宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

「形や大きさの揃った小さな雲」が上世屋の広い空を埋めていました。10日の夕べのこと。

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「うろこ雲」ともひつじ雲とも、あるいは鰯雲、鯖雲、とその様子はいろいろにたとえられますが、こんな雲がが出たら天気は崩れる、その確率は70%以上!高気圧が抜けかかっていて、低気圧や前線が接近していると考えていいと天気予報士・森朗さん。

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小さな雲が等間隔で広がる!どうしてこんな器用なことが起きるのか、低気圧や前線が接近すると上空で温度のアンバランスが生じ、空気の入れ替えが、つまり対流が始まるためだということです。模型を使った軽妙な天気予報で人気の森さん、この現象は熱い味噌汁に起きる現象と同じだとおっしゃっていました。

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明日は味噌汁を作ろうと思います。
※ PADI連載コラム www.padi.co.jp/visitors/column/column_index.asp

ちなみに、11日朝は雨。

 

雪割りタンポポ!

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※黒川郡という郡が宮城県にあって、そこで理科好きな先生方が「黒川理科研究会」という研究会で自主的に実践交流をされているということ、その会の永澤義人先のタンポポについての「授業案」をいただきます。、、、、、
作家の司馬遼太郎さん、「自分にも小さな好みがいくつかあることに気づいた。たとえば黄色い花が好きだということである。できるだけたんぽぽに似た花であることが望ましく、結果はたんぽぽがいい」とおっしゃっていたということ。さて、司馬さんの命日は2月12日。ここで、質問!その日、司馬さんを偲ぶように咲くタンポポがある、それは何タンポポでしょうか、答えは、、、。2月12日といえばまだ真冬。この時期にも咲くのはセイヨウタンポポ、明治中期に北海道にやってきたといいます。

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このゆきわりたんぽぽ、まさか実際に雪を割ってさくタンポポはなくて、日置の畦で咲いていたのをもらってきたものです。

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さて、永澤先生
タンポポは100以上の花がかたまってひとつの花のようになっているのです、として、こう問いかけます。
「ひとつの小さい花よりたくさんの花がかたまっているとくらしていくのに、どんな便利なことがあるでしょうか。」
、、生徒は考えます、、、さあ、どうでしょう(^.^)
想像や議論をまとめたところがこういうことだそうです。
、、、、
①たくさんの花が集まると、形が大きくなって目立ちます。
虫たちでもああ、あそこにタンポポの花がいっぱいさいているなと思って飛んできます。
② 花がいっぱいあつまっていると、タンポポの花のにおいがうんと強くなって、おいしい蜜があると思って虫があつまる。
つまり 花が集まって、大きくなると、目立つのでタンポポの花に飛んでくるのが楽になる。
また、
③ 花が集まって、たいらになると、虫たちがとまるのに、とまりやすくなる。
花がたいらだから、多くの虫がいっぺんにとまることができる。
まとめていうと
「花がひとつにかたまっていると、蜜線がたくさんあって、多くの虫がいっぺんに蜜がすえる。」
、、、、
これって『過疎を逆手にとる10箇条』の基本的な考え方ですよ、、、

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すごいて゛すね(^.^)カンサイタンポポの咲く春が楽しみです。このはなし、したいじゃないですか!

丹後の空に鬼!

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目からも口からも炎、それはまるで邪鬼の形相!

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いえいえ、これは科学現象。いわゆるチンダル現象、空中の細かい水滴に雲の切れ間からの光りがあたったのです。映画館でタバコを吸えば、、今はだめですが、映写機からの光りの棒ができました

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水蒸気が大気中にたくさん含まれた状態にあるときに起きます。

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今日は、朝から日が積もった雪を融かしていましたので、空中湿度は相当に濃くなっていました。

夕日の名勝阿蘇海でも。

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今年一番の出来かもしれません。

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橋立観光のおきゃくさんも見入ってらっしゃいました。

 

ヤツデの花が日置で満開!

