宮津エコツアー · 8月 2012

8月 2012

2012/08/06
世屋の夏を楽しむ草花観察会に深い興味をしめされた読売新聞記者のFさん。光田先生と綿密に連絡を取り合い詳細に感動的に世屋高原の植生の貴重さを報道してくださいました。

今回確認されたものの一つ、サンショウモ、白亜紀から姿を変えない「生きる化石」だった、とは。漢数字で表せば一億年、 数字で表せば、100,000,000年前、八つも0がつく!その月日ちょっと想像ができません。ちなみに、撮影されたサンショウモのサンプル写真、指の上に乗っていることもあっていまいちサンショウの葉に見えにくい。こんな感じで水面に浮かんでいます、

これなら、「山椒」の葉に似ていませんか。」

2012/08/05
快晴 海も空も、ジャパンブルー
宮津市日置海岸

海へ行こう

馬が海を飛ぶ!

京丹後市ジオ海岸


浜に海ナデシコ。

世屋高原の空には秋の気配

山に里ナデシコ

海に山に、男女ペア金メダルを予感させるナデシコピンク

丹後中のナデシコが応援している
がんばれナデシコジャパン

 

天橋立阿蘇海の漁業資源が、少しずつ戻りつつあるようです。

このような話をしてくれたのは、地元交通会社の元船長。現在は天橋立阿蘇海の漁師さん。真夏の太陽が昇り始める前から、アンカーを打って漁場の見定め。水深は3m~4m位。ここはニッケル鉱石を運ぶ艀や旅客船が日に何度も通る航路。潮の干満によって、宮津湾の海水と阿蘇海の淡水化された海水が入れ替わる汽水域でもある。

アサリの漁期は、5月から12月、12月から4月までは、ナマコ漁とここ4・5年増えつつあるイワシ漁。年間のスケジュールは忙しい。

阿蘇海のイワシ漁最盛期は明治の中頃。伝説の金樽イワシとして市場に出回った。漁業者は約340名、船も77艘あったそうである。当時、その漁業者収入は漁業者以外の約2倍はあったと言われ(元溝尻漁業協同組合内藤組合長 天橋立ネイチャーガイドブック)ている。阿蘇海の漁業資源が復活する日を願わずにはいられない。

水戸口でも行われているアサリ漁

2012/08/05

チーム状態を考えながら引き分けた南アフリカ戦にブーイング。しかし、またまた宮間選手、「すべてのことを背負うと決めたノリさんの思いを、絶対に無駄にはできないと思った。」。安藤梢選手も「勝って周りになにも言わせない、という気持ちだった」。
耐えて花咲け!ナデシコジャパン快進撃の陰に、日本のナデシコから送ったパワー届く、と言いたいところです!オリンピック開幕から、、丹後の場合、どれだけのカワラナデシコが声援を送っているか、意識してみています。
1 京丹後市 大宮町 五十河 笹葺き民家 脇


2  京丹後市 大宮町   谷内から三重 国道沿い


その他、ぽつんぽつんとはあります。

(↑ 宮津市落山)

全体的には、その生育現状は芳しくない、という印象です。
過疎化、高齢化、

(↑ 宮津市中波見)

そして一方の都市化、自然離れは、こういう形でも影響を及ぼしているのです。
丹後にしてそうなら、日本のカワラナデシコの状況は押して知るべし!ナデシコジャパンからパワーをもらう必要があるようです。
花屋の店先に並んだ「栽培ポットナデシコ」から、パワーがとどくわけがない!保全の第一歩は身の回りの生育状況を知ること。、教えてくださいませんか。生育状況を。
さて、世屋ナデシコ。

ナデシコ畑は里のお食事所。

株もすこし増やしました。

上世屋は絶滅寸前植物の宝庫・読売新聞記事読売新聞記事・H24.8.4.付け

宮津市上世屋にしっかり息づいている絶滅寸前植物について、カラー写真入りで紹介されました。

手間のかかる棚田の水田を、しかも無農薬でしっかり頑張ってこられた成果です。

京都府のレッドデータ調査の専門家、光田重幸同志社大理工学部准教授に確認していただきました。

   <midorimushi>

読売新聞記事・希少植物写真

2012/08/04

・「ぬばたまの  夜の更けゆけば    久木(ひさぎ)生ふる    清き川原に  千鳥しば鳴く」
万葉集  山部赤人
この 久木(ひさぎ)が 赤芽槲とされる。

アカメガシワ、新芽の赤さの異常なかわいらしさに引かれて、山部赤人もうたったのだろう。今でも同じ、この木なんというのなのアカメガシワっていうのああそうなのーほんとに赤いのねそして、また春に同じことを言う!それで終わり、という場合が多いのではないだろうか。
しかし、ほんとにおもしろいのは、別にある。この子の持っている知恵や生き方だ。

