宮津エコツアー · 12月 2013

12月 2013

私事で恐縮ですが、年末は久美浜のこれ!なんです。

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年の暮れや新年の「おもてなし」に供していただけたらと。

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ええ、大きいですよ、,そして目方もずっしり。これがほんとの「重て梨・お・も・て・な・し」!

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このだじゃれで、おばさん、五つもサービスしてくれましたよ!芸と教養は身を助く(^.^)

すり鉢の北西の縁辺、林の中に、小さな祠がみえるでしょ。矢印の下付近。

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秋葉山です。      秋葉山は火除け・火伏せ のご神徳を持つ神様、上世屋は、里の全焼という苦しい経験しているだけに大事にし、春の祭りには屋台を引っ張り上げたというほどです。けれども、普段のお参りになにか特別な唱え言があったのか伝わっていません。

さて、一方海の里・伊根町蒲入。

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ここでも大火の経験、安政年間のこと、70戸のうちのこる家五戸だったといいます。それを忘れまいと毎日の秋葉山参りが今も続いているそうです。 その際には「南無秋葉山 霜を柱に 氷を貫※ 雪を壁 雨をぬきづけ 露を屋根」  あびらそんけんそわか あびらそんけんそわか あびらそんけんそわか ! こう唱えたと。里の語り部・泉とく子さんのお話です。※。

霜、氷、雪、雨、露、、皆、いずれも火の天敵。実に具体的で、素敵な呪文じゃないですか(^.^)。

修験者立ちが広めた同じ秋葉信仰、山里の人も同じように「南無秋葉山 霜を柱に 氷を貫 雪を壁 雨をぬきづけ 露を屋根」 あびらそんけんそわか !ととなえられたのでしょう。海の里と山の里とがまた一つつながりました。

9月2日が上世屋の火災記念日、、、この日には秋葉山参りをして唱えてみたいものです。

※「伊根町の民話」から 残部にゆとりがある、無償で分けていただけるとのことです。

※貫(ぬき) 木造建築で柱等の垂直材間に通す水平材。 壁・床下の補強などに使われている。

 

これが期待の「イトトメ」移動店舗つまり移動商い車。

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朝日新聞既報

「京丹後市では、地元のスーパー「いととめ」が、今月半ばから3トントラックで移動販売を始める。経済産業省の「買い物弱者対策支援事業」の補助金も使ってトラックを購入、荷台部分を冷凍・冷蔵棚も備えた店舗としても使えるよう改修した。同省によると、府内初の試み。対象は北近畿タンゴ鉄道の丹後大宮駅に近い、特に高齢化率が高い集落だ。軽トラックで移動販売をする業者もいたが、高齢化などでやめていったという。

週2回、集落を回って公民館や空き地に車を止めて店を開く。販売するのは冷凍食品やアイスクリーム、肉や魚、総菜など800種類。歩くのが不自由な人の場合は自宅へ届けるほか、家族で食べようと畑で作った野菜も買い取る。

「買い物は生きること」と話す広野公昭社長(60)。「何でもいいから食べれば、生きることはできる。でも、色んな楽しみがあること、自分で見て買えることが大切だ」。補助金審査の過程でもそう訴えたという。障害者施設からも「ぜひ来て欲しい」と依頼があり、販売に行く予定だ。」

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広域集約型の大型量販店の進出が町を活性化させたか!地域の小さな業者は涙をのんで廃業したじゃないですか。小さな里里は過疎化高齢化を加速させ、その結果農地荒廃も進んでいるじゃないですか。町の活力が高まったとは決していえません。細くなった血管に温かい新しい血が流れます(^.^)

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さて、地域に山積するそんな課題を解決することもボランティアでは長期的維持は困難だが、ビジネスがからめば、持続可能となるだろう、けれども、何しろビジネスともなれば初期投資も必要、利益が大きく上がるということもない、二の足を踏み社会に有用な企画がみすみす立ち消えに終わるのも現実(´・ω・`)

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しかし、それは社会の損失!行政がそこを手厚く支援できないかと言う発想から生まれたのが京都府の「ソーシャルビジネス構想」。

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その施策を進める山田知事、ビオラビット会場のトーキング喫茶にいらっしゃって 「府民自らが暮らしやすく魅力的な地域にしようと取り組む「地域力再生活動」を応援。24年度からはビジネス的な手法で「仕事」や「雇用」を生み出して自立継続を目指す地域力再生活動を「京都式ソーシャル・ビジネス」として推進するため、「京都府ソーシャル・ビジネスセンター」を設置。資金面、運営面、人材面から様々な支援をしています」と力説。そうしたことを目指して集われた皆さんを激励してくださいました(^.^)

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その山田知事、四期目に挑まれます!