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(ハエが嫌う臭いを出すそうです。)とのブログを拝見。これ、どれかのネットのコピーなんでしょうね!だから昔は便所の側に植えたという、、とかもありました。、、、、。確かに臭いは特有のものがあります。私の鼻では、「カメムシっぽい」臭い。けれど、その臭いがハエなどを遠ざけるかというと逆。たくさん寄っています。誤報の受け売りですね。

しかし、便所の側に植わっていることが多いというのは事実。これには訳がある「そう」です。かってはぽっチョン便所。ウジ虫も湧きました。このヤツデの葉はそのウジ虫退治の成分があったので、殺虫剤として便所に入れたということ。

 

 

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(↑ 黄色の花はたんぽぽ、赤の実はふゆいちこ゛、黒い実は忍冬スイカズラ)

また、便所付近以外にも植栽されているのにも訳がある「そう」です。「家からお金が出ていかない=お金が貯まる」ことを願う人は、家の西にヤツデを植えるといい、、「お金を招き入れる」ことを願う人は玄関脇に植えるといい、という縁起木として、と言うことです。

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家のぐるりをヤツデでかこんだらどうなるのでしょう(^.^)とおもいながら、ヤツデで冬の活け花にして玄関脇に置いてみました。

Tさんの庭を屋根ずりの雪が溜めた。

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こんなに早く溜まるのは珍しい。南国四国にも大雪というのも異常。それは日本上空の偏西風が南に蛇行したことで、その北側にある寒気が南下しやすくなったためだと気象庁。問題は、その蛇行の原因。温暖化で熱くなった赤道付近の海からの水蒸気の蒸発というのがあるということ。全体としては暖冬という予想ではあっても、それで油断しているといけない、集中ゲリラ豪雪がどこにいつふるかわからないということを再認識。 もう一つ、強い寒波か゛日本海沿岸の海水温か゛さがっていないときに来たこと。ここでも大量に水蒸気か゜供給されたのだそうだ。そういえば、思い当たるのが、沓島の浮き方。島がきえんばかりだった。そんな島の浮き方も降雪の目安になるかも知れない。

Tさんは柿くいならんか と取り置きのを家にとりにもどってくれた。

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寒さにあたった柿はつやつやとして冷たくてうまかった。中には鳥のつついた跡の残った物も。 それにしても、野には柿がたくさん残っている。 IMG_0975

食べ物が乏しくなる冬、鳥には重宝なことだ。ところで、鳥は青い柿には目もくれない、赤に色づいてからしか食べない。赤がわかる。「鳥類などは、4色型色覚をもつと考えられている。これらの生物は、ヒトでいう赤錐体、緑錐体、青錐体のほかに、波長300~330ナノメートルの紫外線光を感知できる錐体網膜細胞を持つ」ということだ。♪赤い鳥小鳥なぜなぜ赤い赤い実を食べた♪ ネコは木に登って柿を食べたりはしない。赤がわからないらしい。緑錐体、青錐体の二つしかないという。夜間の活動に適応したためだ。サルも人も森に潜んで暮らしていた頃は同じだったらしい。しかし、森から出てくらすようになって退化した赤を認識する経路が再生して3色型色覚を有するようになったということ。 柿の色を美味そうと思えることをあらためて幸せに思えた。

ところが、哀しいことに木に登ってこの柿をぼる子どもたちがいなくなった。赤錐体が退化したのかもしれない。

今冬初の出動!

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雪は雪、侮ってはいけません。安全第一,君子あやうきにちかよらず!

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けれども、おびえるばかりでも能がありません、

雪をたのしむようて゛いきな竹囲い!

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(↑ 下世屋)

また安全ゆうせんを原則に、雪降りの性質をふまえていれば美しい物をみつけることガできます!

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(↑ 撮影日時 2014/12/06 15:39:06 縦貫林道)

斜陽をうけた橋立横一文字景観

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スケッチしている雪舟さんの気配を感じるような景色を見せてくれます

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衛星画像で見るゆき雲、、、

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※津村研太 – アナウンサールーム …http://eat.jp/announcer/tsumura/2012/12/
雲が筋状であることは、降るとき、止むとき、晴れるときがくり返すことを示しています。

ハゼノキに一筋の夕日。

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雪の合間合間に差す日によみがえる冬の色目の素敵なこと。雪の日こそのあじわいです。

 

 

没む日輪を大宮町三坂の女王の墓からみていましたら、彩雲!

