「大薬王樹」と呼ばれているのがビワ。日置ではその橙色のビワがたわわに実っています。
1つ、いただきました、甘いです。種子は大きいものの甘い果肉はゼリーなどの菓子、ジャム等にもなるそうです(^.^)
バラ科なのだそうです、どこを押したらそうなるのでしょう、教えてください。
巨木です栽培歴の長さをしのばせます。材は杖や高級木刀。
但し、成分には青酸に変わる性質を持つものもあり、民間療法には注意がいるそうです。
下世屋の道端に咲くアジサイが、アジサイは「あずさあい」、集(あづ)・真藍(さあい)が語源。
「集(あづ)は集まる、真藍(さあい)は青い花」という意味だと教えてくれました。
八仙花(はっせんか)緑毬花などと書くと中国でも、アジサイとして理解されるそうです。
しかし、 「紫陽花」と書くと違う花になる!
梅雨の花に「太陽」?おかしいとは思っていたのです、それなのに日本で「紫陽花」は「アジサイ」。そのことについて、教えてくださったのが、hiroichiさん。※aobahigashi.web.fc2.com/ajisai2.html。
「唐代の詩人の白居易 ( 白楽天 ) が、舶来種の紫色のライラック(?)らしき花の名前を友人から訊ねられ、『 陽光に映える紫色の花なので、紫陽花とでもして置きましょう 』 と即興で答えた事が白氏文集・紫陽花詩に記されているらしく、それを読んだ平安時代中期の学者 源 順 (みなもと の したごう) が、『 紫陽花 』 とは 『 アジサイ 』 を意味する漢語だろうと誤解、それが今も アジサイの漢語表記として通用している」ということです。
納得です、紫陽花はアジサイではない、アジサイは「あずさあい」、集(あづ)・真藍(さあい)>
としたら、そんな間違いを放置することはよろしくない!
教育的にもよろしくない、日本が変になりますよ(`ヘ´)
なあ、はなかけじぞうさん。
「集真藍」にした方が 源 順 さんの寝覚めもいいのではないでしょうか。
消えた村・木子の里を埋め尽くす夏草。
(↑ 手前はひこみずの泉。木子の末期の水だったと言うこと)
しかし、その江戸総攻撃にうつろうかと押し寄せる官軍のような夏草も、埋め尽くしかねている花群。
夏草の大将が、埋めるな!と指示しているかのようです。
家は絶えても、残った心が咲いているのでしょうか。
(↑ えーっと この花、なんというはなでしたっけ、教えてください)
さて、木子のお寺、旧「教念寺」の庫裏を借りておられる方がおられますが、名字は「木子」さんということ、ほんとです、矢野さんが紹介してくださいました、なんでも、明治以前から木子に由来があって、明治3年の平民苗字許可令、後に明治8年2月13日「平民苗字必称義務令」のさいに、「木子」という名字を頂戴したいと申し出られたということです(^.^)
花といい、名字といい消えた村の歴史を辿る扉のような気がする「なにこれ木子の珍百景」。
昭和30年代 海水浴場としてにぎわった小天橋の浜、今は有害外来植物が増えています。
先日、天橋立ガイド部会の研修で除草を行った小天橋。 今回は、天橋立を守る会(会長 森輝吉氏)が、中心となって第一回「天橋立の白砂復活大作戦」を実施しました。
植生の生育状況から時機を逸した感と同時に広大な面積の除草を前に、主催者の森会長は、「千里の道も一歩から」と挨拶 第二回目以降は、ゴールデン・ウイーク前後目途に大々的な計画にすることを宣言。
参加者の除草風景 参加者は行政・観光業者・守る会関係者等
除草対象植物は「マツヨイグサ」(あかばな科)と「ヒゲナガスズメノチャヒキ」(いね科)に限定
成果量はわずかでも、今後に期待
作業風景を伝える新聞報道 「京都新聞・丹後中丹版」 平25.6.26
第2回「世屋の川が結ぶウオーク&イート」が6月22日に開催され、京都新聞に取り上げていただきました。
今回は、世屋の湿原の生きものと植物をメインに世屋を楽しんでいただき、世屋川でつながる日置浜の「マリンテラス ビオ・ラビット」で地元食材や今見てきた山菜を対馬シェフのオーガニックランチで味わう企画で、大好評です。試作したヤマツツジ(こせんじょ)ジャムも、十分な評価をいただきました。
報告のブログ 第2回「世屋の川が結ぶウオーク&イート」の様子 もご覧ください。
<midorimushi>
H25.6.23.京都新聞 丹後中丹版
第二回ウオーク&イート。
今回対馬シェフに持ち込んだ世屋素材!
