上世屋の千代子桜も散って、いよいよ世屋の里も春本番です。
4月30日の「世屋の春を楽しむ会」も準備が進んでいます。チケットも完売し、案内立て看板や幟旗もできました。
世屋の土を使った世屋焼きの花器も完成し、丹後の竹製花器もできつつあります。
チケットを買って戴いた皆さん、部会員の皆さん、当日はどうぞ十分に世屋の春を満喫してください。
<midorimushi>
世屋・高山ガイド部会の活動ブログ
上世屋を知ることは伊根をしること・伊根を知ることは上世屋をしること!
川西写真クラブの皆さんから丁寧な礼状をいただきました。当日担当したSさん、Mさんたちのガイドだけでなく、合力の家で待ち受けて頂いていたいのもとさんはじめスタッフみんなが、お客さん第一に考え対応して頂いたおかげです。
さて、川西写真クラブの皆さんは、まず伊根へ行き、舟屋の里をみ、それからせやの里へ回ってこられました。
!!
気づきませんでした。伊根とせやの里とは一体であることに。大阪からみたら、伊根と上世屋とは目と鼻の先以上に近いじゃありませんか。
伊根からは、せやの里が見えるのに、せやの里からは伊根が見えるのに。
伊根をじっくりあるき直してみましたよ。
・・・・地形を生かした、立地と海に生きる暮らしの智恵と技、それらが醸し出す味わいは「ここしか」のものとあらためて実感しました。
エコツアーのガイドは、この「ここしか」を基本にして、「今しか」「貴方しか」を演出しなければなりません。伊根の舟屋撮影の多くは平田付近、漁協、舟屋の里公園が撮影地になっているようです。たしかに立ち寄りスポットではありますが、ここをもって伊根の舟屋の里をとってきたというと、なんチャラの石清水詣でになってしまいかねないと危惧を持ちます。そこで、写真クラブを想定しての私案。撮影地を立石、亀島付近を提案します。

まず、撮影地への入り方。日出の船着き場より海上タクシー(分乗)を利用して亀島へ。バスは、伊根郵便局付近に回して待機。
次に撮影ポイントは、四カ所。
① 湾の出入り口付近の灯台、亀島、舟屋
②慈眼寺境内からの湾の展望 ここからは、湾と丹後の山の関係が一目瞭然 ※柿渋、藤布など山の産物が漁具に使われていること
③ 慈眼寺下の岩壁から見る舟屋と船
④亀島・立石の路地歩き 古都京都の路地に通じる味
◇お立ち寄りところ 舟屋を焼き物(陶芸)展示販売+喫茶に改造した伊根工房。ここは一押し二押し三押し!海とくらしと人間がぎゅーッとこね上げられた作品群は一見の価値有り。経営は女性陶芸家の倉さん。伊根の話をしたら止まらない。絵も見せてもらえるかも。

◇お食事は、その後、舟屋の里公園、平四郎、渚寿司、など
◇時間によっては、平田の向井酒造さんなど
◇この後、せやの里へ上がってもらいます。
・・・・これで伊根の舟屋の里と併せた写真ガイドの完成!・・・(Mさん、ほんまかいなーとおもってませんか。ええ、地元を知っているガイドならではの立案と確信を持っての提案です。、、、こういうのにこわいこわい落とし穴があるんです、商品にする前に他人の目で実証して置かないといけません、日を改めて伊根と上世屋を続けてあるきたいのですが、もちろん海上タクシーも利用してです、お付き合いしていただけないでしょうか!!)
