大宮町 河辺で車をバックさせて撮影!今年初2/24。

光り色の花と言うのでしょうかとおくからでも目につき、うむを言わせず惹きつけます。
光琳の屏風に咲くや福寿草 漱石
宿根草で長寿です、喜寿米寿白寿そして福寿!
お婆ちゃんが育てていた花、今年も咲いたよと親、子、孫へとわたすことができるほどです。
◆福寿草常のところに咲きにけり 貫井照子
◆城跡に五十年住む福寿草 大西八洲雄
◆六十歳で嫁入りをする福寿草 篠田純子
◆受け継ぎし命三代福寿草 河瀬俊彦
世屋・高山ガイド部会の活動ブログ
大宮町 河辺で車をバックさせて撮影!今年初2/24。

光り色の花と言うのでしょうかとおくからでも目につき、うむを言わせず惹きつけます。
光琳の屏風に咲くや福寿草 漱石
宿根草で長寿です、喜寿米寿白寿そして福寿!
お婆ちゃんが育てていた花、今年も咲いたよと親、子、孫へとわたすことができるほどです。
◆福寿草常のところに咲きにけり 貫井照子
◆城跡に五十年住む福寿草 大西八洲雄
◆六十歳で嫁入りをする福寿草 篠田純子
◆受け継ぎし命三代福寿草 河瀬俊彦
冬水たんぼの森本たんぼ。

温かさの戻った今日、コウノトリ飛来。
以下、『冬期湛水(とうきたんすい)/冬水田んぼ(ふゆみずたんぼ) | 田力ノート
tarikidict.jugem.jp/?eid=40 – 』より。
1 冬水たんぼの効果
・水田が水鳥の餌場となる効果。
・水田がカエルの産卵場所となる効果
・田面水に微生物が増加し、それにより生物が多様となる効果
・土壌表面を軟化させ、不耕起でも容易に田植が行える効果
・土壌表面に残置する稲藁の腐植を促進させる効果
・土壌表面に形成されるトロトロ層による雑草抑制効果
・田面水中に微生物が増加し、それによる肥料効果
2 歴史
「日本農書全集3 開荒須知/乾の巻 開発」 寛政七年 吉田芝渓 著)農文協発刊
荒れ地を再開墾するには(中略)、次のようにして水田をこしらえる。(中略)秋から冬に水をかけ入れておくと草の根はことごとく腐って泥土となる。春になって凍った土がとけたとき、水を落として掘り起こすと、大いに人手が省けて掘りやすいものである。掘り返してまた水をかけ入れ、牛馬を入れて五、六ぺん土をかかせると、昔から耕作してきた田と同じようになるものである」と。
グレートサンクス!

冬水は生物多様性の意味は大きいもののそうすることによって収穫はどうかというと、必ずしも「増収」につながるものではないとのこと。
従って、推進するために、「助成」を行っているところもある。また、そうして作った米には付加価値がついて、収入安定につながっているとのことです。
以下『 蕪栗沼のふゆみずたんぼ – 生物多様性センターwww.biodic.go.jp/biodiversity/…/pes/…/satotisatoyama01.html 』より
1 助成
ふゆみずたんぼ農法を採用している農家では、収穫量が9.5俵(570kg/10a)から7俵(420kg/10a)以下に減少しました。しかし、これは農薬・化学肥料不使用によるものだけではなく、稲株数を減らして病害虫に強い稲体づくりを図っているためだと考えられます。平成21(2009)年現在、ふゆみずたんぼに取り組む農家は、以上のような減収補填のため「田尻地域水田農業推進協議会」より、冬期湛水+農薬・化学肥料不使用栽培を条件に産地づくり交付金で8,000円/10aの助成を、大崎市より農薬・化学肥料不使用栽培の第三者認証費用の5,000円/10aについて補助を受けています。また、農地・水・環境向上対策において、共同支援で4,400円/10a、営農活動支援(冬期湛水+不耕起栽培)で6,000円/10aの交付を受けています。
2ブランド米
ふゆみずたんぼ米このふゆみずたんぼ農法で生産されたお米は「ふゆみずたんぼ米」というブランド米として、慣行栽培(※3)米(60kgあたり14,000~15,000円)と差別化を図り、付加価値の高いお米(60kgあたり23,000~24,000円)として販売されているため、結果的には農家の収入の安定化にもつながっています。

それにしても、コウノトリは巨鳥で大食漢。他の水鳥たちもの生育も維持しようと思えば餌の裾野を広げなければなりません。ブナ水たんぼの特A米でコウノトリ、ブランド創出もなかなかのことです。
里のたんぼの緑が濃くなりました。

久しぶりの空の蒼、今日の主役は空です。
日置の菜の花、花の黄と葉の緑と空の青!

