宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

今日も、大雨警報が、、、。

人は、よう降りますなあ!と空を見上げます。

一方、「今年は、よう降るで喜んでもらえる」と語るのは、この方。

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銚子の滝です。

水涸れすることなく勢いよく落水しています。

滝崖面の緑は、10月下旬に花咲かせる大文字草です。

冬明け、岩肌をむき出しにしていた滝崖面が、今は緑に覆われています。

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それがこの滝の神秘として、信仰の地になったのかもしれません。

さて、銚子の滝付近の今の主役はこの方。

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「ウバユリ」。

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滝と世屋観音堂は、は、この上にあります。

 

お、 バス!

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まさかナデシコ・花の里ツアー?

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止まった!

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降りてくるお客さん!  カメラの砲列、、、、のはず(^.^)

やっぱり

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夢見せて バスはとまらず 登りけり

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、、、、夢は見るものではありません、つかむもの。

「念ずれば花開く」

来年はこのバス、止めますよ(^.^)

「サルがおりましてなあ!」

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先日訪れた蒲入の網で覆った畑。

その網は大敷き網の網。海に浮いているのは、その網を吊るす浮き。

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このドラエモンは、その浮き!

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パンダにも変身!

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畑を猿たちから守る変身浮き、これって、丹後珍百景!

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イエスオアノー?

 

金さん、よう降ったなあ! 何ともなかったかえ。

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ところで、こんなチラシがはったるが、どういうものなんだ、観音様の千日参りって?

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「?!それはな、、、死んだら極楽浄土へ、それが人間の究極の願い事じゃわな。ほとけさまにそのお願いをきいてもらうのは容易なことじゃない、1000日は参り続けないかんと言われる。かといって修行の身なら出来てもふつうのもんに1000日も欠かさずお参りするようなことはできることではない。そこがありがたいことに一年に一度参ったら、1000日参ったと同じ功徳を積んだとしてくださったのだ、、」

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ほうほう、それが千日参り!

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「観音様ってのは、手に蓮のつぼみを持ってらっしゃるだろ。亡くなった時お迎えに来られて、これに乗せて、阿弥陀如来、勢至菩薩と共に極楽へつれて行ってくださる仏様じゃ。千日参りをおろそかにしたら、極楽に連れて行ってもらえん、場合によっては地獄にいかんなん、だから、里の人は、千日参りの日を八月九日と決めて、欠かすことはなかった。」

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(↑ 三体、成相聖観音像 作 丸橋仏師 木子・駒倉分かれに設置)

生きている間は地獄でも、死んだら極楽へいきてゃあもんになあ、今年は参道の草刈り、みんなでして、道端に回向火も並べて賑やかにしようということだって。

「そりゃあええことだ、温暖化、放射能、TPPなど地球も日本もこの里も存亡の危機にある、生きながらの地獄に落ちることに思いを及ぼして、しっかり力を合わせることじゃ」

なるほどなるほど、、、!

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「ついでに、わしの足下にも灯り、置いてくれるかな(^.^)」

大きなユリです。

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イギリスではその印象のままに「giant lily」。

一方、日本では上部では花の美しい盛り、下部では枯れかけた葉、その対比を喜んで物語を作りました。

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花は娘、葉っぱは母親。苦労して美しく育て上げ、やれやれと行った風情の葉にありがとう、ご苦労様と、「姆百合」。

そういうことですから、もう一言欲しいところ、「姆様百合」!

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花を育てた、母なる葉!

単子葉植物のユリ科ですが、この葉は網状脈を持つことも珍しいところです。

林の下や沢の縁などの湿り気のある場所を好み、鱗茎はデンプンに富み、縄文時代から食用にされていたと言うこと。

次回、ウオーク&イートには、使っていただきましょう、縄文食材、現代に蘇る(^.^)

歌集『一握の砂』を詠むのに、丹後の海岸はぴったり!

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頬につたふ

なみだのごはず

一握の砂を示しし人を忘れず

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(↑はまごう)

ひと夜さに嵐来りて築きたる

この砂山は

何の墓ぞも

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(↑ イソスミレとウンラン)

しつとりと

なみだを吸へる砂の玉

なみだは重きものにしあるかな

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(↑ ハマウツボのやれ茎)

大海にむかひて一人

七八日

泣きなむとすと家を出でにき

、、、、、、センチメンタルな気分に浸ったあとは、碇高原で気分転換。

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※ ウンランは、海蘭。ゴマノハグサ科ウンラン属。花期は夏の終わり。

 

 

 

オミナエシは「美しい人」を意味します。

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「美人部為」、 「佳人部為」とかいて、万葉集では「おみなえし」と読みました。

「わが郷に 今咲く花の 美人部為(オミナエシ) あかぬ情(こころ)に なお恋けり」 詠み人知らず

※意味、おみなえしが咲いた、あの子もさぞかし美しくなっていることだろうなあ

その後、古今集頃には女郎花と標記するようになったということです。

「女郎花(オミナエシ) 秋の野風に うちなびき 心ひとつを 誰によすらむ」左大臣藤原時平

※ 意味、おみなえしよ あんたの胸には今誰ガすんでいるのかね

松尾芭蕉も詠みました。

・ひよろひよろと なほ露けしや 女郎花、、、、 あくまでも美人路線です。

小林一茶も詠みました、

・よろよろは 我もまけぬぞ 女郎花

一茶さんは、きれい事はいいません(^.^)

ナデシコさいて集まる虫たち、

スズメガ

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モンキアゲハ

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来年は、「人」を集めますよ 「わたし」を見に行こう上世屋へといわせますよ!とナデシコ(^.^)

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ナデシコ咲く休憩所でスケッチするご夫婦、

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神戸からだそうです。

 

黒いアゲハが目につくようになりました。

さて、カラスアゲハとミヤマカラスアゲハとはよく似ています。

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ガイドとしては、その違いを見分けて、あれは、□□です、と言いたいじゃないですか(^.^)

愛好家は、後翅の赤斑とか、後翅裏面の白い弓状のラインとかがポイントとか、あるいは「ミヤマカラスアゲハは前翅と後翅に明るいグリーンの帯状の模様があります。」と簡単ゲーにいいなります。

気持ちは、あなたは、ミヤマカラスアゲハ!と言いたいところです。

でも、カラスアゲハにも、この帯状の模様、ハッキリとしたものでなくともあるそうです。と言うことなら、カラスアゲハかも。

松尾さん、判定してください(^.^)

※松尾さんの鑑定

結論 カラスアゲハ! 根拠 個体がきれい。ミヤマカラスの夏型の発生は、7月の初め。その頃に羽化した個体は、今頃は羽の損傷が目立つはず。とのこと。

 

ヤマボウシの現在。

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かっては、こんなでした。5月29日。

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さて、花をみたら、その植物を知ったような気になりがちなのが、わたしたち!花がその後どんな実をつけるのか、意外と盲点になっている所です。

けれども、植物が種の保存と繁栄を図るためつけるのが花、そして受粉し実をつけ、取りや風に委ね散布し、発芽のチャンスを待ちます。植物は、そういうサイクルで見てくれ、といってるはずです。そして、花も様々なら、実も様々。

これは、サルナシ。

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これは、ケンポナシ。

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これは、、、えーっと!

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、、、ツノハシバミ。

これは、ミズキ。

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もう8月、山のものは実りを急いでいます。ガイドウオークの見所です。

 

 

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