藤波の 咲く春の野に 延ふ葛の・・・・・
2012,4,26
24日は、籠神社の春祭でした。京都新聞も報じていたとおり、この祭は別名藤祭。巫女さんが藤の花を飾った冠をかむって舞います。世屋の里に訪れていたサクラ前線も、さらに北!へ旅立ち、次にこのせや街道を登ってくるのは藤の花前線。伊根の海岸沿いの藤は蕾の房をつけていました。せやの藤は、葉芽が膨らんだ状態。桜を撮りに入らしたカメラマンの皆さん、次は、この藤のウオッチはいかがでしょか。
さて、藤を取り上げた歌が万葉集には、21首。その中で、これ、ちょっとよくないですか。
藤波の、咲く春の野に、延ふ葛の、下よし恋ひば、久しくもあらむ
《藤が豊かに咲く春の野に這うように延びている葛(くず)のように、人目につかぬように密かに恋していますけれど、わたしの想いがかなうまでにはどれくらいかかることでしょう》
閑話休題
①サクラと藤がいっぺんに咲いたらどんなことになるか、もしかしてと思い、見てみました。運勢占い。藤サクラの今日の運勢、もう一つ、桜藤子の今日の運勢、さすがになかったです。桜井藤子さんは、あるようです。
②日本人の姓
藤原氏を出自としてその流れを汲む◇◇藤さんという名字は、十六通りあるそうですね。( 佐藤、伊藤、斎藤、加藤、後藤、近藤、遠藤、工藤、安藤、内藤、須藤、武藤、進藤、新藤、神藤、春藤)
これ、せやの里のお客さんのネタになりませんか。
「佐藤さん、いらっしゃいませんか、
(はい、私)
ひょっとして、ご親戚に佐渡の方がいらっしゃいませんか。」等。
・・・・・多くは旧国名・役職名+藤と言うパターンが多いのだそうです。
三年社会科学習ガイドプラン
2012,4,25
三年社会科学習ガイドに向けてMさんと歩きました。学習といっても対象は三年生!見る、感じる、そんな実感ををためる時期です。「孫」を想定して、搾りに搾ってエキスだけ、ということで、次のようにガイドプランをたててみました。相手にとって不足無し!とはいいながらとうてい想定通りにいくとは思われませんが、、、まあ準備だけは、、、それに今後ファミリーでの利用にも対応しなければなりません。そんなこともあるのでMさんとシナリオ化しておこうとまとめてみました。低学年対象のガイドプラン、そんなことへのたたき台にしてください。
■日時 4月27日(水)
■人数 二クラス 70名
■里山巡りコース、
S 合力の家→のうだ→馬場→里中→G 合力の家
■距離 約600m
■標高差 約20m
■時間 30分
■里の状況
春を迎え、野山の動植物の活動がさかんである。米作りもスタートしている。

■ガイドポイントとシナリオ
①水を張った田圃と張ってない田圃
ここは、たんぼです。米を作るところです。稲を育てる準備をしています。
水をはってある田圃と張ってない田圃があります。張っている田圃にはもう種がまかれています。米作りがはじまっています。苗を育てています。
水をはっていない田圃は、その苗を植える、つまり田植え、もう少ししたら水をはります。
②段々田圃と水
田んぼは、段々になっています、水は張っていくのはどっちからどっちへ張っていくかどんな順番に張っていくと思いますか。
上の田圃から下の田圃へと順番に張っていくのです。
水になってみましょう。
③ 田圃と命
おたまじゃくしです。やまあかがえるというカエルになります。カエルをお百姓さんは、大切にします。なぜかわかりますか。
ここは、レストランなんです。メニュー、カエル
お客さんはだれだと思いますか。ヘビさん、とんびさん たかさん、いのししさん。
④田圃の形
ここからはもっとも古い形のたんぼたちを見ることができます。
みんなの近くの田圃はどんな形をしていますか
四角い、まっすぐ、広い、
ここの田圃は、みんなちがう、四角くない、まっすぐではないぐにゃぐにゃ、小さい。
山や谷に沿って田圃は作っていたんですよ。
元々の形がそうぞうできますね。
⑤家の形 手を広げて下さい。すっぽりと囲めますね。この中に約20軒ほどのお家があります。
屋根に登れますか。
手に吸盤のついている人いますか?
なぜ、こんな形になったのだと思いますか。
⑥畑の利用
ここは畑です。そばやコンニャクとか豆とかを作ります。
はたけは、どんな漢字ですか。田と火。草や木をはやし、それを燃やしてその灰を肥料にしたのです。
いまでは、野菜、ネギ、はくさい、ダイコン、ゴボウ等も作っています。稲ほどの水は必要ではありません。
けれども水はいります、だから、水の容器がおいてあるのです。
⑦ 水はどこから
川です。雨が降っていません。なのに、勢いよく流れています。
この水はどこから流れてくるのでしょう。
「山からにきまっとろうぎゃあ!」
「山にダムがあって水が貯めてあるからだあや!」
・・・・・・君たちはかしこーい!!
