特徴は腹部、
節がものさしのめもりのようです。そこでモノサシトンボ。これは♂!
棚田の「コナワ」に棲んでいます。
京都府準絶滅危惧種。
世屋・高山ガイド部会の活動ブログ
股のぞき してみる棚田 夏が往く!
股のぞきって侮れませんよ、科学なのです。
「天の橋立の股のぞきの美しさ、奇妙さ」を分析、講演された立命館大学の東山先生、
「頭を正立させ、眼を使ってものを見るという条件のもとで知覚的習慣を形成してきた人間がこの制約条件が壊されたとき、知覚の機能はどうなるか」つまり「股のぞき」した時に見え方はどう変化するのかと言うことについては生理学者ヘルムホルツさん、がすでに研究されていて、 股のぞきをしてみると
1 正立視のときよりも、鮮やかに見え、色がたくさんあるとことに気づく。 2 、奥行きが狭まって平面に見え平面画のように見える。『フィジオロジカル・オプティックス』(1866年)、 と、変化があると書いてらっしゃると紹介されています。こういう研究がどういうところで役立つかというと、戦闘機のパイロットの陥る状況と対策だったと言うことですから、何とも、、、、。
棚田の股のぞきが出来る平和が嬉しいです(^.^)いらっしゃったら、ぜひ「棚田股のぞき」を試みてください。
ちなみに、こちらが正立視。
また、東山篤規先生の「天の橋立股のぞきはなぜ美しいのか―感覚統合の視点から考える―」の講演記録、www.ritsumeihuman.com/hsp/project/archive/series/で、拝見させていただけます。
『昆虫エクスプローラwww.insects.jp >』は 優れた昆虫紹介サイトです。
但し、、この言葉なからましかば、、、と言うところがないわけではありません。 たとえば、ジャノメチョウの説明。
「葉にとまったり、花で吸蜜していることが多いが、落ち着きがなく、人の気配に敏感で近づこうとするとすぐ飛び立ってしまう。」の「落ち着きがなく、」。 つい出ちゃった(^.^)けれど、それは撮影か何かの時の人様の都合的希望的評価。持っている本質は、周りの「気配に敏感」ということ。「落ち着きがなく、」は不要です。 カメラマンは取って食おうとか標本にしてしまおうとかする人じゃないから、といっても、気を許してはくれないのです。
「葉にとまったり、花で吸蜜していることが多いが、人の気配に敏感で近づこうとするとすぐ飛び立ってしまう。」
これでいいのではないでしょうか。
ね!
ジャノメチョウ。幼虫は、ススキなどを食草にします。
この花の咲くのを待っていたのは、ミツバチ。
この花みんな訪れ、みんな種にします。働き蜂と言われる所以です!
風を利用して遠くへ運ばれるように翼がついたその種は、また鳥の餌。ウソやべにましこ等草の種食の鳥たちを養います。
この葉、イタドリハムシ(Gallerucida bifasciata Motschulsky)という小さな甲虫が専用の食堂にしています。
人も、利尿作用・便秘解消などに効くと、お茶にして呑みます。
イタドリも生態系の一部。ただし、繁殖力は旺盛。なので、イタドリだけを取り出して移入移植すると大変な暴れん坊になります。
※ ウオーク&イート 四回め(24日)の体験・観察メニューは、里山とミツバチ。このミツバチとともに暮らす丹後の養蜂家、小長谷さんにお世話になって、巣箱を見せてもらいながら、ミツバチワールドに連れていっていただきます。なお、ガイド部会の皆さんは、研修として、ご利用ください。場所・世屋高原休憩所グランド 時間・午前11時頃から。