宮津エコツアー · yasuda

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元始 女性は太陽であったとおっしゃったのは平塚雷鳥さんでしたっけ!NHK2日放映「ええとこ・母ちゃんが支える郷土の宝・宮津」、見ながら、そんな言葉を思い出しました。

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食や伝統などを受け継ぎ渡していく元気なお母ちゃん、という視点で、町場から海から山の里まで広い宮津なのに一つにまとめて、いい番組でした、

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さて、なぜ、さなぼりに笹餅か、お百姓さんが、単に骨休めのごっつおうに手間のかかることをするわけがありません。笹餅をさなぼりにつくり神さんに供え、そしてそのお下がりを神さんと一緒にいただくその訳について、てるみさん、こうおっしゃいました。
これから、稲は、虫たちのレストラン。葉を食い根を傷め、実の液を吸うなど害虫の襲来にさらされるのです。

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絶えず畦の草を刈るのは、その巣になるからです。 葉をタテにつづれ,中に幼虫が入っていて食害するのをつづり虫といいます。その種類たるや、・コブノメイガ  ・イネタテハマキ  ・イネツトムシ  ・イネクロカメムシ   ・イネカラバエ   ・コバネササキリ  ・ヒメクサキリ   ・ニカメイガ2世代幼虫    ・イネヨトウなどなど 、、実に多いのです。農薬などない時代、どんなに手を焼きおそれたか、想像すらできません。神さんにお願いするしかない、こういう形のこういう虫ですで、この虫に稲がやられんようにどうかよう見張ってやっておくんなれよ、そういうてお願いするためだと、母親から聞いとります、、、と。

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(上 いずれもNHK2日放映「ええとこ・母ちゃんが支える郷土の宝・宮津」から)

こういうこと、放送ではおっしゃっていませんので、ご紹介しておきます。

DSCF01857やまさと
「元始、女性は太陽であった」は、以下次のように続きます、
「真正の人であった。今、女性は月である。他に依って生き、他の光によって輝く。病人のような蒼白い顔の月である。私共は隠されてしまった我が太陽をいまや取戻さねばならぬ」と。来年の「みくたん」は、フキ佃煮つくりと笹餅つくりでやりますか!

十に日を重ねると早い、ですね。さらに、「艹」草冠を乗せると、草!

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それはなぜか、あまり考えもしないことですが、毎日毎日草を刈るてるみさんを見ていると、そこ、この間刈っとんなったとこなのに

草が伸びるののはやいこと、、、だから、、早い、に、「艹」草冠を乗せたんだ、

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言い得て妙!とひどく納得しました。

目下、リオオリンピックに向けて、最速を競う選手たち。

DSCF0450草

では、草の中で、伸びる早さを競うとしたら、すすき、いたどり、ししうど、くず、よし達が決勝に残ってくるのでしょうか。

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ところで大阪のMさん、お元気ですか、下世屋に植えてもらったキキョウが咲いていますよ。月日のたつのも早いものです!

上世屋の農家にはみな庭先に、この花が咲きます。

DSCF0339たちあおい
はっちゃんは特に好きで、さながらタチアオイ園。

DSCF0085タチアオイ

大柄なすてきな花がともすれば梅雨のうっとおしさにめげそうな気分を励ましてくれています。

だから、別名「つゆアオイ」。

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(上 めしべ)

しかし、お百姓が、そんな「無駄」なことをするはずはありません、大事にされるのには訳があります。
一つは、「大和本草(やまとほんぞう/1708)には、タチアオイの茎を水に2日ひたし、皮をとり、枯れた茎を焼いて灰にして、その灰に火種を入れておくと、火種は久しく消えないという記述がある」 とのこと。
二つ目は、「花を採取して日干しにして乾燥したものを生薬名で蜀葵(しょっき)と呼び、煎じて利尿」効果を期待したということ。※薬草ロッドコム 参照

この花、原産の中近東あたりでは、ホーリー・ホック。ホーリーは神聖という意味だと、牧野富太郎先生。ただし、その感動が立ち上がる話す型にたいしてなのかまた、その薬効に対してなのかはおっしゃっていません。

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ちなみに、この花びら、すくりゅう型に重なり合っているので、よくみてください。

え<そうなの、、!いとうり糸瓜でスタートして、と瓜になって、「と」は「ヘ」と「チ」の間にあるから、「へ」「チ」「マ間」。なんですって!

