沈む日のあったあたりに三日月!
これくらい明るければ早苗田の水面も水鏡。
(↑ 画面右下に)
宵の明星も輝きを増してきました。田毎に三日月と明星、、、
瑞穂のお百姓たちがつくってくださった自然の命と人間の命の共振!の一瞬です。
三日月宵の「のうだ棚田群」。
里山カエルの鳴き音がを埋めているのですが、聞こえませんか(^.^)
世屋・高山ガイド部会の活動ブログ
これ、なんでしょう?と尋ねたら「ほんとになんでしょう!」と返事。
小町さんが雨乞いした池を模したという小町公園池の水面をスイレンが華やかに彩っていました。
その池に同居する水草について質問したときのお返事。ががぶた!なんてのがちらっと思えたりしましたけれどよく思い出したら、見当外れですし、,,広がって広がって困るんですよとも。
それじゃあ分けていただきましょうとといったまではよかったのですが、さて、そんなに広がる訳のわからないものをどうしましょう(^.^)
長岡のビオトープに引き取っていただきましょうか!どういうものかご存じの方、お教えください。
※1状況から 「あさざ」というのがちかいかなあというのが、図鑑さん。とすれば、、、、、
アサザ Nymphoides peltata (Gmel.) O. Kuntze
分類群 種子植物
科名 ミツガシワ科
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)
選定理由 府内の数ヶ所から分布記録があるが、いずれの場所でも現在は生育が確認できない。その後、2004年に自生していることが確認。
形態 卵形~円形で基部は深く切れ込む浮葉をもつ水生植物。花は黄色でキュウリの花に似ている。 ◎近似種との区別
葉縁が波状を呈することで同属の他種(ガガブタ等)から識別できる。
◎参照 原色日本植物図鑑草本I:No.523,日本水草図鑑:140頁
分布 北海道、本州、四国、九州、北半球の温帯域。
◎府内の分布記録区域
(南部地域、北部地域)現在は絶滅したと思われる。
生育地の現状 南部地域(巨椋池ならびにその周辺の水域)からは干拓により絶滅した。北部地域(網野町離湖)からも生育の記録があるが、現在は生育を確認できない。
、、、、と京都府レッドデータ。たしかに「花は黄色でキュウリの花に似てい」ます。もらった分は、某所にメダカと共に分散保全しています。
※2 専門の先生の見解。「あさざそのものはアクアリームで流通しているものがある。公園池が比較的新しい造成池であるので、流通品が投入された可能性が濃い。DNA鑑定すればどういう素性由来のものかは判定可能。自生野生なら貴重。外見では雌しべの長さが判別の目安になる、自生野生種は、長タイプ、短タイプの両方が混ざっているとのこと。」、、、、ということですので、さらに聞き取りなどが必要です(^.^)
碧いたんぼ
紅いたんぼ
稲霊様のお越しを待つたんぼ。
瑞穂の国はお百姓たちが作っています。
ところで、どこか憎めないのんびり屋で、農民からでくのぼうを略し「のぼうさま」と揶揄される殿様を演じた狂言師萬斎さんが、圧倒的な敵に囲まれて絶対絶命のピンチで演じたのが田楽!当然狙撃を受け倒れるのですが、それを見た農民が立ち上がり、形勢を逆転させるというのが映画「のぼうの城」。
労働のリズム、作業のリズムをおもしろく楽しく芸能に高めた田楽には、お百姓の心が詰まっていることを計算して「のぼう」の殿様が演じたのだったらなかなかの殿様。、その田楽を職業にしたのが、田楽法師たち。
そんな「田楽法師」たちが世屋の棚田に出現!田の畦を練り歩きました。折から手植えで田植えされるお客さんたちも手をとめて拍子をいっしょに入れたりリズムに合わせて体を動かしたり、笑ったり、。
「鶴の子育て」もうたってくださいました。
稲霊(いなだま)さま、田の神様も笑い転げてらっしゃったのではないでしょうか、、、原因結果のみが真実の天然自然の現実はあまくはありませんそれだけに心の力と協同の力はいくら湧かしても足りることはありません。すこし、瑞穂の国に伝わる精神世界を垣間見た感じもしました。
キアゲハ。
モンキチョウ。
モンキアゲハ。
さて、それぞれ見かけは全く違うのに、名前はなんだか紛らわしいほどよく似ています。キアゲハとモンキチョウの「キ」は「黄」の意味であることは納得出来ます。
けれども「モンキアゲハ」これにはどうみても、「黄」の要素はない!♪なんでだろぅなんだだろ♪命名の対象になった個体が標本にされたもの、生きて飛び回っているものではなかったところに問題があったというのですが、、、、。そんなことで、生きたモンキアゲハは自分で自分の名に納得していないということになります。
ちなみにシロツメクサなどマメ科を食草にするのがモンキチョウ。キアゲハはセリ科。モンキアゲハはミカン科です。
※ これは「ナミアゲハ」ではないかとの連絡を頂きました。突起状の後ろ羽の三筋の紋様が特徴なんだそうです。ありがとうございました。
収穫しかねる事態に至った、荒らすのもつらい エコツーに委ねる 活用を図ってくれたらいい!とおっしゃっている、ということで世屋のフキ摘み、急を要する合力のお願いをしましたところさっそく応援隊28日29日と連日。
提供いただいた地主さんへもささやかながらお見舞いできました。
それにしても、波見から来ていただいたお婆ちゃんたちのいわく、隣同士や里の中の合力もええけど、隣の里どうしの合力もだいじなことだね!
手際の良さもさることながらその志の高さに感動。
それと、このために世屋バスを利用してのぼってきて、また世屋バスで降りていただいたお客さんのフットワーク、
これにも感激!グレートサンクス(^.^)
まだまだ摘んでいただけます、ご連絡ください。