光る帯。
(↑ 世屋高原休憩所 )
かって世屋の女たちもおった帯です。営林署勤めがあるがどうだ、と男たちに、女たちには西陣の帯地織りをやってみんか、上世屋では、その紹介を村ぐるみで受け入れました。
男は山、女は帯、お婆ちゃんは藤、上世屋の人はようはたらきました。
ここで暮らしたい!というおもいと現金収入の道が開けたことが、里の消滅を防ぎました。
シオデの実がなっています。
♪十七八ナ 今朝のナ 若草何処で刈ったナ このヒデコナ
何処で刈ったナ 日干ナ 長根のその下でナ このヒデコナ
その下でナ 葛のナ 若萠葉広草ナ このヒデコナ
葉広草ナ 馬にナつければ ゆさゆさとナ このヒデコナ
、、、、、 と秋田県のひでこ節で歌う「ひでこナ」とはシオデのこと、「ひで」のひと「しおで」のしの音はつながっています(^.^)、
若芽の太くて長い部分は和製アスパラガスとも呼ばれるほど土産い。シオデ採りの歌が、座敷歌になったということです。 これ、さなぼりのころが採り時。来年のウオーク&イートに使わせていただきますよ!
ちなみにこのシオデ、、サルトリイバラ科シオデ属、またはユリ科サルトリイバラ属。
「なんかうわさしたか」
「ねえや」は姐や、「使用人」守りをしてくれた雇い人さんのこと、実の姉ではないんですよ、と
www13.big.or.jp/~sparrow/MIDI-kayoyowa-akatonbo.html 「赤とんぼ」諸説紛々さん。
この姐やさん、若くして嫁に求められるぐらい、美し女性だったのでしょう、その女性を異性と感じたうっすらとした恋心、それがこの詞のテーマだといいます。納得です。
ただ、 一番
♪夕焼小焼の、赤とんぼ 負われて見たのは、いつの日か、、、これは「夕焼けの中を飛んでいる赤とんぼ。」とする説明があります、これは納得出来ません。赤とんぼは夕方、夕焼けする時間帯には飛びません。気温が下がるからです。
不思議だと思っていたら、案の定こんなことが、、、。
この『赤とんぼ』の想は、大正10年ころ。同年に、[赤とんぼ」という詩を雑誌や童謡集に発表していらっしゃるということです。
1回目は、8月。この時の一番は、
<夕焼小焼けの山の空 負われて見たのはまぼろしか>
「赤とんぼ」は、なかったのです。赤とんぼのいないこの初出稿が実際だと思います。ですから、、ねえやの背からみたのは、夕焼け。
これが四ヶ月後には「山の空」に差し替えられて発表されたのです。、、、。この間、読者や友人の間でも、意見があったのでしょうね、、、ひょっとして作曲者の山田さんが、ろふうさん、♪「夕焼け小焼けの山の空」じゃおもしろくないよ、きれいかもしれんけどあたり前過ぎるよ、ねえやの背中のぬくみに感じるもの、わかるよ、いい詩だ、だからなんとかしてよ、、といったアドバイスもされたかも。
ともかく、「山の空」が「赤とんぼ」になったことは、運命でしたねえ(^.^)。