宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

2013/04/02

目立ちます、一般的には枝をはり、そこに葉を付けて光合成を行うのに、この木は枝というものを出さないのです。

タラノキは葉を大きくすることによって光合成をする道を選びました。二回羽状複葉という特徴のある葉です。

(↑ ネット 写真借用)

幹に残る三日月模様はその葉の付いていた跡です。
さて、ここからは、大阪のおばちゃん相手の時だけのガイドネタ。タラノキの語源は、たろうのき。たろうとは太郎、男です。

直立した棒状の幹を男性のシンボルと見立てたのでしょう、それにしても実用不能と言えば、いやあこんなのが、と盛り上がる、そこが「大阪」です(^.^)

こういう類は他にもありますよ、いぬふぐり。まつぼっくりも同じ、これなどはそのものじゃないですか!

2013/04/01

サクラ 1


桜  2


さくら    3


サクラ     4

桜      5

サクラ  6


さくら      7

サクラ       8

桜        9

さくら      10

桜       11

さくらパン

ちなみに、撮影場所。

宮津市役所     1.2

須津・双輪荘庭園    3..6.7.8.9.10.11

日置・妙円寺   4,5

さくらパンは、橋立ワイナリー。

 

2013/04/01

『A スミレ B ヤマエンゴサク C タンポポ D カンスゲ 種子散布の方法で一つ異なるものごぞんじですか。』という問いかけから入りましょうか。答えはC タンポポ。風を利用します。

A スミレ B ヤマエンゴサク  D カンスゲ は、アリを利用します。

(↑ カンスゲ)
アリは、イカリソウ・エンレイソウ・カンアオイ・クサノオウ・カタクリ・イチリンソウ・スハマソウ・フクジュソウ キケマンなど、春の妖精といわれる仲間と深い関係を持っています。

さて、ミツバチがいなくなったら、と問います。アリさんが、いいました、「俺たちがいなくなったら」と考えてくれる?

すいません、その通りです。道徳的な面からのアリは語っても、生態系の中のアリって、、、、。ざっと調べてみました

①餌になる
蟻を主食としている動物が困る。
②野山の掃除係
③肥料になる
自らの死骸も糞も最後は肥料になる。
④土を軟らかくする アリの一穴
⑤種の ばらまき屋になる
⑥用心棒になる
⑦育ての親になる

アリとハチはご先祖は一緒、スズメバチと近い親戚、、、なんとなく触りがたいものであることをおいておいて、アリさんなくして、自然は成り立たないのです。
このカエルはヤマアカガエルでと取り上げるのと同様に、このアリはアカヤマアリでと紹介しなければならないと、、、、反省をしております(^.^)

2013/03/31

コタチツボスミレとタチツボスミレを区別する要素とは、小型であることのほかは決定的なものはないとのこと。

これは大きくはありません。コタチツボスミレ なら近畿以西の本州から九州まで分布。愛知県の方には、へえっ!しかし、コタチツボなら葉は三角に近く、ということです。しかし、△かというと丸い!葉の直径1cm以内がコ、とも決められていない!

だからコタチツボスミレともいいがたい(^.^)

ともかくスミレというと 分布域が広く、それぞれさまざまな環境に合わせて生育するため、個体変異も多いのだそうです。
日本のスミレ属は55種が知られており、京都から新潟の日本海側に見られ多雪地帯に適応したものと考えられるツルタチツボスミレ 、九州北部から主に本州の日本海側を東北地方まで分布するサンインタチツボスミレなど、地域特定の種類もあるということです。京都から、とか 本州の日本海側とかいえば丹後半島、世屋高原には必ず生育しているはずです。しかし、それらがどれなのか確認できていません。今年の研修課題なのかもしれませんね!