 

 

 

 

 

柿を食べに登る熊はこの目線で里を見ているんですね(^.^)

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今年は鈴なり。梢に上がって枝をたぐり寄せてはかぶりついて、熊の気分をたのしみました。(^.^)

寒さにあたった柿は甘みがさらに増します。富有柿はフユに近づいておいしくなるので「冬柿」とうけとめていました。ちがうんですね

、もともとから「富有」そして、発音も「ふゆうがき」。新品種として品評会に出展するときに、「富有」と。もともと古典「礼記」にある詩句なのだそうです。 すなわち、「子曰、舜其大孝也興、徳為聖人、尊為天子、富有四海、宗廟饗之、子孫保 之伝伝」。その中の「富有四海」。意味は「優れた素質のあるものは自然に世にに広まるものである」という意味。創出者の自信のほどがうかがえる命名です。1898年のことだそうです。

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、、、、、熊君、そういうこと、ふゆがき、でなくふゆうがき!

※ 参考     富有柿の由来     岐阜県農政部農産園芸課作成

※ この熊体験、あと数日は楽しめます、連絡ください(^.^)

 

お帰り!
お疲れ様!
冷えるねぇ!
どう、調子は、、、

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青や赤や緑やオレンジの星が語りかけるふるさとの駅前ロータリー!

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お客を一人ひろってバスはでていきました。

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「おきばりやすぇ!」なくなった叔母はいつもこう言って見送ってくれました。

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光の届かない深海で自ら光り存在していることを伝える小さな魚のように、ささやかなイルミネーションは明滅して、旅から戻る人へ、旅立つ人へ言葉をかけ続けます。

 

北東からの風がフジ棚に雪を吹き付けたのでしょう。

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世屋の里天空鉄道の線路にも雪。

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ここは世屋の里スッテンショ※。天空鉄道特別便が着きました。

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下りてきたのは背板をしょったかわいい子たち!

カニを食べに来たんですって。

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温泉にも入ったんですって。お昼は橋立ワイナリーのバイキング、

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広々してて眺めがよくて種類がたくさんあって1つ1つの味が素敵だったんですって。

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で、メニュー1つ1つに素材の野菜を作った人の名前が紹介してあるのが嬉しくってたくさん食べた、ですって、(^.^)

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お父さんのお友達が招待してくださったんですって。 そのお友達、今年夏に丹後にお仕事が見つかってやってきたんだって。食べ物もおいしい、自然も豊か、人も魅力的精力的。それで、こうやって、、、。

「ここへは?」

日本で一番美しい曲線の見られるところがあるからって。

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どうやっていくのって聞きと、世屋の里天空鉄道に乗るといけるんだって。そんな鉄道初めてだから、乗ってみたいとおもったのって。

ほんとだったって。

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三十分で鹿児島から秋田へ行くみたいに雪国だったって。

そうおっしゃってました(^.^)

世屋の里では、ゆきんばの子どもたちが大歓迎。

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、、、、まさか(^.^)

町の知人たちに、丹後のカニを食べさせたい、温泉に入らせたいプラス1+ワンに、成相寺、籠神社、ふるさとミュージアム、伊根の船屋と目白押しのお立ち寄りスポットはさておいて、世屋の棚田を見せたいと思ったのは、丹後文化会館のアートコーディネータMさん。

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景色だけでなく、土に根ざして暮らしている人たちにもふれてもらいたいって。そのセンスに感動したので、天空鉄道特別便を運行したというわけ。