ワサビ、ハチク、ギボウシ花、ヤマツツジ花(こせんじょ)、アザミ花、ドクダミ花葉、シロウマアサツキ球根(おとぎ・シベリアラッキョウ)、
ウツボ草花、鹿(京丹後産)、ミズ(ウワバミソウ)。
それに加えて世屋川に遡上した朝獲りアユ、ハマボウフウ、そしてお待ちかね地元産野菜がでてきました、新タマネギ。
(↑食前酒と前菜 この中にワサビ、ハチク、ギボウシ花、アザミ花、ドクダミ花葉、ウツボ草花、アユ、ハマボウフウ)
ワサビは辛いです!、ハチクは苦いです!ミズは硬くなっています、それらはすべて野生ゆえ。自らを守る術を持たない物は野生ではいられないのです。
これらを「土産(おい)しいもの」にするためにはその「野生」を矯め封じ込める必要があります!
(↑ メーンディッシュ 写真を、と気がついてのは半分以上食べてから!この時点で焼きおとぎの味噌漬けと鹿肉四枚のうち三枚はすでにお腹の中。この中にワサビ、ミズ、ハチク、新タマ、+富良野フキ)
小説を書くことは実は力仕事だと佐高信さん。知恵、技術、経験、そして信念、情熱それが必要なことはイートメニュー創作も同じだとあらためて思いました。
仕上げのソルベはヤマツツジ。
アゲハ蝶になった気分でいただきました(^.^)
※ヤマツツジのソルベ。今後オーダー製造が可能かも。
今回も、「今しか、ここしか、あなたしか」のウオーク&イート。3回目のサプライズにも請うご期待!
ちなみに今回のカントリーウオークのコース。
順路
マリントピア五号館前 →下川橋・龍渓→大ふけ湿原 →松尾モリアオ池→世屋高原休憩所→マリントピア五号館前「ビオラビット」12:00
【下川橋・龍渓】
石作りアーチ橋▼雨乞い谷 左甚五郎作成相寺の龍モデル龍の出現断 崖のギボウシ ミズ(うわばみそう)▼テイカカズラ ヤマアジサイ マタタビ シダ類など
【大ふけ湿原】
ノハナショウブ ミズチドリ(絶滅危惧一類) トキソウミヤコノイバラ ヤマツツジ ドクダミ ウツボ草▼※ 笹ユリ 「ショウブ」
【松尾モリアオ池】
モリアオガエルとイモリ ミズキ(実)ヒルムシロ▼※イモリは宇宙旅行しました。準絶滅危惧種です。惚れ薬として黒焼きにしすぎた!まさか。シェフが食材に使う!まさかあ(^.^)
「金さん、宮津市には、自立循環型経済社会推進室っていうのがあるそうだなああ!」
らしいなああ
「どういうもんだえ?」
こういうもんだろう!
「え、草に足!まさか!」
牛飼いをしていた頃の里の一日は毎朝の草刈りから始まったんだ、牛の餌。その牛のみゃーごえを田や畑の肥やしに燃料は山の木。切ったらまた生えてくる。「自立循環」そのものだろう。、
「なるほど!」
徳川家康さんはこうおっしゃったそうな、
人の一生は重き荷を背負いて遠き道を行くがごとし いそぐべからず 不自由を常とおもへば不足なし
こころに望おこらば困窮したる時を思い出すべし 堪忍は無事長久の基、、、。
「無事長久、、、ええ言葉やなあ」
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さて、6/23 京都母親大会 「地域エネルギーと世屋の自然と暮らし」コースのみなさんのご案内をさせていただきました。
まずは、波見の竹発電所見学。
燃料の竹を切り出した実証林です
山が明るくなり、イノシシも寄りつきにくくなりますし、光も入り、下草が育ち、土の保水力も高まります。
電力は原子力、それは 無事長久の道にあらずと、小規模でも里山再生をかねて竹力活用を宮津がかんがえたのはええ事だ、ほんまにとおもいました。
次は、「世屋の自然と暮らし」。
「馬場」棚田群→「家老屋敷」→「ノウダ」→合力こうりょくの家(「里山の暮らし」お話と見学)ノコースを考えました。
ヒントは、合唱曲「時の旅人」。ごぞんじですか!
めぐるめぐる風 めぐる思いにのって 懐かしいあの日に会いに行こう
めぐるめぐる風 めぐる思いにのって 僕らは時の 時の旅人
忘れかけていた日々 全てのものが友達だったころ
汗をぬぐって歩いた道 野原で見つけた小さな花
幼い日の手のぬくもりが返ってくる
、、、、
今君と(一緒に)未来への扉開こう 今君と(一緒に)あふれる希望を歌おう
めぐる風めぐる思いにのって素晴らしい明日に会いに行こう、、、♪
「 汗・道・野原・ぬくもり・懐かしいあの日・すべてのものが友達・未来への扉」がキーワード。
「いやー素敵やン!そのまま着て帰ったら!」藤織りをきせていただいたモデルさんに拍手喝采。
フキ佃煮など加工グループの出店も好評。
10,000円近くも購入いただけました(^.^)
、、、、、、、、、、、、
金さん、ちょっとええ風が吹いたなあ!