宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

ツリバナの実が割れました。

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ツリバナは、花も下がり、実も下がり、種も下がる、、、下がることにこだわる変な木です。

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ちなみにツリバナ(ニシキギ科 ニシキギ属)

 

シオデの実がなっています。

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♪十七八ナ 今朝のナ 若草何処で刈ったナ このヒデコナ

何処で刈ったナ 日干ナ 長根のその下でナ このヒデコナ

その下でナ 葛のナ 若萠葉広草ナ このヒデコナ

葉広草ナ 馬にナつければ ゆさゆさとナ このヒデコナ

、、、、、      と秋田県のひでこ節で歌う「ひでこナ」とはシオデのこと、「ひで」のひと「しおで」のしの音はつながっています(^.^)、

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若芽の太くて長い部分は和製アスパラガスとも呼ばれるほど土産い。シオデ採りの歌が、座敷歌になったということです。    これ、さなぼりのころが採り時。来年のウオーク&イートに使わせていただきますよ!

ちなみにこのシオデ、、サルトリイバラ科シオデ属、またはユリ科サルトリイバラ属。

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「なんかうわさしたか」

今年も会えました、「じいそぶ」。

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東アジア一帯の林縁に生育するキキョウ科の蔓性多年草。茎や根を切ると乳液が出るので、中国名は羊乳というそうですが、和名はツルニンジン。

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最も重宝している国は韓国のようです。朝鮮語ではトゥッドゥ。根をキムチや揚げ物、和え物にし若芽も食べる、なによりあの高麗人参の代用にもなるということで代表的な山菜なのだそうです。

ほらほら出てきて夕陽をご覧なさいな、 空が輝いて真っ赤になってますよ、

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はやくはやく出てらっしゃい もう山の端に触れそうですよ、、、、あ、触れた!音、聞こえた!

「夕日のさして山の端いと近うなりたるに、、、」

ふと、人の気配。さらさらと筆を走らす音、、、。

「烏の寝どころへ行くとて三つ四つ二つ三つ など、飛びいそぐさへ あはれなり。まいて雁などつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。」

山の向こうに姿を消してからも夕陽は雲を怪しいばかりに染めていきます。

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「 日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず」

やはり、秋は夕暮れです。(^.^)

「ねえや」は姐や、「使用人」守りをしてくれた雇い人さんのこと、実の姉ではないんですよ、と
www13.big.or.jp/~sparrow/MIDI-kayoyowa-akatonbo.html 「赤とんぼ」諸説紛々さん。
この姐やさん、若くして嫁に求められるぐらい、美し女性だったのでしょう、その女性を異性と感じたうっすらとした恋心、それがこの詞のテーマだといいます。納得です。

ただ、 一番
♪夕焼小焼の、赤とんぼ 負われて見たのは、いつの日か、、、これは「夕焼けの中を飛んでいる赤とんぼ。」とする説明があります、これは納得出来ません。赤とんぼは夕方、夕焼けする時間帯には飛びません。気温が下がるからです。

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不思議だと思っていたら、案の定こんなことが、、、。
この『赤とんぼ』の想は、大正10年ころ。同年に、[赤とんぼ」という詩を雑誌や童謡集に発表していらっしゃるということです。
1回目は、8月。この時の一番は、
<夕焼小焼けの山の空 負われて見たのはまぼろしか>
「赤とんぼ」は、なかったのです。赤とんぼのいないこの初出稿が実際だと思います。ですから、、ねえやの背からみたのは、夕焼け。

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これが四ヶ月後には「山の空」に差し替えられて発表されたのです。、、、。この間、読者や友人の間でも、意見があったのでしょうね、、、ひょっとして作曲者の山田さんが、ろふうさん、♪「夕焼け小焼けの山の空」じゃおもしろくないよ、きれいかもしれんけどあたり前過ぎるよ、ねえやの背中のぬくみに感じるもの、わかるよ、いい詩だ、だからなんとかしてよ、、といったアドバイスもされたかも。

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ともかく、「山の空」が「赤とんぼ」になったことは、運命でしたねえ(^.^)。

世屋の里の日が暮れると、、、、

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、シャラーん、シャラーん 鈴の音が聞こえてきてな

歌も聞こえてきてな

♪ めでたいものは 里芋(ずいき)の種よ ずいきは長くて 葉が丸て

元には千余の 子をつけて 末にゃ小銀の 露の玉、、、、※ シャラン シャラン

提灯ともした行列が、歌いもって、鈴鳴らしもって、山から山へ渡っていくんじゃあ、、、!

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ありゃあ、山の命の嫁入りかのう、、、、

世屋高原休憩所二階展望フロアから、その様子眺めることができるんですよ。(^.^)

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※『丹後の民謡』 編者 井上正一から

 

秋は空から、

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秋は花に

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秋は葉っぱに

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秋は水面にも、、、、澄んだ空を映します

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リュウキュウハゼも映します

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空にはミニの積乱雲、

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水は、西高東低になった秋の夕暮れも映します。

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まもなく、丹後路にカニバスが走ります。

一番星みつけた!「どごどこ」  あれあの森の   「ほれあそこ」 杉の木の上に。

、、、、文部省唱歌、歌ったのは、一年生。

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♪二番星みつけた。 あれあのどての 柳の木のうえに。

♪三番星みつけた。 あれあの山の 松の木の上に。                              生沼勝作詞

よく出来た歌です。

さて、この金星、太陽光の80%近くが反射する濃硫酸の厚い雲、二酸化炭素の強烈な温室効果によって地表付近は500℃もの高温になっているそうです。 明るいときには-4.7等にもなります、 太陽と月以外、金星より明るい天体はなく、まさに天空のビーナス。

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「涙そうそう」

♪一番星に祈る  それが私のくせになり 夕暮れに見上げる空

心いっぱいあなた探す 悲しみにも 喜びにも おもうあの笑顔

あなたの場所から私が見えたら

きっといつか  会えると信じ 生きてゆく  作詞∶森山良子

ところで、① ここで、この日、この時間、「BEGIN」ノコンサートやりませんか!

ところで、②M先生、、、金星は、どうして、明け方と夕方にしか見えないんですか(´・ω・`)?、

 

ゴマナ、この方湿った明るい場所に多く生育する日本固有種なんだそうです、、、。

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葉が「胡麻」に似ていて、食べられるので「ごまな」というのが標準和名の説明。

一方、この方の学名。 Aster glehnii var. hondoensis こちらの方がお奨めかも。(みんなの花図鑑)はこんな風に解説してくれています。     『属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。種小名の glehnii はサハリンの植物採集家「グレーンさんの」という意味である。変種名の hondoensis は「本州産の」という意味である。』  日本の星!素敵じゃないですか。 その頃の空は、星たちがこんなにぎっしりと見えたのですね。

どっちのほうで呼ばれるのが嬉しいんでしょうね(^.^)

 

きれいなキャベツの群れ、、、、

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それに比べて、

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どう、このぼろぼろ、、、、

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夢の農薬ネオ二コチのイド系のものは、浸透力が強く効き目も長持ちするそうです、

IMG_5512あ

けれども、放射能と農薬は洗ってもおちん、、かおるさんのポリシーです。

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ところで、かっては、畑にアオムシの天敵があらわれました、子どもです。

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アオムシは、魚釣りの格好の餌だったのです。でも今は消えてしまいました、、

ボロボロキャベツがいいとは決してないのです、きれいで安心なのがいいのですけれど、、、

さてどちらを買いますか(^.^)

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健康・安心・安全の審判は、虫さんにたのみましょう、、、

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