上世屋、馬場の谷・9月1日。
全国みんなでつなぐ棚田271の中核景観です。
この形、過去50年、寸部も変わっていません。
営農者・小川雅道さんの人生劇場です。酷暑、熱波、水不足、悪条件を乗り切った腕は上世屋百姓のDNA。
ただし、シカの侵入を許さないように、厳重管理!
上世屋棚田探訪は、エコツーリズムガイドの会にお問い合わせ下さい。
世屋・高山ガイド部会の活動ブログ
2025年6月27日、
マルや農林園の「暑い夏 」 のスタート。その①.
暑い夏、その② 7月15日
暑い夏 その③ 7月16日
暑い夏 その④ 7月18日
暑い夏 その⑤7月19日
暑い夏 その⑥ 7月20日
暑い夏その⑦ 7月21日
暑い夏 その⑧ 7月24日
暑い夏 その⑨ 8月1日
暑い夏 その⑩ 8月1日
暑い夏 その⑪ 8月11日
暑い夏 その⑫
暑い夏 その⑬ 8月18日
暑い夏 その⑭ 8月18日
暑い夏 その⑮ 8月26日
この間、約二ヶ月。真夏のこのフロア作り、88歳が体を張った大仕事の目的は、
現在審査中の環境省「生きもの共生サイト」・その認定を想定し、「アスペン泣いた赤鬼の森」の人と生きもの交流中核施設とすること。
さて、外装は完了、その正式発表は、9月末!そこに向けて、内装にかかります。
アサガオの花、知ってる!キュウリの花、知ってる!ナスビの花、知ってる!
みんな、毎年、夏に見る!
では、これは何の花?
サトイモ、、なんですって。
上世屋、小川さんが、畑で見つけました。
「見たことがない、しかし、サトイモから出ているので、サトイモの花には違いなかろう」
チェックしてみると、、見たことがないと言われるのもそのとおり、滅多に咲かない。
咲いても実は完熟しない、なんでも、熱帯から来たので、暑いと故郷を思い出すかのように咲くのかも知れません、
ともかく縁起のいい花と言うことです。
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以下、ネット情報。
東南アジアの原産であり、1500年ほど前から栽培している。花はまれに咲くが果実は完熟せず、地下茎によって繁殖し、現在の品種の多くは少なくとも300年以前から栄養繁殖を続けている。畑に栽培するが時に暖地の湿地に野生化する。
平均気温が現在より2〜3℃高かった縄文時代前、中期前半に渡来した原始型のサトイモが、東日本までも伝わり、広く分布したが、その後縄文晩期から弥生時代にかけて平均気温が現在より1℃程度低くなった時期に、その多くは絶滅し、 温泉地や湧き水のある場所など、生育条件に恵まれた地のサトイモだけが残存し、 その後も生育を続け、石芋、弘法芋などと呼ばれて現在も生育を続けているものと推定することもできる。
恩田清氏は,この芋を『出雲風土記』 に記されている芋草いも、芋菜いえついもとし、これはサトイモの原種ではなかろうかと推定している。
今日は非常に珍しい「」をご紹介します。
先ず、サトイモ(里芋)はサトイモ科の植物で、原産地はマレー地方と言われています。
日本には縄文時代に伝わったとされており、山地に自生していたヤマイモに対し、里で栽培されることからサトイモという名前が付いたとされています。
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ご案内しますよ、お問い合わせください。
三日続けての雨。
ちなみに4日の同じ場所。相当の雨量でした。
それにしても丹後に、小町さんあり。水は天からもらい水、というとおり、雨は、天のかみさまの司られるもの。小町さんが丹後大宮町の五十河の小町公園で、天の神々に、徳のある雨乞い歌を二首も詠じて、心を神々の心を動かしてくださったのです。
↑ 雨乞い小町 北斎
①「千早ふる神もみまさば立ちさばき天のとがはの樋口あけたまへ」
※天の戸河 (あまのとかわ)は天の川のこと。天の河とも書き、、天の安の河 (あめのやすのかわ)ともいう。(ちはやぶる神も、日照りを御覧になられたなら、大急ぎで天の川の水門を開けて下さい)
②「ことはりや日のもとなればてりもせめさりとてはまた天が下とは」
まったく道理だ この国を「日の本」というのなら 日照りもするだろう そうかといっても またこの国を「天が下」(雨が下)とも言うではないか(それなら雨が降ってもいいだろう)

、、、、はたして、この雨が小町さん効果かどうか、その評価は、人それぞれにありますが、稲、庭木始め山川草木、こぞって随喜して喜べり と、歴史に記録される雨、それほど嬉しい雨だったのではないでしょうか!
米がない、、しかし、、あるところには あったのです
続いて、起こったのが、水がないない。。 こちらは、ほんと、

まったく日照り渇水で雨が降りません
丹後では、7月 平年なら180㍉は降るところが今夏は25㍉ 程度。
が、あるところには あるのです、、、
ジャアジャアぼこぼこザアザアジャブジャブ
雨乞い小町ゆかりの三重の谷です
ちなみに 小野小町さん、彼女が名を挙げたのが雨乞いの歌と舞い
旱天の折一首の和歌を詠じて雨を祈つた処、忽ち雨の降り出でたと云ふ故事

