二時、1日約30キロを平均6時間 。 さらに1日約60キロの行程を連続100日。また京都大回りでは全行程84キロを100日と。
そのコース。
四明嶽⇒赤山禅院⇒真如堂、平安神宮⇒八坂神社⇒清水寺⇒六波羅蜜寺⇒北野天満宮、上御霊神社⇒下鴨神社⇒宿坊。
この時の法師のお姿に見立てて、「山法師」。、、、ではないでしょうか!
それはともかく、ヤマボウシ、世屋の里にはすずしげでいいです。
「著者らはイモノキ葉エキスの水溶性成分を研究し,すでに10 種に近い化合物を.単離して報告した.今回そのベンゼン可溶姓の部分を検索して,同族体の混合物からなる高位脂肪族炭化水素類,アルコール類,カルボン酸類,およびそのメチルエステル類, ならびにstigmasterol を単離したので報告する.
愛知県犬山市において採集したイモノキ落葉をメタノールで温浸し,放冷して析出する物質を冷ベンゼンに加えてかきまぜ,可溶性成分を活性炭カラムにかけて1, II,IIT に分離した」と、ある薬学雑誌。
さて、これが「イモノキ」!
論文のタイトルは『イモノキ(夕力ノツメ) の成分研究~葉のベンゼン可溶性成分にっいて~』つまり、タカノツメのこと。
冬芽の形に由来する「タカノツメ」が標準和名のはず、なのに学術論文で、イモノキとされた存在感、何故イモノキと思って探ってみました。
枝がもろいことからともあったが、どうもそれはない、材が、白くて柔らかいためというのがありました。その説明にもっともらしさを感じます。
それにしても、タカノツメ、「葉エキスの水溶性成分を研究し,すでに10 種に近い化合物を.単離」したと薬学的にも注目する向きがあるということですから、えらいもんです。
おしゃかさまは、およそ2500年前 インドでお生まれになりました。
(↑日置金剛心院)
お誕生日は、新暦5月8日旧暦4月8日なのだそうです。

「インドのシャーキヤ族の王子さまだったところから、「シャーキヤ族の聖者」という意味でシャーキヤムニと呼ばれるようになりました。それが日本に仏教が伝えられたときに シャーキヤという呼び名に漢字があてはめられて釈迦、尊敬の意味をこめて、お釈迦さまと呼ばれるようになりました。」なるほど、わかりやすいです。「そぅきゃあ」
丹後なまりはインドゆらいかもしれません。
さて、野にはホウチャクソウ!
「初夏に地味だが白から緑へのグラデーションが美しい花をつける」とウィクペディアにしては、珍しい褒め方。また、(ほうちゃく)とは宝鐸、寺院建築物の軒先の四隅に吊り下げられた飾りということですが、ひょっとして、これもインドの言葉なんですか、ホウチャクソウ、名前もありがたいですし、柔らかそうなので食べられそうですが、×、有毒植物です。
花祭りは、町でも。
(上 野田川バイパスのはな屋さん、おくさんが楽しい人です(^.^))
いまのはやりはは、カーネーションのように小型化できたアジサイなんた゜そうです。
5月、緑いや増す世屋谷の彩りは紫と桜色。
紫は藤
自然の成り行き任せになっている、その事情は置いておいて、さながら藤天国。
各地の藤の名所が新聞を賑わしますが、世屋谷の藤のスケールや、アクロバティックさには遠く及びませんよ。
この花は、 里山の暮らしの日常との接点が多く、地方名もたくさん伝わっています。
「田植え花」 農事作業暦
「かじばな」火事花 燃える炎のような明るい色ではなく、幹が空洞なので、よく燃えるけれと゛爆ぜて火の粉が飛び散るのです、
火事の原因になると、いろりには厳禁とされていました。
「かてのき」糧の木 飢饉へのそなえです。その方法、『葉をこきて其の儘干し臼にて細にすべし、 暫時水に入れ蒸して干し上げ、二重俵に入れて火棚の上にをくときは幾十年も味かわらざるなり、又食するには干しあげたるを煮出して絞り、炊きたる飯の上にあてうらすべし』。こう説いたのは明治時代の秋田県の農村指導者で、石川理紀之助さん。かれは、毎朝掛け板を叩いて村民の起床を促したといいます。それが、毎朝3時
こんなエピソードが伝わっています。
「吹雪の朝、理紀之助がいつものように午前3時に打ち終えて、雪まみれになって家に入ると、妻が言った。「このような吹雪の朝に、掛け板を打っても誰にも聞こえないし、ましてやこの寒さでは、誰も起きて仕事をしようとはしないでしょう」と。
理紀之助は答える。
そうかも知れないが、私はこの村の人々のためだけにやっているのではない。ここから500里離れたところの人々にも、また500年後に生まれる人々にも聞こえるように打っているのだ。」※美の国あきたネット
「世にまだ、生まれぬ人の耳にまで/響き届けよ、掛け板の音」石川理紀之助
、、、、、、日本はすごい国です、、、
ところで、この石川理紀之助さんの、二宮金次郎さんにまさるともおとらない農村再生にかけた生涯、マスコミではまだ見たことありません、 NHKクロ現や歴史ヒストリアなどで取り上げたらどうですか、地域家庭学校企業のいまを変えるものが彼のせなかからみえるかもしれませんよ。
かい
伊根行きのバスを見送る看板
今にみとれよ(^.^)
さて、そんな歯ぎしりか゛とどいたのか、きのうからスタートしている「里山エコミュージアム上世屋・ガイドウオッチ&フキ摘み」
今日は3人参加してくださいました。
フキもよく育っています。
佃煮なんかにされてもフキもあいてしまってますけど、で、ジャムとかコンポートとかにして上げると喜びますよ、フキが!
平成28年5月6日~10日の5日間、限定です。
「春の息吹を感じながら世屋の里山歩きを楽しむハイキングコース。
エコツアーガイドが同行し、草花や昆虫のことなどをお話しながら棚田の間を歩きます。
最後に初めての方でも簡単にできる山菜採りの「フキ摘み」を体験いただきます。」
| お問合わせ先 | ツアー詳細はこちらまでお問合わせください
公益社団法人 天橋立観光協会
TEL : 0772-22-8030 |
A 赤紫の花、これは、言わずと知れたノアザミ