山と里の暮らしは一つなんです。
以上終わり
宮小三年社会科学習・世屋の里でのガイドについて
2012,4,25
宮津小学校様より、三年生の社会科学習について、世屋の里でのガイド及び企画プランニングの依頼を受けました、お題は
社会科学習 市の様子を学ぶ
① 丘陵地の土地の利用を知る。
② 山辺の暮らしの様子や生活での工夫を知る。
です。
そこで、①については、 里山巡りで、コースについては、
S 合力の家→のうだ→馬場→里中→G 合力の家
また、②については、合力の家で、(囲炉裏・はしら・くど・風呂・中二階・タカ)などの民家の見学と(ふじおりかんじき簑藁靴柿しぶ食べ物食べ方)など、里山のくらしの智恵と技についてお話という形を提案し、了解いただいています。予定は、4月27日(金)10時~11時30分です。担当は、①については、三宅さんと安田、②については白石さんと井之本さんで、準備させていただいています。お手透きでしたら、春を楽しみがてら研修参加してください。
天下の春
2012,4,24
新漢字検定ウルトラ一級の問題の一つにこんな問題があります、、、、わけない、かってに作りました。Sさん、まあつきあってください、いっぱいやりながら、、、。
問題①
時・張・暖・開・日・流・栄・啓・喜・成・昭・明・良・令・脩・墾・晴・・・・・これらの漢字に共通につく送りがなを一字つけて下さい。
「む」 ブー 「つ」 ブー 「く」 ブー
ひょっとして、「る」! ピンぽーん
時る・張る・暖る・開る・日る・流る・栄る・啓る・喜る・成る・昭る・明る・良る・令る・脩る・墾る・晴る・・・・・です。
では、問題②もう感じられてるかも、しれませんね。
「◇る。◇には共通にあてはまる読みがあります。一字で答えてください。」
答は、「は」、、、、です。は・る。漢字一字では、「春」。つまり、春の中味には、時る・張る・暖る・開る・日る・流る・栄る・啓る・喜る・成る・昭る・明る・良る・令る・脩る・墾る・晴る・のイメージを含んでいるってことです。
暖かい日。戸を開ける、日が差す、水が流れる、栄光をかちとる、会社が繁栄する、神の啓示、孫の誕生を喜ぶ、せやの土の焼き物が完成する、、、そこには、みんな「春」がいるのです。
2012-04-14 天声人語が石川啄木の日記の一節を引いています。
〈渋民村の皐月(さつき)は、一年中最も楽しい時である。天下の春を集めて、そしてそれを北方に送り出してやる時である〉。せやの里もいま、天下の春を集めた「一年中最も楽しい時」を迎えています。水を田んぼに張っています。空は晴れています。荒れた田圃を墾っています。
4月の下旬は天候も安定するという予報。せやの春を楽しむ会、さまざまな春を楽しむことができそうです。
■ 永久の寿命を持つ新しい命が吹き込まれたせやの粘土、春の命の組み合わせも絶妙。Mさんか花を生ける心を17音であらわしてくださいました。
「みてくれや、このせいいっぱいの 晴れ姿」命をいただいて新しい世界を演出するのが花を生ける心なのでしょうか。そんな気持を持った人にだけ、里の草木は、いってくれるのでしょう、「私を使ってちょうだい!」と。
【写真 上から左・右の順】
せやの大ブナ 山桜 桂の新緑 せや・千代子桜 龍渓 松尾・一本桜 シュンラン アケビ
ぬわぶき ・・・・・・
「せや街道の春・フォトレポート」
30日のチラシを見ながら。
「せや・高山ガイド部会でやんなるんやな、」、
そうなんや、
「たかやまって、あのとんがっている松尾のそらの山か」
ああ、この方、何十年もこのせやの地のエネルギー基地として、暮らしをまもってきてくださったかたなんですよ、首を振りながら、あのなあ、と次を言わせる前に、第二弾、
「私ら、ほれ、ひだの高山しかしらんし。」
内山はしっとる?
「しっとる!」
上世屋から、内山へ越す尾根の一番高いところ、なるい尾根やで、わかりにくいわね。
「初めて聞いたわ。」
せや・高山部会、完敗、アピール不足です!!