「日の照りけるに雨乞の和歌詠むべきせむじありて
♪千早ふる神もみまさば立さわぎ天のとがはの樋口あけ給へ」

まさしく 千早ふる神の開けたる 「天のとがはの樋口」とは、ここのこと、
その名は 瓜破の水、、、

※瓜破の意味 高野山の開祖である弘法大師(空海)がこの地を訪れた際、お供えされた瓜を自らの杖で割って、人々に振る舞ったという伝説。 もう一つは、この地に天から瓜が落ちてきて自然に破れたことから、神聖な土地として「瓜破」と呼ばれるようになったという伝説。
♪こっこっこ こまちさん 水が ほしいか そらやるぞ みんなで 仲良く汲みの来い♪
では、日照り渇水の夏なのに、なぜ、ここに出るのか、、、
「森はまるでスポンジのように雨水を蓄え、ゆっくりと地中に浸透させることで、川や地下水を潤します。 この役割を担うのが、森の土壌とその上に積もる落ち葉や枯れ枝です。 これらは雨の衝撃を和らげ、土壌を守る大切な役割を果たします。 土壌に積もった腐葉土が1センチに溜まるには100年もかかると言われており、時間をかけて豊かな土壌が作られます。」こういうタイプの湧き出しかたなら、水量は少なくなっているはず!
その謎、地学から迫れるようなのです、、、。その秘密とは、、、2つ、まず、山が大陸基盤の花崗岩であること、さらにその山の形成は山田断層という活断層由来であること、この断層形成の過程で、基盤の花崗岩には、亀裂が無数に入ってっているはず!水はその割れ目に染みこんでいるのでしょう、こういうタイプの場合、染みこんだ水は20年かけて、染みだすのだそうです。いわば、山全体が水瓶だとしたら、、、「弘法様は、その秘密を知っていて、、そういう清水を、瓜破水と名付けられたのではないかと、推察しましたが、、?
海に水あり
まさに、海の京都!
しかし、山に水無し!
緑の森の蓄えもギリギリ。
世屋川河口付近も、河原状態。
海に行く水が止まっています、
このままでは、海がひあがってしまいかねません!
ことほどさような今年の夏の高温小雨、そこには
基礎に温暖化を置いたラニーニャ現象、ダブル高気圧、、、、そういう原因、背景があるということです。
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猛暑の大きな要因の一つとして挙げられるのが「ラニーニャ現象」です。
ラニーニャ現象とは、太平洋赤道域の中部から東部にかけて海面水温が平年より低くなる現象のことを指します。
この現象が発生すると、日本では夏は猛暑、冬は厳冬になりやすい傾向があります。
現在、太平洋熱帯域の海面水温はラニーニャ現象に近い分布を示しており、この影響でフィリピン近海の対流活動が活発化します。その結果、日本付近への太平洋高気圧の張り出しが強まり、日本列島に暖かく湿った空気が流れ込みやすくなるのです。冬の厳しい寒さの記憶も新しいかもしれませんが、それと同じメカニズムが、夏には逆に厳しい暑さをもたらす原因となっているのです。このラニーニャ現象の影響が続く限り、夏は暑くなるという基本的な傾向は変わらないと考えるべきでしょう。
原因②:強力な「ダブル高気圧」の発生
日本の夏を暑くする太平洋高気圧に加えて、今年は「チベット高気圧」の動向にも注意が必要です。
チベット高気圧は、チベット高原上空で暖められた空気がつくる非常に背の高い高気圧です。
このチベット高気圧が日本付近まで張り出してくると、上空で太平洋高気圧と重なり合う「ダブル高気圧」という状態になります。
このダブル高気圧が発生すると、二つの高気圧が一体となって日本列島をドームのように覆い、強烈な下降気流によって地面付近の気温を著しく上昇させます。
その結果、35℃以上の猛暑日が連続し、特に内陸部などでは40℃前後の「酷暑」となることがあります。7月下旬から8月前半にかけて、このダブル高気圧が発生する可能性が指摘されており、この夏一番の暑さのピークをもたらす要因として厳重な警戒が必要です。
原因③:止まらない地球温暖化
ラニーニャ現象やダブル高気圧といった気象現象は、毎年の夏の暑さを左右する変動要因ですが、それらの土台となるベースの気温そのものを押し上げているのが「地球温暖化」です。
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ちなみに、ラニーニャ現象やダブル高気圧か、こういうとしはな、冬多雪豪雪になるらしいぞ。
そう言って、エアコンの設定温度を下げる、、、
一般的にはそうですが、しかし、主食を作る田んぼではそうはいかない現実が眼に前に。
おりから、稲は水の必要な出穂期!
用水を流れる水が心細くなっています。場所によっては、乾いた餅のようなひび割れが生じているところもあると言うことです。
ふううううーー!
雲どの、あなたは水の塊のはず、、、心があれば、バーあーっと散水していただけないか、、、稲が手紙を書きました、、、
世界の子どもに届けてやりたいのです、、、
そうしたら、それが届いただって、、、
天気の神さん、、いま、今ですで、、出番は。
↑ 宮ノ前 飯尾醸造棚田
※ 追伸 ①
呼ぶより誹れ、と言うように、ぶつくさが通じたのか、5日から11日に欠けて、「5日(火)からはこれまでの天気傾向からは一転、前線が北陸付近まで南下して、雨が降りやすくなるでしょう。農家の方にとっては恵みの雨となりそうですが、6日(水)~7日(木)は、前線の活動が活発化し、警報級の大雨となるおそれがあります。」とかで、宮津付近では計90㍉の雨との予報。
※ 追伸②
天気予報が更新されました、雨は8月7日午前中に確率80%で降ると傘マーク。その降水量予想、午前八時九時にそれぞれ、1㍉。つまり1m四方に1リットルですから、雀の涙とはこのことです。