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その『え、そうなの度』に匹敵するのが、「くされだま」。腐れ玉でなくて、草レダマ。木レダマというのがあって、それににている草なので、くさ草レダマ。
どこにでもあるというものではありません。山間の湿地。山間湿地そのものが減少しているので、京都府でも、レッドデータブック登録種。

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ただし、この間変化があるようです。
「京都府カテゴリー 絶滅危惧種  2002年版絶滅寸前種
選定理由
2002年版レッドデータブックで絶滅寸前種としていたが、丹後地域で増加する傾向が認められるので、ランクを下げた。
形態
茎は直立して高さ50~100cm、やや密に軟毛がはえる。葉は3~4枚の輪生と対生するものがある。先は鋭く尖り、裏面の葉肉内に黒色の腺点がある。7~8月茎の頂に円錐花序花穂を付け、黄色い花を多数付ける。花冠の先は五つに裂ける。
分布
北海道、本州、九州、朝鮮半島、中国大陸東北部、樺太、千島列島南部、シベリア。
◎府内の分布記録区域 丹後地域、南丹地域、乙訓地区(絶滅)、山城地域(詳細不明)。
生存に対する脅威  湿地の遷移、園芸採集。
必要な保全対策 湿地の森林化を防ぐ。」
増えている傾向が認められるという理由として、
「休耕田の増加や、シカの忌避植物であるため増加していると見られる。」とあります。

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休耕田が増えた、鹿も食べない、、、喜んでいいのか、わるいのか、、、、!

※宮津世屋エコツーリズムガイドの会歩ログ投稿3333回通過!ささやかながらかんぱーい、ありがとうございました。

稲も順調なら、畦の草の成長も「順調」です。飯尾さんの田も、若い衆がやってきて草刈り。

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総勢五人。五台の草刈り機のエンジンが唸りをあげ、その先からは草のくずと削った土とが混じったほこりを舞いあがります。

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なんだかオートレース会場にいるようだと音を聞きながら、うむ、これはあれだ!おもいあたったのが、「おつべると像」です。
その冒頭、「おつべるときたらたいしたもんだ。稲こき機械の六台もすえつけて、
のんのんのんのんのんのんと、おおそろしない音をたててやっている、、、、」
宮沢賢治さん、六台の稲こき機械が一斉に動くときにたつ音、のんのんのんのんのんのん、そう表しました。その音なんです!

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堅い草があるときには重く、柔らかい草のところは軽やかにスピードを上げて、六台それぞれの唸り方が違います。すごく複雑な音なのです。
「のんのんのんのんのんのん」の読み表し方、これを読んでくださっている方の中に、小中の先生がいらしたら、是非、この音聞きにいらっしゃってください、ヒントが得られますよ。

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その音の中で草刈るてるみさん、鎌と草がしゃっしゃっしゃっしゃっと音はたてているんでしょうが、それはそれで里山の音なのですが、今日ばかりは、のうだの棚田は「ロック」の練習会。

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ちなみにてるみさんのこの手仕事、7月2日午前10.05からのNHK総合ええとこ「母ちゃんが支える郷土の宝~京都・宮津~」で紹介されますよ。

ジャガイモ掘り。

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今年は早いそうです。
というのは、葉っぱが「だんがめむし」にやられて芋が大きならんです、!  雨もようふって畝から芋が顔出しとるし、芋に日が当たるとあおくなって、芋にえぐみがでるだし、そういうことで、掘っておこうとということです

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{まあ、こんな年はしりませんわぁ。}
虫の出方、天候に異変がある、てるみさんの勘が異常を察知して早い堀上げの決断になったようです。
ところで、「だんがめむし」 聞いたことありますか。標準和名テントウムシダマシのことなんです。「だ」といい「が」といい、異様なただならぬ不気味さをもった音です。

一見したところのかわいらしさに気をゆるしちゃなんねえ、恐ろしい害虫だから、存在を許しちゃなんねえ、という気持ちがつたわってくるようです。

ユリ科ユリ属の球根植物。日本特産で学名もLilium japonicum。

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この笹百合の栽培に取り組んでいるtさん、イノシシに掘られてと落胆。ここでもイノシシがたちはだかります。
さて、イノシシに見つかれば終わり、なので、双子のように酷似している百合の葉と笹の葉。これは、笹百合の笹への擬態なのかもしれません。
ところで、こういう葉っぱを単子葉、形が細長く、葉脈が平行脈です。葉っぱにはもう一つ双子葉。葉脈は網状脈。こういうことは習います。

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ですが、単子葉植物ってすすきとかランとか草ばかり、木になるのは椰子の木ぐらいのもんじゃないですか、単子葉植物が大きな木にならないのはどんなわけがあるんでしょうか、どっちの形が古いのでしょう、、そういうことはならいましたか?
友人の先生にも聞きました、

教えたか!