それはさておき、松尾のそらのあのとんがっている山、そらというのは後ろ、上という意味の丹後弁。その山を岳山と言います。その標高は、630m。松尾は、約450m。なんか感じませんか?そう、東京スカイツリーを持ってきて並べたら、てっぺんが岳山と同じ、松尾たんぼは、第一展望台と同じことになるのです。
その第一展望台、松尾の一本サクラへむけ、芽吹きを見ながら登ることにしました。芽吹きを見るなら、コースは、龍渓廻りにしないわけにはいません。以下、23日現在の「せや街道フォトレポート」です。
まずは、龍渓橋付近で車を止める。新芽が美しく芽吹いているもの あわぶき、オニぐるみ、やまあじさい はないかだ、など。うわみずざくらには、花穂がかわいく立っている。花をつけているもの、あおき、やまるりそう、きいちご、じじばば(シュンラン)、まむしぐさ、いかりそうなど。
再び走って、ばっさか付近。ここの見所は、桂。谷側斜面に生育している。光をすかす若葉は見逃せない。そして、山菜◎◎、(スーパーでは、十本入りパック198円の高級品。一本20円!冗談かと思いましたが、!そういうものなら、地域の財産として大切に、活用しなくちゃあ。)
せや姫のつづら折れを登って入った里は、花盛り、ワサビ、きけまん、かきどうし、らっぱずいせん、れんぎょう、菜の花、そして、そめいよしのにやまざくら。ヤブかんぞうの葉っぱも伸びている。よくぞ、残ったせやの里。
水を湛えた苗代の水面に風が走り、荒起こしをする耕耘機の音。林からはウグイス。ここは、照屋りんけんさんに歌ってもらうしかない。(mさん、指笛おねがいします)
春でぇむん
風(かじ)ぬソイソイ いいあんべぇ
肌持(む)ち清(じゅ)らさ いあんべぇ
波音(うとぅ)ん 風(かじ)ぬ声(くぃ)ん
春でぇむん 春でぇむん
花ぬかばさ いいあんべぇ
ふきるウグイス いいあんべぇ
野山(ぬやま)ぬ緑(みどぅり) 色まさてぃ
春でぇむん 春でぇむん いいあんべぇ
春でぇむん いいあんべぇ 春でぇむん
一休みして、さらに進める。右に見ていた棚田を左に見る。岡の前、岡田橋。ツルアジサイは蕾をつけ、せやの大ブナが葉を開いている。三メートルの雪に埋もれていたしんかんのんさん、湿地のネコヤナギ。一路直進。
しおぎりのキャビンあたりには、残雪。そのしたの池には、ひるむしろ。
一本サクラに到着。東に向いているので、海を背景にした花の撮影は、午後ですよ、
私は通いますよ、桜の精を写すまで。
2012.4,24
23日、春に動き出すはずの野山のものすべて動き出しました。ブナもコブシもおおかめのきも。湿地では葭の芽が針のように突き出しました。そりゃそうですわね、昨日は、一日強風、いつまでもねぼすけしとんなあと、枕はけっ飛ばされるは、蒲団はひっぺがされるわの大騒動だったんですから。(それでもねているのは、ネムノキだけですな、あれはすごい度胸、何せ世界的な短距離ランナーですから。)。
今日、せやでは、種まき、昨年より3日遅れです。
『生きかはり 死にかはりして 打つ田かな (村上鬼城)』
あらためて、2012年の米作りがスタートです。ぶとも喜んで顔の周りを飛び回ります。ツバメがそれを食べに今年もやってきてくれます。子育てをして南へかえらなければなりません。人と命の覚悟を決めたスタートを見守っているものがあります。
桜です。桜時に吹く風を花チラシと言いますが、風に散ったのは、梅の花。松尾の桜もせやの桜も、花びら一枚散ることなく、今日咲き誇っていました。こんな桜が励ましにならないはずはありません。せやや松尾の桜が美しい、それは文句なしです、少し耳を傾けてみてください、人と自然がはげまし、励まされて共生している声が聞こえて来るはず!そんな声を聞きながら撮る写真は、きっと心の一枚になりますよ。
◇ きょうは、松尾の一本桜の付近で、不思議な体験をしました。どんなだとおもいます?桜が自分の美しい姿を撮影しておきたいと花から出てきて、カメラを向けているのです。ほんと、あれは桜の精です。撮ったか、ってもちろんです。けれど、データーには残っていませんでした。ほんとのことです!私は通いますよ、その桜の精を写すまで。
せやのさくら、松尾の一本桜、まあ見に来てください、ひょっとして桜の精、とれるかもしれませんよ。(ええとしこいたおっさんがなにいうとるだいや、ってですか、Mさん!サクラが違うって、そりゃあないでしょう)
せや姫・鈿女・獅子姫、古代宮津の三大美女
2012,4,23
「せや姫さん、ええ名前ですなあ」と春の祝詞を唱えて下さった神主さん。