※ステンショ 木子の方言、意味は停車場。

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木子では外来語がそのまま定着して使われていました。

年末の町の話題。道の駅「マルシェ」事業をすすめる  とM市議会。提案された市長さん、「座して死を待つよりは打って出て活路を開きたい」との決意をもって提案されたと毎日新聞。「座して死を待つよりは!」とは、「抗うことをせずに終わっていく姿勢を拒む表現」との意味。
英語で直訳すると、Than I sit and wait for death。
「座して死を待つよりは!」これはいろんな企業や政治家、あるいはスポーツの指導者、そういう人たちによく用いられて決死感、悲壮感を演出するための常套句で、うっかり乗せられるととんでもないことにもなるのでよく精査しなくてはいけないのですが、代案にも説得力はない、かといって今なぜそこに「道の駅」なのかどうか、間人や加悦の道の駅のように地域に根ざして発展させられるか容易なことではないというのも現実だということ。事態は相当に複雑深刻だということです(´・ω・`)

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突然ですが、こういうときこそ、金さんの語りに耳を傾けるといいのではないですか。何しろ、荒廃した6百余村を再建したと言う人です。いい知恵がもらえるかもしれませんよ。
それにしても、直面している壁の厚さ高さ、それは世屋・高山ガイド部会にとっても他人事ではありません。エコツーリズム推進法の法的ミッションに支えられていた活動も、次年度からは、ソーシャルビジネス志向へとシフト変換の正念場。

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しかし、何しろエリアとする世屋の里の交通アクセス一つ見ても半島の動脈・縦貫林道は寸断、大型バスは入らない、そうところです。

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おまけに、《海の京都》では、宮津の視野の外。

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そういう状況の中での「ツーリズム」、それを思えばこっちこそ、「座していれば死があるだけ」の状況(`ヘ´)

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けれども、里山エコツーリズムは、現代人にとって光りたり得ることを信じ、まなじり決して臨めば路は自ずと開く!

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「美しい優しいまろやかな自然を満喫し、自然保護を考える新しい旅の形」として、エコツアーは登場しました。そこにお客さんを感動させるに足る内容を発見しツーリズムとして受け入れ環境を整備したかということが今後を占う目安になるでしょう、その点では確信に近い自信を持っています。「座して死を待つよりは!」これが来年の宮津流行語大賞になるぐらいに使いまくりたいですね、いずれにしても「念ずれば花開く」(^.^)。

ここで津波をせき止めたと言われている「波切り地蔵さん」。

行き交う人々を見守り、天橋立を守り続けているやさしい地蔵菩薩様。

寒さに向かって暖かい帽子がプレゼントされました。

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昨年の暮れも暖かい帽子で冬を過ごしました(平成24年12月28日)

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宙一くんも、知恵の輪をくぐりました。

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成績上がるかな(^.^)
さて、本庄上の藤原国蔵さん蒲入の泉とく子さんは伊根町の代表的な民話の語り部です。お二人から聞き取られた民話、地域の言い伝えが、立石憲利さんによって編集されています。

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とりわけ、泉とく子さんは、ちゅういちくんのお婆ちゃん。「うみんば」のことも語っていらっしゃいます。蒲入で、「オオキレ」とか「ヨリテ」という言葉で表現される海の現象がそれ。

その「よりて」というのはこういう物だそうです、、、、

《冬のオキイレゲシキ、ヨリテということをよくいいますけれども、昔は船板一枚の舟でしたでで、それで沖ぃ出戸っても、ヨリテになってくると、景色がそうやないのに、体ぁ揺する地震みたいに体にぴりぴり感じてくるって。そうすると、風よりも速くなみが来て、舟がものすごく怖い。昔は小さな舟やさけんな、ハダに感じるって。地震みたいになって感じてくるって。そうすると風より先に波が先にあれになってくるって。それで怖いだという。 》、、、、、、
伊根を知りたい方、海を知りたい方必読必携の書(なのかな(^.^))
発行は、「京都府与謝郡伊根町」連絡は、0772-32-0501

おいおい 金さん

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本気になっちゃたよ ゆきんばの子どもたち!

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線路が埋まっちゃうよ

いいじゃないか、 除けてもらったら!

冬 雪が降らんと 春も 来たがらんし 夏 困る!

と言うことで、

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世屋の里では、ゆきんばの子どもたち、金さん公認で

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ますます元気に盛り上がって

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♪金さん埋めよ 金さん埋めよと大合唱!

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それでも金さん、まあーだまだ!

これじゃわしのくるぶし程度、

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わしを丸ごと埋めるにゃまーだまだ!

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ほんき出してかかっこい!

※ギャラリー

ゆきんばの子どもたちもそうとうきばらんと金さんはうめられませんがなあ(^.^)

 

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