宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

海の老人、海老と書いてエビ。腰がまがっているから。

では野の老人、野老とかいて、ヌマエビ、まさか、、、「ところ」。根っこに白いひげ根が沢山はえているから。

葉がカエデの葉に似ているのでカエデドコロ。その 雌花

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そして雄花

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しかし、ヤマノイモ科ヤマノイモ属 ではあるのですが、ムカゴは出来ないし、根っこも小さく苦いなど実用には、、(^.^)

♪伊根の漁師は かんずいもやい ゆくは日本海荒れの海  よーいよい♪

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(↑ ほっと館)

伊根の海に住んでいるといいつたえる「がーたろ」は  こんな日に姿を現すのでしょうか、、、!

「がーたろ」はカッパですが、漁村では海にすむものという言い伝えもあるようです。

大島港の灯台は白、向こうは伊根港。

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ところで、防波堤に立つ灯台の色は赤と白。その位置は外海に向かって左が赤、右が白ということが決まっているそうです。従って、うえの写真の舟は、灯台の左をまわって海へでていきます。

さて、 『うちゅうでいちばん』携えて、再びいってきました蒲入港。

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待っていてくださったのは「ちゅういち」のおかあちゃん、おばあちゃん。
写真は決定的に時間を縮めてくれて、古い写真でしたけど、この子は誰とみんなすぐにわかり、消息などに花が咲きました。

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また、『うちゅうでいちばん』は「孫たちに読み聞かせたり、漁協飯のお客さんに紹介しょ」前向きに扱っていただけることになりました。灯台※のことも説明しました。が、さほど問題にならず、白を塗ってもええし、、あくまでも楽天的でありがたかったです(^.^)

 

おう!  伊根町役場の隣に「ほっと館」。

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どんな問題も悩みも「ほっとかん!」、みんなで受け止めて助け合うそんなメッセージもこめているのかな、とたずねると、林業の里でもありますので木のぬくもりのある建物ということで、、と。親父の深読みでした。

中に入れば、

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伊根の風土を描いた絵画展示。

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野菜の無人販売コーナーも。

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ちょっと立ち寄れば「ホッと」心の和む素敵な建物です。

※ちなみに世屋川・草花観察会のチラシをもっていったのです。

エノコロくーん、どうしてそんなにおおきくなったのー?と叫んでいるアリ、といった風情でアワ が大きくなっています。

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このアワの原種は、この方、エノコログサ。

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ですので、アリ君がびっくりしているという想定です(^.^)

さて、先生を目指す方へ!穂を軽くにぎって、にぎにぎにきにぎ。

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するとー(^.^)なので、にぎにぎ草、、、!(※世屋初の新語)。注意点、穂の先を下にしなければなりませんよ。

また、小さくてもアワの原種、毛を焼いて、種を炒れば香ばしく楽しめます。

毛が金色のキンエノコログサ、草丈を小さくして海岸の岩場に進出したハマエノコログサなど味があります。

追伸 子どもの頃の遊び、足下からズボンの中に入れた!するとー!!、、、という話しを聞きました。

 

これはすごい!キアゲハの養殖場のよう!

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よほどおいしいんですねえ。

ところで、このキアゲハの幼虫、農薬にはめっぽう弱いのだそうです。 食草のパセリもセリ科です。けれど、スーパーのパセリを使うとほぼみんな死んでしまうそうです。 どこかで使われた農薬を命をかけて検出しているのです。

ですから、この幼虫たち、アシタバの美味しさ+健康性を証明している訳です。

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キアゲハのファンのみなさん、世屋の里の無農薬健康アシタバ、応援してくださるなら、真剣に栽培しますよ、(^.^)

そして、キアゲハ幼虫付きでお送りしますが、いかがですか!

女郎花(オミナエシ)に似て男性的であるので、男郎花(オトコエシ)と呼ばれると、いう一方、 男郎花(オトコエシ)に似て女性的であるので、女郎花(オミナエシ)と呼ばれるとも。

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(↑ オミナエシ)

けれどもそういう問題ではなくて、しかし、女郎花が先なのか男郎花が先なのかという問いに乗ると、答えはオミナエシが先です。

オミナエシは咲いて待っているのオトコエシはまだかいな!