一方、山の里の空。

清冽な大気を深呼吸するかのように世屋のオオブナ。

世屋の里も春の日差しに輝いて白い宝石のよう。

(↑ いずれも2/22)
山伏の 伏せる姿や 世屋の里 世屋野蕪村、
久しぶりの晴れ。

カメラ愛好家の皆さん、大阪からだそうです。

「伊根をみて、世屋に上がってきた、びっくりした、こんなに雪があるなんて、、5,6年前にきたときはこの建物はなかった、、、」
まとめるとこういうお客さんでした。

休憩所へ上がって、展示物をみたり、山の里の景観を眺めたり。

「美味しんぼ」のお酢、どこで買えますか、と聞かれたので、「天の橋立ワイナリー」か「やまいち」さんとご案内しました。(^.^)

それにしても、絶好の撮影日和り、

いい日をあてられたものです、海もいい色してたでしょうしまた雪の山、いい写真たくさんとれたでしょうね。

今度はサクラの頃に来たいとおっしゃっていました、泊まるところは?と尋ねられたので、木子の2つのペンションをご案内しておきました。
竹やぶを囲むたけ垣!

下世屋へ移住し、農園を積極的に経営されるTさんの仕事の1つです。実に美しい世屋の新しい宝物。
目的は、美味しいタケノコをイノシシから守って収穫すること。この竹林に幾本の竹があり、イノシシをどれだけやしなっているのでしょう。

さて、先だっての「里山未来形プロジェクト」※2/8橋立ユースホステル では、宮津市が取り組んでいる「バイオマスタウン構想」、について井上市長自ら紹介されていました。

その中心事業の竹発電は◆山荒廃の元凶を資源に ◆竹1トンで30KW ◆脱原発 そして地産地消への取り組み!と注目されているものです。
地域の環境を資源に、それはエコツーリズムと同じものです。お客さんにもお話をしなくてはいけません。おさらいにすこし付き合ってください。

、、、、、、、
電力労働運動近畿センター – ZAQ の2012.2.18連合通信の記事では次のように紹介しています。
バイオマスで地域再生目指す京都府宮津市日本三景の一つ、天橋立に世界初の「竹バイオマス発電所」
◆竹1トンで30KW
仕組みは、竹を機械で砕いてチップと粉末にする。チップは炉の燃料となり、その熱で蒸された粉末からでるガスを集めて発電する。竹1トンから生まれる電力は毎時30KWで、ざっと一般家庭3日分の消費量に当たる。※40キロの竹で20kw/時、一般家庭10軒分の発電ができる。総事業費は2億5千万。
市は将来的に発電所を増やし、主力産業である観光・農業施設にするプランを温めている。
発電所から有望な「副産物」も生まれている。竹をガス化する過程ででるメタノールができる。ガソリンに変わる自動車燃料やモバイル機器の電池原料として注目されているアルコールの一種で、大量販売が出来れば新しい地場産業に育つだろう。
事業担当者の小西正樹氏は、「自立環境型経済社会推進室」で、市が2010年に掲げたバイオマスタウン構想を実現させるための部署。様々ある再生可能エネルギーから竹バイオマスを選んだ経緯は、「太陽光は日照時間が少なく、風車も雷が多く故障しやすい。しかも、太陽光と風力発電は稼働し始めれば、市民の関わりはほぼ終わる。これでは、市民がエネルギーを自給自足しながら新産業を起こすという構想から外れてしまう。その点、竹バイオマスはこの地に適している」と。
◆山荒廃の元凶を資源に
市を取り巻く状況は、天橋立の効果で観光客数は横ばいを保っているものの、人口は19,942人(09年)でピーク時の1950年代からほぼ半減。高齢化も35%に迫り、働き手の不足が深刻。市の面積の8割を占める山林。近年手入れ不足がたたって、竹が他の樹木を押しのけて乱立し、約110万本も生えている。
竹は根が浅く、雨水を土壌にたもつ機能に劣るため、大雨が降ると土砂崩れが多発する。山の荒廃が進み、動物たちのエサ不足で田畑を食い荒らされ、被害が増えた。
この環境を断ち切るのが「竹発電」だった。竹を定期的に切り出してエネルギーとして使い、自然環境を守れて、街おこしにもつながる。しかも竹は成長も早く、化石燃料のように枯渇する心配はない。ピンチをチャンスに変える逆転の発想だ。
◆市長の脱原発宣言
市はし尿処理施設の老朽化という重要課題の解決もバイオマスで図ろうとしている。生ゴミやし尿でつくる「メタン発酵」という肥料を月1トンのペースでこしらえて、一部を昨年初めて田んぼにまく実験をした。収穫は化学肥料よりも多く収穫できた。今春は散布する田んぼを増やす計画。
市のバイオマス推進は、関電大飯原発が若狭湾を挟んで20キロ圏にはいることも無関係ではない。もし原発で重大な事故が起きれば、観光や農業どころか市民は故郷を追われる。
井上正嗣市長は昨年「脱原発」を公言したのも当然の帰結だった。
◆理解と協力がカギ
「宮津が抱える課題は、全国の自治体の悩みと共通点が多いはず。竹バイオ発電所を動かすには年間3万本の竹が必要で、地元住民が伐採を手伝わなければ事業を続けられない。
メタン発酵も農家が受け入れなければ普及はおぼつかなくなる。再生可能エネルギーによる地域再生は技術面よりも、市民の理解と協力をどれだけ得られるかが鍵を握っている。
※ blog.zaq.ne.jp/denkinki/article/1286/