どこが?と聞き直そうとしたら、他の話に移ってってしまったので、不消化感を抱えていました。宮津各地の神社を回って祭を取りし着きられている山王山の神主さん。どこでも、そういわれるのだろうか、つまりお世辞なのか、あるいは、比較しての実感なのだろうか、そんな疑問です。そこで、他の神社の名前はどうなのか、とりあえずチェック。
瀧馬神社 秋葉神社 豊守神社 獅子姫神社 石部神社地主神社 武大神社 富久能神社 武大神社 久理陀神社 満神社 浦宮神社 十六貫森神社 義清靈神社 恵美須神社 多由神社 愛宕神社 岩尾神社 惠美須神社 白山神社 猪ノ片神社 栗尾神社 下垣神社 大山神社 熊野神社 若田神社有坂神社 吉野神社 恵美須神社 天満神社 本莊神社 鈿女神社 大森神社 玉崎神社 奈具神社 由良神社 高峯神社等。
もっとも長いのは、朝日熊野皇多喜野神社 宮津市皆原にあった。これらと比較して、「せやひめ」は、「ええ名前」なのか、!!私は 神主さんの実感なのだろうと思いました。熊野とか、武大などと比べれば圧倒的にまろやかなのは確かじゃないですか。ええと言うか言わないかは主観ですので同意は強要しませんけど。
それはさておいて、もう一つ興味のある疑問を持ってしまいました。女性名を冠している神社は 他に鈿女神社、獅子姫神社がありましたが、数的にみれば少ない。せや姫、鈿女、獅子姫、この三つは、どういう性格の女性なのかという疑問です。こうなると、柳田国男さんに電話!です。以下、電話のメモです。
・・・・・・
日本にはな、古来、農耕神をまつる習俗があったことはご存じかな、『日本書紀』や『古事記』にな、稲霊(いなだま)という言葉が見える。農を司り、豊作をもたらす神様という意味だ。その農耕神は、女性とされている。が始めから女性だったか、それは定かではない、しかし、女性であるとされるようになってきたのにはわけがある。というのは、稲の霊を祭るときに神様をもてなして、楽しんでいただいて人と神の仲立ちをしたのが巫女じゃ、その巫女が神と一体になって祭られるようになったのじゃな、それゆえ農神は女神と考えられるようになった、 「豊受媛神」(とようけびめのかみ)という女性、聞いたことあるかな、彼女はその代表選手やな、せや姫さん、、鈿女さん、獅子姫さん、とおっしゃったかな、彼女たちは、そんな巫女さんじゃったのだ。それにしても、神社の名にして語り継がれるくらいだから、よほどの美人、タレントの持ち主だったのじゃろうのう、つまり、せや姫・鈿女・獅子姫は、古代宮津の三大美女だったわけだ はふはふはふはふ
・・・・・・・・
・・・・・とうことです、Sさん!せや姫通いしないでくださいよ。
n さん、この三社を結んでツアーくみませんか、「美人神社巡り!」すぐ完売になりますよ、中高年男性のお客さんで!
高山のブナ、いよいよ峰走る! 他
2012,4,22
◇21日せやのお祀り、神主さんは山王山から。せや姫神社でも宮総代・吉岡喜代志さん始め村民勢揃いして豊年を祈って頂きました、お供えは、鯛、、ゴボウとニンジン、籾、するめでした。田の神さんの来臨を告げ、豊作を祈る神主さんの祝詞は万葉の言葉を聞いているようで、日本語の豊かなひびきが心にしみました。
※せや姫の境内には、本榊が一本ありますが、お気づきでしたか。◇桜、満開。せやの●●の名称、「せやカルピス」に加えて、「せや満開」にしたらと思うほどです。
◇ブナ、いよいよ「ブナの峰走り」です。
◇えんれいそう、満開です。◇あまな、咲き始めました。◇しまヘビ、三匹 確認
◇あかたては、飛翔確認
◇カメラを里に向ける人、三人確認
◇滝の上のこぶし、蕾膨らむ。ただし、今年の花数は昨年ほどはついていません。
◇道 新観音から先、地滑りは雪が解けています。昨年より沈んだ感じがあります。こまくら林道へは入り口から雪が残って進入出来ません。成相林道もみょうがたにをみるあたりから先、まだ進めません。ただし、昨年秋の崖崩れでふさいでいた小山は取り除いてあります。
◇ せわ焼き完成!三宅・嶋田・國村・安田が白石師匠におせわいただきひねったものをその後、師匠が乾燥、釉薬かけをして焼き上げてくださいました。その数、25個。世屋に眠る壁土に用いた粘土が蘇りました。形といい色合いといいなかなか味のある作品群です。 4/30には、伊根工房のくらさんも協賛出品して下さいます、松村さんも準備してくださいます。プロのハイレベルなしかし自由な遊び心に満ちた作品て、思わず手に持って見たくなるものです。それらにに混じっても、世話焼きは輝きを失わないはずです。アマチュア合唱団が歌っても、プロが歌っても、歌は歌。問題は歌う心です!(、、の気持で)
◇ 日置の浪漫亭、30日のチラシを入り口の一番目立つところに掲出していただいていました。感激!