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オトコエシは、女を待たせて焦らせる「いけない」ハナです。

三浦 康子さんによると、この二人は、結婚するそうで、淡い黄色の花をつけるのだそうです。また、「来ない男をまって裏切られたと身投げした女の脱ぎ捨てた山吹色の衣が、この黄色い花になったとも。

では、オトコエシは、男がそれを悔やんでわびて僧になり、白い衣を着て弔っているというお話を付け加えましょうか(^.^)

 

世屋の里の朝。

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ここの小字は「のうだ」。

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上世屋の一等田、里山再生の拠点です。

目を閉じてみてください

(^.^)フェードアウト! 、、耳を澄ませば、たんぼの語りがきこえてくるはず、、、

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◇ 自然の猛威と山幸彦 ~2000年前のある出来事~  衝立のような山の向こうに「あるもの」があります、 籠神社そして、「天橋立」!  ※渡来系 天皇家より古い系図  800年代末に成立  この神社が伝える天橋立砂嘴形成の伝承

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元は天への架け橋 縦  落ちた そのため横になった   少しずつではなくある日あるとき一気に!天変地異 大地震 大雨 地滑り 濁流は海を埋めた   ・その土砂を供給したのが、ここ!    自然はまた、自らを癒やします!なだらかな斜面が出来た そこに人がやって来た    やって来た人は名をつけた!「天へ通じる聖セイなる山ヤマである!」聖山セイヤマ・セヤ      当時、資源調査開発にあたったのは、その当時は僧侶。ここも真応上人 804年と伝えます    以後 山幸彦として山の恵み 用材・燃料・食糧        、、、租庸調兵の供給基地として、歴史を刻むことになった!         70戸以上 +蔵、隠居 の里に発展 知恵と文化を形成し暮らしを維持

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◇ 近代文明の猛威と山幸彦 ~燃料革命と農業放棄の戦後立国戦略~

①農業開発 昭和35年 農業基本法 基本農家育成

農地拡大機械化   国営農地開発 松尾田んぼ整備

適地適産 キャベツ ブドウ 牛 豚       →挫折、放置

②観光開発    宮津市 バブル リゾート開発 家族旅行村

グリーンツーリズム 都市と農村の農業体験を通した交流         → 崩壊 破綻 残ったのは鉄の塊や中断道路

③丹後半島山間部の里々ほぼ全壊、「碑や 山幸彦の 夢の跡」

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(↑ 藤を織るお婆ちゃんたち 撮影 川北亮司さん 1980年ころ)

④里山空間が残るのは奇跡、    人が残った、たんぼの形が残った、家の形が残った、暮らしの形が残った!  残るも出るも地獄 「窮極」の選択の末、、、、、、、  残った要因

※民主府政 暮らしの防波堤の諸施策

現金収入 男たち 営林署作業班として採用  女たち  西陣帯地織り      お婆ちゃんたち 藤織り 柿渋作り 、、、、、

(^.^)フェードイン、、、、 目を開けてください、

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穏やかで柔らかな時間が、ゆっくりすぎていくでしょう、、、。

自然の猛威が人の住める環境を創り、人が発展させて世屋の里を造り、社会の暴風が里を壊した!

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では、人間は、これから、、、里山のささやきを五感で受け止めながら、里山ウオーク、はじめましょ、

龍大企画国内体験学習プログラム2日目は里山体験てんこ盛りのメニュー。

「飯尾醸造(栗田蔵)→松尾田んぼ→ウオーク体験→柿渋塗り体験→藤織り体験」。

参加16名。ある学生さん、こんな思いをもって参加されたそうです。

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(↑藤織り体験)

『今回、国内体験学習プログラムに応募する理由は二つあります。

一つ目は、若い世代が都市部へ流出してしまう中、宮津市ではどのような取り組みをされているのか、興味を持ったからです。わたしの住んでいる守山市では、開発が進み、人口も増加傾向にあります。、20,30年後は宮津市のように若い世代が減っていくかもしれません。魅力ある町作りをどのようにすすめていけば、若い世代にも地元が好きになってもらえるか、地域の方やNPO団体の方と積極的に交流しながら学んでいきたいです。

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(↑ 藤布娘現る!)