それにしても、生えているのがこんな崖っぷち。種がアリさんによって運ばれて来たのです。

2013/03/31

下世屋、世屋川に合流する瀬戸川にかかる橋は、石造りアーチ橋です。

大正の頃の架橋と伝えます。
車輪のような枠組みをこしらえてから、その上に石を積んでいきます。最後にはめる石がまさにキーストーン。そうしたら枠組みを外します。
その橋のたもとに桜苗。


※「 おじいちゃんが植えてくれて、私が書いたの!」

おじいちゃんには、元気に育って美しく咲いた桜が見えているのでしょう(^.^)

※奥様の思い出花ということでした 2014.3 訂正

この桜にも名前がついています、「へいいちろう桜」。45年を「へいいちろう」さんとともに天空の里・松尾で生きてきた桜です。

2013/03/31

菜の花が、やあやあ

機嫌ようしとなりますかえ ヒメオドリコソウが

ネコヤナギも ひさしぶりー

今年もよろしくー ニワトコが

同じところで、おなじものにあえる幸せ 春ならではの感動です。げんきできばりまひょうで!

ええっと、お宅はどちらさまでしたっけ、


「おおやしゃぶし」ですわな。

2013/03/31

橋立ユースから「ここよみ2013春・夏号」があがった、との連絡、受け取りに行きました。

入り口の桜はしだれ桜。

花は重いのよという風情でしだれています。

畑の真ん中にも枝垂れ桜。


桜は突然変異が多く、接木によってそれを固定化することも行われてきて、今や品種600を数えるそうです。この枝垂れ現象も、重力に逆らわない突然変異。ある年、枝を張る力の弱い株を見つけた園芸師さん、これはおかしなやつじゃのう、これも個性じゃ、生かしてやろうというひらめきが固定化されたのでしょう。

花の滝、桜の瀑布の側で、早い畑仕事が始まっていました。

 

2013/03/31

「どっちがかわいい!」と椿姫が!


そういう問題じゃないでしょ(^.^)


世屋姫椿の落花が宮の前棚田の畦を染め始めると、

上世屋のたんぼ仕事が始まります。

 

2013/03/31
なんだーこのバス!


車をUターンさせましたよ
町並みや花、エビを背景に子ども二人の若いお父さんお母さんの家族。


言葉は七つ。
1彩り
2香り
3伊勢参り
4たくさん遊ぶぞ!
5お土産ー!
6わーい、わーい!(^.^)
7忘れない思い出を作ろう!このバスに乗ったらなんだかいいことが始まりそうとそそられるんですね。

言葉の力を生かそう!と石崎さん。例えば、こういうことか!と思いました。
さて、「ここよみ 2013春・夏号」があがってきました。


このパンフレットも、負けていませんよ!

4月から9月までのブナ林トレッキング、里山ウオークの予定を掲載してもらっています。


さっそく、日置の喫茶コースとライン、そば屋・マル丹 ちょいより亭・浪漫 坂野石油 合力の家、上世屋自治会、木子ファームペンション、ペンション自給自足、等に頼んできました。

今季号のプリント数、万単位。タンポポの種の数に匹敵するかも。

風に乗せて届けるように、配れるところ、置いてもらえるところ、渡せる人、そういうところにはみんな届けきりましょうね(^.^)

 

2013/03/30

ガイドは花の話を聞かねばいけません。


花 「何か他の切り口はないの、イヌフグリ=犬のフグリ=犬の陰嚢なんて 耳タコ話やないの。
わたし、ヨーロッパからきたの、、1890年頃。イギリスにいた頃は
「Bird’s-Eye」って呼ばれていたわ」

へえ、鳥の目ですか、青い目の鳥、これは掎紹介しますよ。

花 「それより、クワガタソウ属 という仲間に入れてくれとるようやけど、ゴマノハグサ科 という人がいたり オオバコ科という人がいたりどうなってるの、そのあたり聞かしてほしいわ」

おっしゃるとおりです。遺伝子解析によって  以前はゴマノハグサ科に入っていたのですが、今はオオバコ科の植物ということになってます。

花 「もう一つ、クワガタソウ属 という仲間に入れてくれているけどどこがクワガタなの」
あんた雄しべが二本でしょ、その形が兜の前に付いている クワガタのように見えるんだよ!

花「ねえ、お願いがあるの、私のこと、しっかり写真に撮っておいて」

え?

花「私、明日は咲いてないのよ、今咲いているみんなも昨日の花とは別の花、私たちの咲いていられるのは一日だけだから」
!!そう、そうなのか。でも、これだけの花があるのにアブやミツバチの羽音が聞こえないじゃない、受粉せずに散ってしまうの?

花 「そこはご心配なく、昼からよおくみてて(^.^)」

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