宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

へえっ 幸せのオレンジのハンカチ!

よってみよ(^.^)

ろくろを回す師匠の手

「なるほど-」

世屋焼きは、世屋の土で焼いた焼き物。世屋の民家の用材は柱も屋根も壁もすべてが地産。その家で呑む酒も地産!なら、それを呑む器も地産で!と言うのが、「世屋焼き」の発想とか(^.^)堆積岩の隆起台地の世屋高原には粘土の地層が露出しています。それが地滑りの原因になっているのですが、その粘土が良質の壁土の材料になるのです。この壁土にふれた師匠の直感、「これは焼ける!」

土から組み立てるエコツーリズム!

「あなただけの色に焼き上げるお手伝いさせていただきます」とのこと。

2013/03/17

♪ヨッホー ホホッホホー ヨッホー ホホッホー 上世屋へ行こう
ヨッホー ホホッホホー ヨッホー ホホッホー みんなが待っている


福寿草と つくしの子どもが 肩をよせあう村


28軒の家々が 肩を寄せ合う村
♪ヨッホー ホホッホホー ヨッホー ホホッホー 上世屋へ行こう
ヨッホー ホホッホホー ヨッホー ホホッホー みんなが待っている

また、こんな時期が巡ってきました、あれは、「3月31日」(^.^)!

今日から彼岸の入り。

「お墓参りにかえってきました。」

 

 

 

2013/03/16

トントーン 戸を叩いて音を楽しむ女の子。

竹炭の匂いがするとお母さん。

古民家は五感で楽しむ物です(^.^)

ここたん初日。

会場の雰囲気を一言で言えば、白石さん、井之本さん、「二人の職人の生き様が結晶した世界」。


丹後の民俗民具民家、暮らし、伝承技能、世屋の土を用いた焼き物が温かく息をしています。

大江千代子さんとのふれあいを撮った井之本さんの写真がまたすばらしい。

ぜひ、訪れてください。

2013/03/15

ダンコウバイもマメザクラの側に咲いていました。

3/14 大宮町

【ガイド雑学】
浅く3つに裂け幅の広い卵形の葉っぱが特徴的です。枝にも葉にも実にも芳香のある木です。
この香りは?「クロモジ」!同じクスノキ科クロモジ属です。
「山地の落葉樹林内や林縁」という自生場所も共通します。しかし、世屋高原のエリアでは、クロモジが圧倒的に多いように感じます。新潟県、関東以西、四国、九州に分布するだんこうばいに対してクロモジは本州全域に分布するということです。耐寒性に差があるのかもしれません。クロモジは粘りの強い木でかんじきの材料にされますが、ダンコウバイの木質はさくいような感じです。

2013/03/15

桜が大分で開花との報道。サクラ、丹後でも咲いてますよ、キンキマメザクラって桜が!


14日 大宮町

【ガイド雑学】

① 分類について
「原産地はヒマラヤ近郊、北半球の温帯のさまざまな自然環境に合わせて多様な種類が生まれている」と言うのがサクラの説明のスタートです。
日本においても
□ヤマザクラ群 – ヤマザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、オオシマザクラ など
□エドヒガン群 – エドヒガン など
□チョウジザクラ群 – チョウジザクラ など
□カンヒザクラ群 – カンヒザクラ など
□サトザクラグループ(雑種からなる群)
等に分かれて多くの種類ががあり、
キンキマメザクラも
□マメザクラ群 – の中の一種
と言うことです。
② マメザクラの「マメ」について
花が小さいと言うことではなく、樹高1m程でも花をつけるように樹木としては大きくならないことによるようです。寒さにめっぽう強く-20℃にも耐えるといいます。
小型化したのは、栄養や気候から大きく成長できない亜高山帯に進出するためと考えられています、

 

2013/03/14

半島の山を登っていく春が、冬の領分を奪い取るかのように次々と目印の花を咲かせていきます。

(↑ 上世屋 3,12)

そんな中で、冬が存在感を示すのが・大ふけ湿原とその周辺の林。スノーシューウオーク、まだ可能(^.^)

(↑ 大ふけ湿原 3,12)

【ガイド雑学】

ときそうやカキラン、ハッチョウトンボたち美しい湿原家族を育むのは、こんな春の遅さ、逆に冬の早さだと看板が語ります。

キーワードは低温、酸性、微生物など。

 

2013/03/13

日置・金剛心院のヤブツバキ、満開!


お尻を見せているのは?


ミツバチ!美味しかった?