二つ目は、この体験学習を将来教育の現場で生かして行きたいと思ったからです。わたしは教師を目指しています。日本の未来、地域の未来を担うのは子どもたちです。そんな子どもたちに、地域についてどのような体験活動や授業を行えばいいか、この体験学習プログラムから学んで行きたいと思います。プログラム参加後には、報告会などで、多くの人たちに体験学習で学んだことやこれから自分たちの世代が地域とどう関わっていけばいいのか伝えられたら、と思います。また、応募の理由でも述べたように、教育の現場で子どもたちに地域の魅力や自分の生まれ育ったふるさとに誇りをもってもらえるような取り組みができるようにしたいです。』

また、別の学生さんは、、、。

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(↑ 里の仕事人として村入りして活躍する山形さんのお話に耳を傾ける学生さん)

『わたしは以前より観光と言うことに興味があり、これからは地域主体の観光が注目され、主役を担っていくと考えています。その中で、今回のような地元に密着して話しを聞いたり、町のことを知るというのは非常に重要な要素だととらえています。なぜなら、まず第一に町のことを知らなければそのような形態のツアーを行うことも不可能だし、実際に人々がどのように考え、これからどうしていきたいかというビジョンを聞いて、ともに考え、行動に移すことは、その街自体の活性化にもつながります。

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(↑乾燥中の柿渋ザル)

また、今年5月まで留学していたのですが、そこでかなり多くの人が日本について興味を持ってくれました。わたしはそこで自分がもっと日本の文化を知っていればもしかしたらもっともっと興味をもってもらえたかもしれません。そこで、日本の文化の勉強の必要を感じました。もっと海外の人々へ、もちろんそれを知らない人々へ発信するためにも、今回のように伝統技術を体験したり、町を散策することはその勉強をするうえで非常に魅力的でしたので今回志望しました。』

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(↑村のお婆ちゃん差し入れの特大スイカ)

、、、、お役に立てたでしょうか(^.^)

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ちなみにウオークコース。この話を聞いたときは、率直似合わないなあと思いました、海外いけよ 富士山いけよ、、白神はどう!と。でも、世屋の里」里山を選んでくれた!自分の将来のために必要だと。これはぐっとくるじゃないですか、、、。

そこでお題は、 「私たちは、このようにして生きてきたよ 自然の一部として生きてきたよ」 そんな里山のささやきを聞こう 知ろう 学ぼう 生かそう 守ろう & つながろう!

コースは「S合力の家→一本橋→世屋高原休憩所→笹葺きの家→本丸→馬場→のうだ→G合力の家」

草も刈りました(^.^)

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そうして、すり鉢状の里の縁をまわり、中心を縦断し、居住区と畑部、水田部をあるくコースを特設。

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そして、ウオークのガイドポイントとしたのは、三点。

① 山幸彦たちの衣食住 野山に生きている暮らしの素材        かんじき 背板 わら靴 繊維 建築用材 畑の作物

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(↑ウメじゃないですよ、柿の実、柿渋液は青い実を使います9月2日に採ります。)

② 「人間は自然の一部」様々な里山動植物   水田の草 畦道の草 そして生き物 ※獣害も

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(↑ 「白菜や大根をまくんです」としずかさん ※27下見)

③ 保全伝承再生開発啓発などに関わる人・新しい系譜     山幸彦+行政 研究 大学 市民運動 実業 団塊世代の里帰り その他 多様なニーズ

感想→学生さんたちの学習意欲にあおられました。「若い人たちと交流できて楽しかった」とおっしゃった蜂の小長谷さんの気持ちがわかりました(^.^)

 

 

ミズオオバコ!

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かろうじて残存するというレベルの種を京都府は 絶滅危惧種とします。 これもその対象。環境省カテゴリーでは 絶滅危惧II類(VU)。

かっては普通の水田雑草たちも農薬の多用と圃場整備など人の追求する省力、効率化の前には、無力でした。

このミズオオバコ!

「ここでは、強引に薬をまいたり、機械を入れるために田を広げたりすることをしないで、手間暇かけて安心安全のお米を作ってらっしゃいますよ」と証明してくれています。

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ちなみに、ミズオオバコはトチカガミ科ミズオオバコ属の水草。葉は沈水していて、夏の終わりに水面に花茎を伸ばしハナを咲かせます。

 

「今朝(8月25日)福井・小浜を発って、宮津へ来て、天橋立の松並木を歩いて、ケーブルで傘松にあがって、天橋立ってほんときれいでした!」と語る若者。

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持つ切符は、仙台発の青春切符。電柱が強風にあおられる木のように揺れた、とも。

6時39分 人影少ない天の橋立駅に消えていきました。

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今夜は、京都の友人宅を目指すのだそうです。
ちなみに、溝尻あたりで夕焼けの積乱雲を撮っていたら、電車の駅はどっちかとたずねる青年でした。バス停の時刻表は確かめておいたが、時刻になっても来ない、通過してしまったかと思った、次のバスは一時間もあと。仕方ないと歩き出したら後ろから来て追い越していってしまったと。
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「わたしもそっちへ行くとこだ、乗っていくかね」とあいなったしだい!

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