阿蘇海は夕陽鑑賞ポイントです。

海向かいの山が低いことも関係して長い波長の光りの赤が届くのです。

冬場と比べて日没位置がずいぶん右に寄りました、
車に戻ったら、車も夕陽を見ていました!

アングルを探って歩いて撮りましたが、結局これがいい(^.^)
世屋・高山ガイド部会の活動ブログ
阿蘇海は夕陽鑑賞ポイントです。

海向かいの山が低いことも関係して長い波長の光りの赤が届くのです。

冬場と比べて日没位置がずいぶん右に寄りました、
車に戻ったら、車も夕陽を見ていました!

アングルを探って歩いて撮りましたが、結局これがいい(^.^)
なにしとんなるでゃあ?と矢野さん。

「早春のフラワーアレンジメント、ほれ、これダンコウバイ、これクロモジ、これ、ヤブカンゾウ、フキノトウやキブシをあわせて!と思って」
、と説明しながら、だんこうばいの枝をどう這わせようかと相談すると、ほうほうとちょっとと手を加えてくださいました。。
さすがに南画のお師匠さんです。

(↑ 左に張り出した枝がダンコウバイ)
金さんの足下に置くと、金さんが春の山へ歩み出すように見えました。
もう一作は自力で。ヒカゲノカズラを加えました。

天岩戸に隠れた天照大神を呼び出す天宇受売命が胸に襷タスキ掛けしていたのがこのヒカゲノカズラ。霊力のある植物として新年や目出度い席の飾り物としてに飾る風習が各地に残っていると言う代物です。
土手焼きと言いました。

明田たんぼの畦焼きです。何しろたんぼは広くて畦も相当の長さになります。営農関係者の皆さん総出の仕事です。

さて、 「僕が小学生の頃は、親公認で火遊びができるので面白がって土手焼きを手伝っていました。そして今日、土手焼きをするのは10年以上ぶりだったので少年の頃に帰ったようでとても楽しみながらやりました。」とおっしゃるのは信州安曇野のお百姓の「たく」さん。
※ www.matsuaz.com/azunoo/2007/02/21/1172069966375.html –

「火の用心」、拍子木を叩いて村を回るのは子どもの仕事でした。地震雷火事親父、、、火は怖い物のベスト4でした。火遊びは厳禁!
そんな時代、土手焼きは火と向き合える唯一と言っていいチャンスだったとたくさんはおっしゃっているのでしょう。

危ないことなのでどうしたら火はコントロールできるか、どう逃げるか等子どもながらに神経を集中させて考えます。
ワクチンの予防接種のような小さな危険体験を「土手焼き」を通してしていたのです。
今の時代の土手焼きにはそんな子どもがおりません。

古き世の 火色ぞ動く 野焼きかな 蛇笏
その中の 野火の一つの はげしさよ 汀女
野焼火の おしのぼりゆく 堤かな 爽雨
水辺草 ほのぼのもゆる 野焼かな 蛇笏
以上野焼 – Biglobeさん より ※www5c.biglobe.ne.jp/~n32e131/haru/noyaki.html
人が逆さま、こっちなのでしょうか!

文字が逆さま、それともこっち?

どっちでしたっけ!

春休みです、ちょっと橋立へといった風情の若いグループが目立ちます(^.^)
春のヒガンバナ 3つ
その一 シュンラン

その二 ショウジョウバカマ

その三 イワナシ

春の仲間たちが次々に現れます
共通点、生育場所にこだわるところ!
シュンラン ふかふか落葉の里山の薪炭林

ショウジョウバカマ 湿気のある半日陰
フキノトウのように花茎を伸ばし種を風に乗せて飛ばします。
イワナシ 日当たりのいい乾いた斜面
ツツジ科と言うのですが、およそ想像できません。ナシのような味の小さな実がなります、身の周りのツツジ科の植物で花を食べるのはありますが、可食の実をつけるものってありましたっけ?島根県以北北海道までの日本固有種と言います。小型化して多雪地対応したのでしょう。果実酒にもなると言います。ヤマナシとは違って小粒で漁も少ないので、超貴重品になりますが。
おじさんフキノトウ

彼は虫を呼べればいいので、背丈を伸ばす必要はありません。
おばさんフキノトウにミツバチのお兄さん 、中央の黒い物。

受粉ができればフキノトウおばさんは風に綿毛を乗せられるようにさらに背を伸ばしていきます。

このような急速な成長が出来るのは根茎に蓄えた養分のおかげ。雄花と雌花のフキノトウを伸ばしておいてから葉っぱが成長して、大きな葉で春の光りをいっぱいに浴びてたっぷりと養分を蓄え、来春に備えます。地下茎とタケノコとの関係と同じです。
毎年くり返されるドラマにあやかるのが人間。 例えば蕗味噌。
山本海苔店さんが催していらっしゃる俳句庵という句会の2月のお題が蕗味噌。
三作が紹介されていました。
◇蕗味噌の講釈ながき板間かな 小島 昭夫 様
◇蕗味噌や厨に母の古きメモ 久保 久子 様
◇蕗味噌や母との旅は一度きり 林 たかし 様
優秀賞にはどれを推されますか(^.^)※
また鑑賞俳句として 秋山夏樹さんの作品。「蕗味噌の余香の擢鉢浸しけり 」
その蕗味噌と炒り卵を併せて、味醂を足して炒めるとさらにご飯が進みますよとおっしゃているのが対馬シェフ。
試してご覧になりませんか!
※ 三作目
天空の◇◇◇、、、、がはやっています!
「天空」、意味は、広々とした美しい清浄な大空のことと言います。

世屋の里は「天空の里」
海も広々空も広々それをもって【天空海闊てんくうかいかつ】といいます。

遙かに海を望む世屋の里は「天空海闊の里」(^.^)
海辺の畑で土を起こす人

山里の畑で土を起こす人

どちらのお婆さんも同じことをおっしゃいました。
「わがたべるものはわがつくるもんです」
土が彼岸の日を浴びて深呼吸しながらいいました。
「よう寝た!ぼちぼちやるかぁ(^.^)」
「春耕とは 土のやる気を 起こすこと」、、世屋野蕪村
光るブナ

踊るブナ

春の木々が動きます。
カツラは赤い新芽を枝先に膨らませています。

テルミさんのフキ畑、みな雄花です。

フキノトウは先に雄花がさいて、やや遅れて雌花が顔を出します。雄花の花粉は成熟するのに時間がかかるのだそうです。同じ時期に雌花が咲いていても受粉できないことになります。それで咲く時期をずらしているんです。
その雌花が咲きました。

フキノトウ 雌花遅れて 現れぬ 世屋野蕪村

カエルもオスガエルが先に現れて鳴き始めメスが現れるのを待ちます、動物も植物も似たようなことをしています。