よくみておれよ
花を?
グラスの方!
どうして?
いいから、見てろよ
いつまでみてるの?かわんないよ!
雲からお日さんが顔を出すまでまってろ。
あれぇ!
すごぉーい!
このグラス、だれがつくったの?
石川硝子工藝舎の石川さんだ。
このグラス、どうしたの?
「ひ・み・つ」
世屋・高山ガイド部会の活動ブログ
日置・妙円寺方丈池の秋。
名前をなんとおっしゃるかしりませんが、その振る舞いは丹後の貴婦人だとおもいましたよ。
悠然と巨鯉が泳いでいた寺の池はすくなくなっている昨今、貴重な池です。伊根観光のとちゅうです、どうぞお立ち寄りください。
林道成相線の「おおとち」の樹。
茗荷谷の大さわぐるみの「樹」
樹という漢字は木へんの横に、「太鼓」の「鼓(コ・つづみ)」という字の左側の部分(壴)と、さらにその横に「寸」という字で成り立っています。これは木の横で人が鼓を打ち鳴らしている様子なんだそうですね。
そして、太鼓をたたくのはその音で樹木の成長を促すためだということ。
小町公園のおおあべまきの「樹」
♪は、いやさかいやさか、は、いやさかいやさか♪
♪は、いやさかいやさか、は、いやさかいやさか♪
駒倉谷のおおケヤキの樹。
人々が大地の霊を鼓舞し、豊かな恵みのために働いてもらおうと集まり、太鼓を激しく叩き、大地を踏みしめて踊ったのは、こんな樹だったのかもしれません。
「みごととほめてくれるのはいいけどさ、」
「手を伸ばして食べてくれないか、おれも褒められてうれしいのは色じゃない、味なんだから」といっているようでした。
採り手、食べ手をうしなった柿と空き家の増加は比例しています。柿についても、どうなんでしょう、この木の柿は自由にお採りくださいとつまり登録制にして、先を割った竹の竿とお持ち帰り用の袋も添えて立て札を立てておく、というのは。
食べてみてくれというお言葉に甘えて一つ熟柿をいただきましたが、甘露甘露、丹後にカニを食べに来て、柿がご自由になんていわれたら、兼好法師もびっくりしますよ。あらためて自由採集柿の木登録制度を、熊出没防止対策をかね、地方と都市を結ぶ里山活性のアイデアとして提案したいと思いましたね、
おそらくコッぺも大賛成。
「某市なんか早速議会で取り上げ実行にうつされたらどうですか。」
「柿を投げつけられるのはごめんだけどさ、車を止めて、おじいさんがお孫さんにこうして柿をぼったんだよと話す姿が浮かんでこないかい。」
「どっかの新聞に数年後にゆうばりなんてかかれてないで、天橋立世界遺産登録に向けて、ひとりでもなんとしてでも、応援団を増やしましょうよ」、と。
朋遠方より来たるあり、、
「里山で木を織る」の著者川北亮司さんを改装なった宮津図書館が、一周年記念講演講師に、招いてくださったのです。
さらに同じ方向から彼の朋の「朋」がまた来丹。友達の朋だちの友達は他人ではありもはん。しかもとんぼ返りではない、丹後を味わいたい、予定は二泊三日!ついては委細一任、ということですから、こんなコーディネータ冥利に尽きる話はありまっせん!
、、、、ということで、その一端をフォトレポート。
まずは、天橋立。
リアス式海岸ならではの海山一体の景観美その典型です。
最古の観音巡礼札所の一つ成相寺は国を代表する心の景観として欠かせません。
モミジが迎えてくれました。
さらに角度を変えて、松尾たんぼから。
この海から来たのが米作りと鉄の文化。その断崖に刻まれる細い棚田が、米作りの原風景を伝えます。
冬の日本海の季節風と波は厳しいです。
その荒々しい風や波を山をついたてにして防いで、発達した舟屋のさとを巡ってくれるのが海上タクシー。
海の楽しみは海の幸。
さらにパワーアップさせてくれるのが、女杜氏の造る古代米原料の地酒、「伊根満開」。
丹後には、海は山を生かし、山は海を生かして、暮らしを刻み伝説を紡いできた丹後には、見所訪ねところがいっぱい。
丹後縦貫林道と半島一週道路、加えて海路を生かし、海山連携してベストスポットを結べば、丹後の自然と暮らしの奥深さすごさをアピールできる奇跡のコースの提供が可能だと実感した三日間でした。