同じアザミの花なのに、、
Aは、咲き立て、まだ虫が蜜を吸いに来ていない状態。
Bは、やってきた虫に蜜をあげたあとの状態。
不思議な花です アザミは。集合花、 、筒が雄しべが筒になっていて、雌しべが棒になっていて、雄しべの筒が雌しべの棒を納めているのです。雄しべと雌しべがワンセット、 筒と棒が1セットで一つの花、
雄しべの筒には当然、花粉。それを雌しべの棒で押し出す、というより、筒がパンツを押し下げるように下がる、そしたら、花粉が送り出される仕組みです、きっかけは虫が蜜を吸いに来たときの刺激、自家受粉してしまわないの?大丈夫、数日後、自分の花粉が無くなってから、他の花の花粉で受粉できるようになっているのです。
バス君、止まってみていかないか!
左端がイタドリ(虎杖)、白いのはコウゾ、紙漉き用に皮を剥いだ後の枝。

この杖が、この5月活躍してくれています、
1日、里山ウオーク (木子ファームペンション利用の3世代ファミリー4人)※既報
2日、高山ブナ林トレッキング (大宮青年学級のフィールド学習 仲間たち6人)
内山ブナハウス⇒駒倉峠⇒山頂⇒南谷⇒ブナハウス
本州の北陸地方から近畿地方に生育するユキグニミツバツツジが満開、
山頂付近からみえる天橋立や上世屋の里も何ともいえないあじがありました。
上り下りの途中の急坂を声かけ合ってよくがんばってくれましたよ。
3日、命のスカイツリーウオーク(アースデー丹後イン海星メニュー 1家族4人)1日目
強風のため、安全里山コースに変えてウオーク。
植物は虫の食べ物だけれど、虫を食べる植物もあるんだよ!
隠れスポット、銚子の滝へ!
4日、同上 2家族8人・1グループ4人・単独1人・計13人 2日目
海星公園⇒岳山⇒海星公園
岳山は637m、、「海と山しかみえなーい」と少年、そのとおり、それが「丹後命のスカイツリー」の意味なんです(^.^)。

2日以外は、京阪神から家族単位での宿泊を伴う丹後旅行の一部として利用いただいたもの、滞在型ツアーのメニューの受け皿になることは、エコツーリズムの課題の一つでしたので、ようやく時来たり!というところですか!それにしても、選択肢が1000も10000もある中、この里山ウオークを選ばれたその見識には、「さすがお目が高い」という以外ありません。その期待にこたえて、上質な時間をすごしてもらえるようにいっそう努力しなければとおもったようなことです。
6日からは、フキ摘みウオーク、虎杖いたどりの杖でたのしんでいただけます。お問い合わせは、天橋立観光協会HPで。