つまり、 高く評価します。しかし、評価はできても果たして初めてのこと課題もある、もくろみ通りに進むとは限らない 「市民の理解と協力が鍵」ということです。そしてその指摘通りに、議会では
「竹資源的な形で一つの事業を起こして、それで宮津市が全部が潤うかといったら、そうはなりません。雇用も若干できるかもしれませんけど、宮津市全体の広がりにはならない。だから、行政として一番大事なのは、宮津市全部、地元の事業経営者の方、また商店の方、会社の方とか、そういった方がどうしたら元気になるか。行政としてこういった施策を打つことによって、宮津市全体の波及効果があるというのを、やはりその時々で政策でしっかり打っていくということが一番大事ではないんですか」との質問。けれども市長さん、動じません。
『新産業の創出についてでございます。 これは、自立循環型経済社会構造への転換戦略の一つとして、豊かな農林水産資源や未利用資源などのさまざまな地域資源を生かして新たな産業を興し、雇用機会の拡大につなげていこうとするものでございます。このため、現在、宮津市バイオマスタウン構想のもとで竹資源有効活用プロジェクトによる産業の創出に取り組んでいるところであり、竹資源の安定供給といった川上部分と、カスケード利用による販路確保といった川下部分をしっかりとつないでいくために、宮津竹資源管理センターの設立に向けて準備を進めてまいりたいと考えております。また、竹資源の安定供給を通じて、産官学による研究・技術開発等に取り組み、できる限り早期の事業所や工場の立地につなげていきたいと考えております。リスクを伴うことは重々承知しておりますが、宮津の発展のためには、これを何としても乗り越えなければならないとの思いで取り組んでいるものでありますので御理解をいただきたいと存じます。』

「竹バイオマス発電所」というのは何でも世界初の試みなんだそうです(^.^)初めて!と言うのは英語でパイオニアともいうのでしょう、竹林の現状はどぎゃんかせにゃならんものというのは誰もが思うところ。110万本ある、よく数えたものです。三余年で20mになり、続々再生する、これを生かさないてはない、よくぞいままでほっといたものだ!ともかく試行錯誤に失敗はつきもの、成功しませんでしたではすまない、成功させなければならない事業なんだなぁとあらためて思います。
竹林の整備が進んでいる様子も各地でみられます。

明るくて風通しがよくて実に気持ちいいです。

念ずれば花開く、、花開くまでやるべきことなんでしょう(^.^)
市長さん、もう一つ、呼びかけておられます、
「今一番悩んでいるのは、そういうふうにして市民の皆さんが立ち上がっていただく。立ち上がっていただければ幾らでも応援できるんだと思っていますんで、そこが今一番私たちとしても悩んでいるところだというふうに思っているので、どんどんとほんまに特産品はつくっていかなければいけないところですし、観光に食らいついて、農も商も工の皆さんも稼ぐために立ち上がってくださいよということをやっぱり一番お願いをしていかなきゃならないんだと、、、」(24年市議会)

(↑ 天の橋立ワイナリー 農産物直販所)
観光に食らいついて、農も商も工の皆さんも稼ぐために立ち上がってくださいよ!
それは、「エコツー世屋・ガイド部会」もしっかり受け止めなければならないことです(^.^)!
ネコヤナギ ネズミとネコの 同居かな

雪原に 命見えねど ネコヤナギ 世屋野蕪村

ネコヤナギは世屋の里の「春告げ花!」
上世屋では春の「ヒガンバナ」と呼ばれています。
※ 2013年3月20日ブログ – 春の「ヒガンバナ」参照

ゆく水に おそき月日や 猫柳 淡路女
猫柳 高嶺は雪を あらたにす 誓子
さて、早春の妖精ネコヤナギを用いたフラワーアレンジメント作品を見せていただきました。

ほほう

ほう

わたしも教室にいれてもらおうかなぁ(^.^)
丹後には京の雪国と南国の2つがあります。そのコラボができると楽しいじゃないですか、

第一回目は世屋高原休憩所 お題は「早春」課題、世屋高原のネコヤナギを用いること
タイトル 「春を楽しむ会 世屋の里は華の里」
※花器 世屋焼きを用いること
夏のウオーク&イートでのかぐや姫弁当の竹容器を活用できればなおいい
予定 2015/03/03