《椿ガイド雑学》
日本酒を醸造する種こうじには、木灰が添加されます。椿の木灰が最高なのだそうです。麹菌の生育、胞子の形成や色相を良くするほか、保存性も向上するということです。

また、椿油 古くは灯りなどの燃料油として 油粕は川上から流す魚毒としてつかわれたとのこと。

 

2013/03/12

どこかで春が   百田宗治


どこかで「春」が 生まれてる、
どこかで水が ながれだす。

どこかで雲雀が 啼いている、
どこかで芽の出る 音がする。

山の三月 東風吹いて
どこかで「春」が 生まれてる。

何をしているのかって?

ヒントになるでしょうか!

間伐材の杉の笛です。

林業や建築に関わる皆さんの目の前にある山に育つ国産の樹を生かして地産地消で環境に優しい家をつくりたい、という思いをイメージビデオにしたいという試みに参加させていただいたという次第です。企画制作は、大江ユニバードさん。できあがりが楽しみです!

 

 

丹後秘滝紀行 2日目

滝は次のようなところに出来ています。
①断層ができると、地層に上下の段差が生じる
②固い岩脈とやわらかい地層があるところでは、水の浸食作用でやわらかい地層だけが削りとられ、そこに段差ができる。
③古い岩層の上に溶岩が流れこむと、その溶岩の流れの末端に段差ができる。
④本流と支流が合流する場所では、本流の方が浸食カが大きいため、支流の川底と段差が生じる。

⑤地滑りで滑落して崖ができる

滝探しの目安です。

また、滝を形成する岩が堆積岩地形なのか、火山岩地形なのかによって形に特徴が生じます。
堆積岩地形では砂岩、泥岩の互層構造がみられ、火山岩地形では、柱状節理構造などが見られます。
さらに形の上では、直瀑、段瀑、渓流瀑の三つに分けるのが基本のようです。直瀑というのは、水が垂直に落ちていきます。段瀑は水が滝崖を伝わって数段重ねて落ちます。これらを組み合わせて観賞してみてください。たとえば、世屋川源流の銚子の滝。

この滝は、堆積岩地形で地滑りにより滑落がおきたところにあり、砂岩、泥岩の互層構造がみられる直瀑、と言うことになります。

2日目のスタートは、京丹後市網野町新庄奥の滝。

柱状節理の美しい玄武岩の岩体にかかります。霧降りの滝と呼ばれて名のある滝です。一帯の玄武岩体の山は、滝山と言うほどで沢にはいくつも同様の滝があり岩に不動が刻まれるなど信仰の場所になっています。

(↑ 木津 岡田不動滝)

弥栄町溝谷川水系に移動し吉津道にとりつきます。上り詰めると谷に沢音。

二 金剛童子山の北西側谷の滝

滝の落水口

吉津村碑を通り鞍部を越えれば宇川水系に入ります。背後から味土野へ降ります。

三 味土野大滝 高さ約35m ガラシャ夫人隠棲の地から深く谷をうがっています。滝の岩体は頁岩。。

頁岩はきめの細かい堆積岩のため、水流に交じった土砂によって、すり鉢のような滝壺を作ることがあります。味土野道を下る途中、左から流れ出る沢、ゆずりは谷の奥で見られます。

四 ユズリハ谷すり鉢滝

霰は、味土野・駒倉からの水と木子からの水が一緒になるところ。ここをフクジュソウの美しい須川方面に遡ります。

五 熊谷の滝 須川渓谷は丹後半島を基盤の花崗岩に届くまで深く穿った谷です。

ちなみにこの谷を木子まで登れば、源流滝。その一つはこんな形をしています。

帰りの仕上げは、野間亭のソバ。

以上、丹後半島の滝巡り。火山岩、堆積岩、基盤岩・花崗岩それぞれに由来の違う特徴のある滝を一挙に味わえるツアー、いかがですか。

 

 

 

 

 

を遡航し、

※ 工事中続く

 

最後は道の駅てんきてんきむらで休憩して解散。

 

2013/03/12

五十河の里で

、、、、、、、、、、、

雪がすくのてええ冬でしたな
そのかわりはよからいそがしせんなんですわな


こたつのもりしとるよりよろしがな(^.^)

内山道のこの付近を「いしごら」というそうです。

石組みの美しい棚田は、さながら春のグランドアート。

林で咲いているのは、オウレン、薬用植物で栽培すると種をまいて収穫するまでに少なくとも5~6年かかる貴重品。オウレンは黄連。根茎の形と断面の色が元。

アセビ むぎめしの花と言いました。

牛のケジラミ駆除に使ったそうです。
うぐいすかぐらやシュンランはまだ早いようです。

 

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