いいや、

わかる!

なんでやろ、、、

、、、、、そんなことです。

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単子葉の葉の草笛はよく鳴ります。

滝を案内しました。

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ちょうしは銚子、落水の様子がお酒を注ぐようだ、ということからなんですよ、、かっては水の落ち口がつきだしていて、ほんとにそうだったということですよ、あ、石が落ちます、それ以上前には、、。さて、今まではそこまで。

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けれども最近は、もう一つの見方をいわなきゃと思っています。
「日本海ができる前、湖だった時代があるんです。その湖の底の地層を見てもらっているんですよ。崖を見てください、横に筋がはいっているでしょ、泥や砂が固まった堆積岩なんですよ。日本海が今の日本海になる過程をかたっているところなのです。まったくここも、海の京都だし、宮津市や与謝郡は山陰海岸ジオパークには入っていませんが、含むべきでしょうねぇ。」

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、、、、、2600万年前から始まった地殻変動によって、隠岐を含む日本列島は少しずつユーラシア大陸から分離し、日本列島とユーラシア大陸の間には大きな湖が出現して隠岐は湖の底となりました。その後も日本列島の分裂は続き、湖であった場所に海水が入り込み、現在のような日本海が誕生しました。この時隠岐は、深い海の底となりました。、、、、そのように2600万年前から始まった地殻変動によって、隠岐を含む日本列島は少しずつユーラシア大陸から分離し、日本列島とユーラシア大陸の間には大きな湖が出現して隠岐は湖の底となりました。その後も日本列島の分裂は続き、湖であった場所に海水が入り込み、現在のような日本海が誕生しました。この時隠岐は、深い海の底となりました。、、、、、と「隠岐ユネスコ世界ジオパーク」のhpは語ります。

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銚子の滝の崖も、日本海形成の語り部なのです。

ものいう背中①。
ラーメン店のユニフォームTシャツ

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店内にも。

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ほほう、ラーメンを「この子たち」とな!

さて、ものいう背中②

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豆を植えるんだそうです。豆には黒豆と白豆があります。白豆はみそにする、けれどまあいまはこうたほうが安上がりでだで、それでも「たねつき゛」に植えておこうおもっとるです、ということ。たねつぎとは種継ぎ、品種の保全ということでしょうか。これから、ここでも、我が子のように手塩にかけての豆育てが始まります。
さて、藁筒で先が黒いお腰のもの、これは虫除け。藁の中には、ヨモギや蕗の干したのが入っています。「ひがこ」と呼んでいます。これを使わないと、ぶよという小さい虫にさされて、ひどくはれるんです。今は蚊取り線香を下げますし藁も手に入りにくくなっています。ので、それを使うてるみさんは、やっぱり「こっとうひん」なのでしょう。

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使い終わったら、土に埋めて火を完全に消します。風で火が起き火災の原因になるからです。その藁は豆の敷き藁になって、さらに土に帰ります。

ちなみにこの「ひがこ」ネットでも検索できません。この情報時代に、ネットで引けない言葉、これは貴重品中の貴重品です。

和名:アカガネサルハムシ

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「学名:Acrothinium gaschkevitchii分類:節足動物門>昆虫綱>有翅昆虫亜綱>甲虫目>カブトムシ亜目>ハムシ科」なんだそうです。
ブドウの葉の上で交尾中でした。えびづるなどを食べている分には美しい!虫です、タマムシみたぁい!と絶賛されるむきも。ですが、ブドウを食べるととたんに、害虫、愛でている場合じゃないということになってしまいます。えびづるにしても、たすけてくれぇ!といいたいところですが、頼みの鳥も、アカガネサルハムシのこのピカピカがどうも苦手のようなのです。

さて、アカガネは朱がね、赤銅で納得。ムシも虫。サルハ、のハは葉、とおもいましたが、サルは猿なのでしょうか?

赤色が美しいのは、こちらも。

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まもなく七月。里はヤブかんぞうに彩られます。

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