(↑ 雄花)

この子の種はすぐに芽を出さない!
この子の役割は、人が切るのか、地滑りを起こすのか、台風で倒れるか、火事になるか、いずれにしても破壊された裸地を覆うこと。やがて再び森にすること。森になったらお役ご免。他の種類に場所を譲り、自分は消えていく。


(↑ 雌花)

けれどもは、知っている。森は必ず破壊される、人が切るのか、地滑りを起こすのか、台風で倒れるか、火事になるか、必ず呼ばれるときが来る。
今日明日に呼ばれるわけではない。ずうっと先のことかもしれない。すぐに芽を出してはいけないぞ、発芽の引き金は熱。覆う森がなくなった証拠だから。それまで眠っていよう。これが第一の知恵。


ナナフシの止まっている大きな葉が、アカメガシワ。もう赤くない。 赤いのは新芽のときだけ。生まれたての葉の葉緑体は紫外線に弱いカバーをかけているのだ、表面を削れば明るい緑の地が出てくる。第二の知恵。


(↑ 種)

裸地も次第に他の木が茂ってくる。親木も大きな木の日陰になる。するとその親木は見限る。明るい方に延びた根から新しい芽をだし、大きくする。冷たいようでもこれも知恵。
日本は、森を壊し、田畑を捨てて裸地を一杯作っているから、頻繁に出動要請がくる。

敵を知り己をしらば百戦危うからず! 軍師を雇っているような木だ。

 

2012/08/03
イチョウウキごけの田んぼの稲が、花をつけました。

一本の穂につく花は、100個ほど。花は穂の下から咲き上がります。


受粉したら、これからが正念場、太陽が、世屋の水と大気を使って一ヶ月かけて籾殻一杯に栄養を貯めていくことになります。稲の「米」作りです。一粒の米は、700粒もの米になるのだそうです。
畦には秋のはしりのボタンヅル、

ばんなりました、おつかれさま

ヒグラシの啼く空は、

秋を告げる夕焼けの雲。

2012/08/03
将をいるなら馬を射よ!
アゲハを撮るならまずアザミ

八月になったら、クサギを探せ!

紺色に色づく実は、絹糸を媒染剤なしで鮮やかな空色に染めることができるとか、

丹後を救う花かもしれませんよ!ちなみに、ムラサキシキブ同様、くまつづら科からシソ科に分類変更になったとか。

もう一つ、からすざんしょう、これもアゲハキラー。豪快なのだけれど、里に置くにはいまいちと勝手な好み。けれども、ここのは見事。

(↑ 田井海岸 花の流れの左下にモン黄アゲハ)

やっぱりあんたは南の人だ!モン黄アゲハにアオスジアゲハを寄せていました。

「天橋立を守る」ということは、口で言うほど簡単なことではありません。

植生面からみただけでも難しいことが多い。松枯れ対策、松の富栄養化対策、在来有用植物の保護、外来有害植物の駆除対策と白砂青松の保全対策など。

その一端として行われている下草刈りは意義あること。しかし、砂浜を保全し、在来の植物として天橋立にあるハマゴウが、雑草の下草刈りと同様に扱われて刈り取られていたことは残念なことです。

 

刈取られたハマゴウの芽と作業車両の輪型

太く横に這っているのは、ハマゴウの根 その根からの芽、枝葉が刈り取られている

生き残り

生き残りハマゴウの花

2012/08/03
日照りの夏です。暑いのでいもち病の心配はありません。


水は大丈夫?と尋ねると
ここのは涸れたことがないと。
今年の積雪は電信柱のあのあたりまで積もっていたもんね。
三メートルに達していたでしょう。

清浄な水と空気をまばゆい光が美味しい米に変えてくれます。
来年の冬もおおゆきかなあ、日陰でやすみながら  きよっさんがいいました。
盛りの夏に冬を想っています。
人も田んぼも花もみんな 秋に期待し冬に備え春に思いを巡らして盛りの夏を生きています。


ともあれ、夏の絶頂の里に光てんこ盛り。

(↑ クサレダマ ↓ 合力の家の前の世屋龍ことナツメ

 

(↑↓ 馬場の畑で 静香さんとまもるさん)

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