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これが現れたのは羽衣の山、磯砂山イサナゴサン上空。

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(↑ 画面中央の尾根の三角部分か゛いさなごやま)

南回帰線へ向かっていた太陽が反転して北に向かう日が冬至。今年は12月22日。この日を期して日輪の沈む場所は、右につまり北に反転していきます。
女王の墓からみて、最も南寄りの日没位置に立つ磯砂山イサナゴサンは、命の再生を物語る聖なる山であったがために、羽衣伝説も伝えたのでしょう。古代女王はこのような綾雲を纏い、暦を司り、豊作を祈ったのかもしれません。

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ふりかえれば、厚い雪雲の下に白い神が宿る丹後半島の山。

平成26年12月6日04時48分、
気象庁が、大雪に関する全般気象情報 第3号を発表しました。
要点は、「日本付近は上空約5500メートルに、北日本と東日本で氷点下36度以下、西日本で氷点下30度以下の寒気が流れ込んで、強い冬型の気圧配置となっている。」ということ。
強い寒気の接近、そのため、宮津の海山里の現場でも5日からふだんには見られない状況を呈していました。

まず海!北西の京丹後市から吹き出す雪雲。

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(撮影日時 2014/12/05 9:57:43)

沓島も浮いて、姿を消さんばかり。

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冠島まで浮きそうなようす。

一方の山!

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(撮影日時 2014/12/05 9:31:39)

今回の雪は丹後半島雪のようです。

南西向きから。

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南東向きから。

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標高200mふきんで、わかれているのは、温帯と冷温帯の区分をしめしているのかもしれません。

その山間部の里、、、、。

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( 撮影日時 2014/12/05 11:34:34)

雪を纏ったばっさかのカツラ

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聖観音様。

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また京都新聞ニュースをご覧になったのか、カメラを携えた方たちがいらしていました

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交響楽「冬」!まだ序章です。

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フォトギャラリー「蛙とひととつちとみす゛」にたちよっていただけば、熱いお茶、おいれしますよ。

※要予約

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(撮影日時 2014/12/05 11:47:12)

ゆきぐもが晴れなかったためしはありません、あったまってもらっているうちに、あおぞらがのぞきますよ。

 

海星公園の林の大蛇・ボア!。

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「くねくねのき」

え、ほんとに?

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じょうだんですよ、さて、これは、、、。冬芽を見てもらいましょう。何かのかぎ爪のように鋭いでしょ、「タカノツメ」っていうんです、、

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こんなに柔らかいのも特徴ですから、「イモの木」とも呼ぶそうですが、さて、イモといわれても山芋、サツマイモ、コンニャクイモ、、モデルが何イモなのかはちょっと、、、(^.^)

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それにしても、こんなに曲がることができて太くなるのは、藤の蔓しかおもいうかびません‥どんな構造になっているのでしょう。

また、タカノツメが葉が3枚葉なのに対して、5枚葉のものが「コシアブラ」。この木の樹脂には鉄のさび止めになる成分が含まれているので重宝した、木に漆を塗るように、鉄にこれを塗った、それで金に塗る漆というのでその油を金漆コンゼツと呼んでいた、そういう油を漉しとっていたのでコシアブラという語源説。

、、、、、とまあこんな風に話していただきました。

海岸部の海星公園には、タカノツメが多くて、高山尾根筋にはコシアブラが多いというのが印象ですが、温暖なところと寒冷なところがあれば、分かれていくのかも知れません。

せやのイチョウか゛黄葉したのは、11月23日。

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そして、散ったのは27日。

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色づくのも散るのもいっきのイチョウです。

さて、葉の形でいうなら、ヤツデもモミジも変わった形ですけれど、イチョウも扇形で変わっています。このイチョウか、広葉樹ではないといわれると「え!」。

広葉樹でなかったら、針葉樹かというとそうでもない、、こういうことなんだそうです、、植物は、裸子植物と被子植物に分かれます。
被子植物のうちの双子葉類の樹木を総称して広葉樹。裸子植物のイチョウは広葉樹にいれてもらえないのです。裸子植物で木部は針葉樹と同じであることから針葉樹として扱いたいのだけれども、針状の葉をもつ樹木ではないので針葉樹でもない。
、、、そういうことです。また、変わっているのはそれだけでなく、種子植物であるイチョウには「精子」がある!というのですから、これも「え!」

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雄木から放たれた花粉は、雌花の胚珠に取り込まれたのち4か月程度そのままの状態を保ったのち、その花粉から精子が数個作られ、精子が放出されるのが9 – 10月頃。それから種子の熟成が始まるということです。ちなみに上世屋の里を取り囲むように③カ所で大きくなっているイチョウは、いずれも「おがわちょうじ翁」が植栽されたものということ。防災工事に尽力されたことで六地蔵さんの隣に記念碑が建てられています。

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