のりませんか(^.^)
ちなみに、やなぎごおりの材料はカワヤナギを使用しているとのこと。防虫効果のある柿渋が活躍していました。
丹後半島山間部はまだ冬さなか。

が、麓では紅梅。日置は春モード。

(↑日置20日)
こんな時期,実は里歩きのチャンス。雪でササなどが寝ているため谷の奥まで踏み込むことができるのです。

京丹後市久住、青谷の滝。

滝壁にお不動さん。里の水源として大切にされてきた滝です。

花崗岩の岩体を落ちる水は優しく糸を引くようです。
沢筋のチャルメルソウの草姿、きりっとした宝塚の男役のようで魅力。

周辺の斜面にはたくましい株立ち!

ただし樹種は?カシのようではありますが葉が大きいので、さてなんでしょう!
20日、木子高原。丹後半島の脊梁をなす山々。

目を転じて高山方面。

これだけの雪が関東地方居住部、果樹園芸地域にいきなり降ったのですから、たいへんなことです、、、。
悪条件が重なった結果と大雪の仕組みを朝日新聞。

高原湿原部、ここで積雪1m強。

ハウスもこれだけ載せられたら持ちません。
ところで、上の写真で雪が積もっていない部分があるのは山水が湧き出しているからです。

このあたりにはサワオグルマ(↑)、ミツガシワ(氷河期残存種↓)などが天然しています。

5月の連休の頃が見時です。自然は、雪を所与のものと受け入れて、揺るぎません。
ええエー、、、ひ、か、る、のー!

ブナを撮っていたのです。人には冷たい風を受けながら春めく光りを浴びて気持ち良さそうだったので、、、
あんた橋立に行ったかと聞くと、いうんです、「おれたちゃ町には住めない」と。
そらそうだよなあなどしゃべっているとブナがまたいうんです、
「いいものをみせてあげよう」と。
いいものって、問い返すまもなく、すうっと空が暗くなったのです、、そして、、、幹から光りを発し始めたのです
ええエー!
空はいっそう暗く,幹からの光りはますます強く、、、

もうそりゃあ夢の中。しばらくシャッター押しまくり。
まもなく、空は明るさをとりもどして、ブナは何ごともなかったかのように世屋の空に枝を広げ春を招いていました。

日本にブナの銘木数あれども、幹光るブナは、そうそうあるものではないでしょう。

それにしても、この発光現象、ブナの内部生命体のパワーによるものでしょうか、それとも山の春神様のおなりーなのでしょうか、、、
不思議なことです※(^.^)私、これから「ブナ撮りの翁」と 名のります。
、、、、、、
今は昔、竹取の翁(おきな)といふ者有りけり。野山にまじりて、竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。名をば讃岐造(さぬきのみやっこ)となむ言ひける。その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。あやしがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。それを見れば、三寸ばかりなる人、いと美しうて居たり。翁言ふやう、『われ朝ごと夕ごとに見る竹の中におはするにて知りぬ。子になり給ふべき人なめり』とて、手にうち入れて家へ持ちて来ぬ。妻(め)の嫗(おうな)に預けて養はす。美しきことかぎりなし。
※パワースポットはかくして作られる、、、
2月半ば、人は「風は冷たいけれど春の声!」といったり「春は名のみの風の寒さや!」といったり、右に左にと、ぶれますけれど、草木は日照時間をじっと見ていてぶれません。 その時が来れば多少寒くてもゴー 時にならなければ温かくてもまだ待て!
さて、山野草で「早春」の花材をというお題をいただきました。
「ご予定は?」
3月半ば!なにかありますか?
フラワーアレンジメントで使ってみたいとおっしゃるのです。
、、、さて一度いってみたかったのです、、、、、
「ちよっとまってください、ブログで確かめてみますから(^.^) ええ、大丈夫です、あります、
去年は3月8日には「おにしばり」

15日には「だんこうばい」
![IMG_8808-500x333[1]](http://miyazu-et.com/wp-content/uploads/2014/02/IMG_8808-500x3331.jpg)
「まめざくら」
![IMG_8832-500x333[1]](http://miyazu-et.com/wp-content/uploads/2014/02/IMG_8832-500x3331.jpg)
これらが咲いていますよ、
ヤブカンゾウの新芽、 これも「角ぐむ」といった風情で春らしいですよ、

使ってご覧になったらいかがですか!」
、、、、 あと一月後です。